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2018-01-13 16:53 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth

12月10日のことなのですが、テレビでエリザベートのドキュメンタリー番組をやっていたので、ORFIII(ネットのライブストリーム)で見てみました。

 

それも、初めて放送されるもので、リアルタムで見ることができるとは、とても貴重なチャンスです。

 

内容をざーっと書くと、こんな感じでした。

 

===

 

・シシィ三部作の甘いシシィ像を壊す形で、エリザベートの真実を描いた、クンツェ氏の脚本

・「死」の擬人化に至った経緯

・作曲家探しの道のり

・リーヴァイ氏と共に苦悩の中生み出した「私だけに」

・常に献身的なサポートを続けたプロデューサーPeter Weck

・オペラとミュージカルを融合した世界的演出家ハリー・クプファー(マイクを使うミュージカルはオペラと異なり、舞台上のどの位置でも歌をきかせられる)

・興奮するだけの大物役者セラフィンw

・役作りの苦労と楽しさやキャスティングエピソード等を話してくれたPia,Uwe,Viktor,Maya

・オペラ劇場をミュージカルで使うことへの周囲からの抵抗(TadWを使えてたのは、Peter Weckの力だったんだなぁ(涙))

・初演時の観客の興奮とは裏腹に、酷評だった劇評(クラシックの土壌のウィーンでは、劇評家が受け付けなかった)

・キャストを支え続け、世界的成功に導いたPeter Weck。

・最後に日本と韓国の舞台映像(日本からは城田トートの映像)と、MayaとUweの日本公演での観客に対する印象が語られた(Uweは日本語で「最後のダンスは」って歌ったwマヤさんは日本でまるで自分がシシィであるかのように熱狂的に迎えられたことに驚いていた)

 

==

 

ドキュメンタリー自体はとてもシンプルで、初演と再演の舞台映像をふんだんに挟みつつ、スタッフとキャストのインタビューをたっぷり聞かせてくれました。

 

誰が誰で、どんなに役割を演じたかなどの背景は、オーストリア人ならほぼ知ってるから、その前提で説明は最小限で作られていた印象。

 

キャスティングのエピソードはとても興味深かったので、ご紹介します。

 

シシィ役は15歳から60代まで演じる上、2.5オクターブと声域が必要なので、女優探しは難航し、年齢によって2人のシシィを採用する案もありました。クラシック一辺倒だったウィーンとは異なり、オランダはジャズやポップスの学校が多く、そんな国からピアが呼ばれました。

 

トートはハイネに似ていることが最重要でした。オーディションで何の役をするかも知らずに受けたUweは、スタッフからしたら完璧なハイネ似のルックスでしたが、本人はなぜ皇帝やルドルフじゃなくて「死」なの?と戸惑ったそう。

 

初演前に撮った宣伝用写真では、皇帝一家がニコニコと写る中、トートとルキーニだけは場違いで、おまけにストーリーを知らずに見ると「この人たち誰?」となるので、居心地が悪かったというエピソードも(ここ、当時の映像と合わせてみたらかなり笑えますw)

 

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インタビューは基本的に近年に行われたものですが、一部当時のものも織り交ぜつつ。クンツェ氏の当時のインタビューは、かなり挑戦的な言葉もあり、今の彼は相当丸くなったんだなぁと感じました。作詞作曲には五年を要し、当時NYにいたクンツェ氏は、LAにいたリーヴァイ氏と何度もあって作品作りを進めたそうです。

 

「死」の擬人化のアイデアは、クンツェ氏が半分夢の中のような状態で思いついたもの。シシィはエロティックなことに全く興味がなかった人生に見えるが、自作の詩の中では、「死」に対して、かなり際どい表現も使用している。Pia曰く、最後のトートとのキスは「救済Erloesung」だそうです。色々な解釈ができますけどね。

 

 

このドキュメンタリーは、記帳は映像やインタビューも織り交ぜ、この作品の事は結構知っているつもりだった私でも、新しいことを沢山学びました。

 

後で伺ったところによると、ORFIIIのオンデマンド視聴はオーストリア国内のみだったようで、国外の皆様は見ることができなかったようです。上記のレポで、少し雰囲気が伝わったらいいのですが。。

 

Uwe&Piaの初演エリザベートといえば、やはりこちらですね!

 

エリザベート ウィーン初演1992年版キャストアルバムCD

 

同じUwe&Pia円熟版として、エッセン版もあります。

エリザベート エッセン2001年版キャストアルバムCD

 

こちらが再演版(Maya&Mate)


エリザベートウィーン版2枚組CD

 

こちらは再々演版(Annemieke&Mark)


エリザベート ウィーン版2012年新キャストCD

こちらのDVDはMaya&Mateの再演版です。

エリザベートウィーン版DVD

 

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