2014-10-03 06:43 | カテゴリ:古城巡り

さて、何回かに分けて、ウィーンの森にある中世の古城リヒテンシュタイン城についてご紹介してきましたが、今日はこの城と深いかかわりにある、リヒテンシュタイン家についてご説明します。

 

★リヒテンシュタイン家について

 

このお城は、オーストリアとスイスに挟まれた小国リヒテンシュタイン公国でも知られている、リヒテンシュタイン公爵家の家名の元にもなっている、歴史的お城なんです。

 

http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/36/Location_Liechtenstein_Europe.png

リヒテンシュタイン公国は、この地図でも豆粒より小さいです(笑)。

 

オーストリアとスイスに挟まれたリヒテンシュタイン公国は小規模な国家ですが、ヨーロッパに散らばるリヒテンシュタイン家の所有地は、その何倍にもなると言われます。その財力はハプスブルク家の重鎮として蓄えられたもので、現在でも18世紀文化の庇護者として、活動しています。

 

例えば、ウィーンにあるリヒテンシュタイン宮殿は、現在リヒテンシュタイン美術館となり、リヒテンシュタイン家の所蔵するバロック美術が展示されています。

 

他にも、チェコやオーストリアの数々の所領を持つリヒテンシュタイン家。現在の居城であるリヒテンシュタイン公国首都のファドゥーツ城だけでなく、オーストリアでもSchloss WilfersdorfやRiegersburg、チェコにも数件の城を所有しています。

 

参考:リヒテンシュタイン家所有の城

Kategorie:Bauwerk des Hauses Liechtenstein – Wikipedia

 

また、リヒテンシュタイン銀行も経営しており、公国を離れたビジネスが成功して、昔からの財産を更に増やしている、と言った感じでしょうか。

 

★リヒテンシュタイン公国は不思議の国

 

ちなみにこのリヒテンシュタイン公国、国連には加盟していますが、EUには未加盟です。非武装永世中立国で、軍事はスイスにアウトソーシング(国民では、警察が100人くらいいるだけ)。

 

通貨もユーロではなくスイスフラン。そして、鉄道はオーストリアが運営。お隣の小国達におんぶにだっこなんですね。

 

しかし、この国はOECDで7つの「非協力的国家」に分類される、タックスヘイブン。銀行の秘密は絶対で、リヒテンシュタインにペーパーカンパニーを置く会社も多い。

 

その分法人税の税収ががっぽり入るので、国民の所得税、相続税、贈与税はなしという、なんとも不思議な国です。

 

2005年にリヒテンシュタイン公国を15分ほど訪れた時の写真をご紹介します。

 

DSC03632

夕暮れ時だったからか、こんなおどろおどろしい写真しか撮れませんでした。。(笑)

 

DSC03633

工事中のファドゥーツ城。

 

 

DSC03626

多分この写真に写ってる分で、国全部ではないかと思います。

 

次回は、このリヒテンシュタイン家とリヒテンシュタイン城の深いつながりについてご説明しますね。

 

 


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