2013-10-17 06:00 | カテゴリ:ミュージカル・コンサート

9月23日に行った、超有名ミュージカルスター、トーマス・ボルヒャートのソロコンサートに行ってきました。

 

トーマスは、モーツァルトのレオポルドのオリジナルキャストで有名ですが、他にも、ウィーン初演版エリザベートのルキーニ(オリジナルじゃないけど)、ジキルとハイド初演のジキルとハイド約、レベッカのマキシム(スイス版から)、ウィーン再演版ダンス・オブ・ヴァンパイヤのクロロックなどで有名です。ものすごく深い美声で、聞き惚れちゃいます。

 

彼のソロコンのCDを何枚か聞いてみたんですが、彼のエンターテイナーっぷりのものすごい惚れ込んだので、ぜひソロコンに行きたかったんですが、もうこの2年ほど売り切れ(ウィーンで半年前から売り切れって結構すごいです)。

 

やっと今年はかなり早いうちに取ったのがこのチケットだったんですが、しばらくしてから、このコンサートはミューソンではなく、彼の作曲したオリジナル曲のコンサートということがわかり、ミューソンのコンサートはチケット取り直し。こちらは正直行っても行かなくてもいいかなー、って気分だったんですが、行ってよかった!!!

 

トーマスのソロCDはこちら!特にすごいのは、DeLuxとStrictly Musical Liveに入ってる、全然違うアレンジの「最後のダンス」2曲。どちらも効いたら絶対忘れられないインパクト!それも、こんなアレンジ思いつくなんてどんな凄い編曲者なんだ!って思ってたけど、このコンサート見たら、これはトーマスが自分でアレンジしたってわかった。。こういう創作の才能がすごい人だったんだ。。(すでに歌と声だけでも人並み外れてるのに。。)

 

トーマス・ボルヒャート If I Sing

 

トーマス・ボルヒャート Borchert DeLuxe

 

トーマス・ボルヒャート Strictly Musical Live

 

○つぶやきまとめ

 

今回は長文レポはなしなので、コンサート直後のつぶやきをまとめたものだけですー。とにかく、最後の最後で完璧持っていかれた!!

 

・トーマス・ボルヒャートのソロコン、Borchbrt befluegeltに来てます。オリジナル曲ばかりで、間違って取ったチケットなんですが、一応。ミュー曲じゃないので、楽しみ方が分からず最初は微妙だったけど、なんか楽しくなってきた!

 

・オリジナル曲のよさがピンと来なかったけど、ピアノ演奏がクセがあって、慣れるとあの深い歌声とトンガったピアノが絶妙のバランス。目をつぶって聞くと至福の世界だわ。英語の歌が多いけど、ドイツ語の曲の方が好きな曲が多いかも。

 

・しかし、前半ホントどうしようかと思ったけど、休憩前にはもっと聞きたい!って思えるほど。不思議ー。ハンブルクの割にアクセントきつくないからウィーン人にも大丈夫かと思ったけど、ユーモアのセンスがドイツで、そりゃウィーンじゃウケないぞ。。って思ったネタもあったw

 

・ドイツではここ=hier、あそこ=daだけど、オーストリアではここ=daであそこ=dortなんだよね。daって言うと、ドイツでは遠方、ウィーンでは手元なんだけど、トーマスがハンブルクのことをdaって言ってて、皆さん混乱(笑)。

 

・トーマスはキャラがお茶目だから、トークが楽しい!客席と歌ったり、盛り上げてくれてたのが素敵だった。エンターテイナーだわー。もっと個人的なことを聞きたかったくらい。Tom Reed名義でCD出してたなんて知らなかったー。

 

・トーマスがすごすぎた。。もう最後の一曲で完全に持ってかれた。。なんだあのアホでレベル高すぎる爆笑即興ソングは!!アンコールの最後に、客席から曲のアイデア(バラードで短調)とキーワード(頭痛、熱、一角獣)を募集して、完全即興で長編大爆笑ソングを歌い上げた!!信じられん才能!!

 

・さすがウィーン、暗い曲とキーワードに困るトーマスw一瞬考えて、ガーデニング店を経営する、ハンス・フィーバー(熱の意)から大量のホースを買わされ、ホース鑑定士に売りつける男の子が、一角獣のヨアヒムからひどい頭痛を訴えられ、大人になっても一角獣がトラウマ、というとんてもソングを披露。

 

・一曲の中にキーワードを入れるだけでなく、盛り上がるように話を盛って行ったり、途中でブギ、ジャズなども取り混ぜ、オールジャンルの挑戦即興曲。歌詞と曲だけでも爆笑なのに、あの深い美声が!もう、全コンサートがあの記憶で塗り替えられたわ。。

 

・あと嬉しかったのは、エリザ初演時にトートのセカンドで、ハリー・クプファーと一対一で最後のダンス♪の舞台稽古した時の話。いくら全力でセクシーに歌っても速攻ダメ出しされ、クプファー氏も理由がわからないので、試しに眉毛を思いっきり上げて歌ったら、隠れてた目が見えてOKが出たとか。

 

・生で最後のダンス♪の出だしを3バージョンも聞けたのはラッキー!トートとルキーニのalternierendやってたってすごいなあ。当時のウィーンミューはまだ模索中だったのね。

 

・やっぱり、オリジナル曲はドイツ語曲は全部良かった。1幕最後のUrlaub in Balkonien, 2幕後半のdu schaffst das(だっけ?)、ハンブルクの雨の恋人たちの歌とか、心に残るわー。トーマスのあのぶっ飛んだ性格がよく歌詞に出てて面白い。


・本人は英語の歌が好きそうだけど、私にはどれも甘いラブソングに聞こえて、イマイチ記憶に残ってない。アメリカ人の友人が作詞してるからか。あと、彼の声がドイツ語の方が合ってるるのかも。母音の音とか英語は少し物足りない。

 

・あと、ミュージカルを自作しようとしてる(た?)話で、客席がSpekulaziusってタイトルを提案すると、また即興でかなりしっかりSpekulaziusの歌を朗々と歌い上げてくれて、だいは。即興がほんと好きなのねー。

 

・ミュージカルスターのトーマスの顔しか知らなかったけど、場末のバーで生声で生演奏してた苦学生時代の話とか、実はこういう曲やミュージカルをオリジナルで作る方が本命で、ミュージカルは仕事(お金のため?)って事とか、本音が見えて面白かった。ソロコンって本人の人生が見えるのがいいよね。

 

・Borchert BefluegeltのBefluegeltは、文字通り「羽が生えた」っていう意味と、グランドピアノのFluegel(日本語でなんて言うんだ?あの羽みたいな部分)を掛けてあったのね!ピアノはベーゼンドルファーでした。

 

最後に、トーマスの出演作を軽くご紹介ー。

 

ダンス・オブ・ヴァンパイヤ ウィーン再演版 全曲ライブCD<2枚組>

 

ジキル&ハイド ウィーン版2002年キャストアルバムCD

 

ドラキュラ グラーツ版キャストアルバムCD

 

モーツァルト!ウィーン版キャストアルバムCD

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