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2005-10-28 23:29 | カテゴリ:事件
昨日は普通に仕事終わって家に帰る途中で、いつも乗るウィーン郊外行きの電車に乗りました。30分に一本しかないので、ちゃんと行き先を確認して乗車。電車の中ではウィーン訪問予定の知り合いにSMS(携帯メールのようなもの)を何通か書いていました。何ともない普通の帰宅風景。

電車が途中の駅で停車し、何人かが降りていきました。私は普通に携帯メールを書いていると、急に電車の電気が全部消えた!!びっくりして周りを見回すと、電車はまだホームに止まってるけど、真っ暗な電車の中には私一人!!急いでドアをあけようとしても、ドアも閉まっていて開きません。ホームにいた人が外から開けようとしてくれたけどロックされているようで開かない!!!電車に閉じ込められた!どうするあみいご!!

慌てて電車のドアを開けようとしているうちに、電車が私を乗せたまま出発!慌てて車掌さんを呼びに後ろの車両に行こうとするが、車両のつなぎ目で渡れないようになっているので、後ろの車掌さんにも前の運転手さんにも私の存在を伝えられない!!!!電車はお客さんを乗せていないので荒っぽく急停車をしながら私を乗せて真っ暗な方向へ走っていく。ほんと、スピードとかそういうアクション映画の雰囲気だ!!

もう電車の中を右往左往して開けれそうなドアはすべてあけようとしてみても、全部かぎがかかっている!マジで閉じ込められた!しばらくして他の電車がいっぱい止まっている車庫のようなところでやっと電車が止まったので、窓を開けて顔を出してみる。ちょうど作業員のおじさんがいたので「ドアを開けてー!」というと、おじさんは強いウィーン弁で何か叫ぶとあちらへ行ってしまった。。こんな時にウィーン弁でしゃべるな!(怒)

よーくみると電車の前方から運転手らしき人が歩いてくるので、窓の外を通るタイミングを待って「電車に閉じ込められちゃったんですけど、出してもらえますか?」と聞いてみる。お。マーカス・ローガン(オーストリア人水泳選手)似のハンサムなお兄さんじゃないか!お兄さんは「あほなやつだなあ」という顔をして「後20分で元の駅に戻るから、それまで待つしかないね」と言って、おもむろに電車のドアを開け、車内に電気をつけてくれて、そのまま立ち去っていきました。って!!!!外に出してよ!!!!

うー。電気はついているとはいえ、人っ子一人いない屋外の車庫に一人で座ってるのってやっぱり怖いなあ。。それも外は夜。。と思っていると、電車ががたがたゆれだした!!!もう!!20分待てばいいだけのはずだったのに!がたがたの音はどんどん近づいてくる!とおびえていると、急に私の車両のドアが開いて、荒くれ男たちが5人ほど入ってきた!!ひーー!荒くれ男たちは私の車両を駆け回り、嵐のような勢いでごみ収集をして、次の車両へ去っていきました。

みんなかぎを持ってるのに私を出してくれない。。。20分たって、おもむろに電車がプシューと言う音とともに動き出しました。ああよかった!これで文明社会に戻れる!と思ったのもつかの間、電車はちょっと走ってまた止まってエンジンを切ってしまいました。おいおい!!!今度は車庫でもなんでもなく、普通の線路の上。窓から逃げ出そうにも、フェンスとかがいっぱいあるし、他の電車が通るので一般道へ逃げることもできません。それに、もう20分待ったし!!!予定変更なら先に言ってよ!!!

待つことさらに20分。。電車は再度出発し、また荒っぽいブレーキを何度も繰り返してやっともとの駅に戻ってきました。明るい!人がいる!ということがこんなにすばらしいことだとは。。こんなに町の人々を愛しいと思ったことはない!と思ったものの、回送電車から一人で降り立つ私を愛しい町の人々は珍しい動物でも見るような目で見てました。。

助かってよかった。。
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