2013-12-09 06:49 | カテゴリ:WMW ウィーン・ミュージカル・ワールド

12月7日に日生劇場で初日を迎えた「モンテ・クリスト伯」。ウィーンミュージカル「ルドルフ」や「ジキル&ハイド」でお馴染みの作曲家フランク・ワイルドホーンの作品ということもあり、ドイツ語圏でも縁の深い作品です。

 

 

ウィーンミュージカル専門店ウィーン・ミュージカル・ワールドでは、このモンテ・クリスト伯」のキャストアルバムを3種類お取り扱いしていますので、この機会に紹介させてくださいね。

 

この作品「巌窟王」というタイトルで子供の頃に読んだことがある方もいらっしゃるかもしれません。アレクサンドル・デュマのこの名作は、フランス革命後の動乱期に、愛と復讐に生きたエドモン・ダンテスの迫力あるストーリーです。

 

モンテ・クリスト伯 英語版コンセプトアルバムCD

 

まず、イチオシはこの英語版コンセプトアルバム!!この作品は2009年にスイス、サンクト・ガレンで世界初演されましたが、それに先立つ2008年に、ドイツ語圏から最高のキャストを集め、英語でコンセプトアルバムが収録されました。

 

現在存在するドイツ語圏ミュージカルCDでも、これほどの豪華キャストが一度に聞けるのはとても珍しいですので、ドイツ語圏ミュージカルファンには必聴の一枚です。

 

発売された年には、このCDはドイツでプラチナアルバムとなる程の人気。ミュージカルCDがここまで脚光を浴びるのもすごいことです!

 

さて、そのキャストですが、まず、エドモン・ダンテス(モンテ・クリスト伯)はトーマス・ボルヒャート!!ウィーンミュージカルでは、ジキル&ハイドや再演版ダンス・オブ・ヴァンパイア、モーツァルト!のレオポルドで彼の声を聞かれた方も多いでしょう。彼はこの1年後のスイス公演でも引き続き主演しますが、あの甘い美声にうっとりします♪

 

しかしそれだけではありません。ヴァランティーヌはなんと、泣く子も黙るピア・ダウエス!!あの初演版エリザベートのシシィですよ!なんという豪華配役。。ソロは1曲だけですが、さすがの貫禄!!メルセデス役のBarndi Burkhardtのみアメリカから出演。ワイルドホーン作品でおなじみの心を震わす美声の持ち主です。

 

その上、来日も果たしたパトリック・シュタンケ(モンデゴ役)やマーク・ザイベルト(ヴィルフォール役、再々演エリザベートのトート)も出演しています。ウィーン版ロミオ&ジュリエットのベンヴォーリオ役で美声を響かせたマティアス・エデンボーン(ダングラール役)と三人で歌うA Story Toldは、皆さんの声が美しすぎてため息が出ます。。

 

更に、再演版エリザベートでルカスの前にルドルフを演じていたイェスパー・ティデンがアルベール役、ウィーン版オペラ座の怪人でセクシーな怪人役を演じた超有名人アレクサンダー・ギューベル(最近はキューティー・ブロンドで迫力の教授役もしていますね)がファリア神父役で出演しています。イェスパーとトーマスのデュエットAh Womenやギューベル様とトーマスのデュエットWhen We Are Kingsなんてどちらも最高です!ギューベル様の声がセクシー過ぎる。。

 

正直、豪華でない配役は一人もいないという、ため息の出る様なキャストです。

 

私が気に入っているのは、上記のモンデゴ、ヴィルフォール、ダングラールの三人の歌!これはかっこいいし、三人のイイトコどりだし、何度も聞いてみたくなります。あとは、ファリア神父とエドモン・ダンテスのデュエットで、おじさまたちの美声が楽しめます♪

 

全体的にワイルドホーン的な甘い歌が多い中、エドモン・ダンテスのソロHell to the Doorstepはかっこよくて迫力があります。

 

この作品が気になる人は、まずこのキャストアルバムを聞いてみてください!ウィーンミュージカルおなじみの皆さんもたくさん楽しめて、お得ですよ!!

 

モンテ・クリスト伯 オリジナルスイス版CD

 

上記のコンセプトアルバムを元にして、実際スイスで2009年に上演された時の、ドイツ語版キャストアルバムです。ドイツ語でこの作品を聞いてみたい方は、こちらがおすすめ!

 

キャストは、トーマス・ボルヒャート以外は新しいメンバーですが、こちらも若手注目キャストが目白押し!エッセン版エリザベートでルキーニ役、オペラ座の怪人の映画版ラウルの吹き替え、ウィーン版レベッカのファヴェル役などの名脇役、カースティン・レッパーがモンデゴ役。

 

ヴァランティーヌ役がウィーン版シスターアクトで若い修道女を演じ、キューティーブロンドで主役エルの役を射止めた、若手注目株バーバラ・オーバーマイヤーが、ピア・ダウエスが歌った歌をまた違った美しさで唄い上げます。

 

同じ作品を英語とドイツ語で聴き比べてみるのも興味深いものです。特に、コンセプトアルバムで比較的さらっと歌っていたエドモン・ダンテス役のトーマスが、舞台出演を経てとてもパワフルに迫力ある歌声を聞かせてくれているのは必聴です。

 

ドイツ語でこの作品を聞いてみたい方はぜひどうぞ!

 

ドラキュラ&モンテ・クリスト伯 カラオケCD

 

よくお問い合わせを頂く、カラオケCDのご紹介です。同じワイルドホーン作品の「ドラキュラ」と「モンテ・クリスト伯」の2作品から、それぞれ6曲と9曲を収録した、カラオケCDです。

 

収録曲は以下の通り。ドイツ語タイトルの横に英語タイトルを記載しています。

 

<ドラキュラ>

1. Einsamer Mann/A Solitary Man
2. Für immer Jung/Forever Young
3. Wie wählt man aus?/How Do You Choose?
4. Die Einladung/The Invitation
5. Ein Leben mehr/Life After Life
6. Lass mich dich nicht lieben/Please Don't Make Me Love You
7. Roseanne
8. Eh du verloren bist/Before the Summer Ends
9. Die Zugsequenz/Finale: There's Always a Tomorrow

 

<モンテ・クリスト伯>
10. Niemals Allein/I Will Be There
11. Wie mich die Welt umarmt/When The World Was Mine

12. Hölle auf Erden/Hell To Your Doorstep
13. Schöner Schein/Pretty Lies
14. All die Zeit/All This Time
15. Der Mann, der ich einst war/The Man I Used To Be

 

 

フランク・ワイルドホーン作曲作品は他にも、「ジキル&ハイド」「ルドルフドラキュラスカーレット・ピンパネル二都物語のCDをお取り扱いしております。この機会に是非聞いてみて下さいね。

 

ジキル&ハイド ウィーン版2002年キャストアルバムCD

 

ルドルフ ウィーン版 全曲ライブ版CD<2枚組み>

 

ルドルフ ウィーン版DVD

 

ドラキュラ グラーツ版キャストアルバムCD

 

スカーレット・ピンパネル オーストリア初演Staatz版キャストアルバムCD

 

 

「モンテ・クリスト伯」の日本での上演は、12月7日~29日が日生劇場、1月3日~5日が梅田芸術劇場、1月11日、12日が愛知県芸術大ホール、1月18,19日がキャナルシティ劇場となっているようですね。観劇される方は楽しんできてくださいね!

 

関連記事
秘密

トラックバックURL
→http://wienok.blog119.fc2.com/tb.php/1561-8926c4b3