2013-09-02 00:00 | カテゴリ:劇場紹介

今日は、ウィーンの劇場のドレスコードについてのお話です。ミュージカル、オペラのドレスコードの違いや、歴史について少し詳しく説明してみますね。

 

旅先のウィーンの劇場で、どんな服を着て観劇すればいいのか?限られた荷物の中で、どうやってスペースをやりくりするのか?出発日が近づくにつれて、具体的な疑問が出てきますよね。

 

お客様から質問がありましたので、この機会に、ウィーンの劇場のドレスコードについてまとめてみました。

 

劇場ドレスコードは、一部を除いて特に明文化されたルールはありませんし、もちろん人によって感覚は違うと思います。ここに書いたのは、私の個人的な体験と印象に基づいたお勧めですので、荷造りの参考にしていただければと思います。

 

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現在「キューティーブロンド」上演中のRonacher劇場

 

●ミュージカルのドレスコード

 

一般的に言うと、男性はジャケット、女性はワンピースが無難です。

 

基本的には、日本で観劇されているスタイルで、ウィーンでも劇場に行かれると、それほどズレているという感じはないと思います。日本人の着こなしは、ウィーンに比べてしっかりしていますし、よほどでないとカジュアルすぎる日本人観光客ってあまり見ませんしね。

 

私は仕事の後で劇場に駆け込むことが多いので、一番多い観劇スタイルは、ビジネススーツです。いつもパンツスーツにジャケット、べた靴で立ち見に陣取っていますが、これなら幕間のフォアイエにも溶け込め、長時間の立ち見にも耐えるので、個人的には一番実用的なスタイルです。

 

日本から旅行で来られる方は、それほど服装のバリエーションもないかとは思いますが、一枚ちょっとちゃんとした服を荷造りされると、色々と重宝するかと思います。ワンピースが面倒であれば、スカートだけでも何とか荷物に入れて、カッコだけ何とかなっていれば、そこまで厳しくないですよ。

 

男性は、ジャケットはあったほうがいいと思いますが、ネクタイまでする必要はないと思います。


NGとしては、ジーンズやTシャツ、半ズボン、スニーカー等は、できるだけ避けた方がいいというのが、私の個人的な意見です。

 

もちろん、色々サイトを見ていると、ミュージカルはカジュアルだから、ジーンズにスニーカーでもいいよ、というアドバイスも時々見かけますが、私が観劇するときは明らかにジーンズにスニーカーという服での観劇は避けています。

 

やはり、客席に日本人がいると目立ちますし、「あの人、日本人だわ。おまけにジーンズって。。」という風にカジュアルすぎて浮いてしまうのは、日本人全体の評判を落としてしまう気がして、肩身が狭い気がするからです。

 

あと、ドレスコード以下の服装を着て行って(アンダードレスト)、幕間にフォアイエに出てみると、妙に「うわ。。私ちょっと服装間違ったかも。。居心地悪いわ。。見ないでー」みたいな微妙な気分になります(←オペラ座で経験ありです(涙))。せっかくウィーンまで来て観劇されるときに、そんな微妙な思い出を作るのも残念な気がして。。

 

ドレスコード以上の服(オーバードレスト)でも気にはなりますが、アンダードレストの時の居心地の悪さとはちょっと違うので、まだオーバードレストのほうがましかもしれません。

 

そして、私がジーンズを劇場にはいていかない最大の理由は、作品への敬意です。やっぱり、それなりの格好をして、素晴らしい作品を、特別な気持ちで見たい、という気持ちの表れが、ドレスコードにあると思います。外見で目立ってしまう日本人が、適当な格好をして劇場に現れたら、現地人から作品を軽視していると思われ、哀しい思いをさせてしまうかもしれません。

 

せっかく作品が好きで見に来ているのでしたら、やはりその気持ちを服で表現しても悪くはないと思っています。まあ、個人的な感覚ですので、みなさん同じように考えて観劇しているかどうかはわかりませんが。。

 

とは言っても、ウィーンのミュージカル劇場は、それほどがちがちではないので、ご安心を!とりあえず、「ちゃんとしたかっこに見える」程度で大丈夫です。あからさまな穴あきジーンズやテニスシューズでなければ、例えば黒のジーンズに黒のウォーキングシューズ程度のごまかし方だったら、それほどカジュアルさが目を引くわけではないので、立ち見や安い席だったらこれでもOKです。

 

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Ronacher劇場内部。

 

●冬の観劇ファッション

 

これは、冬に観劇される方に声を大にして言いたいのですが、客席は暑いです!!!

 

私もウィーンに来たころは、何度も観劇中に汗だくになりました。帰り道に風邪をひかないためにも、劇場にはできるだけ薄着の観劇ファッションの上に、重ね着をしてくるのがお勧めです。

 

ヨーロッパの冬の室内はとても暖かく、長そでブラウス1枚で十分過ごせる暖かさです(室内でセーター着たら暑すぎるくらいです)。劇場はそれに加えて、上の方の座席は舞台と観客の熱気で、どんどん気温が上がってきます。(おまけに自分も興奮してアツくなってきます(笑))

 

立ち見専門の私は、冬はビジネススーツのジャケットを脱いで薄いブラウスで観劇しています。冬なのに半袖や袖なしのトップスの時もあります。ブーツですら暑く、クロークで普通の靴に履き替えることもあるくらいです。

 

とにかく、冬のウィーンは寒いですが、劇場は暑いですので、重ね着の最下層は薄着がお勧めです!

 

(次回は、ドレスコードQ&Aです。)

 

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