2016-01-27 16:05 | カテゴリ:ウィーン生活

11月の帰国の時に、UFJ銀行のネットバンキングの際に使っていた乱数表2016年6月で廃止されると聞き、色々調べてみました。

 

ツイッターやメーリングリストで情報をシェアしたところ、非常に反響が多かったので、ブログにもまとめておきます。

 

●はじめに

 

三菱東京UFJ銀行が来年6月からワンタイムパスワードが義務化され、カードかアプリを用意しないとネット振り込み&送金ができなくなります(乱数表は事実上廃止)

 

海外からネット振り込みを使ってた私は大迷惑。乱数表だったら問題なかったけど、ワンタイムパスワードアプリもカードも海外切り捨て。海外住所を届ければ乱数表を使い続けられるが、海外送金ができなくなるという本末転倒。

 

訳が分からなくなって電話して聞いてみたら、4 回もたらい回し。。

 

海外在住者がマイノリティとはいえ、普通に出張中とか海外旅行中にネットで振込する人だっているじゃない?その辺り完全に切り捨ててるのが、結構痛いよね。。

 

まずは公式サイトからどうぞ。海外に関する情報は微々たるものです。

ワンタイムパスワード | 三菱東京UFJ銀行

 

●対象になる人

 

海外在住、もしくは海外出張や旅行で、UFJ銀行のネットバンキングを利用する人が対象です。手続きの一部は日本にいないとできないので、6月までに一時帰国される方は必読です。

 

また、公式サイトに書いていない細かい手続き(2台のスマホからワンタイムパスワードが使えるのか?ワンタイムパスワードの電池の寿命など)も、コールセンターに聞いて確認した情報を書いていますので、日本在住の方も参考になる部分もあるかもしれません。

 

●システムがどのように変わるか?

 

・三菱東京UFJ銀行が2016年6月からワンタイムパスワードが義務化され、カードかアプリを用意しないとネット振り込み&送金ができなくなります(カードサイズの紙の乱数表は事実上6月以降廃止ですが、一部手続きには必要ですので捨てないでください。)

 

・乱数表の代わりに振込時はワンタイムパスワードを使います。これはUFJのアプリ上、もしくはワンタイムパスワードカード(カード電卓状のディスプレイ)のどちらかで取得でき、振込の際に入力します。この二つの併用はできません。

 

・カードは申請から2-3週間で郵送、アプリはダウンロード(日本からのみ)後、アプリ上で申請→すぐ電話で登録となります。

 

・海外在住者は海外住所を登録すると、乱数表を使い続けることができますが、海外住所を登録した場合海外送金ができません。

 

●海外在住者はネットバンキングの振り込みどうなるの?

 

・ワンタイムパスワードカードもアプリもどちらも海外での動作は保証されていません。公式には海外で使えないことになっていますが、技術的には可能です。(ソースはコールセンター)

 

・ただし、故障や使えない場合は自己責任で、保証はサポートは出ません。(海外ですべての危機でテストをするような余裕がなかったので、海外はサポート外ということだと思います)

 

・実際に以下に示す方法でアプリを使ってみましたが、オーストリアからネットバンキングの振り込みも海外送金もできました。これも国によって事情が異なる可能性がありますので、一つの例ということでご理解ください。

 

●乗り換えるならカードかアプリか?

 

・まずは、カードかアプリかどちらを使うかを決めます。カードとアプリは、使ってみてから切り替えることは可能。だが、カード、アプリ、乱数表の併用は全くできない(バックアップが持てない)。

 

・カード自体は理論上海外で使うことができますが(正確に言えば国によって違いますが、時差などの影響は受けないという意味です)、ネックは郵送にかかる時間と電池切れ。

 

・新規発行の際は申し込みから7-10日で日本の登録住所に届きます→電話で登録手続き。一時帰国中にするのは厳しい期間かもしれません。

 

・カードは電池が切れたら銀行で交換対応になるので、海外在住だと、急な電池切れに対応出来ません。

 

・カードの電池寿命は5年。電池が少なくなったら表示が出て、 1-3ヶ月以内に切れる。銀行にワンタイムパスワードカードと通帳かカード、ID持参で無料新規発行。つまり、日本に本人がいないとカードを再発行してもらえません。

 

 

・アプリは海外のIPアドレスからダウンロードできませんが、一旦日本でスマホに入れて、ワンタイムパスワードを登録すると、海外からでも使うことができます。

 

・アプリの場合カードのような郵送の待ち時間がないので、日本にいる限り、アプリのダウンロード→ネットバンキングのログオン→ワンタイムパスワード申請→登録電話番号に電話がかかってくる→電話で登録という流れになり、30分もあれば作業は完了します。

 

・アプリは2台以上のスマホ、タブレットにダウンロードできるが、ワンタイムパスワードの登録は一台しかできません。(スマホとタブレット両方にアプリを落としておいても、ワンタイムパスワードはあとから登録した方が優先され、最初に登録した方は無効となります)

 

 

・海外でスマホが故障したり、盗難にあった場合、帰国しないとアプリが新規にダウンロードできません。

 

・また、アプリの大幅なアップデートがあり、日本で入れてきたアプリが使えなくなる可能性もあります。一応コールセンターに聞いたところ、アップデートで古いバージョンが使えなくなることはないとのことですが、先の事なんてコールセンターもわかりませんしね。。

 

 

つまり、どちらも弱点はありますが、手続きの速さと、バックアップの作りやすさから、アプリで行くことに決めました。

 

●日本にいる間にすること

 

・ワンタイムパスワードアプリを使う場合は、日本にいなければできないことは、アプリのダウンロードです。これは海外のIPから落とせないようになっているので(実験済み)、日本にいる間にスマホにダウンロード&インストールしておく必要があります。一旦入れてしまうと、後は海外からでも使えます。

 

・この時二台目の機器(タブレット、家族のスマホ)などがあれば、できるだけたくさん入れておいた方がいいでしょう。

 

・システム的に全ての海外の接続をテストするのは無理なのは理解しますが、アプリのDLは海外からもできないと困りますね。。(理論上日本のプロクシを通して落とすことはできますが、一度失敗してるので。。)

 

 

・アプリを使ったワンタイムパスワードの申請は、アプリ上で「申請」をクリックし、30秒で選択した電話番号に電話がかかってくる。その電話で言われた番号を入力して完了。

 

・登録番号は実家の家電にしている方が多いと思いますので、これも日本で済ませてしまいましょう。(これは、頑張れば海外から日本のご家族と連携してできないわけでもないと思います)

 

●私の選択

 

色々と調べた結果、私はこのようなやり方で行くことにしました。

 

・カードかアプリではアプリを選択し、Androidのスマホに日本にいる間にアプリをダウンロード→ワンタイムパスワード登録。

 

・盗難紛失に備え、タブレットにも日本でアプリをダウンロード。こちらはワンタイムパスワードは登録しない。

 

・使えるかわからないけど、アプリのapkも念のためPCにダウンロード。

 

一応何重かの安全対策はしていますが、実際何も問題が起きなければいいのですが。。

 

●海外在住でスマホを紛失したら。。

 

スマホを紛失した場合のシナリオ。

 

銀行に電話してアプリを止めてもらう

→二台目の機器(私の場合タブレット)にインストールしたUFJアプリでワンタイムパスワードを使えるように申請し、日本の家族と連携して登録作業をする。→このまま使い続ける。

もしくは

→新しいスマホ買ってUFJアプリをインストール(海外IPだとできないので、日本にいる間にapkを落としておいてPC経由で)

→アプリ上でワンタイムパスワード申請し、実家と連携して登録作業。

 

ただし、apkの方はできるのか全然わかりません。。理論的にはできるはずですが。。

 

●登録完了後の入金手続き

 

・アプリで入金する時はワンタイムパスワードは入力不要です。

 

・PCで入金する時は、アプリで起動後ログイン前の画面で表示されます。(なんでログインしてから表示しないのかわからないけど。。スマホ盗まれてアプリ起動したらワンタイムパスワードすぐ見られちゃうんじゃない?)

 

 

●6月までに日本に帰らない場合

 

私は日本にいる間に自分で手続きができましたので、アプリ作戦で行くことにしましたが、6月まで帰国する予定はないが、ワンタイムパスワードは何とかしなければならない方もいると思います。

 

この場合、アプリのダウンロードができないので(プロクシ、apk経由のインストールができる方はできますが)、カードを選択する方がいいかもしれません。

 

ワンタイムパスワード | 三菱東京UFJ銀行

 

ここからは私が試していない方法なので、実際使えるかはわかりませんが、多分こんな感じで行けると思います。

 

オンラインバンキングの画面からワンタイムパスワードカードを実家に郵送してもらう

→再びオンラインバンキングの画面から、登録申請を行う。登録番号(実家)に電話がかかってくるので、音声で通知される番号を実家の人に伝えてもらい、PC画面で入力し登録作業を完了する。

→海外住所に送ってもらう

 

手続きから海外の手元に届くには1ヶ月くらいかかるかもしれませんので、お早めに。

 

カードは電池切れの心配はありますが、電池の寿命の5年以内に帰国した時に、アプリを入れて切り替える、という方法も取れると思います。

 

●(おまけ)オーストリアの乱数表・ワンタイムパスワード事情

 

オーストリアではワンタイムパスワードの事をTANといいます。

 

こちらの口座では、モバイルTANと言って、オンライン振り込み時に、SMSとしてスマホにTAN(ワンタイムパスワード)が送られてきます。

 

日本にいるとSMSが来ないことあるので、乱数表(表というか5桁の数字を40パターンくらい紙でもらえる)を持ち帰ると、海外でも普通に振込がでます。アプリも不要で、二つのTAN入手方法があるので、海外からも使えます。

 

UFJの場合、乱数表の併用ができないのがあまりに不便すぎる。。カードとアプリの併用でも、アプリ2台の併用でもいいけど、何らかの併用はないと、突然の問題に対処できないよ。。

 

 

というわけで、海外在住の方、6月までにこの手続きを忘れないでくださいね!

 

 

 

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