2016-04-16 16:12 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

今回はキャストの感想の続きです。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

・コンスタンツェ(Franziska Schuster)

 

髪型少し変わった?短いままだけど、まえ見た時より短くなって、赤みが減って茶色っぽい。

 

マンハイムの時点であんなにモーツァルトに近づこうとして、突き飛ばされたりしてたなんて初めて見たわ。前見た時は興味なさそうにしつつ、チラチラ気になるッて感じだったのに。このシーンのヴェーバー家のドタバタっぷりがすごくいいw

 

ダンスはやめられないが、もうこの人のバージョンホント好き。1番のサビはとても不安げに歌うの。生きたい人生を生きられない不安感。2番の前半で、自分のなれたはずの将来の話をした後の2番のサビは、自分が生きることができたかもしれない人生をイメージした、空虚な自信。そして最後は、自分のやりたいことを犠牲にした生き方への決別。

 

この人だって母親に縛られ、家庭に縛られ、自分は違う人生も生きれたはずなのにって思って生活してる。どこかで誰かが踊っているダンスを羨ましがってないものねだりをするのではなく、今からでも自分は変わって、我慢しないで生きたい生き方をする!という歌に聞こえた。

 

・男爵夫人@Ana Milva Gomes

 

星金はいつも、歌を聞きながらパパの表情の変化をオペラグラスで追っているので、男爵夫人とヴォルフガングをじっくり見たのは今回が初めてだわ。すごいよかった。。

 

男爵夫人はピアノの向こう側、ヴォルフガングがピアノの手前で後ろ向き、パパが下手椅子の辺りをウロウロという構図だと思ってたけど、男爵夫人はピアノの向こう側から時計回りに周ってきて、ヴォルフガングのそばに来て語りかけながら歌ってたのねー。

 

2回めのサビで、男爵夫人がヴォルフの肩に触って、ヴォルフハッとする。男爵夫人はヴォルフには優しく応援するような目つきで歌うのに、パパの方は睨むように横目で見るの。そしたら、ヴォルフも男爵夫人に合わせてパパのほうを見て、観客もパパを見るって感じで、とても視線の動きがよく出来てる。

 

Lieben heisst manchmal losslassen koennen(愛は相手を自由にしてやること)っていうところは、パパに話しかけてるんだと思ってたら、二節目で「愛は愛する人と離れること」と歌った時だけ、ヴォルフ見てるの!また続きはパパを見るんだけど、もうこの歌詞でヴォルフを見たことで涙がぶわーって出てきて、最後まで止まらなかった。。

 

パパが子離れするよう説得してるのかと思ったら、ヴォルフにも「愛する人と離れる」という犠牲を説いている。ヴォルフが父を愛しているからこそ言えることなんだよね。。

 

・アンサンブル

 

いつもメスマやってるThorsten Tinnyがレオポルトなので、メスマがCarl van Wegbergだった。メスマだけじゃなくて、メスマ役に付随する役(パリの最後の観客、レクイエムの依頼人など)も。

 

シカネーダーがJakob Semotan(あのちょっと小太りのハンプティダンプティみたいな人。普段のメスマー)だった。

 

アンドレがいなかったので(残念!)、アンドレがアンサンブルの時にやってる役(サイコロの相手、アルコの部下、ヨーゼフII世)はちっちゃくて可愛い人がやってましたが、名前がわからない。。

 

Martin Parschingは相変わらずのサリエリですが、もうなんかサリエリって言うよりLuciusとじゃれまくるMartinでしたww

 

●アマデの動き

 

アマデの動きに今回注目したので、メモしておきます。多分DVDでもここまで映らないはずだし。

 

・Dich kennen heisst dich Liebenのラブソングでアマデが一言だけ声を出すんだけど、最初の一節Engel vorの直後でHalt!って言ってる。それも今日なんだかニャーって聞こえたw

 

この曲のアマデの動きは、コンスが入ってきてヴォルフに追い払われる→後退してピアノを引っ張るように張り付く→舞台奥を元気に左右に歩きまわって注目をひこうとする→無視されてピアノ椅子に腕組んで座る→曲が終わると、パチ、パチ、パチ!と三回大げさに手を叩いて終わり→作曲という流れ。

 

・ウィーンにやってきた父親との大げんかの流れ。父がアマデの持つ小箱を床に投げ落とす→アマデが箱の上に守るようにうずくまる→なぜ愛せないのの間中ピアノの下でうずくまってる→ヴォルフ狂気に→男爵夫人がやってきて歌う→アマデピアノの下から出てきて、夫人の歌声に見せられたように夫人を追う、という感じで、ヴォルフの父親との関係と作曲がどのような関係だったかがわかりやすい。特に狂気の間ピアノの下にうずくまってたのが印象的。

 

・レクイエム注文の人が来て、「レクイエムを書いてくれ」って言った瞬間から、すごい勢いで作曲を始めていた。

 

(ヴォルフガングの死の解釈に続きます)

 


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