2016-02-04 16:39 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

ウィーン番モーツァルト!の千秋楽を3月20日に控え、インターナショナル版トレイラーが公開されました。

 

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前回は「星から降る金」の英語歌詞を聞き取って解説してみましたが、今回は「影を逃れて」の英訳と解説です。

 

●「影を逃れて」英語詞

 

I feel a shadow

taking me away

the air to breathe,

I cannot free,

I cannot free,

How can I ? (?)

My shadow always follows me.

 

ドイツ語はこの部分。最後の最後のニーニーパートですね。

Wie kann ich leben,
solang ich nur
dem Schicksal dien?
Kann ich denn nie,
kann ich denn nie,
nie, niemals
vor meinem eignen Schatten fliehn?

 

日本語はこの部分かな?

「運命に従う他ないのか
絶対に
無理なのか
影から
自由になりたい」

ドイツ語は「私が運命に仕えているだけだったら、どうやって(自分の人生を)生きることができるのか?私は、けして、けして、自分自身の影から逃れることができないのだろうか?」

 

英語は「影が私から、呼吸する空気を奪っているのを感じる。私は逃げることができない。どうすればいい?自分自身の影が常に私を追っている。」

 

ドイツ語版は、この歌詞で影=運命っていうのがわかるようになる。影から逃れることが運命から逃れることで、そうすることで初めて自分の人生を生きることができるってこと。

 

(影が何かっていうのは大きなテーマなので、あまり詳しく書かないけど、コロレドや父が象徴する伝統、宗教、過去であり、また、アマデが象徴する音楽の才能であり、もしかしたら、自分自身のだらしない性格であり、結局最終的に、音楽の才能が「影」であったのか「自由」であったのかは結論が出ない感じです)

 

英語版の影はなんか、物理的に追っかけ回してストーカーみたい。空気を奪い、追いかけてくる。ちょっと運命のイメージとは違うんだけどね。。もっと精神的に追い詰めるんじゃないの?

 

それに、独語版は全て疑問文で、どうやって逃げればいいのか?と客席に疑問を投げかけている。それが英語版だと、「ぼく影に追いかけられてるよー」って感じで、ちょっと他人事感が。。

 

独語版と韻を合わせようとしてるのはわかるんだけどね。。(freeとかmeとか)レベッカ英語詞と同じ違和感が。。

 

というわけで、日本語と独語歌詞ではあまり大きな違和感を感じなかったのに英語詞ではあまりに変えまくってて、聞いた時の曲のイメージが全然違う。。英語版に比べて日本語版の歌詞がかなりドイツ語版そのままっていうのがよくわかりますね。

 

 

エリザ再々演の時も、このくらいのタイミングでインターナショナルトレイラーが公開され、この時も英語版歌詞が衝撃でしたね。というわけで、ついでにエリザのインターナショナルトレイラーも。

 

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まあ、どちらも海外ツアーや海外公演のプロモーションに使われる映像なので、本当に英語圏で公演されるときには、ちゃんと英語ネイティブの翻訳家さんが直してくれるはずです(レベッカもそうだし)。

 

というわけで、モーツァルト!は次はどこで上演されるんでしょうね?発表が楽しみです。

 

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