2018-01-23 16:57 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

少し前のコンサートですが、まとめていなかったのでレポをお届けします。2016年10月17日に行われた、Maya Hakvoort 50歳の誕生日コンサートのレポです。

 

===

 

(幕間ツイート)

マヤさん50歳コン幕間。テレビカメラ多すぎw ソサエティニュースになりまくりそうな気配w リーヴァイ氏と普通にすれ違ったw ORFとATVがセレブにインタビューしまくってて、戦々恐々としてる。。さっきまで舞台にいたゲストもそのへんにいるしw

 

(終演直後ツイート)

Mayaさんコン、最後の2曲で全部持って行かれたあああぁぁぁ!!やられたああーーー!ぐああぁーーー!!興奮がヤバイヤバイ、アドレナリン出まくってる!!なんと13人の男達による「最後のダンス」!!ありえない豪華さ!MateもRobもLukasもAndreもKevinもいるし!!

 

●全体の感想

 

マヤさんと共演した人たちを呼んでデュエットしたり、ソロ歌ってもらったりして、お世話になった人総出演状態。知らない人や知らない歌も半分位あったけど、それだけ私の知らないマヤさんの側面があるってことで、50歳の女性の生きざまを見た感じ。

 

全体的には、マヤさんの人生にとって重要な友人を招いて、時系列でデュエットやソロを一緒に歌う形式。ほぼゲスト毎に2曲とたっぷり。演奏はソロコンのバックバンド(オレンジの髪のギタリストの)とピアノとキーボード。

 

エリザ時代は始まりに過ぎず、ソロコン、VoM、サンセット、N2Nだけでなく、ミュージカルではない曲も沢山あった。ドンカミッロからも3曲。時間的には前半が2時間、後半が1時間半の超長丁場。ゲストの聴きごたえある曲から、マヤさんレパートリー強化版、子供の歌まで予期せぬサプライズ満載。

 

普段バンド演奏でエリザとかオケ曲を聴くと物足りないのに、このバンドだと全然違和感なかった!すごいな!管楽器の人がサックスとかフルートとか5本くらい持ち替えて演奏してた!ピアノは演奏者3人位変わったかな。あのアーロンさんが出てきて感動した!!

 

19:30スタート23:05終演の超長丁場でどうなる事かと。。1日限りのお祭りなので、すべてを詰め込んだら時間がオーバーしまくったw 超楽しかった!

 

●曲目

 

プログラムとかなかった上、知らない曲や知らない人も多かったので、結構うろ覚えです。。

 

1幕は白いドレスで、Music is my futureの歌をピアノ弾き語り→ガウディ3曲→靴を脱ぐ→エリザ(嵐、踊る時、鏡、ボート)→レミズ(他の人のオンマイオウン、夢やぶれてデュエット)→知らないオランダ人のめちゃくちゃ上手いアイーダのオシャレの歌→知らない男性ゲストを迎え結構沢山知らない曲→RameshとジキハイのDangerous Game→女性5人の歌→サプライズで過去のマヤさんの業績の紹介があり、ウィーン市の賞をもらう、って感じ。相当時間が押してたらしく、サプライズ出てきたら焦ってたw

 

2幕はVoMシャドウランズ→子供の歌→サンセット(Julian Loomanと)→Prayer(Kevinと)→KevinとMarjanのToFi→N2N全員集合5曲(Rob含む)→ドンカミッロ(Andreas Lichtenbergerと)3曲→13人男子最後のダンス→私だけに。

 

マヤさんも時々ソロを歌ったんだけど、どちらかと言うとゲストとのデュエットが多かったかなー。「夢破れて」のデュエットがなんだかすごい明るくて楽しかったwソロの中でも素晴らしかったのは、ソロコンのPapa can you hear me。久々に聴いたら5倍くらいパワーアップしてた!

 

マヤさんらしいなと思ったのは、裸足になって歌ってたことと、ものすごい数の友人が駆けつけて、一緒に歌って祝ってくれたこと。最高の誕生日じゃないですか。。かなり手作り感があって、声を掛けた友達全員来ちゃったから時間が押しちゃった感じがまたアットホームw

 

しかし、私ウィーンでやってるマヤさん作品はほぼ全部見てるはずなんだが、それでも知らない歌が結構あったなー。今ざっと思い出しただけで、エリザ、エビータ、Victor/Victoria、キスミーケイト、ソロコン、LNDコンかなー。まだ見てると思うんだけど。

 

あと、マヤさんが子供たちのためにしてきたイニシアチブがすごくてびっくり。いつもソロコンで子供コーラスと歌ってるけど、ああいうのも全部、恵まれない子供たち(離婚家庭、病気、貧困など)のための団体に寄付したりしてたのね。金のラートハウスマンってwって思ったけど、素晴らしいよ!

 

あ、ラートハウスマンっていうのは、ウィーン市庁舎のてっぺんに建ってる兵隊の像のこと。ウィーンの景観保存地区ではこの像より高い建物を建ててはいけないことになってる。一応ウィーン市の象徴になるのかな。

 

 

●再演エリザベートの出演者の思い出

 

エリザパートは、最後の2曲以外は、最初の方に固まってたんだが、マテとマヤさんの「私が踊る時」聞いて、もう再演は伝説だなと。。やはり当時私がアンデアウィーンで感じた濃さと熱さは、この2人でないと出せない化学反応だったなと、あれから10年のふたりの生き方見てて思った。

 

マヤさんとマテって、この10年見てるとものすごく似てる。テンションが振り切れてるところとか、すごい賑やかで朗らかなところとか、内省的な一面を実は持ってるところとか、ソロ活動や自分でプロジェクト組む方が性に合ってるところとか。

 

本能に従って人生を切り開く、超魅力的な一匹狼タイプな2人が、人生であの2年だけ大きなプロダクションに雇われて演じたシシィとトート。そりゃ相性ピッタリなわけだよ。二人共そもそも異端児なんだもん。だからあんなに熱くて濃い舞台だったんだ。2人の一匹狼の短い共演だったんだ。

 

それを考えると、FJやった後のアンドレがずっとVBWに出演してきたこと、再再演の主役2人もVBWに残って大きな舞台に立ち続けたことが、マヤさんやマテの人生と対極に見える。Robだってソロ活動したりして異端児だったし、再演エリザはやっぱり濃いわ!

 

●エリザベート

 

前半のエリザパートレポ。まずは「日本のカイザー」として紹介されたMarkus Polと「嵐も怖くはない」。後ろから抱きしめたりしてラブラブww マヤさんの声が当時のままで、ものすごく深く感動した。次にマテが出てきて私が踊る時!あーやっぱりこの2人でなくちゃ。。

 

もう二人の歌い方の特徴が全て脳裏にインプットされてて、懐かしくて嬉しくて。。その癖振りとかかなり忘れてて、その場の雰囲気で合わせてる、その息の合い方がまた昔の通りで、野外コンとかフェスとか思い出したよ。。

 

しかしマテ、ハンガリー訛りになってる!昔は歌は訛ってなかったのに!(笑)ハンガリー訛りのトートってなんかかわいいけど、あながちシシィの気持ち的には間違いではない気もするしなー。なんか新しい発見w トートはハンガリー人だった!ドイツ人よりは史実に即してるw

 

ああ、私が踊る時自体、エーヤンの直後なんだから、トートが地元で口説いてるってことで、辻褄合うしw 11年を経て未だに新解釈とは、マテトートやるな。。w

 

マテは最後のダンスでも感じたけど、私が踊る時の最後のalleinも上がりきってなかったなー。マヤさんが気づいてフォローしてたけど、全体的に昔の歌い方通りで、ラストだけ違ったので、気がつく人は気がついただろうね。けど、マテはマテだからいいのだ!(笑)

 

次はルカスの「ママは僕の鏡だから」。さすがにルカスルドは再再演でも見てたから新鮮味は無かったけど、再演の時の若いルドから格段に良くなってて、めちゃくちゃ成長したなと、マヤさんと合わせてみて気がついた。今になってやっとマヤさんにふさわしいルドルフになった気がする。

 

そして、ルドルフがしっかりしてるからこそ、それを拒否るマヤさんがいい感じなんだよ!あああの声。。マヤさんがシシィ歌ってるだけでうおーってなるよ。。ルカスルドルフ昔を覚えてるだけに、感慨深かったなー。Buehnensohnって呼ばれてたなw

 

前半のエリザパートで一番感動したのは、Andreとの夜のボートだな。。当時アンデアウィーンで泣いた記憶ないのに、今日は涙が止まらなかった。アンドレの髭が白くなってるのと、最初のマヤさんのパートで目にフランツヨーゼフが宿る瞬間を見たのとで、めっちゃ引き込まれて戻ってこれなかった。

 

なんていうか、もうエリザベートはマヤさんのあの再演で完成されてて、私にとってはあれしかないって、突きつけられた。ものすごい久々にマヤさんシシィ、アンドレFJ聞いて、ああこれだよ。。って、何もかもしっくり来た。

 

(後半に続きます)

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-20 16:29 | カテゴリ:ウィーン

移動中に偶然見かけたベートーヴェン。モーツァルトと違って、ベートーヴェンはわざわざ探しに行くほどまだハマってないのに、こうやってふと出会ったりする。探しに行くより、こんなふうに偶然出会う方がずっと楽しい。

 

DPV1j52XcAARG3c

 

ベートーヴェンはこのハイリゲンシュタットにあった温泉で、難聴の湯治をしていたこともあり、この地域がゆかりの地になっています。

 

まさにこの像がある公園に、当時は浴場があったのですが、ベートーヴェンの詩の二年前に涸れてしまい、今は公園になっています。

 

これはある意地人災で、ドナウ流域工事でドナウ運河を掘ったところ、地下水流の流れが変わり、温泉が出なくなったとのこと。湯治で村起こししてたらしいから、困っただろうなー。

 

ベートーベンは、耳の治療のために、この公園にお風呂入りに来てたのですね。温泉につかりに来たにしては、難しい顔をしていますね。

 

 

ハイリゲンシュタットのベートーヴェンが通った浴場跡地そばの教会。11世紀ごろからある教会で、ベートーヴェンはここでオルガンも弾きましたが、ベートーヴェンの亡くなる三年前に塔に雷が落ちたので、今の塔は当時のものと異なります。

 

 DPWGoi0X0AA86Wa

 

 

また、この教会の前に、「シューベルトの菩提樹」という記念碑発見。この教会はベートーヴェンの他にシューベルトも来てた縁の地。しかし、調べたら「シューベルトの菩提樹」は各地にいくつかあって、これもそこまで縁は深くなさそう。

 

 DPWPu-GW4AIziPW

 

 

「シューベルトの菩提樹」とされる木は、私が調べた中でも五本ある。一本目は作詞をしたドイツ人がインスピレーションを得た木で、ドイツにある。二本目はシューベルトが作曲した時にいた場所で、ウィーン郊外で今はホテルレストラン(ここも偶然行ったことはある)。

 

あと、ウィーンにある三本は、全て没後100年の1928年に名付けられたもので、Margaretenに一本、Schubertparkに一本、このHeiligenstadtに一本ある。もしかしたらもっとあるかもw

 

 

というわけで、ベートーベンとシューベルトを巡るお散歩でした。

 


モーツァルト!ウィーン新演出版 全曲ライブCD<2枚組みCD>

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 DVD

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 ブルーレイ

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-17 16:26 | カテゴリ:お知らせ

以前このブログでも、マヤ・ハクフォート、マーク・ザイベルト、ルカス・ペルマン、マジャーン・シャキなどが出演するミュージカルコンサートVoices of Musicalのレポをご紹介しました(レポ①キャスト編レポ②曲目編)が、どうやら、このコンサートの日本招聘が実現するかも?というニュースが飛び込んできました。

 

オーストリアでは既に何年かツアーを続けているこのコンサートですが、マヤさんは最近「このコンサートを日本でもやりたいので、招聘してくれませんか」というコメントをFacebookに残していました。

 

その時の私のツイートがこちら。

 

 

 

そしてこの度、MayaさんのFBで、日本版Voices of MusicalのFacebookページができたとのアナウンスがありました!

 

 

そして、こちらがその、Voices of Musical in Japanのページです。

 

26238939_574637912882338_1288163648291842557_n

 

私のブログのレポも引用していただいています♪ちょっと色々個人的感情だだもれのレポで、公式にリンクしていただくのは恥ずかしい気持ちもしますが、招聘のお役に立てるならぜひ!とレポを載せていただくことにしました。

 

来日や招聘は、ファンの声が大きな力を持ちます。Facebookの日本版VoMのページで、たくさん「いいね」やLikeを押していただいたら、その分招聘に向けての追い風になります。

 

というわけで、マヤさん、マーク、ルカス、マジャーンの久々の来日を心待ちにされている方、本場のエリザベートやトート、ロミオ&ジュリエットを聞いてみたい方、など、ウィーンミュージカルがお好きな方は、ぜひ「いいね」をクリックしてみてください。

 

Facebook以外に、ツイッター上でも公式アカウントVoices of Musical in Japan (@VoicesJapan)がありますので、こちらもフォローしてみてくださいね。

 

Facebookやツイッターで「いいね」やフォローをしたいけれどよくわからない、などの方がいらっしゃいましたら、このブログ記事の「拍手」でも大丈夫です。

 

 

 

 

ウィーンミュージカルファンの「VoMを日本で見たい!」という声を届けたいと思いますので、ご協力お願いいたします。

 

Voices of Musical日本版Facebook

Voices of Musical日本版ツイッター

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-15 16:15 | カテゴリ:交通

乗り換えのヘルシンキの空港で、いくつか気になるサービスがあったので、見に行ってみました。

 

●GoSleep

 

まずは、簡易睡眠施設GoSleep。カプセル的なものが並んでいて、蓋を閉めて眠ることができます。

 

窓の方を向いているカプセルは、空いている時は座ってソファーみたいに使うこともできます。

 

DPkM7d6X0AAWOEK

 

椅子の下に荷物を入れられ、リクライニングも自由に設定可。内部に電源もありますので、スマホを充電することもできて助かります。

 

21-13時は有料、それ以外は無料です。無料の時間帯は、係の人がいないので、適当にエリアに入って、空いているカプセルに座るなり、ふたを閉めて眠るなり、自由に使用できます。

 

有料の時間帯はおそらく係員の人がフロントにいると思うので、そこで生産しましょう。

 

Go Sleepエリアを外から見たらこんな感じ。

 

DPkM80JWAAAxrtM

 

逆にGo Sleepエリアから空港を見るとこんな感じ。

 

DPkM-NsWsAAnb-o

 

窓際に大量のカプセルが並んでいます。カプセルを閉めた状態はこんな感じ。

 

DPkM_tZXUAAtLgi

 

場所が11月から変わって、ゲート11周辺になりました。欧州ー日本接続では通らないエリアで、使用するには空港の反対側に行く必要があるので、場所は以前に比べて不便になりましたが、長時間空港で過ごす人にはお勧めです。

 

●Book Swap

 

ヘルシンキの空港には、Book Swapなるものがあります。ちょっと素敵な部屋っぽかったので、入ってみました。

 

入り口

DPkLtrMX4AANe6n

 

その名の通り、本を置いて行ったり借りたりできるサービスなんですが、部屋が素敵!本と椅子とトイレしかないけど、ラウンジみたいで居心地満点。

 

本棚。英語の本がほとんどです。

2017-11-26 15.00.58

 

座り心地の良さそうな椅子が並びます。奥の方にはベンチも。雰囲気として、森の中でゆったり読書、って感じを醸し出した部屋です。

 

DPkLxIsWkAAAswP

 

座って本を読みながら、飛行機も見えます。

2017-11-26 15.01.50

 

場所は、パスポートコントロールの裏あたり。欧州から日本に行く場合には、必ず通る辺りです。無料で自由に入ることができますが、読書のための部屋ですので、中では静かにしたほうがよさそうです。

 

 

 

2017-11-26 15.23.21

 

こういうオシャレなレストランも増えてきたヘルシンキ空港ですが、なにせ食費がものすごく高くつきます。

 

私はこんなサンドイッチを買って、誰もいないGoSleepのカプセルのソファーで、飛行機を眺めながらのんびりとお昼を頂きました。

 

2017-11-26 15.29.03

 

こんなサンドイッチでも、水と一緒に買ったら、1000円以上するんですけどね(笑)

 

そういえば、アジア便のターミナル周辺で、 結構庶民的なうどん屋さんができていて、人でいっぱいでした。味はわかりませんが、雰囲気は下町のうどん屋さん、って感じで、アジア人の人も沢山利用していましたよ。

 

2017-11-26 16.03.08

 

 

というわけで、ヘルシンキ空港の、ちょっとよさげなサービスを二つ、ご紹介しました。拡張されて不便になったところもありますが、こうやって快適さを提供してくれるのはたすかりますね。

 

 

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン ブロードウェー版CD

 

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(ミュージカル版) 楽譜

 

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-13 16:53 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth

12月10日のことなのですが、テレビでエリザベートのドキュメンタリー番組をやっていたので、ORFIII(ネットのライブストリーム)で見てみました。

 

それも、初めて放送されるもので、リアルタムで見ることができるとは、とても貴重なチャンスです。

 

内容をざーっと書くと、こんな感じでした。

 

===

 

・シシィ三部作の甘いシシィ像を壊す形で、エリザベートの真実を描いた、クンツェ氏の脚本

・「死」の擬人化に至った経緯

・作曲家探しの道のり

・リーヴァイ氏と共に苦悩の中生み出した「私だけに」

・常に献身的なサポートを続けたプロデューサーPeter Weck

・オペラとミュージカルを融合した世界的演出家ハリー・クプファー(マイクを使うミュージカルはオペラと異なり、舞台上のどの位置でも歌をきかせられる)

・興奮するだけの大物役者セラフィンw

・役作りの苦労と楽しさやキャスティングエピソード等を話してくれたPia,Uwe,Viktor,Maya

・オペラ劇場をミュージカルで使うことへの周囲からの抵抗(TadWを使えてたのは、Peter Weckの力だったんだなぁ(涙))

・初演時の観客の興奮とは裏腹に、酷評だった劇評(クラシックの土壌のウィーンでは、劇評家が受け付けなかった)

・キャストを支え続け、世界的成功に導いたPeter Weck。

・最後に日本と韓国の舞台映像(日本からは城田トートの映像)と、MayaとUweの日本公演での観客に対する印象が語られた(Uweは日本語で「最後のダンスは」って歌ったwマヤさんは日本でまるで自分がシシィであるかのように熱狂的に迎えられたことに驚いていた)

 

==

 

ドキュメンタリー自体はとてもシンプルで、初演と再演の舞台映像をふんだんに挟みつつ、スタッフとキャストのインタビューをたっぷり聞かせてくれました。

 

誰が誰で、どんなに役割を演じたかなどの背景は、オーストリア人ならほぼ知ってるから、その前提で説明は最小限で作られていた印象。

 

キャスティングのエピソードはとても興味深かったので、ご紹介します。

 

シシィ役は15歳から60代まで演じる上、2.5オクターブと声域が必要なので、女優探しは難航し、年齢によって2人のシシィを採用する案もありました。クラシック一辺倒だったウィーンとは異なり、オランダはジャズやポップスの学校が多く、そんな国からピアが呼ばれました。

 

トートはハイネに似ていることが最重要でした。オーディションで何の役をするかも知らずに受けたUweは、スタッフからしたら完璧なハイネ似のルックスでしたが、本人はなぜ皇帝やルドルフじゃなくて「死」なの?と戸惑ったそう。

 

初演前に撮った宣伝用写真では、皇帝一家がニコニコと写る中、トートとルキーニだけは場違いで、おまけにストーリーを知らずに見ると「この人たち誰?」となるので、居心地が悪かったというエピソードも(ここ、当時の映像と合わせてみたらかなり笑えますw)

 

DQ2LlbiWsAEJ25L

 

インタビューは基本的に近年に行われたものですが、一部当時のものも織り交ぜつつ。クンツェ氏の当時のインタビューは、かなり挑戦的な言葉もあり、今の彼は相当丸くなったんだなぁと感じました。作詞作曲には五年を要し、当時NYにいたクンツェ氏は、LAにいたリーヴァイ氏と何度もあって作品作りを進めたそうです。

 

「死」の擬人化のアイデアは、クンツェ氏が半分夢の中のような状態で思いついたもの。シシィはエロティックなことに全く興味がなかった人生に見えるが、自作の詩の中では、「死」に対して、かなり際どい表現も使用している。Pia曰く、最後のトートとのキスは「救済Erloesung」だそうです。色々な解釈ができますけどね。

 

 

このドキュメンタリーは、記帳は映像やインタビューも織り交ぜ、この作品の事は結構知っているつもりだった私でも、新しいことを沢山学びました。

 

後で伺ったところによると、ORFIIIのオンデマンド視聴はオーストリア国内のみだったようで、国外の皆様は見ることができなかったようです。上記のレポで、少し雰囲気が伝わったらいいのですが。。

 

Uwe&Piaの初演エリザベートといえば、やはりこちらですね!

 

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

同じUwe&Pia円熟版として、エッセン版もあります。

エリザベート エッセン2001年版キャストアルバムCD

 

こちらが再演版(Maya&Mate)


エリザベートウィーン版2枚組CD

 

こちらは再々演版(Annemieke&Mark)


エリザベート ウィーン版2012年新キャストCD

こちらのDVDはMaya&Mateの再演版です。

エリザベートウィーン版DVD

 

ウィーンミュージカル チケット代行サービス

2018-01-10 16:34 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

こちらの続きで、MQでツアー公演をしていた、アダムス・ファミリーのレポです。今回はキャストとパロディ、ローカルジョークについてです。

 

●パパゴメス役のUwe Kroeger 

 

Uwe! Uwe!! 素晴らしい!!!ハマり役!当たり役!!出番もソロも多いわ、キャラ最高だわ、バラードから激しい曲まで歌うわ、見たことないくらい踊るわ、Uweの魅力がたっぷりすぎて語り尽くせないよ!長年のUweファンの人にこそ見てほしいなぁ。あんな面白いUwe見たことないわ。

 

この役は実は結構難しくて、ラテン系で、おちゃめで、男の魅力は妻に全振り(妻大好き)、娘にはちょっと甘い、ものすごく人間味のあるパパなのです。大黒柱だけど悩む。けどそれを愛する家族には見せない。家族のために全力を尽くして、笑いも忘れない。こんな難しい役ないよ。。

 

Uweの一番の魅力は演技力だと私は勝手に思ってるんだけど、この作品はその演技力がフルで発揮されてて、表情見てるだけでゴメスのキャラが好きになる。Uweの顔の表情の作り方は、捨て身なところがあって(変顔をものともせず、演技を優先するw)、それが役によく合ってる。

 

スペイン語訛りも、笑えるのにピッタリで、かわいかったり男らしかったり、いろんな魅力をアップしてる。妻にメロメロ、娘を愛し、自分の個性アピールもしっかりやってて、自分に自信があって、家族も愛して信頼してるいいパパ。ゴメスは妻に弱いけど、ちゃんと家族の中心にいる。

 

しかしUwe踊る踊る!BWの作品だから、歌手も踊る前提w(初代ゴメス役はネイサン・レイン)あんなに踊ってるUweを見たのは初めてかも!ルドルフのターフェですら、この1/3くらいだったよ!(あれもタンゴだったw)タンゴの群舞でセンターは凄い!ママとペアでも踊ったし、すごいダンス量!

 

なんかまだUweの魅力を語り尽くした気がしない。。パリのホテルの予約の歌(タンゴアムール)とか、他にもめっちゃいいソロたくさんあった!これはCD聞き直さなきゃ。。娘と彼氏と三人でおしゃべりしてる時の何気ない演技とかもよかったなぁ。。

 

●他のキャスト

 

ほかのキャストも知ってる人少なかったけど、みんな素晴らしかったよ!娘(ウェンズデー)のソロとか素晴らしかったし、ママは雰囲気が妖艶でカッコイイ!タンゴの衣装がセクシー!ゴメスとの身長差が理想的w この母娘の地声の低さもほかのミュージカルにない感じで独特。

 

FesterおじさんはOliver Muench!懐かしい!こんな大きな役で見れて嬉しいよ!それもキャラがピッタリすぎてほかの人考えられないw 語り部役としての存在感も、ご先祖たちとの短いシーンも、月ラブソングのフライングwトリックも、何もかもハマりすぎだわw歌も素晴らしい!

 

彼氏さん役も頼りないキャラかと思いきや、めっちゃ美声!おまけにリンゴ事件でキャラが一気に立ったよ!自分よりクレイジーな男と付き合いたいって、私も思ってたから、なんかわかるよ、この二人の関係!

 

彼氏ママもキャラ濃い!韻を踏むキャラっていそうでいなかったよねw そしてこの人は物語にとってとても重要。何がノーマルで何がクレイジーかの垣根をぶっ壊したのがこの人。一幕ラストのソロはもう息もつけないぶっ壊れっぷり。迫力とカオスとほんとに狂ったかのような歌声のアップダウン。圧巻。

 

彼氏パパはほぼ唯一キャラ薄かったかな。この役を最初はイーサン・フリーマンがやってたのか。当時はキャラ濃かったのかな。執事は聞いてた以上にすごくて、最後のコーラスに深みが出まくった。おばあちゃんがどこから来たのか誰も知らないってw この話最大の謎w

 

弟は一番ヤバイ子なんじゃwウェンズデイいいお姉さんすぎるよw イッちゃってるのに、歌いだしたら素晴らしい美声で、そのギャップがまた怖いくらい。ママとの寝かしつけの会話が好きw

 

●泣けた箇所

 

アダムスファミリーで泣くと思ってなかった。。2幕のUweが娘に歌う「嬉しい悲しい」の歌。これはヤバイ。Lieben heisst Veraenderungen, jeden Tag etwas neues(愛とは変わっていくこと。毎日新しいことが起きる)で、まんまと号泣。

 

親になってみたら、子離れされる親の歌がことごとく泣けてくるようになったよ。。マンマのSlipping through~とか、RJのジュリエットのパパのソロとか、M!の心を鉄に閉ざしてとか。昔は泣けなかったのに。。それも泣かしに来てるって知ってても泣いてしまうよ。。

 

あとゴメスのキャラだからこそ、この曲が重くならずに、軽く楽しい感じを出しつつ、ズドンと来るんだよね。。ほんとこの作品はギャップがうまい。おどろおどろしい歌詞なのに、超盛り上がったり(ママと死神の歌)、バカバカしい歌詞なのにすごいロマンチックな曲だったり(月w)

 

●オマージュ・パロディ・ローカルジョーク

 

これだけミュージカルパロディの多い作品も久々に見たわ。オマージュ大好きなので嬉しい♪私が気がついたのは、RHSのオードリー、SoMのクックー(客席で爆笑してたの私だけwトラップ大佐の目の前でw)、死神の黒いスカートをJosephみたいにクルクルしたやつ、かな。まだあった気も。

 

先祖が出てくるところはどう見てもTdVの墓場のシーンだったけど、これはパロディじゃなくて偶然似たのかな。。TdVに比べていい人たちだったけどw あーなんかまだパロディあったけど思い出せないー。

 

そうそう、ドイツから来てるツアーなのに、ウィーンローカルジョークが多くて、お客さんの心掴んでた!ママがTopfenstrudel焼いたり、電話帳にPerchtoldsdorfが出てきたり、ばあちゃんがなぜかウィーン弁しゃべったり(だから正体不明なのかw)

 

あと、Festerおじさんがサッカーしながら出てくるシーンがあるんだが、紫のウェア着てるのは、ウィーンに二つあるチームの一つAustria(アウストリア)のユニフォーム。Rapidじゃないのはなぜw 。

 

●感じた事、まとめ

 

なんか、気持ち悪くて怖い話なんだろうと思って行ったら、とても心温まる話で、たくさん共感したなぁ。1幕はアダムスファミリーの変人、異常っぷりを強調して、彼氏ママの変貌で普通と変の垣根を壊し、2幕は表面上の違いを超えて、家族愛は同じっていう普遍的テーマに持って行った。

 

なんかさぁ、各家庭それぞれの事情も好みもあるけど、家族が愛し合ってたら、周りがなんと言おうとたいしたことないんだ。家族って、周りからどう思われるかじゃなくて、家族内で愛があるかどうかが一番大事なんだなぁ。アダムスファミリーの変人っぷり、他人事じゃないかも。。

 

アダムスファミリー、映画も見たことなくて、予備知識ほとんど無かったけど、なんの問題もなかった。ただ、あの有名な曲は時々出てくるから、チャラララ♪パンパン!と手拍子できると楽しいかも。

 

なんだか、ほぼ無予習で見てこれだけ感動したわけだし、また機会があればリピートしたいなあ。。Uweパパが見れたらそりゃ素晴らしいだろうけど、ストーリー時代にもかなり感動したし、歌もすごく良かったし、これは違うキャストだったとしてもやっぱり見たい作品!とりあえずまたウィーンに来てね!!

 

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-08 16:32 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

10/26にMQで観劇した、Uwe Kroeger主演のアダムス・ファミリーのレポです。

 

なんか夜急に空いて、チケットあったので、MQにツアーで来てた、アダムス・ファミリー初日に行きました。あまりミュージカルを見に行かない劇場なので、まず会場の様子からご紹介します。

 

●MQ Halle E+Gの様子

 

最寄り駅はVolkstheater (U2,U3)。下りてすぐがMQですので、一番大きな中庭に入りましょう。

 

ミュージアムが集まるMuseumsquartierの多目的ホールが会場。

 

2017-10-25 19.45.26

夜のMQのメイン建物

 

このメインの建物の右端、階段の手前に、入り口のHalle E+Gがあります。

 

2017-10-25 19.46.01

ホールへの入り口

 

2017-10-25 19.46.30

ポスター(真ん中)もとてもいい感じ。

 

2017-10-25 19.46.52

入り口にはポスターが映写されてました。

 

2017-10-25 19.52.34

元ハプスブルク家の厩舎を多目的ホールにしたものなので、所々インペリアルな内装が残っています。

 

クロークは地下にあります。友人のクロークと無人のロッカー両方ありますよ。この日は、大富豪のルーグナーがクロークの人だかりの中で、テレビ局のインタビュー受けてたw

 

前回アニメフェスで来た同じホールが劇場に模様替え。この値段でこの距離は、馬蹄形の客席に慣れてると、かなり遠く感じます。まあ、一番安いチケットを買うと、ライムント劇場の一番安いチケットよりも舞台からは1.5倍くらいは遠い感じです。

 

けど、私のオペラグラスでは、ほぼ何の問題もなくよく見えました。この劇場で後ろ半分に座る時は、オペラグラスをお忘れなく!

 

 DNAJTHVWsAAhBrM

 

●全体の感想

 

それでは、感想行きます!つぶやきのまとめなので、文体荒れてますがw

 

アダムスファミリー、めっちゃよかった!!思ってよりずっと好みドンピシャだったw 話のクレイジーさとラストのハッピーさが好きw 5日だけの公演だけど、またツアーが来たらリピートしたい!Uweゴメス超当たり役!Uweの魅力盛り沢山すぎる!見てよかった!オススメ!

 

久々にウィーンミュー以外で新作見た気がする。なんかウィーンミューにないテイストが新鮮だった!これ系でこんなに楽しい作品があるなんて嬉しいなー。おまけにほぼ無予習だったので、おいおいこの人たち大丈夫?これどう収集つけるの?!ってドキドキ感がよかったw

 

荒唐無稽でカオスなのに、ちゃんと筋は通ってて、気持ち悪い話かと思いきや、温かい気持ちになれて、異形の登場人物が、終わる頃にはみんな友達みたいな気分がした。いい作品見て、いい気持ちで家に帰れる、満足感たっぷりのミュージカル!

 

みんな表現の仕方が常識外れで、変で濃いから、一見違う世界の住民に見えるけど、ホントはみんな愛に満ちてて、その愛情表現がぶっ飛んでただけ。表面的なものを取り払ってみたら、家族を愛する気持ちはみんな同じだった。それも深く温かい愛。いいねえこういう作品。

 

私の好きな作品の特徴に、波乱万丈のぶっ飛んだストーリーで、脇役キャラが濃くて、ラストに3カップル以上できる、っていうのがあるんだが、この作品は、ありえない事件の連続な上に、きっちりキャラの濃い3.5カップル作ってきてくれて、満足感たっぷりw 改善点が思いつかないくらいw

 

●あらすじ

 

ざっくりとあらすじをご紹介。一言でいうと、ロッキー・ホラー・ショーのラカージュw

 

大半のキャラが化け物系で妙な生活をしていて、そこに一般人が紛れ込んでめちゃくちゃな目に合うという点ではRHSで、若いカップルが親同士の初対面の場を設定し、親が世間ズレしてるところがばれないかとパニクってさらにめちゃくちゃになるのが、ラカージュ的w

 

アダムス・ファミリーの構成は、パパ=ゴメス、ママ=モーティシア、娘=ウェンズデー、弟=バグスレー、フェスタ―おじさん、祖母、執事。一般人側は、ウェンズデーの彼氏とその両親。

 

とりあえず、アダムス・ファミリーというお化け一家がニューヨークの片隅にひっそり住んでて、娘のウェンズデーが一般人の彼氏との婚約を決めて、両家の親をアダムス家の家で初対面させるというお話。

 

アダムス・ファミリーはお化け一家で、気持ち悪いもの、怖いもの、おぞましいものが好き(逆に美しいものとかは嫌いっぽい)。お化けだから感覚が逆なのは仕方ないw。そのぶっ飛びっぷりを、彼氏とその両親の前だけでは隠しきれるかどうかが、筋になるわけです。

 

結局、まともって何?変人って何?それよりもっと大事なものがあるよね?という感じのお話です。

 

(次は、キャスト編、パロディ、ローカルジョーク編です)

 

 

 

今回のツアーとほぼ同じキャストのCDです。

アダムズ・ファミリー ドイツ版CD<2枚組CD>(ウーヴェ・クレーガー主演)

 

Uweといえば、初演版エリザベート

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

そしてウィーン版レベッカ

レベッカ ウィーン版 全曲ライブCD<2枚組>

 

で、貴婦人の訪問。Uweの魅力が語り尽くせない。。

貴婦人の訪問 ウィーン版全曲ライブCD<2枚組み>

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-05 16:44 | カテゴリ:料理・酒

この缶詰みたいなの、パン生地なんです。スーパーで見つけたので、これがパンになるとは信じられず、買ってみました。

 

生地から作らなくても、自宅で焼きたてパンが食べられる!日曜の朝とかに超オススメ!

 

DNOYKXcWAAIcRA4

 

DNOYM1zXcAAhAoW

 

それでは、この缶入りロール生地の使い方をご紹介します!

 

●缶入り生地でパンを焼いてみる

 

入れ物は缶のように見えるけど紙です。ロールをくるくる外すと、巻いたパン生地が入ってます。

 

DOOF8bjXcAA9OlB

 

中の生地を広げて、切り取り線で三角に切ります。

 

 

 

生地を、手前に短い辺が来るように置き、二等辺三角形になるように形を整えます。

 

手前から奥に生地を巻き、最後に三日月型に曲げます。

 

天板に並べて、オーブンで200度で12分。オーブントースターでもOK。焦げそうな時は前半アルミ箔を乗せてもいいかも。1缶で6個焼けます。 

 

DPd1rKEWsAAMe2M

 

缶を開ける前にオーブンの予熱を始めるとして、スタートしてから焼き上がりまでは、20分くらい。週末の少し時間がある日の贅沢朝ごはんにぴったりです。

 

●お味は?

 

ほんのり甘く、中はしっとりふんわり、外はパリパリで、焼きたてにバターを付けて食べると最高です!

 

形はクロワッサンに似ていますが、クロワッサンほど薄い層が重なっているわけではなく、バター多めでもないです。どちらかと言うと軽めのパン。バターと塩のない塩パンみたいな感じです。

 

●このパンの名前は?

 

このタイプのパンはドイツではHoernchen(小さい角)と言いますし、オーストリアではKipferlという呼び名のほうがメジャーです。(オーストリアでHoernchenと言うと、角の形に曲がった穴の空いた小さいパスタを意味することが多いです)

 

ドイツの製品なので、このパッケージにはHoernchenと書いてありますが、オーストリア人なら、これはKipferlだと言うでしょう。

 

C-1yus8XYAAxDaD

パン屋さんでKipferlという名で売っているパン。まさに同じ形状ですし、味も同じです。

 

これ作ってて思ったこと。クロワッサンはマリー・アントワネットが、ウィーンからフランスに持ち込んだらしいけど、もしかしてこのKipferlが食べたかったんじゃないかな?で、フランスで作らせてみたらバター多すぎ、生地重ねすぎでクロワッサンになり、これもイケるね!ってなったのかもw

 

これと似た形のパンでBeugelというのもあります。素人目にはKipferlもBeugelも同じに見えますが、Beugelは「く」の字や「コ」の時に「曲げられて」います。三日月状に孤を描くHoernchenやKipferlとは、作り手の意識は全く違います。

 

あと、HoernchenやKipferlはプレーンですが、Beugelはナッツペーストや芥子の実ペーストなどの、ずっしりとしたフィリングが入っていることが多いです。

 

●缶入り生地をアレンジ!

 

持ち寄りを持っていく機会があったので、この缶入り生地の、二等辺三角形を更に半分にして、ミニサイズで、中にハムのフィリングを入れて焼いてみました。

 

DOMCdTUWAAA1tXt

 

これで、Schinkenkipferlの出来上がり!三口サイズで、子供にも食べやすい味で、持ち寄りに最適です。たくさん巻くのちょっとめんどくさいですが。。

 

というわけで、今回はオーストリアのスーパーで、ちょっと勇気を出して買ってみた、缶入りパン生地のご紹介でした。

 

 



エリザベートウィーン版DVD

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 DVD

 

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2018-01-03 16:17 | カテゴリ:お知らせ
あけましておめでとうございます!

ちょっと最近ブログの更新が途絶えていましたが、日々時間をやりくりしながらなんとかウィーンで充実した日々を送っております。

基本的にツイッターでウィーンでの生活やミュージカル情報や観光情報をつぶやいて、このブログはそのツイートをまとめるという形式メインでやってきましたが、最近ツイートの文字数には内容が濃すぎる話題が増えてきていて、ちゃんと腰を落ち着けてブログにまとめないとなーとは思っているところです。

とにかく書きたいネタは山ほどあるのに、PCの前に座ったら、まず仕事や家族のための調べものが優先されてしまい、一番興味の赴くままに好きなことを書けるブログまで手が回る前に、タイムアップとなってしまうことが多く、悩ましいところです。

とりあえず、今ハマっている、モーツァルトのウィーンでの住居や足跡を現地調査するという個人的なプロジェクトの規模が大きくなりすぎて、これをどういう形で紹介しようかと考えているところです。

ツイッターやブログでもその片鱗をリアルタイムでお見せしていきますが、これを何とかまとめて形にしたいなーと思っています。

●2017年の活動

阪急交通社の現地情報記事も、ポータルサイトがかっこよくなり、こんな風になっています。

「たびこふれ」オーストリアひょろの記事

隔週で更新されていますので、ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。

あと、別のサイトで、オーストリアの奇妙な建築物についての記事も書きました。

金の玉ねぎ? 環境志向でアートなゴミ処理場


大好きなウィーンの建築物です。この妙な外観にまつわる環境保護の精神など、奥が深い世界です。ぜひご一読を。

他にも多数記事は書いたのですが、まだアップされていないものもあります。お楽しみに!

また、2017年には、ラジオのお仕事をいくつかいただき、Tokyo FMの大沢たかおさんナレーションのJet Streamという旅番組に音声提供をさせていただきました。有名長寿番組で、出来上がった音声もすばらしく、ウィーンを紹介する素晴らしい機会に恵まれました。

などなど、去年も色々と、ますますウィーンの魅力に気づかされ、新しい発見の毎日でした。

そんなワクワクする日々を、またブログにしっかり綴って行こうと思います。
(時々更新が途絶えたら、調べものや家事、臨時の仕事などにハマって、まとめる時間が取れないのだなーと思ってやってください。。)

それでは、今年もよろしくお願いいたします。


応援クリック ありがとうございます!

 


ブログランキングへ にほんブログ村 海外生活ブログ オーストリア情報へ
にほんブログ村
FC2 Blog Ranking
2017-12-26 16:53 | カテゴリ:クリスマス

今年から12月にケルトンナー通りとシュテファン広場の間に立てられた、ユダヤの9本のロウソク。クリスマスと近い時期に行われるユダヤのお祭り「ハヌカ」祝うための「ハヌキア」という燭台です。

 

12月18日に通りかかったら、ちょうど7本目の点灯式をしていました。 

 

DRcAeK8X0AA6z0T

 

8日間のハヌカのお祭りで毎日1本ずつ灯します。(真ん中のキャンドルは種火用でカウントしません。)

 

ミュージカル的に言うと、ダンス・オブ・ヴァンパイアの家が回るシーンで、レベッカ(サラの母)がこのキャンドル持って歌っているシーンがあります。ユダヤ人に関連するミュージカルは結構たくさんありますね。

 

関連記事:

舞台はウィーン! ♪ユダヤ人に関連するミュージカル

 

DRcAgyNXcAAJiSu

 

マイクでミサのような調子で男の人が歌っていて、周りに軽めの人垣ができてました。ユダヤの厳しめの服(黒い服と帽子に長いモミアゲ)の男性が、満面の笑みで脚立に登り、落ちそうになりながら左から二本目のキャンドルを点灯。厳かさはあまり無く、ただの楽しそうなミニイベントって感じでしたw

 

こちらが、一つを除いて点灯した、ケルントナー通りの「ハヌキア」。Ronacherでの観劇の帰り道にはこの状態でした。よく見たら、左端はまだ光が入ってませんね。

 

DRcB9XtXUAE60Dk

 

これが12月18日のことだったので、19日は全部灯す儀式で、もっと盛り上がっていたのかもしれません。点灯する時は、まずその日に初めて点けるキャンドルから始めて、あとはかなり適当に火を入れてる感じでした。

 

動画も撮ってみましたのでどうぞー。

 

ケルントナー通りでの、ユダヤ教の燭台「ハヌキア」7本目点灯の儀式。かなり雑な感じの点灯式で、火が燃えすぎたり、脚立から落ちそうになってるw pic.twitter.com/QUIdP6TzwZ

 

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

 

ダンス・オブ・ヴァンパイア 楽譜(ソングブック)

 

 

応援クリック ありがとうございます!