2015-08-15 07:11 | カテゴリ:皇太子ルドルフの歴史

今日は、マリー・ヴェッツェラが死の直前に、親友に送った手紙の内容をご紹介します。

 

この親友と言うのは、マリーのピアノの先生でもあり、最もマリーが信用していたHermine Tobisという人物。マイヤーリンク事件の前にはフランクフルトに引っ越していたので、マリーはルドルフとの恋愛の詳細を、この人だけには詳細に書き綴っていました。

 

今回発見された紙入れの中には、このHermineからマリーの姉Hannaに宛てられた手紙(おそらく心中事件の数週間後には姉の手元に届いた)が入っており、心中事件直前のマリーの心境が新たに明らかになりました。

 

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こちらが、Hermineからマリーの姉への手紙。

 

マリーはルドルフに、二人の関係の事を誰にも知られないようにと言っていましたが、マリーはこの親友Hermineだけには、全てを書いて送っていました。

 

ルドルフがマリーに送った手紙も、マリーは読んで返却しなければなりませんでしたが、その内容をマリーはHermineに書き綴っています。このHermineからマリーの姉に宛てた手紙には、その引用が多く残されていますので、マリーとルドルフの恋愛の謎がかなり解き明かされています。

 

かなり長いので、この雑誌に載っていた引用をご紹介します。「」の中の文章は、マリーからHermineの手紙の引用。

 

・「彼を幸せにするために私の命を差し出すことができるなら、喜んでそうするわ!」
・マリーが処女を失ったのは、死の2週間前に、ホーフブルクにて。
・「昨日7時から9時まで彼のところにいたの。私たちは二人とも気が狂ったようだったわ。そして私はー『女』になりました!」
・「私が彼に『王冠の後継者』を贈ることができたら!」
・「あなたが話してくれたら、物事はもっと早く進むでしょうに!」
・ルドルフの手紙をマリーは手元に置いておくことは禁じられていた。全ての手紙は皇太子の側近に手渡された。

 

 

また、記事の中にあった、ルドルフからマリーへの手紙の引用二か所:

 

Lieber Engel, ich kann nicht leben mehr ohne dich (sic!), sei nur vorsichtig damit wir nicht entdeckt werden, wenn ich dich nicht mehr sehen duerfte, wuerde ich wahnsinnig. Komm bald zu deinem R

 

「愛する天使。君なしには生きていけない(ohne dir(三格)をohne dich(四格)と間違えて書いている)。我々の事は見つからないように気を付けてくれ。君に会えなくなるなんて、僕は気が狂ってしまう。君のRの所にすぐ来て欲しい」

 

下の手紙は、マイヤーリンクでの心中に呼び出したときの手紙。

 

Lieber Engel, ich kann nicht laenger sein, ohne dich wieder zu sehen. Komme also zu mir. Bratfisch wird dich an der Ecke der Gasse erwarten, Dein R.

 

「愛する天使。君に会わないでこれ以上いるのは無理だ。僕のところに来てくれ。ブラートフィッシュ(御者)が道の角で待っている。あなたのR」

 

 

上記の引用は、Hermineからの手紙として、この記事には書いてありましたが、なんだか見たことあるような文章もあるので、ちょっと出典が混じっているかもしれません。。あとで確認してみますが、とりあえず記事しておきますね。

 

 

 

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