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2007-08-23 16:43 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
●キャスト編

多分今回一番力が入るのがキャスト編。ストーリーがいまいちだったけど、もう、キャストで全てが帳消しに。っていうか、いまだにどうやってグラーツがこれほどのキャストを集めたのか理解できないんですけど。。軽く主役張れる人が3人も!!!!それも、男性陣アンサンブルがどれもこれも美形ばっかりで、もう誰を見たらいいのか!!!!だってさ、男ども6名集合のシーンとかThomasにUweにJesperにRobertにLuciusとか!!!!!あとの一人は知らない人だけど美形だし。オペラグラス覗きながら瞬きも出来ないよ!!!

・Thomas(ドラキュラ)

やっぱり初見で主役のThomasからでしょうか。ずっとドイツで活躍すると思ってたので、オーストリアに来た時に見ておかねば、今度いつ見れるか分からないしね。なんと言っても初演ルキーニ、初演ジキル、初演レオポルド、ベルリンクロロック、エッセンファントムですから。

私の中のイメージではThomasって悪者顔でハンサムってわけじゃないよなー、っていうか、おじさんっぽい顔だよなーと思ってたんですが、何か、舞台で見たらなかなかハンサムでイメージ変わった。舞台だからかっこよく見えるのか?おでこは既に結構広くなってるんですが、それでも、何か、恋に悩むって感じが意外に若くて、悩んでると青年っぽい顔になる。まさかThomasが射程距離に入るとは思わなかったけど、最後のほうとか結構ほれそうでやばかったかも。どうかしたのか私w。

ま、ハンサムとは言っても、最初に白髪スーパー老人(このときの演技もまたすごかった。。)だったのが、若者ジョナサン(Jesper)の血を飲んで一気に若返るところとかは、「フォーエバーヤング!」(ドイツ語だったけど忘れた。。)とか言ってる割におでこ広いよ?とか、勝手に突っ込んでたんですがw。

ミーナへの愛は、最初は「俺がほれたんだから俺のものだ!」みたいな感じだったのが、後半すごい愛に戸惑って辛がってる感じが母性本能をくすぐるかも。最後のほうとかもうよたよただったし。けど、ロマンチックに愛をささやくんじゃなくてLass mich nicht warten(俺を待たせるなよ)ばっかり言ってるし。。もうちょっと女性へのアプローチにバリエーションつけろよーー(って、これは脚本のせいだが)。

しかし、真剣に歌が上手くてすごい感動した。わざわざ来てよかったーー。超歌声が素敵。深くて感情があって伸びがあって、高音も繊細。すばらしいーーーーー!!鳥肌ーーーーー!!!それに、あの切ないハンサム顔になったりすると結構やばいかもー。もっとソロをばしばし聞きたかったーーー!!!!結構ソロはあったけど、最初の方だったし、最初って音響がちょっと調子悪くてキンキンしてたんだよね。。後半はミーナとのデュエットだったりしたので、最後の盛り上がりは二人だったしね。。しかし、Thomasほんとすごかった。。。脚本や舞台自体がどうであろうが、Thomasの歌声で全て帳消しだー。(それに他のキャストもよかったし)ほんと、これは価値があったよ。。

・Jesper(ジョナサン)

ごめん、Uweより先にJesperについてコメントさせてください。再演ルドルフ、タイツの王子(ロビンフッドw)。超美形&美声で、男として完璧。おまけにムキムキ。もう、真剣に文句ないいい男。ウィーンではコンサート系で結構見てて、目が離せないほどの男っているんだなーと思ったけど、今回もこの美形&美声にやられた。。。でも、それよりすごいものが見れたよ!!!!!もう、これが見れたら価値ありすぎだーー!オペラグラス持参でよかったーーーー!!!!

いやね、上半身全裸シーン満載なんですよーーー!一幕とか、どう考えても何か特別なファンサービスとしか思えないほどの脱ぎよう。実は2シーン脱いでただけなんですが、2回のストリップ鑑賞経験で鍛えられた「舞台で脱ぐ男鑑識眼」もうなる脱ぎっぷり&筋肉。背中とかほんとモリモリーーー!!!うでも太いーーー!(これはちょっと前に写真見て知ってた)腕は知ってただけに、背中のモリモリが一番印象的。ああ、やばいやばい。

それも、最初のシーンで上半身脱いでる意味がいまいちわからないので、余計ファンサービスを勘ぐってしまう。。まあ、ドラキュラ城で朝起きてひげ剃ってるシーンなんですが、別に脱いで剃らなくても。。一応、手が滑ってちょっと出血→ドラキュラに舐められる→胸にした十字架の飾りでドラキュラが逃げる、って展開のところなんですが、脱ぐ必要はいまいちないよね?しかし、背中がすごかったよ。。。

そして次のシーン。城で迷ってしまったジョナサンが吸血鬼三人娘に襲われるシーン。さっきの裸シーンの後、ムキムキ強調系白タンクトップを来てるんですが、三人娘に襲われ(相当セクシーなシーンです)、紐で両手をつながれて動けなくされた後、吸血鬼たちにタンクトップをびりびりと裂かれ、再度上半身をさらけ出す!!!!!!!!!!!!!!!!!

タンクトップ裂きですよ、皆さん!!!!!ピンと来ませんか?タンクトップ裂きといえば男性ストリップのクライマックス!!!マジで生で見るとすごいから!!!大興奮の私と吸血鬼三人娘(血を吸っている)!!!!演出家はストリップ観劇経験のある女性と見た!!(っていうか、ストリップ以外で男性がタンクトップを裂くところってほとんど見ないよね?あとで見たら演出家は男性だけど、衣装がめっちゃけばいおばちゃんでした。この人のアイデアか。。(苦笑))

ごめん、Jesperについてはそれだけ(爆)。もう、ムキムキタンクトップ裂きで相当持ってかれた。Jesperすごい好きだけど、このあと舞台上にいるほかのキャストに目を奪われすぎて、十分に見て上げられなかったのがちょっと残念。。っていうかJesper見てられないほど他のキャストも濃かったんだけどさ。。。あ、もう一つJesperの発見。意外に背が低かったのにはびっくり。Uweよりちょっと高いくらいで、共演の女優さんと同じくらい。イケメン三人(後述)が相当みんな高かったから、JesperとUweのミニさが目立った。。。

後もうひとつ。吸血鬼三人娘の一人がTydenという苗字なんですが、Jesperの奥さんか何か?珍しい苗字だし、関係あると思うんですけど。Stephanie Tydenと言う人手、キャリアはあまり長くない様子。もしや三人娘でキスしてたのはこの人か?

・Uwe(ヴァン・ヘルシング)

一応名前はThomasの後ろに来てるし、知名度では一番高いけど、微妙な役でした。まず、いまいちかっこよくない。。ヴァンヘルシングって超かっこいいヴァンパイア退治のヒーローってイメージない?それが、相当見た目が老人。一応「教授」って感じを出したかったんだろうけど、これはおっさんすぎやろ。。イメージで言うと、ジョジョのおじいさんになったよぼよぼジョセフって感じ。それに、髪の毛がぼさぼさで、変な形でおでこにかかってるから変だよ!せめてマキシム風にかっこよくしてくれー。それに、オランダ人の役なのに背が低。。。(それは禁句w)

あと、役作りも不明。いや、演技はUweはすごい上手いのは分かってるけど、こう、「老練ヴァンパイヤ退治教授」のイメージの演技で台詞言ってるのはいいんだけどさ、歌になると「善人ヒーロー」的Uwe節になるんだよね。。歌声まで変えられないのは仕方ないけど、もうちょっとおじいさんっぽい歌い方がよかったかな。。で、声はすごくきれいでとおるし、歌も上手いんですが、顔が苦痛系。。。。あの妙な前髪だと、もう、見た目ぼろぼろで、そういう演技とは分かってても、やっぱりかっこいい系のヴァンヘルシングの役作りがよかったなあ、と思ってしまうよ。

しかし、注射打ちながらヴァンパイアの被害にあった娘(恋人かも。「教授の女の子」と言う言い方をしていたんだけど、娘か恋人かはっきりしなかった。。)を回想する歌で、腕の筋肉の惚れ惚れ。脱いでないけどシャツが薄いので形がよく見える。レベッカだと筋肉の片鱗も見えない衣装だけど、今回は結構よく見えた。腕太!!!あと、太ももが衣装にぱっつんぱっつんで、何でゲイの人ってこんなに太ももがセクシーなんだろうって思った。

ごめん、Uweもまた、ネタ的な感想になってしまったよ。。。あ、そうそう、ドラキュラがミーナをかんだあとの対決シーンはすごいよかった!!!ドラキュラVSヴァンヘルシングと男達で、唯一のThomas&Uweのデュエットだし、すごい迫力で「私すごい今幸せなもの見てるかもーー!!」って思った!!!この対決ソングはほんとすごかったわ。。。それにやっぱりカテコでの拍手はUweやたら多かったね。さすが知名度が違うね!!!

・Lyn(ミーナ)

一応、初見なんですが、ウィーン版ジキハイでルーシーやってたらしいです。名前も聞いたことないんですが、歌名はなかなか上手かったです。声はJulia系。見た目は超美人ではないけど芯がある感じで、役にはあってると思うけど、親友のルーシーとかなり系統が似てる。ミーナは清楚系でもよかったのでは?

歌はとても上手く、かなり安心して聞けたし、何よりThomasとの声の相性がいい!!!!デュエットとかすごくよかった。ただ、なんで素敵な恋人(夫)がいながら、殺人鬼ドラキュラに惹かれるのかって所の説得力がいまいちだった。夫が放置してるならともかく、愛されてるじゃん。。

・Caro(ルーシー)

女性陣では主役ミーナに劣らずすばらしかった。もう歌声がすごい好き。初演ナンネールですから。この役は超はまり役だった。おてんば系だし、3人の求婚者抱えて誰にしよう?って歌う歌が楽しすぎ。それでいて嫌味じゃないしね。

途中で吸血鬼化してからの「うをーーー!!!」って吼えて人を襲うあたりが、怖いけどかわいいのーーー!!!!!吸血鬼になってからの口に血のついたメイクがなぜかかわいく似合ってた。何をさせてもCaroはいいわーー。ご主人(Boris)が迎えにきてるのかなー。

・Robert D Marx(Quincy)

ここからはルーシーの三人の求婚者ボーイズ。どれもこれも長身美形で目の保養ーーー♪結果的にJesperやUweよりボーイズばっかり見てたかも。で、ボーイズ前半の注目株はRobert。なぜかパンフでRobert MarxでDが省略されていた。。改名か!?Dがあるほうがインパクトあるのに。。

で、役どころは三人の求婚者のうちアメリカ人キャラ。英語版だと一人アメリカ英語なので分かりやすいけど、ドイツ語でもアメリカ人っぽいしゃべり方を心がけてました。衣装もカウボーイハットだし、無精ひげがワイルドで素敵ーーー。笑い方もいつもの好青年風ではなくて、わっはっはって感じで、全体的にワイルド。ここまでキャラが立った役は彼は珍しいのでは?と言うことで、相当楽しませてもらいました。特にワイルドで偉そうな立ち居振舞いがかわいくて何度も爆笑。Robertがカウボーイだよ!!!ゲイの彼がここまで男臭い役っていうのも貴重だよ!

ただ、ボーイズのそれぞれの個性を脚本が書ききれてないので、「アメリカ人」以外の特徴もなく、いまいち存在意義のよくわからない役でした。ルーシーが死んだあとはヴァンヘルシングの男達の一人だったし、死に方もあっけないし。。。でも、ソロもきっちりこなすし、なにより美形ボーイズを素敵に引っ張ってたのがさすがRobert。

・Lucius(Arther)

前半悔しいことに全然気がついてなかったんですが、休憩時間にパンフ見て大興奮。Luciusだよーーーーー!!!!!!!!!こんなところでーーーーー!!!!!(Luciusはレベッカでマキシムの三番手。Jasmineさんお勧めなんですが、私は何度行ってもLuciusに当たらず、何度も悔しい目をしてたんです。。だって好みだし。。)

なので、Luciusは後半戦のボーイズリーダーでした。一応Lucyの夫でもあるので、まあまあ活躍するしね。しかし、どう考えてもこのボーイズが三人もいる必要性が分からん。。吸血鬼三人娘とバランスを取ったんだろうけどさ。。

でも、名前のある美形脇役がいるのはいいことだ!それもRobert、Lucius、もう一人、みんな身長は185越え、皆さんそろいもそろって超美形&美声。もうこれは真剣ヤバイよ。。Luciusは金持ちのボンボンでぼーっとした退屈な男と言う風に言われてますが、確かにぼんぼん風で、のんびりした感じの彼の外観とあってていい感じ。ドラキュラを見て慌てたりする様子がまたかわいい!!!

でも、ミーナがドラキュラと愛し合ってたって、本人は知らないんだよね。。かわいそうだ。。。

・Rory(Jack、精神科医)

この人は知らなかったんですが、パンフの顔より舞台の方がかっこいい。ちょっと知的系。この人はドラキュラの手下で、精神病院に閉じ込められているRenfieldの医者なので、物語的にも重要人物。その割にルーシーとの接点が弱い。。でも、長身美形なので許す。ほんとにマジでボーイズはやばかった。。ここまで三人レベル高いのがそろうと、ほか見れないくらいだよ。。

●無意識出待ち編

同行者いたし、終わったのが11時過ぎで、ウィーンまでまた2時間の道行きだったので、出待ちはもちろんパス。でも、終わってすぐに雨が降ってきたので雨宿りとかをして、おまけに裏道通って駐車場に行こうとしたら、偶然そこが楽屋口だった。普通の散歩道って感じのところ。(夏の野外劇場って結構こんな感じなんだよね。)

ふと見るとUweがファンとしゃべってて、JesperはそのUweに軽く挨拶して帰るところだった。出待ち人数は、暗くて誰がファンで誰が役者かよく見えなかったけど、あわせても10人くらいか?Jesperは6人ほど女の子を引き連れてたけど、100メートルくらいはかなり近い距離で同じ方向に歩いたよ。Uweも機嫌よさそうだったけど、私は横目で見てパスでした。最近ちょっと出待ちに燃えないなあ。

●メディア編

気になる方、写真、動画などいくつか出てます。

写真
http://www.kultur-channel.at/2007/07/04/musical-festival-graz-bringt-oesterreich-premiere-von-frank-wildhorns-dracula/

メディアのレポ
http://www.kultur-channel.at/2007/08/10/frank-wildhorns-dracula-in-graz-berichterstattung-in-den-medien/#more-997

動画二つ
http://your.orf.at/bheute/player.php?id=stm&day=2007-08-08&offset=00:11:11
Ausschnitte aus Dracula

http://www.kleine.co.at/allgemein/video/regional/528486/index.do
Videoclip der gestrigen Premiere

音声
Einen Audio-Bericht hat das Ö1-Kulturjournal am Tag der Premiere gesendet [zum Audiofile] http://oe1.orf.at/inforadio/79547.html?filter=5

ちなみに、この舞台のスピンオフで3つすごいコンサートが開かれるんですが、Uweコン(Uwe&Marika&Jesper&Anna Montanaro)とThomasコンのほかに、ワイルドホーンコンって言うのがあって、出演者はThomas&Pia。これでもすごいのに、なんと、ハンガリーからDolhai Attilaと Bernadette Vagoが来るとさーーーー!!!!!!こんなことパンフ買うまで知らなかったよーーー!!!!モンスターDolhai Attilaがグラーツを破壊しにやってくるーーー!!猛烈見たくなったけど、もう安い席は売り切れだろうな。。。ハンガリー組はルドルフ歌うので、呼ばれて順当だけど、それにしてもすごい組み合わせだ。。。

あと、このグラーツでの舞台見れなかったUweファン、Jesperファン、Thomasファン、Caroファン、Robertファン、Luciusファンの皆様に朗報!!!11月にキャストアルバムが発売されるようです!!!わくわく!!!

あと、グラーツ魂を見せつけるつもりか、12月にレミズします。Jesperがマリウス!確かこれのファンティーヌがCarinさんだったと思う。これもキャストはすごい!!!そろそろチケット抑えた方がいいかな。。。

●まとめ

というわけで、ワイルドホーンのドラキュラ。あらゆる意味で色んなネタになった超豪華キャスト。目と耳のいい保養になりました。脚本が私的にいまいちとは言え、こんだけのキャストを見せてくれたら文句なんて言えませんよ!!!!何年か経って「私、あの伝説の舞台見たよ!」っていえるようなすごいメンバーでした。ただ、グラーツは遠いなあ。。。
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