2015-12-19 23:01 | カテゴリ:クリムトの歴史

映画「黄金のアデーレ」のもとになった(事実はかなり違う部分がありますが)、オーストリアのアデーレ訴訟。その際に問題になった絵画は、アデーレIだけではありませんでした。

 

今回はその6枚の絵画をご紹介します。

 

アデーレ関連の記事は「クリムトの歴史」カテゴリをどうぞ。

 

Adele Bloch-Bauer I (Gustav Klimt)

Adele Bloch-Bauer I, 1907

 

  • Bildnis der Adele Bloch-Bauer II 1912

    Adele Bloch-Bauer II, 1912

 

    • Birkenwald I 1903

      「ブナの林」Birkenwald, 1903

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    • Apfelbaum I 1912

      「リンゴの木」Apfelbaum I, 1912

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    • Häuser in Unterach am Attersee 1916

      「アッター湖のウンターアッハの家々」Häuser in Unterach am Attersee, 1916

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    • 「アッター湖のカンマー城III」Schloss Kammer am Attersee III 1910 

     

    このうち、アデーレ訴訟でアルトマン側に引き渡されたのは、上の5枚です。最後の一枚はブロッホバウアー家の絵画でしたが、他の5枚とは違う経緯をたどったため、今もウィーンのオーストリア・ギャラリー(ベルヴェデーレ宮殿)にあります。

     

    アデーレIIはアデーレIの5年後に描かれた絵画で、たった5年の間の様式の大きな変化が見て取れます。クリムトが同じ人物を二回描いたのはこのアデーレだけ。

     

    ちなみに、「リンゴの木」は私の大好きな絵で、アッター湖のウンターアッハは、私が毎年避暑に行くアッター湖の別荘のすぐそばなので、毎年5,6回は通りかかっている小さな町です。クリムトがどのあたりのアングルでどの絵を描いたのか、自分で探しに行ってみたりしました。

     

    また、カンマー城もアッター湖畔のカンマーという町にあり、こちらも年一回は行きます。お城を見るために遊覧船にも乗りましたし、クリムト絵画(カンマー城I)と同じアングルで写真を撮ってみたりもしました。

     

    アデーレ程有名ではない風景画ですが、結構私は思い入れがあって、どれも好きな絵画です。

     

     

    この6枚の絵画の現在の位置は以下の通り。

    アデーレIとII:個人所有。NYのノイエ・ガレリエで展示。

    ブナの林とリンゴの木とウンターアッハの家々:個人所有。展示されていない。

    カンマー城III:ウィーンのオーストリア・ギャラリーにて展示。

     

    では、次の記事で、それぞれの絵画がどのような運命をたどったのかを見てみましょう。

     

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