FC2ブログ
2018-03-22 16:39 | カテゴリ:電車・乗り物

2015年に、ウィーンで市電が走り始めて150周年の記念パレードがありました。

 

そのパレードの概要は、こちらの阪急交通社の記事でご紹介しましたが、もっと車両を見たい!というリクエストがありましたので、ブログ記事で詳細をご紹介しますね。

 

本当はパレードの直後に全部書きたかったのですが、当日その場で配布されたトラム全カタログをもらえないかウィーン交通局に問い合わせ、手に入るまでにしばらく時間が掛かったので、その時に書けなかったという経緯があります。

 

しかも、ウィーン交通局はそのカタログを、私を含む何人かの鉄道ファンの問い合わせを受けて、一時的に公式サイトにアップしていてくれました。対応が親切すぎて感動しました。全体的に、ウィーンの鉄道絡みの博物館で働いている人は、サービス精神旺盛な気がします(笑)

 

さて、そんなわけで、準備が整い、やる気が起きるまでに、あのパレードから2年半も経ってしまったわけですが、記録として重要なので、やっぱりちゃんとまとめておきますね。

 

ちなみに、この日に登場したトラムは全て、ウィーン交通博物館Remiseで展示してあります。博物館に置いてある車体が現役で動かせるなんて、夢のような話ですよね。

 

それでは、このパレードに登場したほぼ全車両を、ブログ記事で紹介していきますね。紹介する順番は、パレードの順番です。ほぼ年代順ですが、時々前後が入れ替わっているものがあります。

 

●パレードについて

 

150 Jahre Wiener Tramwayと題して開催されたこの市電パレードは、ウィーンのリンク大通りを締め切って行われました。もうこの機会を逃したら、一生動いている姿を見ることはできないかもしれない、貴重な市電のパレード。電車好き、歴史好きが一堂に会した大イベントとなりました。

 

image_162107_c0,0,1180,399_w1180_thumb

こちらがそのポスター。右から、旧型トラム、昔のトラム、馬車トラム、バスです。

 

このパレードは、ウィーン交通博物館Remiseにあるウィーンの交通機関を走らせるイベントですので、トラムの他、バスや工事車両なども登場します。

 

ウィーンを取り囲んでいた市壁が取り外され、リンク大通りが開通し、最初は馬車に引かれた市電が走っていた150年前は、ちょうどシシィやルドルフが生きていた時代です。

 

私はふとした機会から、「馬車トラム」に心惹かれてしまい、ぜひ一度動いている姿を見たい!!と思い、パレードに参加しました。

 

私がいたのは、国会議事堂前。ものすごい人でです。ウィーンでこれほど沢山の人が集まっているのを見たのは、初めてかもしれません。

 

IMG_6050 (2)_thumb

 

●馬車トラム(1868)

 

まず一台目はこちら。

 

IMG_6048_thumb

 

整備用の車両Arbeitstriebwagenです。これは後で活躍します。

 

ウィーンに馬車トラムが走っていたことがあると聞いたのは、5年ほど前でしょうか。トラムを馬に引かせていた?っていうか、そんな昔からトラムがあった?と驚いたのを覚えています。

 

馬車トラムがウィーンを走っていた写真は、こんな感じで確認することができますので、本当のことです。レールの上を走る方が、道を走るよりも馬の労力が少なかったとのことです。

 

DSt4wjIX0AEyV59_thumb

 

 

次にやってきたのが、念願の馬車トラムです。1868年に作られた車両で、交通博物館に普段は置いてあるものです。かなりの人に取り囲まれています。。

 

AT_20151101_3_thumb

 

人混みをかき分け、なかなかうまくシャッターが切れない中、まあこんな感じで撮ることができました。ボケボケですが、馬と馬車が一緒に写った貴重な写真です。。

 

image_thumb

 

他のトラムはリンク大通りを一周しますが、馬車トラムは馬の疲労を考慮に入れ、国会議事堂前で馬をトラムから切り離します。

IMG_6055_thumb

 

これで、馬がトラムから外されました。

 

馬は国会議事堂と市庁舎の間の道にある、馬用の運搬車に入れられました。

 

IMG_6067_thumb

 

残ったトラムには、皇帝フランツ・ヨーゼフと皇后エリザベートのコスプレをしたパレードの人が乗っていて、周辺の人に挨拶しています。(そういえば、各車両には当時の人の格好をしたコスプレさんたちが乗っていて、メイン会場の市庁舎前広場でダンスを披露したりしていました)

 

IMG_6059_thumb

 

そして、このトラム本体はこんな風に一番最初に登場した整備車両に引かれて行きました。

 

IMG_6066_thumb

 

この、馬をトラムから外す場面は、人も多く、馬が暴れ出す危険などもあり、緊張感が漂いましたが、こんな貴重な場面を見ることができてラッキーでした。

 

この日のために毎晩馬にトラムを引かせる予行演習をしたと、公式サイトにありましたが、それでも多くの人が作業をして、やっと走ることができた、夢の馬車トラムでした。

 

馬車トラムを実際に動かしてみることは、私のような歴史好きだけではなく、ウィーン交通局の悲願だったような印象を受けました。とにかく、貴重な貴重な機会でした!感動もひとしおです。

 

(次は煙をもくもく出すトラム?)


エリザベートウィーン版DVD

 

 

ルドルフ ウィーン版DVD

 

アイ・アム・フロム・オーストリア ウィーン版キャストアルバム<2枚組みCD>

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

関連記事
秘密

トラックバックURL
→http://wienok.blog119.fc2.com/tb.php/2179-ffb8c6c0