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2018-03-12 16:52 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ

少し前になりますが、2017年11月17日に見た、独語版RENTのレポです。初演から21年目に見る作品ですが、私の中では相当思い出深いミュージカルです。

 

独語版のCDを以前聞いてから、絶対一度ドイツ語で見たかった作品。ツアー版で色々気になる点はありましたが、作品自体が大好きなので、沢山感動しました。

 

それでは、つぶやきまとめ行きますー。

 

===幕間===

 

いつか独語で見たかった、RENT見に来てます!なんと初演からほぼ20周年!!1996年の作品なんだよこれ!!当時はこれが最新すぎて、ものすごい衝撃だったんだよ!!今でもすごい衝撃だよ。。携帯電話の形以外で、古さをほとんど感じないよ。。傑作すぎるよRENT。。

 

会場は久々すぎるStadthalle。劇場として好みでないので避けてたけど、RENTなら来るしかないよね。。しかし、ドイツの小規模ツアーの客演なので、質が高くないのにチケット代は高いことは承知済みで、それでもあれから20年、同じ作品を見て自分が何を思うのかを知りたかった。

 

●全体の感想

 

役者さんも無名の人ばかりで、レベルもそこまで高いとは言えないけど(ウィーンの音楽学生の方が上かも)、ところどころ上手いソロもあって、悪くはない。スタッフ最悪、役者無名な公演なのに、こんなに号泣してる自分がいることに驚き。。レントというだけで泣ける。。

 

一幕の半分は泣いてたかも。役者さんのソロで素晴らしい曲がいくつかあったし、そこから新しい発見があって泣いたり、最初にレント見て衝撃を受けた自分を思い出し、衝撃が減った代わりに理解は深くなって感動も進化した自分に気づいたり。全く古い作品じゃないよ!最高だよレント。。

 

ラヴィボエームの早口人名羅列、昔は誰が誰か全くわからなかったのに、20年(正確には19年かな)経った今は、ほとんどピンと来るw 年齢とともに知識も増えたw カルミナブラーナとかソンドハイムとか、この作品で初めて聞いた固有名詞だったわ。人生経験重ねて見た方がわかることもあるなー。

 

近年こんなに泣き続けた舞台作品はあっただろうか。。全体合わせたら半分以上泣いてた。。特にエンジェル退場からはもうずっと泣いてた。私のレント史上でも最大に泣いた。泣くつもりで行ってなかったから、色々やばかったw あんなに粗の多い舞台だったのに、心は最大限に揺さぶられてた!

 

なんか泣いて泣いて心が洗われたというか、最近すごい悩んでたことがあったけど、No Day But Today, Es zahlt nur jetztって、なんか昔は私と同世代だった独身の若者を見て、私も当時はそういう生き方してたけど、もうしてないな。。でも私の中にあの時の私がいるんだから、できるはず!って思った。

 

ほんと昔と全く違う視点で見れた。ロジャーの命に対する焦りや、後ろ向きな気持ち、昔はバカにしてたけど、今ならほんとよくわかる。逆に当時共感してたマークが、悩みの少ない平坦な傍観者に見えたし、ミミやエンジェルの命を燃やすような生き方には、憧れさえ抱いた。

 

以前は自分が若くて強い人間だったから、安定したキャラに共感したけど、だんだん弱さを経験するようになって、弱いキャラの深みに気づき、共感するようになった。こんなにロジャーが身近に感じられるなんて。自分はいつまで生きられる?生きてる間に自分になにか意味のあることができるだろうか?

 

先は短い。あれもこれもできない事ばかり。先回りして、できない事をリストアップすることに貴重な時間を浪費してる。人と比べたり、嫌われるんじゃないかと心配したり。No Day but Todayと考えたら、できないことについて悩むより、できることを終わらせることに専念できるかも。

 

 

●イマイチだった点 

 

とにかく不思議な公演だった。キャストは無名で、歌も安定せず、演技もあれ?って所もあった。セット付属の照明がギラギラするだけで、邪魔なだけ。キャラの動線や舞台の使い方も不自然。音響は壊滅的としか言いようがない。

 

前情報で照明と音響が酷いとは聞いてたけど、こんなにメチャクチャだとは。。目と耳を覆いたくなるくらいw ドイツのミニツアーがなぜこんな大きな箱に。。小劇場でやっても全然いい作品なのに!っていうか、もういっそのこと、小劇場で生声&セットなしで聞きたいよ。。役者さんがかわいそう。

 

ほぼ全てのセリフの出だしでマイクがオフ。そのくせ舞台袖の役者のマイクがオンになってて咳を拾いまくる。ムーでモリーンのマイク音割れ。ライフサポートのコーラスでハウリング。後方席はスピーカーの音が全然届かず、全くロックな感じがしない。前方席は音量は上がるが、左右に偏った音。

 

役者さんも音の酷さに最初かなり硬くなってて、そのせいで演技が噛み合わなかったり、歌に気持ちがこもらなかったりしたけど、One Song Gloryがいきなりあまりに凄くて、ここから一気に客席もキャストも引き込まれた。来なきゃよかったかな。。と思ってた私が、この曲で号泣してた。

 

あともマイクトラブルがあまりにカオスで、キャストもぎこちないところもあったけど、素晴らしいソロが沢山あり、デュエットもモリーン&ジョアンヌペアがよく息が合ってて、皆さん固くなってない時はすごくいい演技した!幕間に側でしゃべってたお客さんは「スタッフが酷いけど、キャストはよく頑張ってた」って言ってた。

 

(次回は、キャスト編、会場編、そしてレントを20年見守ってきて感じた事をまとめてみました) 

 

(このレポ書いた勢いで、レント関連商品をショップに並べてみました!)

 

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