2016-06-06 16:35 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート
3/21にウィーンのTheater Akzentで上演された、ワイルドホーン・ソングブックというワイルドホーン作品を集めたコンサートに行ってました。

 

(前半レポや、過去のトーマス・ボルヒャートソロコンの記事はこちらのカテゴリから→ミュージカル・コンサート



●2幕

 

・マイナー作品

 

2幕の最初は欧州であまり上演されない作品ということで、ボニクラ、スカピン(バーデンでやったよ)、カミーユ・クローデル。まずはジャズっぽいボニクラから、トーマスとLisaが英語でThis Never Happened Before。もうこれはトーマスに萌える歌ですねw


トーマスが歌の前に僕クロードがボニーを好きになったばかりの恋愛ほやほやの歌なんだよね、って説明してからの、シャイボーイトーマスと、余裕のLisaの歌www トーマスがあまりに恋に落ちたばかりの高校生みたいで、こりゃファンはたまらんな~と思ったw


次はスカピンからFranziskaがSehe ich dich an、更にDennisがWhere is the Girl(独語題不明だが独語で歌ってた)。そしてLisaがカミーユ・クローデルからGoldを英語で。


しかしこのカミーユ・クローデルのGold、聞いた感じモーツァルト!の星金とそっくりの歌詞なんですけど。。You hold on, and stare into the sky, (...) For any moment, you might find the gold! あれ?夜空から金を掴むって。。ほんとそのまま星金だよね?聞きながらちょっと微妙な気分になってた。いい歌なんだけどさ。。

 

・モンテ・クリスト

 

モンテ・クリスト伯 英語版コンセプトアルバムCD



次はモンテ・クリストパート。一曲目はトーマスのNiemals allein。途中の高音になるところ(Alle Zeiten)以降が素晴らしかったよー!次のトーマスとDennisでAh, Frauen。女を褒める歌で、めっちゃ微笑ましいwけど女に夢見すぎw


モンテの最後はDer Mann, der ich einst war。うーむ。トーマスの独壇場ですねー!トーマスのモンテあまり聞いたことがなかったから、結構満足した。

 

・ジキハイ&またもやアクシデントを味方に付けるトーマス

 

ジキル&ハイド ウィーン版2002年キャストアルバムCD

 

そして最後はすべて持って行った、ジキハイパート!!トーマスが最初にIch muss verstehenを歌ったんだが、次の曲に繋がるところで一音だけ鳴って止まったの。この一音でもう次がわかって大興奮してたら、客席がクスクス。なんと、次の曲がわかったこのタイミングで、ピアニストのMarinaさん楽譜を落としたっぽい。焦らせるタイミング!!



トーマスが焦らしつつ「その楽譜はどうしても必要なのかね?」って聞きながら楽譜を拾って置いて、中央に戻って歌い始めようとしたの。アクシデント後のトーマス最強って知ってるから楽しみにしてたら、なんとdie war die Noten...(これがその楽譜)ってwwここで替え歌かいww


そのまま続けてDies ist die Stunde..と始まり、もう至福タイムの始まり始まり!!ああもう最高!!やっぱり生に限るよ!!サビで一瞬マイクを離す瞬間があるんだけど、この瞬間のイタズラっぽい表情がすごくいいの!ああ。。堪能した。。。
 

・さらにアクシデント。。



で、次の曲が女性二人のデュエットNur sein Blick。二人共素晴らしかったんだが、これから最後の盛り上がり!ってところでうやらピアノが間違ったらしく、Lisaが急いで打ち合わせにピアノに戻りちょっと騒然wこんなの始めてwさっき楽譜落とした時に順番が変わったのかな。


ここですぐに出てくるトーマス。余裕で舞台中央まで出てきてnur mein Blick♪(僕を一目見ただけで♪)と一言言って、客席を沸かせて、また引っ込んだ。うますぎるフォロー。。。その間にLisaはピアニストと打ち合わせを済ませて、その後はなんとか再スタート。この再スタートバージョンが素晴らしかった!!


いや、nur sein Blickって二人共愛しそうに歌うので、そのたびにトーマスの顔が浮かんで客席はしばらく笑ってたんだが、それもすぐに落ち着いて、この二人の歌の素晴らしさに酔いしれました。ほんと、トーマスコンはアクシデントの後がすばらしい!!


次の危険なゲーム(罪な遊戯?)がまたもう最高で!!アクシデントで緊張が緩んだFranziskaがもうトーマスと火花散らしまくり!!すごいな、若手中の若手と、大御所中の大御所が対等に戦っている!!!最後の最後まで視線外さず、がっぷり四つに組んで素晴らしく見応え、聴き応えがあった!!


そして、Dennisとトーマスの対決。一人で歌う歌を二人に分けて歌ってた。トーマスが二人分するのも見たかったけど、前の歌に続いてひたすら悪いトーマスが見れてめっちゃ満足wトーマスって考えたら、最近あまり悪い役してないよね。。めっちゃ性格悪そうで偉そうで、悪い役すごい似合ってたよ!


あージキハイパートがほかと比べてあまりに良かった!!

 

・アンコール


一曲目はCivil WarのFor Glory。初めて聞いたけど、コンサートの終わりでよく歌われるらしい。男女四人の見せ場があって、Time to say goodbyeなんて歌詞もあって、華やかでシメにピッタリ。


いや、全然聞いたことない曲で、For Gloryというサビはわかるにしても、歌詞は戦争に行く話?けどワイルドホーンって戦争の話しあったっけ?Civil Warって作品あったけどあれワイルドホーン?みたいに思ってたら、ほんとにCivil Warでビックリw苦手なのに当たったw 
 
そして更にアンコール。これはトーマスがピアノに座った!!!やったーー!やっぱりAkzentに来てトーマスがピアノ弾かないなんてありえないよー!あの尖った独特の音が聞きたい!で、「歌の紹介はしないよ、みんな知ってるだろうからね。知らなかったらお仕置き」と言って歌い始めた。


えっと。。めっちゃ有名な歌を期待したのに、ごめんトーマス、これ知らないわww Where do broken hearts goという歌でした。一応有名らしい。おまけにサビを歌わせようとするけど、客席は蚊の鳴くような声wトーマスはその辺りも扱いが上手いよねw


おまけに歌詞の一箇所を一緒に歌おうぜ、みたいに変えたり、I'll never let you goのところで客席を指したり(アンコールなのに帰さないぞ的なw)、なかなか芸が細かった。最後はMarinaさんにピアノを代わり、また4人で熱唱。ああいい感じのラストだーー!!!

 

●まとめ

 

というわけで、ジキハイパートがやっぱり最高に良かった、トーマスワイルドホーンコンでした。他のメンバーもとっても素敵で、それぞれの魅力があって、なかなかいい人選だったのでは。トーマスもシャイボーイから悪いやつまで、色んな表情が見られて楽しかった♪

 

あとは私がワイルドホーン苦手でさえなければもっと楽しめたかも、とは思うが、ワイルドホーンの歌は普遍的すぎてお話の文脈から浮いちゃうので、逆にこういうコンサートのほうが合ってるのかもと言う気もする。苦手なルドルフでさえ、すごい良かったと感じたし。

 

というわけで、結構色んな種類のワイルドホーンとトーマスが楽しめるコンサートでした。メモ見ながら全部セットリスト完成出来てよかった!帰りしにおしゃべりしながら帰ったのも楽しかった♪Akzentで一人で見ないのは今回が初めてかもw
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