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2018-02-07 16:33 | カテゴリ:モーツァルトの歴史

ウィーンの町を散策していると、急に見慣れた名前が史跡パネルに書かれていて、目に飛び込んでくることがあります。

 

歴史的な建物に付けられた史跡パネルは、その建物に歴史上の人物が住んでいたり、訪れたりしたことがあることを示しています。

 

全てのゆかりの建物に史跡パネルが付くわけではなく、パネルがなくても重要な建物の事もあれば、パネル自体が間違っていることもあり、注意が必要ですが、街歩きの楽しみの一つとして、宝探し気分で史跡パネルとの出会いを楽しむのも、ウィーンの醍醐味の一つです。

 

ある日の観劇の帰り、ふと見上げたところに、モーツァルトの史跡パネルを見つけたのが、私の史跡パネル宝探しの始まりでした。

 

IMG_6520

それがこちらの史跡パネルです。

 

===

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 1756-1791

1762年の10月第二週に、この建物において、この町で聴衆の前で初めて演奏を行った。彼の故郷となり、また運命となった、この町で。

===

 

と書いてあります。

 

「この建物でモーツァルトがウィーン初演奏?6歳でマリア・テレジアの前で御前演奏してたはずなの、それより前なの?」と思って、そこから調査が始まりました。

 

モーツァルトは、6歳、12歳、16歳と三度ウィーンを演奏旅行で訪れた後、1781年から10年間ウィーンに住みました。

 

1762年の訪問は6歳の時で、10月6日にザルツブルクからウィーンに到着しています。10月第二週に演奏とありますが、おそらく9日の事だったと思われます。シェーンブルンでの御前演奏は13日です。ウィーンに到着して三日後にはコンサートを始めたということになりますね。このコラールト宮でも、シェーンブルンと同じように、ナンネールとモーツァルトが共演したそうです。

 

IMG_6493

コラールト宮外観。建物の右下のアーチは通り抜けでき、時計博物館方面につながっています。フィアカー(馬車)の定番ルートでもあります。

 

 

モーツァルトを招待したのは、この館の名前にもなっているコッラールト侯爵で、コンサートにも在席していたとされています。

 

IMG_6519

こちらが、コラールト宮の歴史に関する史跡パネル。

 

「1671年に建てられ、1715年と1725年にファサードを新しくした」と書かれています。モーツァルトが来る200年も前からここにあった建物なのですね。

 

IMG_6526

 

ウィーンにあるモーツァルト関連の建物で、現存しているものはかなり少ないので、貴重な「当時からある建物」ということになります。

 

通りかかることがありましたら、ぜひ史跡パネルを見て建物を見上げ、250年前の6歳のモーツァルトの演奏の様子を思い浮かべてみてくださいね。


Palais Collalto

Am Hof 14

 


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