2015-02-04 06:44 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

今回がモーツァルト!ブダペストレポ最終回。カテコ編とまとめ編です。
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●カテコ編


いやあ!!!ラストもすごく盛り上がったし、すばらしかったよ!ほんとおなかいっぱいになった!!特にヴォルフとアマデがすごかったよ!!!

 

と、感動に打ち震えていると、カテコが始まった!まあ、普通に拍手して、ちょっと抑え目にヒューヒュー言ったらいいかなあと思っていたら、なんか異変が!!!

 

普通の拍手じゃなくて、ぱん!ぱん!ぱん!って、みんな手拍子を合わせるの!!!!いったい誰がどんな方法で拍手リーダーしてるのかわからないけど(見たところ立見席もないし、リピーターもそんなにいなさそうなのに)、見事な手拍子!!!こんな組織的な手拍子は、いろんな国でミュージカルを見てきたけど見たことないよ!!


まあ、郷に入っては郷に従えなので、真似して手拍子をしてみます。それも、微妙に少しずつスピードアップして、手がたたけないくらい早くなったら、申し合わせたかのようにまたゆっくりに戻るの!不思議だ!!!

 
カテコは、まず、エリザの最初のカテコのように、アンサンブルはグループで、それ以外は一人ずつ挨拶します。それぞれのところで拍手もないし、観客は手拍子を続ける!!一回目のカテコがはけると、全く同じ要領で2回目カテコ!


2回目のカテコが終了するとオケが音楽を始めて、エリザの2回目のカテコのように、音楽付きで再びアンサンブルが挨拶しに出てくる。メインキャストが出てくる時になると、それぞれの人物のテーマソング(コロレドだったらWie kann es moeglish sein♪、男爵夫人だったら星から降る金♪など)とともに登場。なんかヒッティングマーチみたいで楽しい♪

 

最後から二人目はアマデなんだけど、舞台奥から5回転くらいのバク転しながら登場!!!!いや、12歳くらいの子供ですよ??舞台手前まで出てくると、くるっと回ってお辞儀!!!超かわいい!!!っていうか、大人っぽい!!!


最後に割れるような拍手とともに登場したヴォルフガングは、赤いコートを持っているので、着るのかなーと思ったら、アマデに手渡してました。子供用だったのね。。バク転に邪魔だから持っててあげたんだね。主役に自分のコートを持ってこさすなんて、頼もしいアマデだ。。


ここで緞帳が下がりますが、それでも、観客の手拍子は止まず、激しく催促するみなさん。エリザ的には、これで幕が下りて終わりになるのが普通なので、私的には十分楽しませてもらったし、もう3回カテコがあったから十分楽しんだよ。。と思っていると、なんと、緞帳の小さい扉から主要キャストが一人ずつ出てきて再度挨拶。

 

特にナンネール、コロレド、アマデ、ヴォルフの拍手がすごかった。。。(多分一番拍手が多かったのはナンネール。有名な役者なのかな。)挨拶が終わると、みんな緞帳の前に立って、全員集合で再度お辞儀。それが終わると、一人ずつ再び扉から礼をして引っ込んでいきました。ううー。長いカテコだ。。。

結局、この4回分もある超長いカテコをすべて拍手じゃなくて手拍子で乗り切った私たち。とても新鮮な体験でした。他の東欧の国でもこうなのかな?それともこれはブダペストオリジナルの伝統なのかな?


あ、あと、拍手、歓声の文化でもうひとつ言い忘れたことが。こちらは、曲の後で拍手はありますが、歓声はありません。いや、エリザみたいに毎曲するのはともかく、ここでは、超名曲(星から降る金♪、神よなぜ許される♪なぜ愛せないの♪など)ですら、終わった後の歓声はまばらです。

 

でも、誰かがヒューヒュー言ったら私もあわせていっていたのですが、後で考えたら、ヒューヒュー言ってたのは、私の前に座ってたR&Jのジャケットを来たオーストリアからの遠征客でした。。。ってことはローカルの人はひゅーひゅーは言わないのかな?


●まとめ


いやあ、ほんと、片道4時間往復8時間かけてウィーンから遠征しましたが、これはほんとに見る価値ありでした!!!終わる前に見にこれてよかった!!(10月2日の後は今年は公演はないようです)


演出もエリザ的にかなり象徴的で私の好みだし(裸、サウナ、トイレなど突込みどころはありますが。。)、なんと言っても役者がすごい!!!!歌がみんな、相当うまい!ウィーンレベルとは言いませんが、かなり近いところまで行っています。ヴォルフ、コロレド、ナンネール、コンスタンツェ、パパ、男爵夫人などは、ウィーンでも十分やっていけるでしょう。

 

残念だったのはアンサンブル。ダンスはちょっとばらばらだったし、歌もいまいち迫力に欠けたものもありました。(すごくよかったのもあったんだけどね!!)


今回の一番のがんばり賞はヴォルフとアマデ!!!この二人が仲良しな感じがとてもよかったのと、ヴォルフが熱唱系、アマデが軽業系なのが、とてもいいコンビでした。


ただ、全体的に、歌をすごく増やしたのが微妙。新曲一曲のほかに、2幕で登場する歌を1幕で再利用したり(革命の歌など)、同じ曲を何度も歌ったりしてたので、日本版より、合計5,6曲は増えてたはず。

これは、歌の新鮮味がなくなってしまうし、全体的に長くなってしまうと言う欠点はあるけど、逆にいうと、おなかいっぱい気分にさせてくれたので、結局よかったのかな。これでもか!と歌を畳み掛けてくるので、1幕を見終わった時点で、もう2幕分くらい見たようなおなかいっぱい感があったよ。(1幕の真中辺りでもう既に休憩がほしくなったくらい。。だって、演出とか覚えるの大変なんだもん!)


あと、歌やシーンの順番を入れ替えたのの意図がいまだによくわかりません。。シカネーダーのソロがあんなの最後のほうでいいのか?もう、ヴォルフが死ぬかもーってとこになってあの曲はよくわからん。。そのほかにも、シーンのつながりがスムーズじゃないところ(1幕のウェーバー家とザルツブルグの行ったり来たり、レクイエムの注文の後での魔笛作曲など)があって、シーンの順番の必然性がよくわかりまんでした。。まあ、日本版とウィーン版も順番変えてるみたいだし。


なので、もうちょっと重複している曲を削って、シンプルにしたほうがわかりやすかったかなと言う気はしますが、こういうごちゃごちゃしてるほうがかえって、たくさん見たーいっぱい熱唱を聞いたーと言う気がするからいいのかな?

 

なんか、これでブダペストミュージカル文化の一端がのぞけたので、また来年あたりウィーンミュージカルがひまになった頃に来てみよーっと。

 

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