2015-12-01 06:58 | カテゴリ:クリムトの歴史

オーストリアのベルヴェデーレ宮殿のオーストリア・ギャラリー所蔵され、アメリカ人の訴訟によりバラバラにして売られたクリムトの名画「アデーレ」と他4枚の絵について書いて来ましたが、この話を元にした映画「黄金のアデーレ」のトレイラーを見てしまいました。

 

英語タイトルはWoman in Gold、独語タイトルはDie Frau in Gold.

 

うわー。これ。。

 

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どう見てもオーストリア悪者。。過去のナチス時代のオーストリアが悪者ならいいけど、現代のオーストリア人が悪者過ぎるww 

 

This is not legally buinding!と言う弁護士の台詞があるけど、そもそもアデーレの遺言ではベルヴェデーレに寄贈するはずだったんだし、オーストリアが所蔵してるのは、この話し合いの時点では少なくとも違法ではないでしょー。偏り過ぎている。。

 

どちらかというと、ナチスが奪い取ったものを、戦後のオーストリア政府が敬意をもって保管&展示していたわけで、その辺でホコリ被ってたわけでもあるまいし。

 

おまけに、「皆さんにとってはクリムトの名画でも、私のとっては家族のの形見です」ってwww 返却されたら速攻売却してるしww形見なら手元に置いておきたいんじゃないんですかね?

 

こちらがドイツ語版トレイラー

 

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英語版トレイラー。どれも微妙に違います。

 

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ヘレン・ミレン、ドイツ語訛りの英語で話してますねー。確か、新婚当時にオーストリアからアメリカに逃げたはずなので、アメリカにおばあさんになるまで住んでいても、ドイツ語訛りが残っていると。

 

明らかにウィーン2区(ユダヤ人地区)っぽい街角が出てくるのが、見てて懐かしい感じ。

 

感動的なスピーチ的なシーンの台詞、日本語版では「皆さんにとってはクリムトの名画でも、私のとっては家族のの形見です」ってセリフ、英語ではこう言ってます。

 

People see a masterpiesce by one of Austria’s finest artists, but I see a picture of my aunt. A woman who used to talk to me about life. We should be reunited with what is rightfully ours.

 

「人々にとっては、この絵はオーストリアの最も素晴らしい芸術家の一人の傑作なのかもしれませんが。しかし、私にとっては、叔母の絵画に過ぎません。私に人生について語ってくれた叔母の。私たちが所有する権利のあるこの絵を、手に入れなければならないのです」

 

日本語版トレイラーで省略されてる台詞も含めて訳してみたけど、Reunitedの下りが難しい。ニュアンス伝わったかな?

 

この台詞、どのトレイラーでも最後の決め台詞になってる。。ここだけ聞けば、いい台詞なんだけどね。。さっきもつっこんだけど、Reunitedされたかったら、売却するのはやっぱり美談としての説得力に欠けるよ。。

 

 

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