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2005-10-05 05:32 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル
やっと完成!!ブダペストM!レポです!!
なんか、演出がブダペストオリジナルっぽいので、その辺も詳しく書いてたらかなり完成までに時間がかかったよ。。

とりあえず今回は全体の感想編と劇場編をお送りいたします。
私はM!初見なので、レポ中の私のつぶやき質問に、だれかM!経験者がレスしていただけると助かります。。
特に、ウィーン版、エッセン版、日本版との比較など、ご意見をお寄せください。

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観劇日:2005/10/01
キャスト:(●の付いたもの。ただしファースト&セカンドの順不同。苗字+名前の順番)

Wolfgang Mozart: Dolhai Attila/●M?sz?ros ?rp?d Zsolt
Amade the Porcelainchild:?Visnyei J?zsef/R?nai Attila /R?nai Andr?s
Hieronymus Colloredo Prince Archbishop of Salzburg: ●Szab? P.Szilveszter /N?meth Attila
Constanze Weber:Szinet?r D?ra/●Sim?nfalvy ?gota
Leopold Mozart:●F?ldes Tam?s /P?lfalvy Attila
Nannerl Mozart:●Janza Kata /K?kkov?cs Mara /B?r? Eszter
Baroness von Waldst?tten:N?ray Erika /●Poly?k Lilla
Emanuel Schikaneder:Szolnoki Tibor/Bereczki Zolt?n /●Forg?cs P?ter
Count Karl Joseph Arco Colloredo's first chamberlain: ●D?zsy Szab? G?bor/Langer Soma
Doctor Messmer: ?Marik P?ter /Jantyik Csaba
C?cilia Weber: ?Moln?r Piroska /Felf?ldi Anik?
Aloysia Weber: ?D?nes Judit/G?l Judit
Josepha Weber: ?Ullmann Zsuzsa /G?l Judit
Sophie Weber: Tihanyi L?via
Sonnenfeld : G .Szab? S?ndor
Assistant of Count Arco: ?Langer Soma /Gy?rgy R?zsa S?ndor
Salieri: Kocsis Tam?s
Little Nannerl: Csif? Dorina /Bogn?r Eszter
Maria-Anna Mozart: Papadimitriu Athina

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●全体の感想

ブダペストM!見てきました!!実は、日本でもウィーンでもM!は見たことがないので、いきなりハンガリー語で大丈夫かなあと思ってたんだけど、いやあ、本当に遠征のしがいがあったよ!

ヴォルフガングはセカンドだったんだけど、それ以外は大体ファーストキャストだった模様。それにしても、ヴォルフガングはホントにスターのオーラが漂っていて本当にうまかったので、幕間にキャストチェックするまでは絶対ファーストだと思ってた。。なかなかやるなあ、ハンガリー。

前もって日本語版(全曲入り)とウィーン版(ハイライト)を聞いてかなり予習して行ったので、ハンガリー語でもほぼ95%わかりました。おまけになんと、英語の字幕付き!これはありがたい!!実際は演技を見てて字幕は見る時間がなかったけど、ホントに歌詞わすれちゃったり、新曲のときとかは字幕の助けも借りたりしたし。

6月末にハンガリー人の友達に手伝ってもらってオンライン予約をしたのが馴れ初め。ハンガリー国内じゃないとチケットの受け取りすら出来ないらしいので、友達にわざわざ頼んで取りにに行ってもらったりして、何ヶ月かかかった結構大変な遠征だったのだ!当日劇場に行くのもウィーンから車を飛ばして片道4時間弱だからね。。(車でもM!聞きまくったけど。。)というわけで、ホント一日がかりのM!の日だったよ。

座席はRang1のちょうどど真ん中!!これが24ユーロ?日本なら絶対1万円、オーストリアでも50ユーロは軽くする席だよ!!それも、VIP 待遇らしく、幕間には飲み物と軽食が出るVIPルームに連れて行ってもらえる。なんかすごい。。それに、同じボックスにいた女の子二人連れはオーストリア人でR&Jのロゴ入りジャケットを着てるし。。遠征組か。。

迷ってたけど、舞台があまりにもよかったのでCDとパンフも買ってしまいました。いや、これはホント買いだったよ。帰りの車でハンガリー語版CD を聞いたけどすばらしい!何曲かは完璧と思われたウィーン版をしのぐ勢い!!すばらしいです。

劇場編、 キャスト編に続きます。

●劇場編

ブダペストオペレッタ劇場です。国立オペラ座の側で、劇場が乱立しているあたりです。ブダペストはウィーンのミュージカルようにロングラン形式ではなく、ウィーンのオペラのようにシーズン形式を取っているので、6つほどのレパートリーをひとつの劇場で日によって演じ分けます。つまり、昨日 R&Jやってたと思ったら、3日間はM!をやって、その後B&Bをやるといった具合です。セットとか大変だろうなあー。役者さんは使いまわしなのか、それとも休暇ばっかりで1ヶ月に一週間くらいしか働かないのかな?オケはほぼ確実に使い回しです。(理由は後述)

今シーズンはM!の他にR&J,B&B,エリザ(もうほとんどやってませんが)他3つほどオペレッタを。おかげで劇場の飾りがすごいことになってました。劇場を前から見るとR&JとB&Bのロゴが並んでどどんと!!(笑)R&Jのロゴの裏側にはM!のロゴが!!裏表違うんかい!と突っ込みたくなるような統一性のなさです。。劇場前にはそれぞれの演目の写真も飾ってあるのですが、もうオペレッタもミュージカルもまぜまぜ(笑)。こういう雑多な感じがまるでミュージカルのディズニーランド的な雰囲気をかもし出していて、ミュージカルファンにはほほえましい光景でした。でもミュージカル初心者は、今日はM!を見に行ってるのに劇場前にはR&Jの垂れ幕が?みたいな不思議な気持ちにならないのかなあ?

さて、劇場内部に入ると、全体的にはTheater an der Wienと非常に似た作りです。平土間があって(TadWより小さい。Rangの下にもぐりこんだ部分がない)、1Rang,2Rangまで。(日本式に言えば三階席まである)ただしTadWは平土間と同じ高さにLogeがあるのに対して、ブダペストオペレッタ劇場ではこの部分のRangがありませんでした。オケ頭上のLogeの部分は照明器具置き場になっていました。つまり、TadWに比べて収容人数は7割くらいになるのかな。

ちょっとびっくりしたのは、壁紙がホーフブルグと同じ!!!フランツの謁見の間とかに使われている「パイナップル」と呼ばれるデザインです。エリザを見た人は宮廷のシーンのいすなどに貼られているクロスも同じデザインなのでよーーく見たら見覚えがあるかも!

さて、舞台に目を向けると、なんと銀橋が!!!!宝塚以外で銀橋を見たのは初めてなのでかなり笑ってしまう。オケピットの頭上を舞台から銀橋に渡る橋があって、役者はそこを通って銀橋に出ます。また、銀橋の舞台袖あたりにはもうひとつミニ舞台袖があり、舞台への出入り口としても使われます。

この銀橋が宝塚と一味違うのは、銀橋の中央に楕円形のせりがあること!!それも、せり下がるせりじゃなくて、せり上がるの!!!空中にびよーんって。舞台にこんな変なせりが付いているのは見たことがないので、最初に動いたときにはまじでびびったよ!!(M!中は2回しか使われません。僕こそミュージック♪のときと、なぞなぞの歌でパパがばばーんと登場するところ)それもかなり空中高く上がるので、一番高くて私の視点(1Rang)くらい。ちょっと笑いそうになったよ。。

舞台本体はTadWと同じくらいの大きさで、同じくらいのサイズの盆が回ります。違いは、盆の中央に巨大な楕円形のせりがあること。ほとんどの舞台セットはこの楕円形のせりに乗って出てくるので、かなり便利。(ウェーバー家の寝室、ザルツブルグの飲み屋、コロレドの脳みそ部屋など)

そのほかのセットとしては、三角形の舞台を横切る橋のようなものが左右対称に2つ登場します。役者はこの上を歩いたりもできるのでかなり使われてます。

また、舞台の上から3本のワイヤーで吊り下げられた大きな円盤のようなもの。これはワイヤーによって角度を調節されるので、時には平らなほうが客席に向けられてそこにヴォルフガングが縛り付けられたり、山なりになったほうが上になって舞台上に置かれてモーツァルトのお墓になったりします。(この円盤の上でヴォルフガングとコロレドが戦ったり(?)します。

●キャスト編

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・Wolfgang

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すばらしい!!!セカンドらしいけど、全然セカンドって感じじゃない!!もう舞台上で暴れまわるし、なんと言ってもスター!って言うオーラが!外見は髪が短くて背も小さめ。やんちゃぼうず!!って感じ。もう一人のDolhai Attilaは写真で見た感じお兄さん!って感じがするんだけどね。

歌もうまい!!!!すごい絶叫系。ブダペストってこんなにレベル高いの?すごいよ!!ヴォルフガングは歌ってばっかりなんだけど全てにすごい迫力!!群集と歌っててもひときわ歌声が響くし、何より立っているだけで目立つ!

演技は、アマデとの絡みの部分がすごくよかった!!特にラストはアマデを何度も抱きしめて、最後に心臓を音叉で突き刺される!!ハンガリー語なのに泣いたって!!

アロイズヤやコンスタンツェとの絡みの部分はホントなんかいやらしげで、モーツァルト遊び人!って感じだ!

それに、セットからすごい高さをジャンプして飛び降りたりするし。。それは怪我するんじゃ、、大丈夫なのか?そんな無茶して。。最後の方のコロレドとの一騎打ちのシーンも空中に浮かぶ円盤状でコロレドとすごいアクロバティックな動きをするし。。すごいなあ、二人とも。。

あと、ヴォルフガングが舞台上で全裸になるシーンがあるのですが(なぜこのままの僕を愛せないの♪)慎重は小柄ながらムキムキ度は高いぞ!!!アマデを軽々と肩車したり、相当筋肉が付いている!!!!しかしあの全裸の必要性がいまだによくわからん。。

・アマデ

パンフに写真がないので、誰だったかわかりません。。アマデの役者は同じ苗字の子供が二人いるけど、兄弟かな?

このアマデが舞台の要でした!!!!すごい大活躍!!!まじですごいって!!まず、バク転しまくり!!!!!!ラストのレクイエムを書くか書かないか!って言うところで、ヴォルフガングと格闘するところでも、子供なのに何度もヴォルフガングにつかみかかっては払いのけられて、側転でさらりと受け流す!!なんて運動神経!!カテコでも奥からバク転5回転位するし!!

演技もうまい!ヴォルフガングとの絡みがもう、心が通じ合ってる!!(っていうか分身だし。。)と言う感じが伝わってくる!!動きがきりっとしていて、姿は子供だけど心は大人だなあという感じがした。ヴォルフガングより絶対頼もしいって(笑)。

・Leopold Mozart

なんか、オペラ歌手っぽいパパです。ウィーン版のThomas,日本版の市村さんを予想してたら、オペラ歌手のように丸々としたパパが登場したのでびっくり。なんか、やさしそうっていうか、絶対怒ったりしなさそうだし、怖くないから暴れん坊ヴォルフガングになめられまくりそう。

なのに、ヴォルフガングはパパのことを尊敬して言うことを聞いているので、なにかパパは脅しのネタでもつかんでるのでしょうか?ホントこの親子は不思議です。。

歌はうまいよ!!うまいんだけどちょっと波が。。ほとんどの曲はもう、朗々とオペラ歌手さながらに歌い上げるんだけど、時たまちょっと失敗する。。けど、この失敗も福々しい様子になぜか許しちゃうパパ。

・ナンネール

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なんかのこの人はすごい有名人みたいで、カテコのときの拍手も一番多かった!!!!それに、かなりうまかった!けど年齢はかなり上っぽくてWaldstaetten男爵婦人とあまり変わらないんじゃ。。って感じでした。

日本版でもウィーン版でもない感じの声で、どちらかと言うとエポニーヌ声(島田歌穂系)でした。歌は安定していてパワーもあってすごくよかった!!!特にパパとハモるところが、パパが本気出すともう最高!!!!

でも、ナンネールの方がパパ&ヴォルフガングより背が高いので、並んで立つとちょっと笑える。。それに見た目の年齢のこともあり、ママが死んだ後はナンネールとパパが結婚しているように見える。。貫禄ありまくりのナンネールでした。

・コンスタンツェ

ウィーン版と日本版を比べると、これは絶対日本版(松たか子)に軍配が上がるんだけど、このコンスタンツェはどちらかと言うとウィーン版の流れでした。声の感じがビーンとした声なの。ううー。松たか子のやつが聞きたいよー。

それにしても、ダンスはやめられない♪でいきなりコンスタンツェコンサート状態になったのに爆笑。どこからか映像を送ってるらしく、舞台奥が急にスクリーンになって、コンスタンツェがアップで映し出される!!このアップの必要性がいまいちよくわからないんですけど。。。あと、サビの部分で激しく回転しながら歌うのにびっくり。いや、ゆっくり立って歌って聞かせてくれたらいいから。。。あんなにパワフルに歌いながらもぐるぐる回転して目が回ったりしないんだろうか。。と余計な心配をしてしまったよ。

・コロレド

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いや、この人は有名な人らしいよ。エリザでトート(ハンガリー版はHalaleと言います)をやったらしいし、見た目から言っても有名人!!って感じです。Uweがコロレドをやって以来、出番が少ないくせにセレブがコロレドをやるのが定着しちゃったけど、別にセレブじゃなくてもいい気がするんだけどなあ。

彼はすごい長身で見ていても気持ちがいいくらいすらっとしてスタイルがいい!ルックスもいいし、いやあ、コロレドっておいしいわー。出番がもっとあればいいのに!!!

それに、登場シーンがどれもこれも面白い!!!ザルツブルグの晩餐会準備のシーン、雪山をそりで走るシーン(プラストイレ)、サウナから出てくるシーン(ヴォルフガング追放)、脳みそ部屋(Wie kann es moeglich sein♪)そして円盤上でのヴォルフガングとの格闘シーン(闇が広がる♪っぽい曲)どれもこれも異色シーンで笑える!!!これはUweで見たら突込みどころ満載だろうなあ。。っていうか、祐一郎で見ても相当笑えるんだろうなあ。。といろいろと想像して楽しませてもらったよ。

サウナから出て来るシーンでは、かなり露出が高いので腕や方をチェックさせてもらいましたが、かなりいい感じで筋肉付いてます。この人は顔で年齢が全然わからないけど、体は全然年取ってません。(Uweはおなか出てきてるけど。。。)

ただ、脳みそ部屋でWie kann es moeglich sein♪を歌いながら手つきがゲイっぽい!!!!もうゲイかも!って思い出しだ段階で歌に集中できなくなってしまったよ。。

歌もうまい!!!トートやっただけありますね。。けど、やっぱりWie kann es moeglich sein♪ではUweバージョンを聞きこんでしまったので、比べてしまって申し訳なかったなあ。そのまま聞いたら相当うまかったと思うんだけど、「Uwe はこう歌ってた!」と思い出すときりがなくて。。後でもう一度CDで聞いたら、本気でうまかったです。ちゃんと聞いてなくてごめんなさい。。(動きを見すぎた。。)ただ、アレンジは祐一郎バージョンでした。(変調の後一オクターブ上げて歌うところ)

・Waldstaetten男爵夫人

この人は二番目に拍手が多かったよ!!!すごいうまかった!!特にCDで聞くともう、完璧と思われていたLennkeさん(ウィーン版)の星から降る金♪よりもうまい!

ただ、この人の役どころ自体がなんだかよくわからないので、何でこの人こんなに目立ってるの?って思ってた人もいたかも。重要な歌をいっぱい歌うくせに、肝心のときにヴォルフガングを助けないし(お金を貸してって言われたのに貸して上げないとか)。助けるつもりなら全部お金払って上げたらいいのにー。と思った。

・アンサンブル

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このアンサンブルは結構踊るんだけど、踊りの内容は結構簡単なダンスなので、エリザのように歌のうまい人を集めたのか、R&Jのようにダンサー中心に集めたのかいまだによくわからない。。それに、ダンサーで集めたとしたら、群舞がばらばらすぎ。。。シカネーダーのソロでも、みんなコーラスラインみたいな小道具で踊るんだけど、あまりにもばらばらでびびったよ。。

コーラスは不思議なことに、すごい迫力で最高!!!と思うとき(革命の歌、コロレドの館など)と、ちょっといまいち(Hier in Wien♪)。。。って思うときのアップダウンが激しいなあ。。エリザのようにコーラスの質を一定に保つのは難しいかな。

・オーケストラ

ううむ。。。これは完全にウィーン版に軍配が上がりますね。。なんか相当微妙なところもあったし。。ダンスはやめられない♪の最初のピアノのソロがやばすぎ!!!!

でも、CDで聞くとウィーン版くらいオケがいいんだけど。これはどういうことだろうねえ。

あ、そうそう、今回ちょっと一番最初に幕が開くのが遅れたんだけど、観客が待ってる間、オケが曲の練習してるふりして別の作品のフレーズをぴろぴろって弾くのに爆笑した!!!!だって!!!!あと1分でM!が始まるって言うのにエリザのバードイシュルとかプロローグのEs muss liebe sein♪とか弾くんだもん!それも最初はクラリネットだけぴろりんっていたずらみたいに弾いてたんだけど、しばらくしたら、他の楽器もハモりだして、もうエリザのオケ状態!!これはオケは使い回しですね。。。しかし超楽しいファンサービスだったよ!!!(一体一フレーズで曲が当てられるほどのファンがこの観客に何人いると言うのだろう。。)
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