イースター恒例JCSコン2015レポ第二段です。今回は演出など。

 

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●コンサート形式の演出

 

コンサート形式だけど、オケが舞台上にいて、セットがほとんどない以外は、演技、衣装、小道具など、ほぼ普通の舞台作品として見れる。一応主要人物はマイク持ってるけど、ミニマイクも顔に付いてる。

 

オケが舞台両側に分かれていて、真ん中に幅2メートルほどの通路ができている。指揮者(Schoots氏)は向かって右。そのすぐ側にアコギとエレキギター。その後ろがドラム(ブラボー!)その後ろが金管。左側は最前列がキーボード二台、その後ろに弦楽器。

 

オケの手前の舞台で演技が行われる。オケピは蓋をしてあり、客席におりる階段が中央に付いている(私の席からは客席降りは見えなかったけど、多分カヤパ登場とかで使ってた)。

 

オケの奥上の方に細い段があり、ここでも演技が行われる。その上にスクリーンがあり、何か映写されていた。(私の席からでは、ここに立ったらほとんど顔が見えなかったし、映写もほとんど見えなかった)

 

映写で気が付いたのは、最初のオーバーチュアでキリストのイコンが映写されていたのと、貼りつきの時に雲だったこと。あとは見えなかった。。

 

檀上は、ホサナを前で踊っている時に、壇上でカヤパが歩いたり、逆にカヤパたちが手前で計画を練っていたら、使徒たちが踊りながら通ったり。1幕ラストのユダの裏切りGood old Juadsでは、壇上に最後の晩餐の用意がしてある(2幕が晩餐でスタートした時には舞台手前に移動)

 

あと、スーパースターも最初は檀上でユダとソウルガールズで始まった。途中でユダは段から下におりる階段で一瞬姿を隠したすきに、帽子をかぶって土産物を持って、通路を通って手前へ。

 

磔も檀上。中央にジーザスが両腕を横に伸ばして立ち、その両腕から舞台袖まで、長いロープでつながれているという演出。ユダはインストの間に左から登場し、ロープを外して右へ退場。ジーザスが後を追い、二人はハグしてから退場、と言う流れ。

 

私が見たJCSコンで、こんな感じの台を使った演出はなかった気がするので、ちょっと新鮮だけど、上の席からだと檀上見えないので、これはいいのか悪いのか。。

 

あとは、3つの長方形のブロックを多用していたかな。最初のシーンでは、この三つのブロックを積んで、高いところにジーザスが座り、使徒たちが低いところから質問を投げかけるという形式だったり。

 

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everything‘s all rightのシーン。VBW公式より

 

●衣裳

 

衣装は現代衣装でなかなか良かった。アンサンブルはカラフルな普段着。ジーザスは全身白(タンクトップ)、ユダは全身黒(ルキーニっぽい黒Tシャツ)、カヤパはウェーブ長髪でライオンみたいな怖い顔。カヤパ隊は刑事風スーツにメガネにタブレットw。ピラトもスーツ、ヘロデは白毛皮コート。

 

アンサンブルが黒い長いコートを羽織って悪い群衆(十字架に掛けろ!っていう人たち)になったり、ぼろをまとってらい病患者になったり、結構裏の早変わりが大変そうだが、効果的だった。

 

ソウルガールズとヘロデガールズは衣装がほとんど同じwソウルガールズには羽付いてたけど。

 

テンプルのシーンは女性少な目だったけど、男性陣が武器商人やったりして、結構頑張ってた。

 

●小道具

 

今回気に入った小道具は、何と言ってもタブレット。スーツ姿のカヤパ隊が手に持っていて、何だそれ?と思ってたら、ユダの裏切りの台詞(ゲッセマネの庭に何時ってやつ)をタブレットで録音して再生するの!これがほんと素敵演出で、1幕ラストでおおーー!と思った。

 

最初のWhat's the buzzでアンサンブルが手にしていたチラシもよかった。Drewジーザスの顔写真がA4サイズの紙に印刷してあるだけなんだけど、チラシをもらって集まってきた人たちって感じがよく出てた。

 

ホサナのシーンでホンモノwの棕櫚(ヤシ)の葉っぱを持って出てきたのもよかった。やっぱりここは棕櫚だよね!

 

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VBW公式より

 

●バーデン版を彷彿

 

好きなSobodka氏の演出なんだが、とってもいいシーンと、普通で特に捻りのないシーンがあって、どう評価したらいいものか。気に入ったのはカヤパ隊の見た目(インパクト大!)、ピラトの夢、らい病からマリアの流れ、ユダの裏切り(タブレット録音w)。普通だったのはヘロデとスーパースター。後半の派手な歌が普通だったのは少し残念。期待してたのにー!

 

しかし、明らかにバーデン版演出のパクリがあり、いいのか?

 

ひとつはオケの配置。いつもと違ってオケを二つに分け、奥から手前への縦の通路を作ってた。

 

もう一つはスーパースターのキッチュ化。どう見てもバーデン版ですwwバーデン版スーパースターは、コーラスラインとキッチュとドリガのパロディだったけど、ユダがスッキリして死んだので、とっても楽しいシーンだった。

 

今回はユダがウジウジして死んだ上、ダンサーもたった五人で、なんか物足りなかった気が。ジーザスも途中で退場するし。

 

しかしキッチュパロはこの劇場(ライムント)だからこその醍醐味はある。ユダは十字架デザインのキンキラ帽子かぶって、売り物はアイラブジーザスのロゴ入りコップやお皿w バーデン版見てなかったらもっと笑えたな。

 

 

●オケ

 

次にオケ。ほんと素晴らしかったのに、歌の音量にかき消されて、じっくり聞けなかったのが勿体なすぎ。ちゃんと聞けたのは鞭打ちくらい。鞭打ちはドラムとエレキギターと金管がメチャかっこよかった。とかにドラム!鞭打ち終わったあとのどどどどどん!が!かっこいい!

 

全体的に編曲が凝ってたので、オケだけで切り出して聞いてもいいくらい。what's the buzzはビッグバンド風、i don't know~はアコギの美しさを強調、シモンでは音の強弱で盛り上げ、ホント工夫されてた。CD出たら(でないと思うけど)オケだけ聞きたいところ。

 

しかし、ほんと音量大きくて、最近こういう傾向にあるんだけど(貴婦人、マンマも)、 個人的にはここまでガンガンにしなくても、と思った。特にシャウト合戦だと、少し聞いてて疲れるかも。シャウト組さんたち、もう少し音量下げて繊細に歌う所を増やした方が、シャウトが生きてくると思うよ。

 

 

Jesus – Drew Sarich
Judas – Alex Melcher
Maria Magdalena – Nadine Beiler
Kaiaphas/Apostel – Mark Sampson
Simon / Ensemble – Tobias Bieri
Peter / Ensemble – Benjamin Sommerfeld
Pilatus/Apostel – Marc Clear
Annas/Apostel – Peter Kratochvil
Herodes/Apostel – Armin Kahl
Soulgirl / Ensemble – Livia Wrede, Franziska Schuster, Marianne Curn
Priester / Ensemble – Oliver Aagard-Williams, Richard Patrocinio
Ensemble
Arthur Büscher – Julia Edtmeier - Walesca Frank – Dana Harbauer – Stefan Mosonyi – Raphaela Pekovsek - Georg Prohazka – Isabella Prühs – Veronique Spiteri – Niran Straub – Birgit Wanka

 

関連記事:JCSイースターコンサートキャスト発表  

 

その他JCSレポ

 

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