2014-10-19 06:46 | カテゴリ:メアリー・ポピンズ Mary Poppins

さて、ウィーン版「メアリー・ポピンズ」のプレビュー初日のレポを、キャスト中心に書きましたが、今回は構成や映画との違いについてです。


 


Mary Poppins verzaubert Wien


 


===構成&映画との違い===


 


次は構成や映画との違い。前も書いたけど、映画とはほぼ別物と思った方がいいかも。サウンド・オブ・ミュージックみたいに映画にちょっと曲が増えた程度の変え方じゃないから、映画と比較しだしたら訳が分からなくなる。個人的には映画をそのまま舞台化したのが見たかった気もするけど。


 


大好きな寝かしつけの曲(Don't Sleep)と頭取の「投資しろ!」の曲がなくなったのは残念。あと笑って浮くおじさんのエピソードもカット。絵の中の世界は半分以下でペンギンも出てこない。ママの女性解放運動の歌(娘の娘が~ってやつ)もなかったわ。代わりに5曲くらい増えてた気が。


 


砂糖の歌(Spoonful of Sugar)は子供部屋片づけではなく、その後の台所片づけで、スーパーカリ~は馬車レースではなくコリーおばさんのシーンに移動。凧揚げはラストの大団円ではなく、2幕半ばのMP復帰のシーンで。


 


増えた曲は、ママソロ(Being Mrs Banks)、パパソロ(A man has a dream)、1幕ラストのおもちゃが化けて出る歌、銀行のシーンの歌、Mrs Andrewとの対決の歌くらいかな。Mrs Andrewと銀行の所はストーリーが全然違うから歌も違うね。


 


あと個人的には、やっぱり古いミュージカルなわけだし、オーバーチュアでしっかり有名曲を聴いてから始めてほしかったという気がすごくした。いきなり幕が上がったので気持ちの準備が。。おまけにMP来るまでの話の展開が速すぎ!


 


こんなに最初から飛ばすってことは、シーンが増えるのか?と思ったら、1幕も相当長いし。。子供向け作品で1幕1時間半、終演時間22:30は長すぎるのでは。。それに、シーンがつながってるわけではなくて1幕はブツ切れ感があるので、削ったりつなげれる場面もあった気が。。


 


なので、1幕見終わったら「あと15分短ければなー」とは思った。会話シーンが多い上、要らない人物やエピソードもなくはないなー。もうちょっと話を単純にしてもよかったのでは?という気がしたので、何度見ても長さを感じさせなかったキューティーブロンドに比べたら少し冗長感がある気が。


 


1幕は結構派手なシーンも多いんだけど、詰め込み過ぎ感が。。絵の中に入るJolly Holidayは期待した通りのダンスシーンだけど、ペンギンも馬レースもないし、代わりに像が動いて、派手な服の人たちと踊る感じ。もうちょっとイカれた感じが欲しかった(ペンギンw)女王はいたけどw


 


スーパーカリ~は1幕後半の見せ場。サーカスみたいな「言葉売り」のコリーおばさんのシーン。ここもバートを中心にした、アルファベットモチーフの振り付けが圧巻。個人的には一旦締めて拍手して(ショーストップ!)その後黒幕前で更に踊る所が楽しかった!客席も歌うし!


 


そしてさらに1幕ラストで、おもちゃが化けて出るシーンも派手。演出としては面白いし、役者がおもちゃが巨大化した着ぐるみ着て出てくるのがなかなかナイスアイデア。ただ、もう結構1幕お腹いっぱいだよ。。って気分が。。


 


2幕は最後までぐんぐん引き込まれて見れた!予想はしてたけど、チムチムチェリーの煙突掃除人たちの群舞が超圧巻!人数も多いし!それにバートが!フライングじゃなくてあんなことするなんて!度肝を抜かれた!っていうか、迫力で泣いたよ。。これも一旦締めてからまた踊るのが好き♪


 


あ、2幕始めの方で凧揚げの歌があって、このシーン映画で大好きで泣いたりもするから期待してたのに、思ったより大人し目立ったのがちょっと残念。もっと人と凧を増やして、派手にしてくれてもいいのにーと思った。まあ、MP復帰という目的は達したからいいのか。


 


チムチムチェリーの後のStep in Time(煙突掃除人群舞)は、Schritt fuer Schrittという独語役で、語感が良かった。タップはいいねー。それも人数多くて圧巻!アンネミーケがあそこまで普通にダンサーに混じって踊れるとはね。


 


大団円の後、MPが帰っていくところは、Anything Can Happenの大合唱。そして、MPがーーー!!!やっぱりそこではそういう演出しかないですよねーーー!期待して待ってていいんですよねーーー!!って感じで盛り上がって、思わず泣いたwww


 


映画では「風」「空」がモチーフになってたという印象を受けたけど、舞台ではあまりそういうところは強調されてなくて、代わりに「星」がよく出てきた。パパが子供時代に隠した星形のクッキー、MPが弟に上げた望遠鏡、ラストは星に囲まれ、MPが戻る時には流れ星。


 


===ネタバレします!要注意!!===


 


(ネタバレ)事前にフライングありとの情報があったけど、実際使われたのは以下の箇所。①1幕ラスト短いチムチム♪の後MPが空へ帰る。②2幕始め凧に引っかかってMPが空から戻る(この二つは舞台奥をMPが斜めに横切る形)。③Step in Time途中でバートが舞台枠を歩いて一周(!!)


 


(ネタバレ)そして、ラスト!再び空に帰るMPが!舞台上から真上に浮上し、その後客席上空をかなり低空飛行で斜めに横切って、上の客席まで。これは泣いた!今回1階席だったから見上げてすごかったけど、上の席からも絶対見たい!!!どれも飛んでるのは本人で、TdVみたいにダミーじゃないよw


 


===まとめ===


 


なんだか、アンネミーケがエリザツアーをやらずにメアリーポピンズやってる気持ちがわかる気がした。まあ、シシィ以外の代表作が欲しいのもあるんだろうけど、明るくて楽しいし、ほぼ出ずっぱりだし、シシィよりMPの方が本人に合ってる気がするw


 


えーっと、キャパ越えで泣いた箇所まとめ。


①1幕鳥おばさん


②Step in Timeのバートの離れ業


③バートとパパのシーンの砂糖の歌


④ラストMP空へ帰る。


 


ショーストップは


①子供たちの求人ソング


②スーパーカリ~の後③MP vs Mrs Andrewの歌


④Step in Timeのバート枠歩き


⑤Step in Timeの後 


 


くらいかなー。特に求人ソングは拍手出るタイミングじゃなかったから、舞台上がびっくりしてたw。


 


あー、まだ演出やトリック(仕掛け)について全然書いてなかったわ。。いっぱいビックリがあったから(特に1幕)、ちゃんと書いとかなきゃ。(と言いつつまだ書けてません。二回目観劇後(って来年。。)にまとめようかな。。)


 


あと、さすがにスタオベだった!ラストはあのシーンもある上、カテコも派手で賑やかだし、スタオベ当然!幕が降りる前に、アンネミーケとバートで組んで即興社交ダンスしてたのが超ステキだった!更にパパとアンネミーケ、ママとバートも踊って、幕が降りた。舞台上も達成感で溢れてました。


 


===一夜明けて。。。===


 


一夜明けて、メアリーポピンズ相当刺激強かったわ。。なんか、ちょっと怖い系のMPの夢見ちゃった。こないだウィーンミュー初のママ友さんをマンマに連れて行ったら、興奮して眠れなかったって言ってたけど、私も今回のMPはちょっとそんな感じ。子供が見たらもっと眠れなくなりそう。


 


 


(次回は、観劇後のアンケートとグッズ紹介に続きますー)


 


 



 


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