2013-10-05 07:27 | カテゴリ:ウィーン

前回に引き続き、プラーター公園を奥まで堪能できる、ミニ鉄道Liliputbahnのご紹介です。

 

プラーターと言えば、まずは遊園地や観覧車が浮かぶ方がほとんどかと思いますが、実はこのプラーターの遊園地(Wurstelprater)は、ウィーン最大の6km2の大きさを誇る「プラーター公園」(Wiener Prater)のごく一部にすぎないんです。

 

本体のプラーター公園は、遊園地やその周辺だけを知っている人にとっては、驚くほど広大で奥が深く、公園というより森のようなところもあります。

 

プラーター公園はドナウ川流域の土地として12世紀にはすでに記録に残っています。16世紀以降ハプスブルク家の狩猟場となり、1766年にヨーゼフ2世が一般開放してからは、皇帝の狩場兼市民の憩いの場として親しまれてきました。モーツァルトも「プラーターに行こう」という曲を書いています。(歌詞がヘンなんですがw)

 

プラーター公園のミニ鉄道(Liliputbahn)は、1928年に開通し、こちらも現役のアトラクションとして活躍しています。

 

このプラーターのミニ鉄道は、観覧車の足元から発車し、4つの駅を経て3.9キロの距離を20分ほどかけて走ります。プラーター公園中央部を貫通する、プラーターハウプトアレーと呼ばれる大通りと並行して走るルートを取っています。

 

それでは、一緒にミニ鉄道に乗って、プラーター公園の全貌を見てみましょうー!

 

出発してすぐは、遊園地の景色が車窓から覗けます。

 

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Stelzeで有名なシュヴァイツァーハウスなどのレストランは、このミニ鉄道で1駅行ったところです。

 

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シュヴァイツァーハウスのStelzeは本場チェコのバドワイザービール(元祖の方)と一緒に♪

 

遊園地が終わると、今度はピクニック広場のようなのどかな芝生が広がっています。

 

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こんな感じの公園が沢山あり、子連れで来ても一日楽しめそうです。

 

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列車が並行して走る、プラーターハウプトアレーという歩行者天国の大通り。もっぱら自転車とジョギングの人が汗を流しています。

 

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犬の散歩の他に、乗馬のサインも出ています。ウィーン市内で乗馬!?しかし、こんなにうっそうと木が茂っていると、ウィーンの森にいるような気になってしまいます。

 

この芝生ゾーンを抜けると、だんだん木が生い茂って来ます。心なしか周りが暗くなり、街中とは思えないほどの森の中です。

 

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もうここまで木が密集してきたら、そりゃあ「皇帝の狩場」としてシカやイノシシもいたというのもうなずけます。今でも普通に鹿とか走り回ってそうですよね。

 

このミニ鉄道は、ドナウパークのミニ鉄道のように公演を一周するのではなく、真ん中の大通りを往復しているだけなので、これでもこの広大な公園の全貌を把握はできていません。実際、この公演のどこかに野球場が二つ隠れていたりします。

 

そういえば、9月20日から10月前半までやっている、ウィーン版オクトーバーフェスト、Wiener Wiesnもこのプラーター公園が会場でしたね。

 

というわけで、長々とプラーターのご紹介をしてきましたが、何となくこの奥の深さ、わかっていただけましたでしょうか?ただの遊園地かと思ってきたら、実は森だった!っていうのが、私のストレートな感想なんですが(笑)、この広大さに歴史も組み合わさって、何とも言えないロマンを感じてしまう公園ですよね。

 

少し長めにウィーンに滞在される方は、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

 


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