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2014-02-06 20:03 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth

ウィーン版エリザベート再々演千秋楽のレポ第二段です!今回は、千秋楽ということで普段と違う演出があった部分を切り取ってご紹介します。

 

●楽日ならでは!リピーター大活躍!

 

今日の楽日が、通常の公演と一番大きく違ったのは、①キャストの気迫、②アンサンブルの小ネタ、③ファンの活躍の三つかな。

 

①キャストの気迫

 

とにかくこの日は、キャストの気迫が全然違った!!!もうみんなあらん限りの大音量!!マークがめちゃくちゃ調子よくて、声も自由自在!!!アンネミーケも声張り上げまくり!!!アンサンブルの一言一言もすごい気合入ってるし、ミルクのラストの伸ばし具合は史上最長!!!ものすごかったーーー!

 

アンサンブルの短いソロも、みんな自分の最大限の美しさと声量で歌うので、普段の公演の10倍くらいの満足度。やっぱり普段の公演は、ロングランということもあって、安全な歌い方をすることが多いからかな。今回はもうみんなベストを尽くしきった!って感じだった。

 

そして、アンサンブルがいちいち多いのに笑ってしまったwww全部数えていたわけじゃないんですが、いちいち「今日は多いなww」」って思っては、人口密度の多さにお祭りのワイワイ感を感じて笑ってしまったwww

 

ほんとに多かったかどうかは確かめられないけど、普段より多かったと感じたのは、謁見(特に左側の回るドッペルアドラーのところに二人ずつ乗ってたり)、カフェ(二人がけのテーブルは全て三人ww)ほかにも、ポッセンホーフェン、結婚式(これはラウシャーばっかり見てたから自信ない。。)披露宴(これもたぶん。。けど、男性が二人余ってて、先生とRobert D Marxが相手女性いなかったし)、ミルク(数えてないけど多い気がした)、マダム・ヴォルフ(これは女の子がほぼ確実に多かった!それもはちゃけてたw)。あと、女官も所々多い気はしたけど、これは自信がさらにない。。

 

そのうえ、人数多い上にみんなめちゃはじけてるので、濃い濃い!!今回はほんと、アンサンブルのシーンが特にヒューヒュー頑張ったわー!

 

しかし、ただでさえパニックの楽屋が、アンサンブル増えたらほんとに大丈夫なのか?って気はするんですが、けどどう考えても、カフェと謁見はは多かったよね。。どうしてたんだろう。。

 

ちなみに、恒例リピーターポイントですが、ヨーゼフシャウトは、めちゃくちゃ早い時点で煽るルキーニwwどうやら前楽では一人しかシャウトしなかったらしく、当日16時ごろのFBでクロシュはわざわざ「緊急に助けて~皇帝の名前の後半を忘れちゃったよー。フランツ。。。」って煽ってるしwwwこれ読んでたので、もうこちらは心置きなく史上最高のヨーゼフシャウトを叫んでみた。

 

しかし、自分の声が大きすぎて、他に何人くらいシャウトしてたのか把握できなかった。。20~30人くらいかな?3階席に座ってた人は、下からの声が多かったって言ってたので、頑張った甲斐があったな!多分再々演では、初めて自分以外の人も一緒にシャウトしたわー。

 

見返り前の拍手は、ありましたよ!ちゃんとありましよた!!!!ああ、よかったーーー!!!やっぱりこうじゃなくっちゃ!!!!

 

しかし、Hassの拍手はパラパラあって、その時舞台上にいたルキーニがめっちゃがっかりした顔してました。

 

けど、全体的に普段の20倍くらいの拍手とヒューヒューで、これがエリザベート!!って感じだ!!!!(っていうか、最近の普段の公演が静かすぎ。。。)なんだか、古巣に帰ってきたような居心地の良さ。。やっぱりファンが拍手とヒューヒューして初めて、劇場にあの独特の濃さが生まれるんだねー。一方通行じゃつまんないもんねー。

 

ひたすら、全ての曲の後にはしっかりした拍手!ただし、ショーストッパー的なものは特になし(特にアンネミーケがマヤさんほどの厚みがないからかな。。マヤさんの時はもちろん「私だけに」で超長いショーストッパーだったし)。あえて言えば、ミルクの後が一番拍手が凄かったかなー。あれはあまりの迫力に、次の曲に行ってもまだボーっとしてたわ。。

 

②アンサンブルの小ネタ

 

普通楽日の公演では、特別なせりふや演出が入ることが多く、それでファンは大喜びするんですが(キューティー・ブロンドでは、1幕最後にキャストがGood Byeの紙を掲げたり)、今回の公演では、決められたセリフや演出は一言たりとも楽日用に変更されてはいませんでした。これは結構残念!

 

まあ、コメディーと違って重い作品で、セリフや演出を変えることが難しかったのかもしれませんが、それでもこれだけ身内とファンが集まってるのに、通常公演とまったく同じなのはちょっと期待外れ。

 

2005年の再演楽日は、一言だけ!皇帝の謁見が終わるときに、ゾフィーが「die Audienz ist ENDGUELTIG beendet」(謁見はこれで「完全に」おしまいです」って言ったの!初演からずっと演じてるElseさんゾフィーが言ったので、もうそれだけでファンは大感動!!!今回もそれを期待したけど、別になかった。。

 

けどその代わり、ルキーニやエステルハージーさんなど、比較的自由に動ける人たちがが小ネタを頑張ってくれました!箇条書きにしておきます。


・家庭教師がシシィを連れて行く時に、「ん!」ってものすごい勢いで両手で引っ張る(ファン失笑w)


・バートイシュルで皇帝が鹿の角を撃った後、ルキーニが思いっきり皇帝に「びっくりしたじゃないか!」みたいなことをイタリア語で噛みつくw。皇帝はケーキにアーモンド取りに行くルートを変更するほどルキーニに怒られるww

 

・カフェで先に支払して消えるはずのゴンドレクール役アンサンブル(なんとRobert D Marx!!!次のシーンでルドルフ連れていくので、一人だけ早めに退散)が、ルキーニにいじられまくる!Revolutionでチャンピオンのように左手をつかんで上げさせられ、お金をルキーニの胸に押し付けられるようにして退場しようとするも、更に絡まれるwww着替え間に合わないよー!(笑)


・ミルクのラストのアンサンブルの伸びが異常に長くてものすごかったーーー!!!バンドのギターもギュギュギュン!と前代未聞のアレンジ!!!それにあの合唱の伸びがもう物凄い気迫で、舞台から強風が吹いてきて飛ばされそうになった!!!!!


・エーヤンソロのRoryがあからさまに白いハンカチ持って登場ww(これは後述!)
・マダムヴォルフで、娼婦たちがノリノリwwお客さんに思いっきり突っかかってドン!ってしたりww3人組の男の一人は2人の女を連れて帰るし!(笑)(しかし、マダムヴォルフのキャッシャーの電光の文字を何とか変えて、「千秋楽!」みたいにしてくれたら嬉しかったのになー)


・2幕マラディで、エステルハージーさんが「ドクトル・・・えっと・・・ゼーブルガー!」って、名前忘れたふり!ここも客席クスクス。芸が細かい!っていうか、全体的にエステルハージーさんノリノリだったわー!その後も、しっかり医者が入り口に置きっぱなしにしたカバン、見てたし!かなりしっかり!


・これはたぶん楽日だからじゃないと思うけど、シシィが刺される時のお付きの人のSie stirbt!(死んでしまうわ!)っていう声がもう、だみ声の大絶叫で、客席も「うおう。。そこまで叫ぶか。。」みたいな感じになってたwwwあとで楽屋裏でこの人が出てきて「Sie stirbt!」ってファンからシャウトされてて爆笑だったwwwどっちかっていうと、超大声で「死んでまうーーー!!!!」って感じwwww

 

というわけで、ものすごい細かくて、何度も見てる人じゃないと気が付かないとは思うけど、一応細かい小ネタは仕込んでありました。

 

③ファンの活躍

 

これが、今回の楽日の大きな特徴!!!正直、舞台の方でイマイチはっきりした楽日らしさがないので、このファンの活躍ポイントがあったのが、ずいぶん違いました。これがあったから、出演者も安心してセリフの変更をあえてしなかったのかも。

 

幕間にファンの方が全ての階で、各お客さんに封筒を配ってました。封筒の中身は、ティッシュ一枚とサイリウムと紙切れ。まあ、ティッシュ見たらもちろんわかるわけなんですが(笑)、紙に一応説明が書いてありました。

 

1.ティッシュはエーヤンのシーンで振ってください
2.サイリウムは夜のボートで使ってください
3.この紙に書いてあるのは、「私だけに」の替え歌です。カーテンコールの後でもう一曲オケが弾いてくれる手はずになっているので、ここで客席からこの歌詞で歌いましょう

 

ティッシュは言われなくてもやってたよ!2005年再演楽日に公式に配られた、日付とロゴ入りの白いハンカチ、ちゃんと持って来たし!(笑)

サイリウムは初めての試みかな。夜のボートでうまく使えるかな。。

で、替え歌!これナイスアイデア!!確か前は、前楽の出待ちの時に、楽屋口でファンがキャストに向かって歌ったという話を聞いたけど、せっかくやるなら、劇場

側公認で、カテコの時に歌うのがいいよね!!

 

で、それぞれの結果です。

 

1.ティッシュ@エーヤン

 

エーヤンソロのRoryがものすごいこれ見よがしに白いハンカチ右手に持って、ソロ歌ってるww心なしかニヤニヤしてるwww客席はもう準備万端!!

 

私は前回の公式ハンカチを握りしめて待つ!っていうか、2階席ボックス席のファンがもう振ってるので、もう早めに振っちゃえ!!!

 

もうそこからは、舞台そっちのけでもう、バッサバッサ!!いやあ、客席がものすごい圧巻!!!!!!!これは、ある程度後ろの席から見ないとね!!

前回の楽日は、3階席後方で、もう劇場全てがバッサバッサする様があまりにすごくて、楽日と言えばこれ!って感じの強烈な記憶になったわけですが、やっぱり今回もこのバッサバッサは楽日最高の盛り上がりだったわ!!!!

 

ちょうど平土間のど真ん中に立ってたんですが、もう前の後ろも右も左も、白いティッシュの海!!!!!それもバッサバッサなんか空気ごと揺れてるwww

 

舞台上のエーヤンのハンガリー人のハンカチの振り方も、ものすごい激しいしwwww途中から早くなるところも、そのちゃんとやったし!!!ルキーニVSトランペットのエリザベート合戦の間も振り続けてたし!!!!!もう、なんだか、ハンカチ振るだけで、色々と感動したよ!!!!!!

 

あとから先生に聞いたら、やっぱりこのシーン、舞台の上から見ててもすごい感無量だったんだって!!!前回の楽日(再演もアンサンブルだったので)より、今回の楽日のほうちゃんと企画されて、きれいにまとまってたって。先生的にも、今回のほうが感動したらしい!!!!!(私は今回2回目だったから、やっぱり前回の衝撃のほうが凄かったかな。。公式白ハンカチだったし。)

 

しかし、やっぱりエーヤンは白ティッシュ振らないとね!

 

2.サイリウム@夜のボート

 

これは正直どうなん。。って感じだったけど、まあ楽しかったからよかったかな。

まず、夜のボートの前の、ルキーニの短いキッチュと紹介ソング。ここ、クロシュも「自分の一番好きなパート」って言ってるところだから、今回も気合入ってたはずだけど、このタイミングでみんな客席は、封筒を開けるペリペリする音と、サイリウムを折るポキポキの音が聞こえてきて、この超美しいソロがちょっと台無し。。クロシュもなんだか「客席から変な音が聞こえてくるけど、歌に集中しなきゃ」って感じだったし。

 

で、夜のボートが始まってみたら、みんな一応サイリウム振ってきれいんだけど、歌があまりにへヴィーな歌なので、みんな「え?振っていいの?」って雰囲気で、ちょっと盛り上がりに欠けたかな。。私自身も、今回ルドルフが死んでから結構気持ちが落ち込んでたので、サイリウムを楽しむって感じじゃなかったかも。それでも、顔の辺りでそーっと左右に振ってたけど。みんなそんな感じで、控えめに振ってたんじゃないかなー。

 

しかし、サイリウムが上がりだしたとき、アンネミーケもFranziskusも客席ガン見で固まってたww何となくサイリウム振ってる時は、舞台から見られてるって感覚がなかったけど、今思い出したら、歌いながらやたらと客席見てたわwww

 

ちなみに、カテコの時も私はサイリウム振り回してたので、テレビで平土間真ん中あたりでサイリウムが映ったら、それは私ですww

 

3.「私だけに」替え歌@カテコ後

 

通常のカテコが終わった後、VBW支配人Struppeck氏がマイクを握り、客席の過去の出演者を紹介した後、クンツェ氏とリーヴァイ氏のインタビューに続いて、「ファンの皆さんもありがとう!」と異例の挨拶。そこで、ファンの二人の女の子(一人は真っ黒、もう一人はなんとピンクwwブロンドファンww)が舞台に上がり、ファンとしての感想を言った。

 

一人目は、なんていうか、典型的なエリザベートファンで、「歌もいいしキャストも素晴らしい、最高のショー」って言ってた(ごめん、日本語だとうまく雰囲気が伝わらないけど、客席が苦笑したくらい、しゃべり方も内容も思いっきりティピカルなエリザファンだったの。。)。もう一人はもうちょっとなんかしっかりしてたし、いいこと言ってた気がする。

 

で、ファンの二人が「客席の皆さんに配ってる紙を見ながら、私だけにを替え歌で歌ってください」っていうと、キャストから拍手!!!サプライズだったみたい!!

 

IMG

これがその配られた紙と歌詞。

 

で、オケが「私だけに」を演奏してくれると、客席は紙を見ながら歌いだす♪結構バラバラした歌いだしだったけど、そのうちみんな上手にまとまってきて、これならキャストも結構歌詞聞き取れたんじゃないかなー。

 

2フレーズ目でチラチラ舞台を見ながら歌ってると、キャストも歌詞の内容に反応してたし(しかし、紙を見ないとdenn ihr gehoert nach Wienを元の歌詞でIch gehoer nur mirって歌っちゃうよww)

 

しかし、初めての歌詞で歌うと、やっぱり「え?この音節と音どうやって入れるの?」って感じが面白いwそれも私だけじゃなくて、迷うときは客席みんなもごもごなるしwwwで、フレーズの終わりでみんなで帳尻合わすのwwwそれを聞いてまた笑うしww

 

なんだか、この客席が一体になった!って感じが、すっごくよかった!!!それに、キャストが喜んでくれてたみたいで、それもとってもよかった!!!!

 

前回の楽日は、カテコの後の関係者スピーチが結構長かったのと、今みたいに追い出しソングがあったわけじゃないので、客席が満足するまで7回も8回も出てきてくれて、ファンは嬉しいけど、出演者はかなりエンドレスで大変だったみたい(普段でも2,3回はカテコあったし、いい日はもっと多かった)

 

今回は、Struppeck氏がいつもの通り事務的で、みんな興奮してアツくなってるのに、ちゃっちゃかちゃっちゃか一人で雰囲気に水差すような話をするので、正直ムカッとしたけど、彼は彼で、こういうビジネスライクなのしかできないし、その中で、クンツェ氏とリーヴァイ氏にインタビューし、ファンもうまく巻き込んで、結果的にキャストのカテコ自体は少なかったけど(2回だけ)、まあ満足できる感じだったかな。

 

前回は、Kathrin Zechnerさん自身がもうファンと同じくらい盛り上がってて、そのおかげでカテコも大盛り上がりで、すっごくプライベートな感じで、あれも楽しかったけどなー。そして、本当にエンドレスなカテコがとうとう終わった時には、11時過ぎてたはず(通常10時15分終演ww)。今回は、通常10時15分終演が、15分延びて10時半にはもう追い出しソングだったから、かなり速かったのねー。

 

まあ、私としてはもっとカテコ!って気分だったけど、先生に聞いたら、今回のほうがファンがまとまって組織的になってたぶん、コンパクトになってて良かったって言ってたから、出演者としてはこちらのほうがよかったのかな。

 

前回はファンにまとまりはなかったけど、リピーターの行動が普段からツーカーだったから、別にまとめなくてもみんな一つの方向を向いて応援してたって感じだった。

 

今回はリピーター同士があまり会わなかったので(普段の公演でほとんど来てなかった)、ちゃんと組織的に準備しないとだめだったのねー。前回の自然発生的なのが私は好きだけど、今回のも悪くなかったかなー。

 

(次回はキャスト編トート&シシィです)


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