2013-11-24 09:25 | カテゴリ:ウィーン

毎年10月26日のオーストリアの建国(独立?)記念日はNationalfeiertagとして、祝日になり、街を挙げてのお祭りになります。

 

ちょっとうまいことこのNationalfeiertagの祝日の名前を和訳できないんですが、ちょっと由来を説明しておきます。Nationalfeiertagは、直訳すると「国の祝日」って感じでしょうか。「国のことをお祝いする日」ってニュアンスですね。

 

オーストリアは、第二次世界大戦後、ロシア、イギリス、フランス、アメリカの4か国に分割占領され、ウィーンも4分割されます。この分割占領は1945-1955年の10年間に及び、10月26日は、分割占領をしていた最後の国(イギリス)が撤兵した翌日で、オーストリアが永世中立国となった日でもあります。

 

(私は分割占領を終わらせる条約にサインした、あの有名なFigl外相のOesterreich ist frei!のスピーチの日がこの日だと思ってたんですが、それは同じ年の5月の話でした。5月に分割占領が終わることが決まり、各国の撤兵に10月までかかったってことですね。)

 

一応「国のお祝い」の日なので、この日は旧市街全体で、お祭りムードです。とは言ってもあまり浮かれた感じではなく、一番メインのイベントは、王宮での軍隊関係の展示。戦車やヘリコプターが展示され、兵隊さんが行進します。

 

1955年から10年ごとに、リンク大通りを閉鎖して、戦車の大行進が行われます。これを私は偶然2005年に見に行ったんですが、この年は分割占領からの解放50周年の記念の年だったこともあり、このパレードがものすごい迫力だったことを覚えています。

 

普段通る道に、大量の戦車がすごいスピードで走っているあのパレードは、ものすごい非日常で感動しました。

 

 

というわけで、オーストリアに来たころは何回かこのお祭りを見に来ていたんですが、最近全然来てないなあ、と思い、この祝日がお天気のいい土曜日だったので、行ってみることにしました。

 

(あまりこのお祭りに最近行かないのは、祝日が月火木金だったら、休日とくっつけて連休にして旅行に行ってしまってるからかと。。逆に祝日が土曜だったら、ウィーンにいることが多いので、お祭りを覗いて見ることになるのかもしれません。)

 

メインの会場はホーフブルク新宮の前のHeldenplatzですが、ウィーン旧市街全体が会場になっていて、ちょっとした広場でも様々な展示や省庁のオープンデーなどが催されていました。

 

軍隊のお祭りかと思いきや、消防や警察、特殊警察のコブラやスキー場の救助隊、首相官邸や大統領官邸、国会議事堂や外務省なども参加して、もう、「公務員が納税者を目いっぱい楽しませる」みたいな趣向になっていたのが、なんだかほほえましかったです(笑)。

 

それでは、このお祭りを写真でご紹介しますー。私が行ったときはHeldenplatzでは新兵の着任式が行われていて、親族などが見に来ていたようで、相当混雑していました。

 

DSC08779王宮前は大混雑。皆さん手をかざしてみているのは、新兵の着任式。私いたところからは、赤いベレー帽が見えたのと、誓いの言葉が聞こえたくらいでした。

 

右手に見えるクレーンみたいなのは、この日に設置された、ショー用のバンジージャンプの台。特殊部隊の人とかが飛び降りてたみたいです。

 

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軍隊のヘリ!入り口に並んでいる人がいますが、乗ってみることもできます。

 

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戦車に乗る軍人さん。この日は軍人さんがいたるところにいて、めちゃくちゃかっこよかったです。

 

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あの戦車に乗る4人の軍人さんのシルエットがかっこいい。。軍服を着ているのは、両端二人(着任式の撮影をしている)で、真ん中の二人は女性です。女性軍人さんなのか、報道関係者なのかわかりませんでした。

 

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この車も並んで乗れます。ナンバープレートがBHはBundesheerの略で、軍用車両です。

 

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この戦車は、若者がよじ登ってます。手前の子供を乗せてるのもかわいいです。パパが子供と戦車の写真を撮ってました。

 

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ホーフブルク正面から。

 


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