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2014-12-21 01:10 | カテゴリ:クリスマス

●Christkind


さて、サンタクロースの出自のお話はここまでにして、オーストリアで12月24日にプレゼントを運んできてくれるChristkind(赤ちゃんのキリスト)のお話をしましょう。


宗教改革によって聖人の存在が疑問視されていたため、プロテスタントの世界では聖ニコラウスに代わるクリスマスのキャラを求めていました。そこで作り出されたのがChristkindです。

 

クリスマスにプレゼントを配るのは聖ニコラウスに代わって、突然、赤ちゃんの姿をしたキリストとなったのです。(聖ニコラウスはどちらにしても12月6日に小さなプレゼントをくれる習慣として別に残りました。)

 

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クリストキントのイメージ

 

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クリスマスマーケットなどのオープニングでは、きれいなお姉さんがクリストキントを演じることが多いです。

 

また、ウィーンで有名なクリスマスマーケットも、ドイツ語ではクリストキンドルマルクト(Christkindlmarkt)といいます。


●Weihnachtsmann(クリスマスおじさん)

 

聖ニコラウスの伝承を元にして出来上がり、オランダ人とイギリス人を通してアメリカに渡り、コカ・コーラの宣伝で有名になったサンタクロースは、ヨーロッパに逆輸入されるまでになりました。


現在、オーストリアでは、Weihnachtsmann(クリスマスおじさん)とは、サンタクロースを指すことがほとんどです。

 

ただ、今でもオーストリアでは伝統的に、プレゼントを持ってくるのはクリストキントであり、サンタクロースは「キャラとしているだけ」の存在のようです。

 

例えば、クリスマスマーケットに行けば、サンタクロースの柄のツリーのデコレーションなどが並んでいますが、実際にクリスマスマーケットの開会を宣言したり「仕事」をするのは、クリストキントと決まっています。


 

 

 

christkind

『我々はクリストキントを信じる』と言う標語と共に、サンタクロースにダメダメマークが付いています。多くのオーストリア人は、この気分です。

 

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かというと、きれいなお姉さんのクリストキントと、サンタクロースが仲良くしてることもあります(笑)。

 

●まとめ


なんか調べてるうちにやたら長くなってしまいましたが、本当に奥の深い話です。もしかしたらここに書いたのは一説に過ぎず、他にも色々な説があるかもしれません。


今回調べていて面白かったのは、これだけの資料がありながら、クリスマスにプレゼントを贈る習慣とキリスト生誕とのつながりがないということです。プレゼントを送り始めたのは、聖ニコラウスで、こちらの方が有力な伝統でした。

 

(キリスト生誕後しばらくして、没薬、乳香、金の宝物を贈りににやってきた、東方の三賢者が、プレゼントの習慣の一端という説もあります。)

 

今では、キリストの誕生日をお祝いしてみんなでプレゼントを贈りあうと言うのが定説になっていますが、かろうじて存在するクリストキントの習慣ですら、後になってプロテスタントが勝手に作り上げた風習と言うことになっています。


それに、プロテスタントが必死で聖人伝説を否定しようとしても聖ニコラウスの伝統が残ってしまったオランダや、カトリックの国であるのにクリストキントの習慣があるオーストリアなど、宗教の影響にも耐えた土着の習慣があると言うことは興味深いことだと思いました。

 

また、このクリストキントの習慣は、ドイツ語圏ではオーストリアと南ドイツだけで、他のドイツではまた違うようです。言語圏と文化圏が一致しない面白い例ですね。

 

ヨーロッパの他国では、またクリスマスの祝い方が全く違います。またそのうち、ヨーロッパ各地でのクリスマスの祝い方を比較した記事も書いてみようと思っていますので、お楽しみに!

 

 

ルカス&マジャーンのクリスマスCDブック「サンタクロースが寝過ごしてしまいそうになったので」

 

 

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2014-12-19 01:10 | カテゴリ:クリスマス

●サンタクロース


では、この聖ニコラウスの伝説がどうやって現在のサンタクロースになったのでしょうか?


・Father Christmas


まず、現在のサンタクロースの外見及び性格のモデルは、イギリスでのクリスマスキャラ、ファーザー・クリスマスと言われています。

 

ただし、このファーザー・クリスマスはキリスト教徒は関係のないイギリスの昔からの伝説に基づいたもので、もともとプレゼントとは無縁でした。

 

チャールズ・ディケンズのクリスマス・キャロルに登場する「現代のクリスマスの精霊」や、「ナルニア国物語・ライオンと魔女」の映画に登場するはこのファーザー・クリスマスです。赤い服を着ているわけではないようです。

 

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ディケンズのクリスマス・キャロルに登場するクリスマスの妖精は、ファーザークリスマスがモデル。

 

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ナルニアの映画に登場するファーザークリスマス。茶色い服を着ています。


サンタクロースとの類似点:
見た目〇 (太っちょ)

色×(服は茶色か緑が多い)
性格〇 (悪い子をお仕置きするダークサイドはない)
名前×
プレゼント× (ナルニアではプレゼントを上げていましたが、従来のファーザークリスマスは妖精です)

 

こちらのサイトで歴史的なファーザークリスマスの絵が見れます。赤より緑の服が圧倒的に多いですね。

Father Christmas Pictures


・オランダのジンタ・クラース


先ほど紹介したオランダのジンタ・クラース伝説がオランダ人移民とともにアメリカへ渡り、そこでサンタクロースとして定着したと言う説があります。

 

今のニューヨークは元の名前はニュー・アムステルダムと言う名前だったことからもわかるように、アメリカにはオランダ移民がたくさんいます。

 

18世紀ごろからアメリカでは、このオランダのジンタ・クラースを元にした物語などがたくさんかかれています。


サンタクロースとの類似点:
見た目× (聖ニコラウスはひょろっとしていて、サンタさんのようにふくよかではない。また、帽子には十字架が付いている。乗り物は馬)

色○(聖ニコラウスは赤バージョンと白バージョンがある)
性格×(ダークサイドあり)
名前〇
プレゼント〇


・19世紀クレメント・クラーク・ムーアとトマス・ナスト


ムーアは、聖ニコラウスの伝統を元に、The Night Before Christmasという詩で現在のものに近いサンタクロース像(ウィンク、煙突を入り口に使うなど)を作り上げました。

 

また風刺画家のナストが週刊誌に描きつづけ定着させたサンタクロースこそ、現在のサンタクロースに非常に近いものだったのです。

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Thomas Nastの描いたサンタクロース

 

また、ドイツ語圏では、19世紀にHeinrich Hoffmannが書いた子供向けの絵本にも、サンタクロース(Weihnachtsmann)が登場しています。

 

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Heinrich Hoffmannの本に登場するWeihnachtsmann

 

・コカコーラ


1931年のコカコーラによるクリスマス・キャンペーンの宣伝により、ムーアとナストが作り上げたサンタクロース像が世界中に知れ渡り、今のサンタクロースが爆発的に広まりました。

 

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コーラを飲むサンタクロース

 


・今までの歴史を図解すると以下のとおり


史実としての聖ニコラウス(善悪両面、プレゼント)

↓→→→→→→→→→
↓             ↓  
聖ニコラウス(善) 従者(悪、クランプスなど)

オランダ版聖ニコラウス、アメリカへ渡る

サンタクロース(改名)

サンタクロース性格、見た目が変わる (善人、ふくよか、赤い服)

サンタクロース、コカコーラで爆発的に有名に

 

(続きます。次は、オーストリアでクリスマスプレゼントを持ってくるのは誰?論争)

 

 

 

 

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2014-12-17 01:10 | カテゴリ:クリスマス

オーストリアには伝統的にサンタクロースはいません。

代わりにいるのは聖ニコラウス(オーストリアでの通称はニコロ)とChristkind(クリストキント。直訳は「赤ちゃんのキリスト」)です。

 

聖ニコラウスはKrampusクランプスといわれる鬼(?)といっしょに12月6日にやってきて、いい子にはお菓子などを置いていってくれます。

 

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聖ニコラウスとクランプスのチョコレート。12月始めにはこのチョコがスーパーに出回ります。


Christkindは12月24日にやってきて、モミの木の下にプレゼントを置いていってくれます。 (オーストリアではプレゼントタイムはイブの夜です。これは、一日は前の晩から始まるとされていたことに由来します)


私がオランダでクリスマスを祝った時にも、聖ニコラウス(ジンタ・クラース (Sinter Klaas))、とブラック・ピートと呼ばれる悪魔みたいなのが12月6日に登場し、お菓子を配って回っていました。(12月25日は一応プレゼントをあげる習慣はあります)


遠く離れたカトリックのオーストリアと、プロテスタントのオランダで同じ聖ニコラウスが登場するのにはわけがありそうです。というわけで、クリスマスを前にクリスマスの伝説について調べてみました。


●聖ニコラウス


・歴史


実際に歴史上に存在した聖ニコラウスは、4世紀に小アジア (トルコ辺り)のミラ (Myra) の司教でした。325年のニケーア公会議に出席したと記録されています。亡くなったのは12月6日だったので、その日が聖ニコラウスの日とされています。

・伝説


数々の伝説が残っている聖ニコラウスですが、いちばん有名なのはクリスマスのいわれになった、靴下の物語です。


貧しくて持参金がないためお嫁にいけない3人の娘を持つ父親の家に、聖ニコラウスが金貨をそれぞれの娘たちのために順番に投げ込んであげたために、みんな娘たちがお嫁にいけた、と言うお話です。

 

この金貨が吊ってあった靴下に入ったため、アメリカなどではプレゼントは靴下に入れることになっています。

 

また、現在のオーストリアのニコロの日(12月6日)は、子供の靴に小さなプレゼント(みかんやネクタリンなどのフルーツ、チョコレート、小さなおもちゃ)を入れて、玄関の外に置いておく習慣があり、こちらも聖ニコラウスの伝説をなぞっています。


・伝説からクリスマスまで


13世紀にフランスの尼僧が、聖ニコラウスの日(12月6日)の前日、貧しい人に贈物を残す習慣を始めました。それから徐々に、聖ニコラウスの日には贈物を贈ることに関連付けられたと言われています。


・ダークサイド


元々、さまざまな活動の守護聖人として善の部分を担っていた聖ニコラウスですが、次第に善悪両面(いい子にはご褒美を、悪い子には罰を)の役割を果たすようになったと言われています。


時代が下るとこれらのしつけの役割は聖ニコラウスの仲間(従者)に移っていき、聖ニコラウスはいい子に贈り物をする、従者は悪い子にお仕置きをするということになったようです。


従者にも色々な種類があり、オランダのブラック・ピート(Zwarte Piet)やオーストリア、ハンガリー、一部クロアチアなどのクランプス(Krampus)、オーストリアのKnecht Ruprecht(従者ルプレヒト)が上げられます。

 

この従者の特徴は黒人、半分やぎ、ひげもじゃなど、怖いイメージがあり、子供を連れ去ったり、ムチ(小枝)でお仕置きしたりします。また、オーストリアの山間部ではPerchtenという鬼のような存在も別にいます。

 

・クランプス、従者ルプレヒト、Perchten

 

聖ニコラウスと一緒に12月6日にやってくるのは、オーストリアではクランプス(鎖か木の枝を持っている)がメジャーです。この習慣は、ハプスブルク領内(ハンガリー、チェコ、ルーマニア辺りまで)まで広がっています。

 

同じく聖ニコラウスの仲間の従者ルプレヒトは、あまりメジャーではありませんが、オランダのブラック・ピートと同じものと考えられます。共通する特徴としては、黒っぽい姿、ご褒美の入った袋を下げて来る、など。

 

また、この時期にオーストリアのアルプスの方で行われるPerchtenlauf(ケルトの伝統で、鬼のような恰好をした若者の行列)はKrampusumzug(クランプスの行列)と言い換えられることも多く、ここでもPerchtenとクランプスの類似(取り違え?)が見られます。

 

クランプス、従者ルプレヒト、そしてケルトの習慣に基づくPerchtenは、どれも鬼のような姿(ルプレヒトは人間ですがちょっと小汚い)で、小枝を使って悪い子にお仕置きをするキャラクターとして知られていますが、その違いは色々と入り組んでいますので、また別の機会に書くことにします。


・オランダでは。。


名前はジンタ・クラース (Sinter Klaas)と発音し、見た目はおじいさんだが、サンタクロースのような衣装ではなく、司教様がかぶるような先のとがった高い帽子をかぶっています。いい子にはチョコレートなどのお菓子をくれます。聖ニコラウスと似た名前ですし、やることも同じで、帽子も聖人のそれです。


いっしょに来るのはブラック・ピート(Zwarte Piet)と呼ばれる黒人の子供で、白い大きな袋を下げている。悪い子はこの袋に取り込んで連れて行かれてしまう。


また、ジンタ・クラースはトナカイではなく馬に乗ってくるか、馬に引かせたそりに乗ってきます。

 

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オランダのジンタ・クラースとブラック・ピート


・オーストリアでは。。

聖ニコラウスの愛称はニコロ(Nikolo)で、見た目はオランダ版と同じで司教様がかぶるような帽子をかぶっていて、いい子にはお菓子をくれます。


いっしょに来るのはクランプス(Krampus)と呼ばれる角が生えた黒い鬼で、これがブラック・ピートと違うところ。なまはげみたいなお面をして、怖いです。(ブラック・ピートは見た目結構かわいい)

 

通常 クランプスはチェーンか小枝の鞭を持っている鬼として描かれていて、悪い子にはムチ(枝)でお仕置きするそうです。

 

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オーストリアで典型的な聖ニコラウスとクランプス。

 

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私が12月6日にクリスマスマーケットで見かけた聖ニコラウスとクランプス。聖ニコラウスは赤バージョンと白バージョンがありますが、帽子に十字架が付いていてヒゲもじゃである点は共通しています。


また、ニコロはKnecht Ruprecht(従者ルプレヒト)といっしょに来ると言われることもあります。このルプレヒトは黒い衣装を着た白ヒゲのひょろっとしたおじいさんでクランプスとは見た目が全然違います。また、子供をムチ(枝)でお仕置きするのではなく、枝を子供たちに配って回ります。(どちらか一方にすればいいのに。。)

 

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聖ニコラウスとルプレヒト。私の感覚では、ウィーン周辺ではクランプスの方が圧倒的にルプレヒトより遭遇率は高いです


参考:
Nikolaus von Myra
http://de.wikipedia.org/wiki/Nikolaus_von_Myra
Knecht Ruprecht
http://de.wikipedia.org/wiki/Knecht_Ruprecht
Krampus
http://de.wikipedia.org/wiki/Krampus

 

(続きます。次回はサンタクロース誕生の歴史のお話です)

 

 

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2014-03-08 05:03 | カテゴリ:季節モノ

さて、ウィーン市庁舎前広場のスケートリンクのご紹介、第四弾は、こんなところに2ヶ月弱のイベントのためだけに建てられた、本物そっくりの仮設アルムヒュッテ特集です!

 

アルムヒュッテっていうのは、スキーとかハイキングとかで山に行くとよく見かける、オーストリア田舎風のログハウスです。いかにもアルプスと言った外見で、中に入ると木のテーブルや椅子の暖かさと、注文した軽食やデザート、ホットワインの暖かさで、思わず長居してしたくなる、オーストリアの山の醍醐味です。

 

そんなアルムヒュッテが、市庁舎前に仮設されていたので、びっくりしました。毎年規模が大きくなっているとはいえ、前来た時にはなかったので、これを見て「ウィーン市頑張ってるなー」なんて思ってしまったわけです。屋外での飲み食いもいいですが、やっぱり寒い時期、ログハウスに逃げ込めるのはいいですねー。

 

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仮設とはいえ、このリアルさ!これがスキー場だったら、全く見劣りしません。おまけに勿論全て木でできています!

 

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中もこんな感じで、いくつかの広間があり、全て木です。

 

ヒュッテの装飾には、狩りの獲物や古い農具などが使われることが多いんですが、ここもまさにその雰囲気を再現しています(さすがに動物は本物ではないでしょうが。。)

 

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入り口のドアの上には熊がいましたww

 

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写真を撮っていたら、ウェイターの兄さんが超気前よく脱いでくれました(笑)。しっかり中に来ているのは、民族衣装レーダーホーゼン!スポンサーのアルムドゥドラーのロゴ入りですw

 

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ログハウスの側面には、こんな立ち飲みスペースもあります。窓やカーテンも付いて、本格的ですね!

 

というわけで、4回に渡ってご紹介した、「ウィーン氷の夢」です。お楽しみいただけましたでしょうか?

 

また来年は規模が拡大して、今回なかったような屋台やイベントが登場するかもしれません。この時期のウィーンはとても寒いですが、舞踏会に、劇場シーズンに、アイススケートに、楽しみどころはいっぱいです!

 

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2014-03-06 05:02 | カテゴリ:季節モノ

前回からご紹介している、ウィーン市庁舎前広場のスケートリンク「ウィーン氷の夢」ですが、スケートは滑れないけど、ちょっと覗いて見たい人にもお勧めです。

 

スケートリンクだけではなく、屋台が充実しているので、食べたり飲んだりしているだけでも結構楽しいですよ♪

 

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こんな感じで、二つのリンクの間には、屋台が立ち並んでいます。

 

まず、毎年店舗数が増えている、屋台。外にベンチも置いてあるので、暖かい夜だったら、軽食とホットワイン片手に談笑もいいかもしれません。

 

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この屋台は「軽食とシュペッツレ(小麦粉をこねたパスタのような生地のもの)」と書いてあります。

 

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こちらは、「焼きアーモンド」のお店。焼き栗と並んで、冬の風物詩です。沢山釣り下がっているのは、ハート形のレープクーヘンですね。

 

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こちらの屋台では、直火で魚を焼いていました。左奥の大きな鍋には、有機栽培のホットワイン(グリューワイン)が入っているそうです。

 

今回で終わるかなーと思った、スケートリンクのご紹介ですが、なんだかびっくりするものを見つけたので、もう一回続きますー!次回は、市庁舎前にいきなりできた、仮設アルムヒュッテのご紹介です。

 

 


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2014-03-04 05:02 | カテゴリ:季節モノ

前回に続いて、冬期限定で、ウィーン市庁舎前で仮設された、巨大アイススケートリンクのご紹介です。

 

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これが今年の市庁舎前広場の全体像。すごい規模です。

 

このスケートリンクは、Wiener Eistraum(ウィーン氷の夢)という名前で、1996年から毎年、クリスマスマーケットが終わった後に大々的に建造されます。

 

毎年1月後半から3月始めまでの50日弱ですが、仮設とは思えないほどの規模!それも、毎年大きく、立派になってます。

 

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こんな感じで、平日夜なのに大賑わいの市庁舎前スケートリンク。

 

スケートリンクは三つもあります!上の写真のメインのリンクの他に、ブルク劇場側に中サイズのリンクが。

 

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同じブルク劇場側のリンクです。市庁舎がここまできれいに見えると、さすがに嬉しくなりますね。

 

この二つのリンクは、「夢の散歩道」と呼ばれる細いスケート用通路で結ばれています。この通路は、市庁舎前広場の両側に広がる木立の間をすり抜けるように作られているので、森の中を滑ってるみたいな感覚で、普通のスケートリンクとは一味違います。全長も毎年伸びていて、今年は1キロ近くあるそうです。

 

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背景の街灯がついている部分は、全て散歩道です。

 

何年か前、私のとっても仲のいい女友達は、私の大学時代の男友達と、この「夢の散歩道」でファーストキスして、今でも付き合っています!とってもロマンチックなので、なんだか納得してしまうエピソードですね♪

 

そしてなんと、カーリング専用の三つめのスケートリンクまであります。

 

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写真でも、会社帰りの皆さんが、トイレのスッポンみたいなもの(爆)を投げて、楽しんでいる様子が見えますね。

 

この三つめのリンクは、16時以降はカーリング用になるのですが、昼間は子供や初心者用に無料開放されています。

 

もちろん、これだけの規模ということもあり、レンタルスケート靴やロッカーも充実しています。観光客がふらっと立ち寄っても、十分楽しめるようになっていますので、ぜひ一度覗きに来てみてくださいね。

 

次回は、スケートをしない人たちにも楽しめる、「ウィーン氷の夢」をご紹介します。

 


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2014-03-02 05:02 | カテゴリ:季節モノ

最近ミュージカル関係の記事が続いていましたが(って、ネタはもっといっぱいあるんですが。。)、ちょっと箸休めに、ウィーン観光の話題をお送りしますね。

 

ちょうど阪急交通社の記事を書いたついでに、写真が余ってしまったので、ウィーン市庁舎前広場で冬に開かれている、野外スケートリンクを写真でご紹介します。

 

第一回目の今日は、この時期に美しくライトアップされている市庁舎の写真を中心にお送りします。

 

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横から見たウィーン市庁舎。ライトアップがかっこいいです!

 

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ブルク劇場側のリンク近くからだと、市庁舎がとってもきれいに見えます。

 

スケートリンクは次回もっとご紹介しますが、こちらが市庁舎前の大きいほうのリンクです。

 

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こちらは、ブルク劇場側から。二つ目のリンクの照明が素敵です。

 

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これが今年の市庁舎前広場の全体像。すごい規模です。

 

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そういえば、ミュージカルでスケートと言えば、「ルドルフ」で皇太子ルドルフとマリー・ヴェッツェラがスケートを滑るシーンがありましたが、これはもちろんこの市庁舎前ではなく、市民公園の裏にあるEislaufvereinのスケート場です。こちらは、市庁舎前に比べてすいているので、しっかり滑りたい方にお勧め。

 

次回は、この時期しか楽しめない!巨大スケートリンクをご紹介します。

 

 


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2014-01-04 18:37 | カテゴリ:季節モノ

今日は、ウィーンでの大晦日の過ごし方を軽くご紹介します。

 

参考記事:

ウィンナーワルツとシャンパンで楽しむウィーンの大晦日とお正月

 

日本では大晦日は家族で過ごすのが定番ですが、オーストリアでは家族でそろって過ごすのはクリスマスなので、大晦日は若者は友達と集まってパーティーで新年を迎えることが多いです。

 

過去、新年を日本以外では、ローマ、パリ、ベルリン、ウィーンで迎えたことのある私としては、ウィーンの大晦日は結構好きです。

 

私は大体、例のモーツァルトの後援者ヴァルトシュテッテン男爵夫人の末裔シルヴィアの自宅(最近までホーフブルクに住んでいました)のパーティーで腹ごしらえをしてから、市街地に繰り出して別の友達と合流し、カウントダウンは市庁舎前、というのが定番ルート。もう最近はそんなやんちゃできませんが。。(汗)

 

 

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市庁舎前は、大晦日の昼間から多くの人や屋台、野外ステージで盛り上がります。

 

ウィーン旧市街全体+市庁舎前が、老若男女楽しめる野外パーティー会場と化します。この大晦日の旧市街の散策をSylvesterpfadといい、町中に野外ステージが組まれ、グリューワインの屋台が並び、アミューズメントパークに来たみたいでとっても楽しいです。

 

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こちらはフライウングの野外ステージ。昼間から何かショーをやっています。

 

人数制限もないので、ふらっと行って、ふらっと気に入った野外ステージの前で、グリューワインを飲みながらのんびりおしゃべり。

 

ただ、シュテファン広場は、爆竹をぶつけられる可能性があるので、あまり通らない方がいいとよく言われます。最近旧市街は爆竹禁止令が出たので、爆竹事故は減っているとは言いますが、なにせ若者がお酒飲んで外で騒ぐ夜なので、注意するに越したことはありません。

 

何となく真夜中になったら、野外ステージで勝手にカウントダウンしてくれるので、自分たちはシャンパン持参で盛り上がるだけでいいんです。真夜中が過ぎるとちゃんと「美しき青きドナウ」をかけてくれるので、もれなくこれでワルツを丸々8分くらい踊れます。んー。のんびり新年気分♪

 

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こちらは市庁舎前。まだ真夜中でもないのに、既にステージではワルツを踊っています。

 

電車は一晩中15分間隔で走っているので、そのまま帰ってもよし、朝までパーティーを続けてもよし。私なんか、何度か旧市街のたまり場で散々酔っ払い、そのままそこで朝まで寝てしまったことも。。

 

まあ、日本と違って大晦日は大騒ぎする日なので、昼間から朝方まで爆竹の音が聞こえ、日本のように静けさのある新年というわけではありませんが、これはこれでなかなか伝統行事って感じがして私は好きです。

 

あと、ウィーンでは新年のラッキーアイテムにテントウムシ、赤いキノコ、ブタ、煙突掃除人、四葉のクローバー、蹄鉄などがあって、そのアイテムの小物を友達に贈りあう習慣があります。

 

私はわざわざこの大晦日パーティー用にブタの被り物まで持っていて、この時は大活躍するのですが、この帽子をベルリンで被っていても、単なる変人扱いでしたw。これってウィーンだけの伝統なんでしょうか?

 

 

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ブタグッズを売っている屋台

 

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色んなラッキーグッズをまとめたポスター。グラーベンにて。

 


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2014-01-03 18:37 | カテゴリ:季節モノ

ちょっと写真を整理していたら、2009年年末に大晦日を祝うためだけにベルリンに行った時の写真が出てきたので、ご紹介します。

 

この時はチェコの外交官の友人に誘われて行ったので、ウィーン→プラハ→ベルリンというルートを大雪の中駆け抜け、めちゃくちゃ便利なロケーションにあるチェコの外交官寮でまったりしすぎたり、アクシデント続きでしたが、あのものすごいブランデンブルク門周辺もある程度楽しむことができた久々のベルリン訪問でした。

 

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ブランデンブルク門を入った巨大野外ステージ会場。

 

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ものすごい大雪が舞う中、このレーザー光線は見ごたえがありました。

 

まあそれでも、ウィーンの大晦日のほうが私は雰囲気があって好きな気がします。ベルリンのこの野外パーティー会場は人数制限があり、真夜中直前に行っても入れないどころか、その辺の道にものすごい人数の人たちがただ立っている状態で大晦日を迎えることもあり、テレビとかで有名な花火も結構すぐ終わります。

 

この会場に入れなければ、カウントダウンも大騒ぎも自前で、結構盛り上がりに欠けるのが残念です。けど、この会場に入ろうと思うと極寒の中早い時間から会場入りしなければならず、それはそれで体力が心配なところ。

 

まあ、真夜中過ぎたら、巨大会場内の人たちは減るので、そこから入場して雰囲気を感じることはできますが、まさに後の祭り。。

 

以前ウィーンの大晦日をご紹介しましたが、やっぱり大晦日はウィーンのほうが何かと気軽で、ウィーンらしさが楽しめる気がします。

 


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2014-01-01 02:34 | カテゴリ:季節モノ

ドイツ語の「よいお年を」はGuten Rutsch(グーテン・リュッチュ!)、「あけましておめでとうございます」はFrohes Neues Jahr!と言います。

 

Guten Rutschは直訳すると、「上手に(新年に)滑り込んでね!」って感じの意味です。受験生だったらどうするんだろう。。とか変な心配をしてしまいますがw

 

というわけで、再び季節のご挨拶は写真で♪

 

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ウィーンの新年のラッキーグッズはブタとテントウムシとキノコと煙突掃除人。ひょろ撮影。

 

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クリスマスマーケットにいた雪だるま。ひょろ撮影

 

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グラーベンのライトアップ。ひょろ撮影

 

 

今年も、当ブログとウィーンミュージカル専門店、ウィーン・ミュージカル・ワールドをよろしくお願いします♪

 

 


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2013-12-25 02:35 | カテゴリ:季節モノ

オーストリアではクリスマスの本番は24日。この日に初めてツリーを飾り、Christkind(赤ちゃんのキリストの意味。外見は赤ちゃんだったり、金髪の女の子だったり)が24日の夜に持って来てくれることになっていますので、サンタの出番はありません。

 

来年のクリスマスあたり、日本やアメリカとも全然違う、オーストリアのクリスマスの伝統も紹介できたらな、なんて思っています。かなり奥が深いですよー。

 

というわけで、今日は時間もないので、写真でご挨拶♪

 

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アドヴェントクランツのロウソクも四つとも灯りました。

 

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美術史美術館前のクリスマスマーケットにて。

 

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Wilhelmienenbergのクリスマスマーケットの屋台にて。ひょろ撮影

 

 

 

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2013-11-18 08:40 | カテゴリ:季節モノ

前回の記事で、オーストリアでは11月11日聖マルティンの日に、Martini Ganslとうガチョウを食べる習慣がある、というお話をしました。

 

それでは、なぜ11月11日にガチョウを食べるのでしょうか?何となく、クリスマスやイースターのように、キリスト教の伝統の陰に隠れた、とある「におい」を嗅ぎつけたので、直観に従って調べてみました。

 

その「におい」とは!オーストリアがキリスト教化される前に住んでいた(そして今でもオーストリア人と同化している)ケルト人のにおいなんです!

 

オーストリアはカトリックの国で、クリスマスやイースターなどのキリスト教の伝統を重んじる国ですが、実は、このクリスマスやイースターも、ほんとは、土着のケルトの伝統をもとにしていて、キリスト教的解釈は後付けのことが多いんです。

 

なんだか、ガチョウを食べるってあまりキリスト教っぽくなくないですか?(笑)ガチョウってキリスト教とあまり関係ない動物だし(羊とか魚とかじゃないしね)、なんだか、土臭い感じ(爆)がするでしょ?これがケルトのにおい!(笑)

 

というわけで、調べた結果をまとめてみましたー。

 

11月11日の聖マルティンの日にガチョウを食べる習慣は、古来からのケルト人の伝統と、あとから来たキリスト教の後付解釈が入り混じっていて、典型的な「土着の伝統がキリスト教化された」オーストリアの伝統行事の一つのようです。

 

古来からこの地域に住んでいたケルト人たちは、家畜としてガチョウを飼っていました。そして、ケルトの暦で冬が始まる11月11日に、1つのつがいを残して全てを殺して食べる習慣がありました。このことから11月11日にガチョウを食べる習慣が始まったとされています。

 

その後、キリスト教がこの地域に広がり、クリスマスやイースターなどの他の多くの土着の習慣と同じく、この11月11日にガチョウを食べる習慣も、キリスト教の教義が後付されました。

 

おそらくキリスト教宣教師たちは、ケルト人たちにお祭りでたらふく食べさせた後、この翌日から40日間を「断食期間」とし、この期間が後のクリスマスの到来を待つアドヴェント期間となりました。(カーニヴァルとイースター前の断食期間の場合と同じロジックで、たらふく食べるお祭りを妨げず、そのままどんちゃん騒ぎさせておいて、その後で断食をさせる作戦です。)

 

 

そしてこのガチョウと肝心の聖マルティンとの関係ですが、結構こじつけっぽい感じですw。

 

聖マルティンは4世紀にハンガリーで生まれ、イタリアで育ち、フランスで従軍した時に奇跡を起こし、その後司教になった人物です。11月11日は聖マルティンがなくなった日のため、キリスト教の暦では「聖マルティンの日」と定められています。(この日が定められた理由は、ガチョウやケルトの伝統とは無関係です)

 

ケルトの伝統的にガチョウを食べる日が偶然「聖マルティンの日」である11月11日だったために、「聖マルティンの(日に食べる)ガチョウ」と呼ばれることになった、というのが理由のようです。

 

 

一応、聖マルティンとガチョウのエピソードは、ポツポツ三つほど出てきましたが、イマイチ決め手に欠けます。(そのうえ、なんだか結構ひどいエピソードばっかりww)

 

・司教に任命されるときに、嫌がったのでガチョウ小屋に隠れたが、ガチョウが騒いだため市民に発見されて司教になったから。(このエピソードが一番有名なようで、これについての歌もあります)

・農民が妻の病気を治してくれと、隠者をしていた聖マルティンにお願いに行った。聖マルティンは農民の家を訪問したが、よほど姿が汚かったのか、ガチョウ小屋に入れられた。

・教会でガチョウが騒いで、聖マルティンの説教を邪魔したので、ミサの後で殺してみんなで食べた。

 

また、動物全般と仲のいい聖人だったらしく、狩猟や収穫の聖人とも言われています。

 

 

聖マルティンとガチョウのエピソードがあるのはフランスですが、実際にガチョウを食べるのはオーストリアなんですから、場所が違いすぎじゃないですか?そんなに聖マルティンがガチョウと仲良しだったなら、現地のフランスで「聖マルティンと言えばガチョウだ!」って食べるはずでしょ?それが、ガチョウを食べるのはオーストリアとドイツとスイスのドイツ語圏で、フランスでは食べないんです。怪しい。。

 

 

また、この日には、ドイツ語圏の国々では、更にケルト的な行事があります。幼稚園等では、この日に子供たちがランタンを持って行列を作って進むSt Marting Umzug(聖マルティンの行列)が年中行事として行われます。

 

また、行列を作って聖マルティンの歌を歌ったり、たき火を炊いたりする習慣もあるそうです。こういうのもとってもケルト的。

 

というわけで、11月11日にまつわる伝統行事を調べていくと、やはりケルトの伝統が先立ち、キリスト教的解釈は後付けのにおいがプンプンします。

 

 

こういう、実はケルトの伝統だけど、キリスト教徒の宣教師たちが苦労してケルト人を手なずけて、いつの間にかカトリックの伝統みたいな顔をしていた、みたいな行事を調べるのが大好きなので、ガチョウのおかげでまた一つそんなイベントに巡り合えてラッキーでした♪

 

なんでそんなに、キリスト教の仮面をかぶったケルト文化が好きかって?だって、キリスト教徒ってなんだかストイックで、理屈っぽくて、あまり面白みがないのに対して、ケルト人ってなんだかワイルドでどんちゃん騒ぎして人生楽しそうなんだもん!(爆)

 

やんちゃなケルト人を、何とか理屈を付けてキリスト教に改宗させる、宣教師の苦労を思うと、なんだかほほえましくなっちゃうんだよね。ケルト人は正直キリスト教なんてどうでもいいけど、自分たちのお祭りで腹いっぱい食って騒ぎたい。けど、宣教師たちはなんだか押し付けてくる。とりあえず、こまけーことはわかんねーが、食って騒いでいいんだったらあとは好きにしていいぜ!みたいなノリだったんじゃないかなあ(笑)。

 

そのせいで、大事なお祭りは後世には全部キリスト教の看板が付けられちゃったけど、実はそれは名前と建前だけで、実際現代でも、オーストリア人がやってることはケルト人の伝統に則ってるんだよね。クリスマスの後付け感も、宣教師の苦労を考えたら、結構微笑ましいものがあります。。

 

参考サイト

Martinstag – Wikipedia

http://www.martinigans.at
http://www.vienna-expats.net/component/content/article/159-martinigansl
http://www.ffortune.net/calen/xmas/saint/martin.htm

 

 

 

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2013-11-17 08:40 | カテゴリ:季節モノ

ちょうど阪急交通社のブログの方で、先日食べたガチョウMartini Ganslの記事を書いたときに整理した写真をご紹介しますー。

 

オーストリアに来てこの時期にガチョウを食べるのは結構好きで、何度か有名店Zum Martin Seppで食べてるんですが、季節モノ感や、専門店で予約して食べる感じが、なんだかワクワクしますね!

 

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秋の飾りつけがかわいいホイリゲの店先

 

 

正式には、このガチョウを食べる日は、聖人マルティンを祭る11月11日と決まっているのですが、実際には10月末から11月中旬までの間に「ガチョウあります」と看板がかかったレストランで食べることができます。

 

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ガチョウの絵とともに、Martini Ganslと書いてあります。

 

ここで私も何度かガチョウを食べに来ていますが、皮がパリッとしていて中がジューシーで、とっても美味しいです。付け合わせには通常赤キャベツと甘いソースが付きますが、この店の栗のキャラメル風味のソースは絶品です!このソースだけデザートに食べてしまい程の美味しさですが、この甘さがガチョウに意外にピッタリです。(ガチョウよりこの栗のソースのほうがインパクトあるかもw)

 

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ガチョウは二切れで、結構おなかがいっぱいになります。奥の白いお皿に入っているのが、キャラメル風栗のソース。その左横にはジャガイモのクヌーデル(団子)。

 

メインのガチョウ料理だけではなく、他にもガチョウ入りスープやレバーのムース、ガチョウ肉のラグーなど、ガチョウ料理のバリエーションも豊富です。また、有名なホイリゲ街のレストランだけあって、ガチョウに合ったワインのお勧めも。今回は赤のBlaufraenkischを頂きました。

 

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ジビエ料理(狩りの獲物を使った料理)も旬ですので、鹿肉のラグーもとても美味しかったです。

 

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今回ガチョウを食べた、有名店Zum Martin Sepp店先。

 

 

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店内は明るく、ホイリゲ風にセリフサービスのカウンターが広々しています。ウェイターのお姉さんはモダンなディアンデル。

 

ちなみに、ドイツ語でガチョウはGans(ガンス)と言いますが、「ガチョウさん」と言った親しみを込めて語尾にLを足し、通常はGansl(ガンスル)と言います。

 

この記事は、11月第3週くらいに阪急交通社のブログに載りますー。(その前に11月第1週くらいに、ザルツブルクのサウンド・オブ・ミュージックの記事ga

出るので、こちらもどうぞ!

 

今回はMartini Ganslのご紹介でしたが、次回が本命!「なぜ聖マルティンの日にガチョウを食べるのか?」の記事です!阪急交通社の方に時数の関係で書けなかったけど、個人的にはこっちの方が気合が入ってます。

 

 

 

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2013-04-30 07:58 | カテゴリ:季節モノ
さて、フライウングのクリスマスマーケットと平行して開かれている、隣の広場アム・ホーフのクリスマスマーケットもついでにご紹介しておきます。

アム・ホーフのマーケットの入り口の看板は、ウサギがタマゴトとひよこを背負っています。

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アム・ホーフは普段から骨董品のマーケットが週一回開かれている関係で、ここのイースターやクリスマスマーケットも、いつもの骨董品のお店が、それらしい屋台に入るだけ、と言う感じです。

屋台の屋根のライトアップの感じがクリスマスマーケットを思い出させます。

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ただ、奥の方はこの時期だけ登場する、手作り工芸品のお店が並びます。フライウングに比べてもっと芸術的な工芸品が多く、私も毎年楽しみにしているガラス細工屋さんや竹細工屋さんもここにあります。

ガラス細工のイースターエッグ。

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ウサギの指人形

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最後に、とても今年のイースターらしい写真を載せておきます。春の到来を待ちわびて、少し早めに顔を出したクロッカスですが、季節外れの大雪に首をすくめているようです。

というわけで、いつの間にか4月末までかかってしまいましたが、ウィーンのイースターの様子を一ヶ月遅れでお届けいたしました♪

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2013-04-29 07:52 | カテゴリ:季節モノ
フライウングのイースターマーケットは、真ん中にたまご売り場があり、その周りをハンドメイドの工芸品を売る屋台が囲んでいる、という形をしています。今日は、そんな屋台をいくつかご紹介します。

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お店はこんな感じで並んでいます。

こちらはおもちゃ屋さん。イースターらしく、ウサギのおもちゃが沢山ありました。手作り間のある木のおもちゃが、手軽な値段で買えます。プレゼントにちょうど良さそうです。

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こちらはろうそく屋さん。クリスマスマーケットと同じところにお店を出していますが、卵形のキャンドルを前面に出して、こちらもイースター風味。カラフルでいい匂いで、値段もお手軽です♪

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こちらは絵本のお店。イースターのお話を絵本にしたものを主に売っています。

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こちらは、壁掛けのお店。奥でおじさんが手作りしています。

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