2013-10-22 06:12 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth

今回はキャスト編特別篇。ルカス三昧です(笑)

 

●ルカス感想とアンサンブルチェック

 

・ルドルフ@ルカス・ペルマン

 

やったーー!!8年ぶり?くらいのルカスルドルフ!一度は見たかったー!!(←話題的にw)

 

なにせ、日本で絶賛されてる彼のルドルフですが、私がウィーンで見た2005年のルドルフは、妙にヒョロヒョロで元気がなくて、ものすごい疲れてる感じの、「もう好きにしてくれよ。。」って感じだったので、何回も見たけどちょっと弱弱しすぎて物足りなかったんです。(その後にやってたキノコルド(DVDのルド)は更にアレだったけどww)

 

けどその後R&JはTdVで彼の歌や演技の良さはよーく見てきたので、この経験を積んだうえでのルドルフが見れるのが楽しみだったの。

 

で、結論から言うと!目が離せない!一回見ただけじゃ見足りない!よくやったぞルカス!って感じw

 

いや、「闇が広がる」は、私の好きな抵抗系ではなく結構やられっぱなしって感じ。トートに肩を持たれても、抵抗しながら揺さぶられるっていう動きが好きなのに、結構簡単にゆらゆらされてましたw。

 

まあ、こないだまでルドルフやってたAntonの演技も歌も素晴らしすぎたので、これはルカスもAnton超えは難しいかな、と言った感じ。Antonの抵抗する感じがほんと好きなのー!(ほんとはOliの抵抗が一番好きw)

 

けど、やっぱりあの聞きなれたルカスの声での闇広は、とっても耳に心地よく、Notwehr!のシャウトがまた美しい!!!

 

散々翻弄されて、最後の最後で何とか振り放して逃げ切った感じ。闇広の最後でトートから何とかのがれ、舞台右手前に立つと、乱れた襟元を取り繕うように直すのが印象的。(元々なんだか上二つだけボタンを閉めずに、襟がピンとしてた)

 

この時の表情が、ひどい悪夢や幻影から覚めたような、今のは何だったんだ?夢だった?ああ、怖かった。ブルブル。みたいな感じで、とってもいい。(このブルブルって、こっちの人が良くやる、「あれなんだったんだ?」って意味の馬のいななきみたいな表情ね)

 

まあ、それでも闇広終わった時点では8年前とあまり変わってないかな。。と思ってたんですが、彼の一番の見どころは、その直後のFJとのけんかのシーン!!!

 

このシーン、今まで見飛ばしてたところなんですが、なぜかルカスからオペラグラスから目が離せなくて(後姿なのに)、怒りをぶつける演技が背中と声から伝わってきて、ほんと素晴らしかったの!

 

去り際に見せる横顔!そして、極めつけはHass!!の時のキッと歯を食いしばる表情!!!これはいいぞ!!!

 

しかし、このシーンFJやってるFranziskusは24才、対してルドルフのルカスは35才だよ。。Franzuskusの威厳がすごいな。。

 

で、Hassが終わると、「ママは僕の鏡だから」。ここも全く目が離せない!もういい大人だからこそ、ものすごい苦境に立たされて、苦虫を噛み潰すように、泣きそうになってるルカス。この表情は本当上手いわ。。

 

Antonが政治的決断で板挟みになってる、大人のルドルフを演じて、再演版のママっ子のお子ちゃまのイメージを覆してくれたけど、ルカスはこれをさらに広げて、「大人の政治の世界で生きてきたけど、もう限界まで来て耐えられないので、最後のわらにすがってきた。ママの前だからこそ、今まで頑張ってきたけど、気が緩んで子供に戻って泣いてしまいそう」っていう、この全部を演技に出してた。すばらしい。。。

 

で、訴える歌もまた、全力で崖っぷちの気持ちがほとばしる!!!今までのトートとシシィがセーブモードが多かっただけに、この、全身全霊の演技と歌は、単純に好感度がめちゃくちゃ上がった。やっぱりこうでなくっちゃ!!!

 

それももはや超有名人で、客寄せ的に起用されたルカスが、ここまで実力発揮して、素晴らしいものを見せてくれるとは、ほんと、ルカスいいやつだよ。。。(爆)多分一般のお客さんは、「おー。ダンシングスターズのイケメンが出てるんだってー」的な気分で見に来てるのに、笑顔の一つも見せずに、バシバシ演技してるんだもん。そういう彼の姿勢がかっこいいと思うわ。。

 

で、シシィに断られた瞬間から、今まで泣くのを必死でこらえてたのが、急に魂が抜けたように無表情に。顔色まで蒼白になったように見えたわ。ここの無表情がまた鳥肌モノ。Also laesst du mich auf dem Stich..も、茫然と、言うときに少しだけ顔を苦しそうにゆがめて。動きはロボットのように茫然自失。

 

で、ブチブチと上着のボタンを一気に外す!!もうこの後は、銃しか見えてない!!トートダンサーが銃を投げたりしてるわけだけど、見てる方はルカスと銃しか目に入らないくらい、ルカスの動きと銃への執着がはっきり伝わってきた。それも、あの銃を追いかけた全力の動きがまた、もう、ヤケクソで死ぬしかないって感じがものすごい伝わってきて、全く目が離せない。

 

銃とルカスだけ目で追ってたら、急にトートがルドルフをひっつかんで手前に来たので、なんだか何度も見てるシーンなのにびっくりした。それほど集中してルカスと銃を見てたのね。

 

もうそこから銃をこめかみに向けて死ぬまでの早いこと早いこと。銃を追いかけるもどかしさと、銃を手にしてからのスピード感がすごかった。こう、ものすごいスピードで時代に誘導されて、この運命から逃れられなかった感じがすごくした。

 

死ぬ瞬間ルカスは、虚空を見つめるようにトートの方を見てる。驚きながらも死を受け入れる感じ。あぁ。。。<バン!>であっけなく倒れる。

 

うわぁ。。。ここはほんとため息出た。ルカスの登場シーン少ないけど、ものすごく凝縮して堪能したわ。これはオペラグラスでルカスだけを追い掛ける価値有だわ。。

 

ほんと、客寄せの立場って自分では知ってると思うけど、そんな中であそこまで体張って、全力で歌って演じてくれたのが、ものすごくうれしかった。それも、ロミオやアルフレートみたいにもっと大きな役もやってきた中で、8年前のほぼミュージカルデビュー時にやった役をまたやるわけで、、本人は楽勝のはずなのに、ここまで見せてくれたのは素晴らしかった!

 

前任のAntonがあまりに素晴らしかったせいで、超えられるか少し心配したけど、役作りも演技の工夫も全然違って、よくこの短時間でここまで作りこめたなあ、と思ったよ。

 

では、今回私がめちゃくちゃガンバった、ルカスのアンサンブルの出番チェックです。

 

アンサンブルの時は、短くて天パ気味の、頭にぺっちゃりしたカツラをかぶってます(このカツラ、バックステージツアーで見たところ)。ヒゲや帽子はシーンによってまちまち。やっぱり目立つとよくないので、普通のアンサンブルよりも後列の目立たないところにいることが多いです。

 

・プロローグ。ここはルドルフ役で布をかぶって踊ってます。前列中央左より。ルドルフパートの声が聞こえたら、「うわ!うま!!!」って驚きます。あの聞きなれたルカスの声が聞こえてくるだけでもなんだか興奮。それも、アンサンブルのコーラスを突き抜けてきれいに聞こえてくるよ!

 

・ポッセンホーフェン。緑の帽子に緑のジャケット、ヒゲの年齢不詳の男です。ビールジョッキを持ってて、時々酔っ払ってるっぽい演技が入ります。基本一人で立って飲んでることが多いようで、あまり人に絡みません。シシィ落下の辺りでは、右端近くにいて、上を見てます。

 

・結婚式のダンスでは、さすがダンシングスター、なかなか踊りがうまいです。(ここの観劇メモが読めない。。「一番前」って書いてあるように読めるんだが。。)

・結婚生活のシーンで、テーブルの前に貴族が覗きに来てるシーンでは、ルカスは右側の一番前。歌の先生は一番後ろ。

 

・カフェでは、めちゃくちゃ目立たないように座ってます。ヒゲなしで、3人掛けテーブルに座ってますが、メニューを振り回さず、両手でテーブルの運転操作をしています。

 

・ミルクでは、ひげをつけて、右側最後列(歌の先生の隣)です。途中から最前列に出てきて、右端から二人目になります。ここでは珍しく結構よく見えるかも。

 

・2幕の精神病院。ここは結構見どころかも!右側に男性陣が固まってるんですが、後列奥から3人目(隣が歌の先生)。サッカーボールを持ってます(歌の先生はオペラグラス)。ここはずっと見てると、患者の表情をめちゃ頑張ってしてて、そのまま歌ってるのが非常にいい感じ。退場直前にとっても素敵な表情を見せてくれて、これは見てて大正解。

 

これで、アンサンブルの出番はおしまい。ほんと、後列ばっかりで、ヒゲや帽子があったりなかったりするので、探すのには一苦労です。アウグスティーナ教会とエーヤンは暗すぎて探すの断念しましたが、きっと誰も見つけられてないと思う。。

観劇の参考にしてくださいね。

 

(次回は気づいたこと編です.。レポに書ききれなかった細かい点を箇条書きにしました。)

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