2014-10-05 22:51 | カテゴリ:古城巡り

「リヒテンシュタイン城」城主リヒテンシュタイン公爵家についてお話しているうちに、また長くなってしまいましたが、今回はこの城と公爵家の歴史を紐解いていきます。

 

★リヒテンシュタイン城は公爵家の原点

 

リヒテンシュタイン城は1130年に、リヒテンシュタイン家の元となった、フーゴ・フォン・ペトロネルによって、要塞を用途として築かれました。

 

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この時に使用されたのが、サンクト・マルガレーテン石切り場(野外オペラで有名ですね)の石でした。 その石の特徴であるLicht Stein(明るい色の石)を元に、「リヒテンシュタイン家」を名乗ったのが、同家の出自と言われています。

 

この城は、1295年までリヒテンシュタイン家の居城でしたが、婚姻契約によりStadek家に譲り渡され、その後数々の貴族が居住しました。14世紀から16世紀の間には大幅な増築工事も行われましたが、1683年にオスマントルコによって破壊されました。

 

1807年にリヒテンシュタイン家のヨハン・ヨーゼフ一世がこの城を再び同家のものとし、今に至っています。

 

城の修復は1883年、ヨハン・ヨーゼフ二世の頃に本格的に始まりました。元のロマネスク様式に忠実に設計図が引かれ、公爵家所蔵の像やレリーフなどが持ち込まれました。

 

現在では、中世要塞建築のモデルとされ、リヒテンシュタイン公爵家のイメージアップにも貢献したと言われています。

 

 

現在はリヒテンシュタイン家の居城はもちろん公国のファドゥーツ城ですが、この城はリヒテンシュタイン家の原点の城として、今でも公爵家によって所有されています。

 

 

また、このリヒテンシュタイン城(Burg)の向かい側に、Schloss Liechtenstein(リヒテンシュタイン宮殿)と呼ばれる、新しめの大きな建物があります。

 

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19世紀ごろに元のリヒテンシュタイン城(Burg)が廃墟となっていて居住することができなかったため、同家が夏の離宮として建築したものです。

 

こちらは、現在一部がレストランとして公開されていますが、大部分は老人ホームとなっています。

 

(*この記事では、「公国」「公爵」の表記を使用していますが「侯」のを当てる場合もあります)

 

次の記事では、内部の様子をじっくりご紹介します。

 

 

 


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