2015-01-31 06:32 | カテゴリ:ハンガリーミュージカル

それでは、ブダペスト版モーツァルト!レポも3回目!今日はストーリー編の1幕をお送りします。


キャスト編と重複するところもありますが、ストーリーの順番や演出も覚えているだけ書きました。

曲のタイトルは日本語とドイツ語ごちゃ混ぜですが、できるだけ日本語のタイトルを使うようにしています。

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●ストーリー編 1幕


曲目はハンガリー語で見つかったのでそのまま転用します。。それも、ハンガリー語のオンライン辞書を引きながらシーンのおさらいをしてるので結構大変!!


ちなみに、ハンガリー版は日本版やウィーン版とシーンや曲の順番がずいぶん違います。

 

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舞台全体の感じ。この写真はアマデとヴォルフが二人ずついるので、何かのイベントのときだと思いますが。。


Prológus I.
Doktor Mesmer, Constanze Nissen
プロローグ。


これは日本版、ウィーン版と同じです。暗い中に上から照明が降り注ぐように降りて、ドクトル・メスマとマダム・ニッセンが登場し、円盤が山形に舞台上に置かれ、お墓を象徴します。ドクトル・メスマがジャンピエール!って言うところが、日本語のやつと言い方が似てて笑った。


Ez egy csoda! Micsoda kincs!
Leopold, Amadé, Nannerl, Waldstätten, Zinzendorf, Salieri, Mesmer, Ensemble


これはウィーン版と同じ曲。Was fuer ein Kind!の曲です。(日本語版は神がー♪って言うやつなんだけどね)


赤い服をきたアマデ(12歳くらい?)が指揮棒を振っているところにスポットが当たり、舞台中央の楕円形のせりに乗ってコンサート会場となるピアノがセリあがってきます。

 

ナンネールを子供の役者がやってるんだけど、一言歌うところ(熱がある♪)が下手!!!日本では子供ナンネールはいないらしいですね。


アンサンブルもちょっと統一されていなかったので残念。


次の男爵夫人がアマデに声を掛けるシーンでは、アマデは音叉を手に持っている。この音叉の二股になってないほうペンのようにして作曲をするわけですが、私はアマデが箱を持っていると思っていたので、全然違うものを想像していました。。

A vörös kabát
Wolfgang, Nannerl, Leopold, Amadé


スポットライトが中央にあたり、子供の姿のアマデ(なぜか照明が失敗して全然ピントが合わなかったが。。。)のシルエットが舞台に浮かび上がる。前奏の終わりで、このスポットライトの中央から、スクリーン代わりになっている白い布を突き破って大人になったヴォルフガングが登場。

 
これは赤いコートのシーンですね。ザルツブルクの町をかたどった形の中幕(赤い壁紙)が下りると、舞台手前はモーツァルト一家の部屋と言う設定。上手端っこにアマデが常駐する作曲用ミニ机、下手端っこには礼拝台。下手奥には鏡の入っていない鏡台、上手奥には机。中幕には布をたらした形の扉が家の入り口となります。


家の入り口からナンネールが帰ってくると、ヴォルフガングが赤いコートが入った包装紙を放り上げてはしゃいでいる。なんか、音楽を聞いてて予想した通りなのでいきなり感動!!!


この時点でアマデはすでに舞台上にいて、鏡の入っていない鏡台の後ろ側に周り、ヴォルフガングと鏡をはさんで左右対称の動きをしてみせる(ううむ。これで分身とわかるなんて絶妙な演出だね。。)その後も、ヴォルフガングはアマデにイェーイ!とかするので、通じ合っててすごくいい!


Hol van Mozart!
Arco gróf, Colloredo, Wolfgang, Leopold, Ensemble
Wo ist Mozart!


これは何処だモーツァルト!♪のシーン。中幕が開くと、宮廷の人たちがうごめいていて、上手手前でArcoが歌う。舞台中央のセリは上がった状態なので、セリ上の箱の上(舞台奥)からコロレド登場。

 

背が高くて目立つ!!これは結構かっこいい人なんじゃ!耽美系コロレド。黒い長髪(後ろくくってる)に黒い衣装。Tybaltの衣装の黒い版みたいに刺繍がいっぱいしてある。


コロレドはヴォルフガングからセレナーデを書いた楽譜を受け取るが、ヴォルフガングの態度に怒って空中に投げ捨てる。それを見て更に怒るヴォルフガング。怒ったままヴォルフとパパは退場。


ううー。コロレドの出番が短いのが残念だよー。


Éjszakai szerenád
Colloredo, Arco gróf


ううむ。夜のセレナーデと言う意味のタイトル。このシーンでは、さっき床に投げ捨てた楽譜をもう一度拾って読み直し、「音楽家たちにこの曲のリハーサルをさせろ!」と命令するシーン。


Senki nem szeret úgy, mint én
Wolfgang, Leopold, Nannerl, Maria Anna, Amadé
Niemand liebt Dich so wie ich


私こそおまえを愛するものはいない♪のシーン。パパはやっぱり福々しいオペラ歌手なので、この曲を歌うと強い怖いパパと言うより、思春期の息子に反抗されてしょぼんとなってるパパみたい。その点ナンネールは強い!いやあ、この二人かなりいい組み合わせだよ。(笑)

 

最後はママとヴォルフは旅に出ることにする。ちなみにママ役者は白髪混じりの髪の毛をしているだけで、見た目はナンネールは男爵婦人とあまり変わらないような気が。。


というか、ふと正気に返ってみると、ウィーン版ではこの曲は星から降る金♪の次の曲じゃない?日本版はよく知らないけど、ここでこの曲が入るのは不思議。。


Én vagyok a zene
Wolfgang, Amadé
Ich bin ich bin musik
僕こそミュージック♪のハンガリー語版です。


続けて、舞台上に残ったヴォルフがアマデといっしょに歌う。やっぱりウィーン版に慣れてるとちょっと変だけど、日本語版との僕こそミュージック♪ です。つまり、Warum kannst du mich lieben wie ich bin♪のサビの部分がメジャーにマイナー♪となるバージョンね。


さっきのシーンで旅に出るのに大きなスーツケースと小さいスーツケースをもってきたヴォルフガング。この大きいほうにヴォルフが腰掛けて、小さいほうにアマデが座って、同じ動作をします。アマデかわいい!!

 

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ファーストキャストのドルハイ・アッティラとアマデ


 

ヴォルフはアマデを肩車したりして、お兄ちゃん!って感じで楽しそう!こう、音楽を作るときは二人で一人さ!って感じ。


ここで既にアマデは運動神経を発揮します。肩車した状態から、ヴォルフの肩に脚を掛けて後ろに逆立ちして逆立ち歩きをすると言う芸当をして見せます。すごいなあ、このアマデ。。


歌の後半はアマデはアマデ常駐デスクにいて、ヴォルフは銀橋のほうに歩いてきてメジャーにマイナー♪の部分を熱唱!!!もう、このヴォルフガングの熱唱はすごいよ!!!!声量もすごいし熱い!!

 

銀橋の中央まで来たとき、驚愕のセリ上がりが!!!!ヴォルフガングは中央の楕円形の上がるセリに乗ってかなり高いところで歌います。これは迫力はすごいし、視点が高い分びんびんパワーが伝わってくるけど、空中に浮いているようで猿之助を思い出したのは私だけ?だろうなあ。。


歌の最後には、アマデが銀橋をたたたーと走ってきて、まだかなり高い位置にあるセリによじ登って二人でセリの上で抱き合う。なんか、仲がよくて息が合っててすごく素敵な二人!


Ó, Mozart kisasszony!
Nannerl, Arco gróf, Ensemble
Ah, das Fräulein Mozart


そうか、、。この順番で市場のシーンになるわけね。。まァ、モーツアルトの娘さん!♪です。さっきの銀橋のシーンの間に舞台を用意していたらしく、幕が開くと屋台のようなテーブルの後ろに売り子さん並んでいて、市場の雰囲気は満点!上からいろんなものが垂れ下がっていて、微妙にガチャガチャした感じがぴったり。

 

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さて、あの巨大ナンネール(いや、なにもネガティブな意味で言ってるわけじゃないんだけど。。)が登場し、買い物とかをします。途中でアルコが登場しいやなことを言って退場。その後やけ買いのようにトマトとかレタスとかを買いあさるナンネール。そうか、これがやけ買いだとは、CDでは気がつかなかったよ。。(爆)遠くにいるパパと弟を心配するナンネール。


Egy tisztességes család
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophie, Constanze, Fridolin
Eine ehrliche Familie


市場のシーンの後は、心を鉄に閉じ込め♪が入るはずなんだけど、もういきなりマトモな家庭♪に突入です。


舞台は中央の巨大セリに乗って来た巨大な箱の中にウェーバー家の寝室が現れます。この箱の左右には、左右対称の橋があって、箱の上まで登れるようになっています。

アロイズヤが銀橋上手端っこから登場し、めんどくさそうに歩きながら、舞台上の椅子に座ってスカートを脱いで下半身下着だけになります。歌が始まると、寝室のベッドの上には、セシリア・ウェーバーと娘たち4人が座って、ehrliche Familie♪と歌いながら枕投げをしています。

 

やっぱりちょっとコンスタンツェ役の子は他の人よりかわい目だね。でも、女性5人が歌って踊るとやっぱり派手だねえ。


パパが帰ってきて、モーツァルトが町(マンハイム)に来ていることを告げます。曲の途中でセリが一旦微妙に下がり、照明も暗くなって、中幕が降りてきます。


Zárd vasba a szíveg
Leopold
Schließ Dein Herz in Eisen ein


降りてきた中幕は、前述のザルツブルグの風景が付きの赤い壁。ここはザルツブルグのモーツァルト家の部屋。残されたパパが心を鉄に閉じ込めて♪を歌います。そりゃ、オペラ歌手パパは朗々と歌うわけですよ。

 

ここは文句なしにうまかった!!!!!!!!!特にラスト、Eisen e----------inと言うところは、ハンガリー語でも似たような音だったのですごく気持ち的に感情移入できました。しかし、この見た目から行って、やっぱり反抗期の息子を持つ父親だよなあ。。


Egy tisztességes család 2.
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophie, Constanze, Fridolin, Wolfgang
Eine ehrliche Familie


再び中幕があがって、舞台はマンハイムへ。ヴォルフガングがウェーバー父に連れられて部屋に入ってきます。アロイズヤが歌手と知ったヴォルフガングは自分の持ってきた楽譜を渡して、歌わせます。ウェーバー家の皆さんにちやほやされていすに納まっているヴォルフガングが尊大な感じでやなやつだなあ。 (笑)

 

アロイズヤは最初は楽譜を見て発声練習らしきものをしますが、とうとう歌いだすとかなりうまい!でも、日本語版ほど歌ってる時間は長くなかったぞ。。


アロイズヤが歌いかけたあたりで、座っていたヴォルフガングは吸い寄せられるように立ち上がり、アロイズヤは興奮してベッドの上でジャンプジャンプしながら歌います。

 

こんなに高い音なのにジャンプとかして大丈夫なのか?歌が終わるとすぐにヴォルフガングはアロイズヤを抱きしめ、そのまま二人で橋を通って寝室の屋根の部分にあたる、アロイズヤのベッドに移動します。


屋根には人が一人は入れるくらいのくぼみがあるので、そこにすっぽりとはまったヴォルフガングは頭を客席に向けているのはわかりますが、体は見えません。その状態で脱がれた服がぽんぽんと空中を舞い、ヴォルフガングの上に馬乗りにまたがるアロイズヤ。

 

Eine ehrliche Familie♪の最後のメロディーを階下のウェーバー家の皆さんが歌う中、アロイズヤはリズムにあわせて上下にゆれるので、明らかに下品なラブシーン!ううむ。体は見えないけどヴォルフガングは手を上に差し出してアロイズヤの胸とかを触るし!!いや、一応体は見えないとはいえ、ここまで露骨にしてもいいものか。。

Irgalmas Isten
Leopold
Barmherziger Gott


こんなシーンがマンハイムで繰り広げられる中、また中幕が降りてザルツブルグのパパのシーン。パパは今度は息子が誘惑に屈しないよう、神に祈っています。うー。この辺パパの似た曲が多いので、どんな曲か忘れてしまった。。


なるほどね、幕を使うことでマンハイムとウィーンの同時進行を表そうとしたわけね。明るいシーンとまじめなシーンが交互に出てくるのは効果としてはいいけど、別にウェーバー家のシーンを分割しなくてもいい気はするんだけどなあ。まあ、これはこれで演出効果はあったわけだし、いいかな。


Lázongás, Padampampam
Wolfgang, Mama, Ensemble
riot


中幕が再度開くと、場面はパリ。ヴォルフガングは橋の上を母親の手を引いて歩いていますが、舞台上は革命の人たちが旗を振ってDer Mensch wird erst Mensch durch den aufrechten Gang♪(人間は自分の足で歩いて始めて人間になる♪)のリプライズを歌っています。母親は革命を怖がり、家に戻ろうとしますが、革命に興奮しているヴォルフガング。


このシーンはここで挿入する意味はあるんでしょうか?どうせ後で革命のシーンあるし。。


Iraglams Isten repríz
Leopold
Barmherziger Gott


もう一度パパの祈りの短いリプライズ。ちょっとこの行ったり来たりは多すぎる気もするけど。。まあ、舞台変換のためと言う別の言い訳もあるだろうし、それほど気にならないからいいです。


C-moll zongoraszonáta
Wolfgang, Maria Anna
C-minor piano sonata


ピアノ・ソナタ ハ短調(kv457)。これは左右対称の橋の向こう側で演じられます。演奏会用のいすが並んでいて、ピアノを演奏しているヴォルフガング。ただし客席には母親ともう一人意地悪そうな貴族のおばさんがいるだけ。このおばさんも拍手を二回だけして去っていきます。


二つの橋の間から舞台手前に登場した母親とヴォルフガング。「いつかちゃんと成功するから!」というヴォルフガングに激しい咳でしかこたえられない母親。


Mama hálála
Wolfgang, Mama, Amadé
Mama's death


この間に橋が取り除けられ、下手奥にはベッドが薄暗い中にかすんで見えます。家に帰ってきた母親はせきをしてベッドに横になり、そのまま亡くなります。母親の死に気づいたヴォルフガングは、「ろうそくのように消えた。。」と言って、ふらふらとと立ち上がり無言でさまよいます。


舞台上は母の死とともに3人の黒子が3本のたいまつを持って登場し、街頭に火をつけますが、ヴォルフガングが歌いだすころには街頭の火も消えてしまいます。


Requiem - A nyomorúságos létről
Wolfgang, Amadé, Ensemble
Was für ein grausames Leben


残酷な人生♪です。もう、最高に燃えるヴォルフガング!!!!
この曲は私はすごく好きなので(変かな?)聞きほれてしまいました。真っ暗な舞台でふらふらと客席のほうに歩いてくるヴォルフガング!このヴォルフは本当にいい!!


Az árnyékod hogy léped át
Wolfgang, Ensemble
Wie wird man seinen Schatten los?


えっと、残酷な人生♪の後に続けて影を逃れて♪ですか?連続ってすごいなあ。。(といいながら、かなりいっぱいいっぱいだったのでちゃんと覚えてません。。確か中幕の前だったはず。)


Salzburgban tél van
Ensemble
In Salzburg ist Winter


さっきまで超悲しいシーンだったのに、中幕が開いてみると、ザルツブルグの居酒屋のシーン。というか、ビールとかを変える屋台が中央の巨大セリに乗っています。アンサンブルはオーストリアーーーって感じの衣装を着て(ステレオタイプなので笑)、ビールジョッキを持って踊ります。

 

この曲今まで聞いたことなかったかもー。日本語版に入ってるのかな?聞き逃したのかな?とりあえず、ザルツブルグの冬は寒いよって感じのないようだと思います。(アンサンブル見てて字幕まで気が回らなかった。。)


この曲は派手目の楽しい曲なので、アンサンブルの皆さんは最後は銀橋まで来てくれて、かなり近いところで歌ってくれます。ビアジョッキを見てガストン♪(B&B)を思い出したけど、あの時はビアジョッキは金属だったよね。


Én vagyok a zene repríz
Wolfgang, Nannerl, Leopold
Ich bin music reprise


再び中幕が下がると、ザルツブルグのモーツァルト家の部屋。おそらく、さっきのザルツブルグの飲み屋のシーンの間にママがなくなったヴォルフが一人でウィーンに帰ったという時間経過をあらわしていると思われます。


ヴォルフガングがパパとナンネールと話しているシーンです。(ちょっと記憶飛んでます。。すみません。。)


そこへ男爵夫人が登場し、「明日ウィーンへ行くが、ヴォルフガングもいっしょに来ないか」と言います。パパは断固反対しますが、男爵夫人はがっかりして帰りかけて立ち止まり、「お話を聞かせてあげましょう」と言って歌い始めます。


Csillagok aranya
Waldstätten, Leopold
Gold von den Sternen


わおーーーー。この男爵夫人は只者じゃないぞ!!!!超うまい!!!もしかしてこれは、完璧と思われたウィーン版を越えるかも!!!!(すみませんが、私は日本版は苦手なので。。)


ハンガリー語なのに泣ける!これはすごいぞ!!!ザルツブルグの形をかたどった中幕の向こう側には、星が見えるし!!!


2番に入ったころから中幕が上がり、中央のセリ部分に星型のセットが組まれ、蝋人形のような人物が10人ほど立ったまま回っている様子が見えます。

 

いったいこれはどういう意味だ!っていうか、この名曲の途中からこんなセットを導入してどうするつもりだ!と思って、歌に集中したいのにセットも見ていると、歌のほんとに最後のほうになってやっとわかった!この蝋人形のうち二人はパミーノとタミーナだ!!

 

ってことは、この蝋人形は、これからウィーンでモーツァルトが有名になって生み出していく作品の登場人物たちなのか!!!この蝋人形を指し示しながら星から降る金♪を歌うことで、モーツァルトがウィーンで成功することを暗示しているのね!!!


この演出はちょっと凝りすぎてはいるけど、結構気に入りました。けど、ほんとに、オペラの登場人物って気づいた人は観客の何人くらいだったんだろうか。。考えてるうちに歌が終わっちゃうよ。。

 
ちなみに、今まで私が聞いたのは、ウィーン版Lennkeさん(CD)、日本版久世星佳(CD)、日本語版一路真輝(Uweコン)、ドイツ語版 Carinさん(Donauinselfest)と今日のハンガリー語版ですが、本当にこれは一番よかったと言ってもいいくらい!!(ちなみに、Maya さんバージョンが手に入る当てができたので楽しみ。。)


Senki sem szeret úgy...
Wolfgang,Nannerl, Leopold
Niemand liebt Dich so wie ich

 

パパ、さっきもこの歌歌ったじゃーん。私ほどお前を愛するものはいない♪だね。ヴォルフが男爵夫人に連れられてウィーンに行こうとするのでパパが引き止めるために歌う。ヴォルフガングはそれでもウィーンへ行ってしまう。


っていうか、1幕でもう既に相当名曲出ちゃってますねえ。もうこの当たりで休憩時間にしてもいいって言うくらい、相当おなかいっぱいです。

Rám bízták
Colloredo,Arco gróf, Ensemble
馬車のシーン


演出的には、このシーンが一番好き!!!!!!!!!!!!後ろ幕には雪の降りしきる森のスクリーンに映し出されます。コロレドとアルコと二人のお付きがそり式の馬車の人が乗る部分(そりの部分)をもって登場し、部下がそりから2本長い紐を引っ張ってそれぞれの舞台の端に結び付けます。


舞台中央に置かれたそりにどっかりと腰をおろすコロレドとアルコ。歌が始まると、お付きの二人はそりの後部からスキーのストック(古いやつ)を2本ずつ引っ張り出して、そりの両側でクロスカントリーをするように激しくスキーをします。中央のアルコとコロレドはでこぼこの山道をそりで走っているように体を激しく上下しながら歌います。

 

後ろのスクリーンに映った雪山の画像もそりとお付きのスキーに合わせて上下するので、全員がぴったり動きが合うと、本当に雪山をそりとスキーで滑っているよう!!!

 

本当にこの演出はすごいです。面白いのはこのスキーの二人が、クロスカントリー風に片足ずつ滑ったり、ウェーデルン風にジャンプジャンプしたりすることで、上り坂か下り坂かまでわかること!!!


ちなみに、この二人の会話内容は、モーツァルトがウィーンに行ってしまったからザルツブルグからウィーンまで探しに行くのだーって言ってたと思う。これも演出見てて字幕見てなかった。。(たぶん歌は、私が神にゆだねたもの♪だと思うけどはっきりとはわかりません。。)


一旦スピードが遅くなって、曲が止まると、そりから降りてきて激しくおなかを押さえるコロレド(背が高いし見栄えがするので、こんなことしたらもう爆笑じゃないですか!)。お付きの人は急いでついたてを出してきて何をするのかと思いきや。。あの有名なトイレのシーンはここだったのか!


音けしの水もあったし、話に聞いていたとおりだな!それにしても、全くこの場面の必要性がわからないけど面白いからいいか!っていうか、山口氏がトイレするのは何度も聞いてるので面白いのはわかるけど、Uweもトイレしたの???スーパースターUweがしたの???ああ!!!これはぜひ見たかった!!!!


トイレが終わると、そりの進行方向は上手に変わり、4人はウィーンに到着します。


PRATER
Hol van itt valami látnivaló?/Hát Önök azok a Weberék/Ez tetszett nekem
Wo gibt`s was zu gucken?/Alles Schwindel
Aloysia, Cäcilia, Josepha, Sophia, Thorwart, Arco gróf, Wolfgang, Constanze
me


プラーターのシーン。舞台上には中央の巨大セリ部分に、サーカスの舞台上のセットがあり、ウェーバー家の3人の娘と母親が派手派手しく立って客引きをしています。


ヴォルフはアンサンブルにまぎれて、その辺の女の子をナンパしたりしています。セシリアが首切りされたい人ーと言うと、ヴォルフが観客から引っつかまれて、舞台上の載せられます。まず頭に茶色の麻袋をかぶせられ、頭部を観客から見えないように更に布で隠され、斧で首を切られると、頭くらいの大きさのボールが入った麻袋が飛びます。で、布をはずしてみるとヴォルフはぴんぴんしている!と言うトリックです。


パフォーマンスが終わって、セシリアとアロイズヤはどうしたの?と言う話をするヴォルフガング。企みのシーンね。


Nyald ki
Wolfgang, Ensemble
Leck mich, ich bin extraordinär


ここでいきなり登場するアルコ。で、アルコと口喧嘩した末、Sauschwanz von Drecken♪(並みの男じゃない♪)を歌いだすヴォルフ。(ここは、舞台に上げられたから歌うって言う感じじゃなくて、アルコむかつくーって言う感じの設定なんだけど)


このシーンのヴォルフガングがすごくいい!!もう、悪がきの悪大将!って感じ。舞台狭しと踊りまくるし。(それも、なんかひざを開いたり閉じたりとか、変な踊りなんですけど!!)ヴォルフガングにあわせてアンサンブルもみんな踊る!それも、なんか、盆踊りみたいな単純な踊りなんだけど楽しそう!!!アルコは舞台中央で、アンサンブルに踊らされてる!

 
日本版のこのシーンを聞いてると、アルコのひゃーとか言う声が聞こえてくるんだけど、このシーンはアルコは踊らされてる以外は結構静かかな。
まあ、ラストで脱がされて下着だけになるけど、それほど激しくいじめられてるって感じはしないなあ。


この後、コンスタンツェをがそのままのあなたを愛しているの♪と歌い、ヴォルフガングが犬のように四つん這いになってワンワンと言って、コンスタンツェが同じように四つん這いになりにゃーと言って、そのままお互いにちかづいてキスをする。このとき、ちゅっちゅし過ぎて面白すぎ!


Van- e olyan zene, amely soha nem ér véget?
Nannerl, Leopold
Gibt es Musik, die nie zu Ende geht?


と、ウィーンでヴォルフガングが遊びほうけている間、パパとナンネールはもう、どんどん凹んでいきます。。ほんとこの二人は凹み役だなあ。かわいそう。。


クリスマスツリーを前に、娘と父親の二人きり。。これは寂しい図だぞ。。


二人は終わりのない音楽がこの世にあるかしら♪と歌いながら、ツリーのろうそくにマッチで火をつける。っていうか、このマッチすごい長いこと燃えてるんですけど!(曲が終わると吹き消します)
パパとナンネールのハモるところは本当に美しいよねえ。。

Bécsben maradok / Szauna
Wolfgang, Arco gróf, Colloredo, Ensemble
Ich bleibe in Wien / sauna


中幕が再びあくと、中央の巨大セリ部分の箱の中には、もうもうと煙が!そして、白いタオルを体に巻いた女性たちと、同じく白の下着一丁のコロレドがその中に!これはサウナと言う設定だろうなーと思っているうちに、ヴォルフガングが殴りこみに!!

 

コロレドのサウナ中に突撃されたので、ちょっとおびえ目でタオルを体に巻きながらサウナから出てくる。(このときに上半身の一部と腕がよく見える!!!体が細くて背が高いので、ひょろひょろなコロレドかと思いきや、腕はかなりいい感じに盛り上がっている!!これならファンになってもいいなあ。。)


ヴォルフガングがやいやいと言っている間に、コロレドは3方向を大きなタオルで隠されて顔だけ出して、半裸のバスローブからちゃんとした服に着替えている。


ラストの、もうおまえとは縁を切った!と言うところは、ヴォルフが(字幕によると)Kiss my assといったらしく、観客が相当笑ってました。

 

最後のコロレドのせりふの後で、エレキギターがぎゃーーんと入るのが好きなんだけど、タイミングずれるし、音も悪いし!!!


で、追い出されて、アルコにお尻をキックされ、床をごろごろと激しく転がって床に這いつくばるヴォルフ。そのまま立ち上がって銀橋に立ち、Ich bin Frei!!!!と絶叫。Frei(自由だ)はハンガリー語でもかなり似ているのでなんとなくドイツ語版を聞いてる気分になったよ。


Árnyékdal
Wolfgang, Amadé, Ensemble
Wie wird man seinen Schatten los?


そのまま銀橋で闇から逃れて♪いやあ、もうこれも一度前に歌ってるから、新鮮味がいまいちなんですけど。。けど、アンサンブルに囲まれて歌うところは本当に壮絶!このヴォルフガング、本当に声がいいしハートにびんびん伝わってくるよ。


舞台手前で作曲を続けるアマデ。ペン(音叉)のインクが出なくなるので、ヴォルフに話すと、ヴォルフは「じゃあ俺の血を使ってくれ」と言わんばかりに袖をまくって腕を見せる。一瞬ヴォルフの顔を見上げるが、アマデは手を振り上げてヴォルフの腕に音叉を突き刺し、作曲を続けるアマデ。
腕から血を流したまま(白いシャツなので、血糊が付いている)、ふらふらとヴォルフは舞台奥で平らなほうをこちらに向けてぶら下がっている円盤に自らを縛り付け、大の字になった状態で円盤ごと空中に浮かび、ラストのシャウトを熱唱する。=幕=


==幕間==
ボックス席に座って感想をしゃべっていると、パンフ売りのお姉さんが呼びに来て、VIP質に連れて行ってくれる。ただで飲み物と食べ物のサービスがあるらしい。これはなんか素敵だ!!と言うわけで、シャンパンとか飲んだし。。これはどういう意図のサービスなんだろうか。。ただの伝統なのか(ウィーンではない)、リピーターを増やす作戦なのか。。どちらにしてもかなりよかったので、他の劇場も取り入れてみては?

 

(ストーリー編2幕に続きます)

 

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