2016-07-06 08:38 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

前回の記事で、「シカネーダー」の公式あらすじを要約してみましたが、今回の記事では細かい登場人物の設定をご説明します。

 

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完全新作な上、原作もなくて、予習しようにもほとんど資料がないこの作品。とりあえずオーディション要綱(Bühnenjobs.de - Die Jobbörse des Deutschen Bühnenvereins - Theaterjobs - Musikerjobs - Orchesterjobs)を見ながら、どの人物がどんな役柄なのかをまとめてみました。

 

場合によってはネタバレを含むかもしれませんのでご注意下さい。一番重要な部分のネタバレはないと思いますが、ストーリーの流れがわからないので、どのポイントがネタバレになってるのかすらわかりません。。また、オーディションからまた設定と関わる可能性もあります。

 

とりあえず、新作を完全に予習する派の人は参考にしてくださいね。

 

(「シカネーダー」関連記事は シカネーダーカテゴリからどうぞ。)

 

●登場人物紹介

 

時代設定は、 1775年-1791年のウィーン。

 

エマヌエル・シカネーダーMark Seibert

 

本作の主人公。モーツァルトの「魔笛」のプロデューサーでパパゲーノ役を演じた歴史上の人物。現在のアン・デア・ウィーン劇場の前身であるアウフ・デア・ヴィーデン及び、その後移設されたアン・デア・ウィーン劇場の支配人で経営者。

 

肩書としては、役者、歌手、詩人、演出家、劇場支配人。女好き。自分に自信を持った魅力的な人物で、ユーモアもあるが感情の起伏も大きい。実行力のあるアイデアマンでビジネスの感覚も鋭い。高音の出るバリトン。

 

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エレオノレ・シカネーダー:Milica Jovanovic

 

エマヌエル・シカネーダーの妻。魅力的で美しい女優、歌手、プロデューサー。個性的で夫の感情の起伏にも対応できる。自信があり、起点に飛んでいてユーモアがあるが、人の気持ちに寄り添い思いやりがある。女優であるがビジネスにも優れていて、観客の気持ちがわかる。中音のよく出るソプラノ。

 

ヨハン・フリードル:Florian Peters

 

シカネーダーの劇団の役者だが、本音は脚本家や作家志望。親切で興味深い若者。魅力的で個性的。エレオノアの愛人になるが、彼女の人格を尊重する。良い家柄の生まれで、両親も金持ちだが、芸術の道に進むため実家を飛び出した。理想主義者で繊細すぎる面も。高音の出るバリトン。

 

マリア・アナ・ミラー:Katie Hall

 

シカネーダーの劇団の女優で歌手。17歳。シカネーダーの愛人。セクシーで世間知らずで天然。あまり考えずに思ったことを口にしてしまう。若くして母になり、責任を持つことを学ぶ。高音のソプラノ。

 

バーバラ・ゲァル:Franziska Schuster

 

エレオノアの友人の女優で歌手。「魔笛」初演のパパゲーナ役を演じた。思いやりがあり、心が温かいが、はっきりものを言い実際的。ソプラノ。

 

カール・マリネッリ:Reinwald Kranner

 

シカネーダーのライバルで、レオポルトシュタット劇場の支配人。シカネーダーに勝とうとして芸術的競争に追い込み、結果的に「魔笛」のアイデアが生まれる。偉そうで危険な雰囲気。高音のイタリア風テノール。

 

フランツ・モーザー:Hardy Rudolz

 

シカネーダーの師で旅劇団の経験豊富な劇団長なこともあり、役者たちから尊敬されている。妻を亡くしたばかり。温かいバスバリトン。

 

ベネディクト・シャンク:Armin Kahl

 

俳優で歌手。シカネーダーの親友で「魔笛」のタミーノ役を演じた。面白く、思いやりがあるが、こざかしく生意気な一面も。辛い時もエマヌエルの味方。レベルの高い抒情的なテノール。

 

ヨーゼフ・フォン・バウアーンフェルト:Hardy Rudolz

 

シカネーダーの家主で、「魔笛」に投資する。金持ちのビジネスマンで、芸術家をサポートするが、芸術を理解しているわけではない。劇場を愛していることに気が付く。力強いバリトン。

 

ジョゼファ・ホーファー:Katja Reichert

 

歌手で女優。シカネーダーの劇団のスターで、「魔笛」の夜の女王を演じるディーヴァ。年を取ることに抵抗がある。卓越したコロラトゥーラソプラノ。

 

この人の旧姓は、Josepha Weber。そう、コンスタンツェの姉です!

 

 

これでやっと、それぞれの登場人物の役回りがわかりましたね。

 

魔笛で役がある人はちゃんと書いてあるのが嬉しいです。そこだけ抜き出すと、

 

エマヌエル・シカネーダーMark Seibert→パパゲーノ

バーバラ・ゲァル:Franziska Schuster→パパゲーナ

ベネディクト・シャンク:Armin Kahl→タミーノ

ジョゼファ・ホーファー:Katja Reichert→夜の女王

 

って感じですね。サラストロが足りないんですが、あんな声出せるミュージカルの人はいなかったのかも。。それにしてみミュージカル界から夜の女王をよく持って来れましたね。魔笛がテーマな以上、あの歌は避けて通れないとは思うのですが。。

 

あと、その場の指揮者でモーツァルトがいたのはどうやって表現するんでしょうか・・とにかく魔笛のシーン色々気になります。

 

 


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