2016-09-09 16:42 | カテゴリ:ウィーン

ちょっと前の記事でご紹介した「きょうだい介護おやこ介護」の本の著者の方が、車椅子のお母様と一緒にウィーンに来られた時にお会いしました。

 

 

その時のことをちょっとまとめてみます。

 

<出会い>

 

ちょっと記憶が薄れかけていますが、確かツイッターのRTで、「車椅子のお母様を連れてウィーンに旅行する人がいる。情報求む!」みたいなのが回ってきて、リプライで「在住者ですが何かできることはありますか?」って返事したんだったかな。

 

それと同時に、ブログの読者の方から直接、「車椅子のお母様を連れてウィーンに行かれる方がいるので、情報提供できたりしませんか?」みたいなメッセージが届き、おお!さっきツイッターで見た話だ!タイムリー!と思ったんだった。

 

けど、私はベビーカー押してウィーンはウロウロするし、子連れフライトの大変さは身に染みて知ってるけど、果たしてベビーカーの子供と車椅子の大人がどこまで違うのかとか、車いす特有のサービスなどについては全然知らない。

 

なので、昔からのミュージカルファン仲間で、車いすでよく観劇に来られていたご夫婦に連絡を取り、私と三人でメールで質問に答えるという体制を整えました。(巻き込んでしまって、いっぱい調べていただいてほんとうにすみませんでした!)

 

<一人旅と誰かの世話をしながらの旅の違い>

 

その、車いすのお母様を連れてウィーンに来られる方と言うのが、在宅介護しながらウィーンへ行く(行った)ブログ 猫とビターチョコレート を書かれているだださん

 

ブログを拝見すると、バイオリンの先生をしていらっしゃったお母様を在宅介護されていて、リハビリを頑張って音楽の都ウィーンに行こう!という目標を目指して頑張っていらっしゃったとのこと。

 

偶然実家も近く、宝塚ファンでエリザベートもご存じ、おまけに多分同世代な上元バックパッカーなんて共通点も。更に文章書くのが好きと、色々共通点もあることがわかってきて、お会いするのが楽しみになってきた。

 

 

正直、普段私が暮らしている(それも育児が忙しくて、せっかく住んでるのにあまり街に出ない)ウィーンに来るのが数年越しの夢、と言うのは、こそばゆいというか、不思議な感じすらする。

 

けど、私が日本に一時帰国してる時は、突然飛行機で14時間の距離のウィーンがものすごい遠く離れた場所に感じて、子連れフライト中なんて永遠に感じる。そういう時には、ウィーンって多くの日本人にとってはあこがれのヨーロッパの街なんだなあ・・としみじみ思う。

 

 

一人旅や元気な大人同士の旅と、小さい子共や車いすの方を連れての旅では、感じる距離は倍どころか10倍、20倍に感じる。その辺りの事は、私でも何か気持ち的に寄り添えるところがあるのではと思った。

 

こうして、ほぼ半年にわたるメールのやり取りと準備期間は、私とサポートのご夫婦とだださんの間で何通もメールがやり取りされ、ウィーンのバリアフリーのインフラ、町の人の優しさや受け入れ度、ホテルの場所や地下鉄の工事状況、公共のトイレとその設備、レストランの入り口の幅、段差、石畳や砂利、駅のエレベーター、紙おむつなどを購入できるお店情報、飛行機や空港のサービス、ラウンジなど休めるところ、送迎サービスなど、ありとあらゆる情報を下調べしました。

 

ベビーカーでウィーンの街を知り尽くしている私としては、駅のバリアフリーや段差などの車輪での動きやすさなどは、実体験としてお伝えすることができたし、ウィーンの街の人がベビーカーや車いすにどれだけ優しいかなどと言ったメンタリティのお話も安心感を与えた感触がありました。

 

また、サポートのご夫婦も私以上に沢山調べてくださり、私だけの情報では力不足だったなあと思うことも多々ありました(特に、最初決めていたホテルの最寄り地下鉄駅が工事で使えないことは、私も完全に失念していました!)

 

<ウィーンのバリアフリー観光案内がすごい!>

 

調べものをしている間に見つけた、ウィーン観光局が公式で出しているバリアフリー観光案内Accessible Viennahttps://www.wien.info/media/files/accessible-vienna.rtf

 

これ凄過ぎです!!!英語でウィーンの観光に必要なバリアフリー案内を網羅しまくった、ものすごい資料です。

 

観光地、レストラン、ホテル、劇場、公衆トイレの段差、エレベータ、扉の幅まで詳細に書かれていて、ウィーンと言う町のバリアフリーに掛ける熱意がすごすぎてかなり感動しました!!!

 

まあ、そもそもウィーンはめちゃくちゃバリアフリーが進んでいて、もちろん地下鉄の駅は全部エレベーターで動けるし、ザッハみたいな高級カフェでもオムツ替え台があるので、子連れが肩身が狭かったり不便だったりすることは全くない。ベビーカー移動のための地下鉄の案内チラシもかなり便利だし、子連れや妊婦が地下鉄に乗ったら、必ずと言っていいほど席を譲ってもらえる。

 

そんな、ベビーカー視点のインフラは知っていたけど、このバリアフリー案内はあまりに網羅していて、車椅子でも、ベビーカーでも、どんどんウェルカム!ウィーンをみんなで楽しんでね!っていうスタンスが、ほんと素敵です。

 

そして、半年の準備期間を経て、だださんとお母様がウィーンへやってきました。

 

(続きます)

 


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