2013-08-25 00:14 | カテゴリ:未分類

夏は、ウィーンのミュージカルは夏休みに入りますが、ウィーン以外の舞台、特に野外劇場は、とても盛り上がります。

 

私が毎年チェックして、気に入った作品があったら見に行くのは、Stokerauの野外劇場(これは去年のコーラスラインで終わってしまいました)、AmstettenとStaatzの岩舞台などなど。他にも、バーデン等、日帰りで行ける距離で、夏季限定のミュージカルが上演されることがよくあります。メルビッシュも時々最近ミュージカルやってくれますよね。

 

その中でも、私が毎年一番注目しているのが、このStaatzの野外岩舞台。ウィーンから1時間ほど離れて、車がないと辿り着けないど田舎にあるこの舞台は、とっても特別なんです!

 

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山の上にある古城の廃墟を背景にした、まさに「岩舞台」の名にふさわしい野外劇場は、会場に入るだけで雄大な気分になれます。

 

ここで上演する作品も、センスがとてもよく、2年に一度は大好きな作品が上演されるので、気になる年は通っています。今までに私が見たのは、レミゼラブル、Joseph、三銃士とこの美女と野獣。どれも、野外で見てみたい作品ばかりですよね!野外のレミゼラブルの「Stars」は格別でしたし、なんといってもJosephがもう、何をおいても超最高でした!!!

 

私が色々な事情でパスしたのは、JCS、スカーレット・ピンパーネル(この二つはまだ当時この劇場のことを知らなかった)、アイーダ、タイタニックなど。JCSやスカーレット・ピンパーネル等は、キャストアルバムも発売されています。

 

あと、このStaatzが素晴らしいのは、キャスト!!!主演のおじさんを除いて、全くの無名な役者ばっかりなんです。私のダンスの先生が舞台に立っていて、驚いたこともありました。(本職はダンスの先生で、時々ミュージカルの役者をしているようです。) この無名な(とはいっても、ちゃんとミュージカルアカデミーを出ている若手ですが)役者さんたちが!また皆さんうまいうまい!

 

野外劇場という特殊な舞台で、よくここまで存在感が出せるなあ、と感心すると同時に、こんなど田舎の舞台でもここまでの人を集められるという、この国のミュージカル役者の層の厚さに、毎年驚かされます。

 

この公演のチケット、5年ほど前までは結構簡単に入手できたんですが、最近人気が上がってきているようで、一か月前とかだと余裕で売り切れていますので、要注意。今回は、6月に一時帰国していたこともあり、7月に入って取ろうとしたら、全て売り切れ!追加公演に残席があったので予約したら、「その席もありません」との連絡。もうあきらめかけていたら、「もう1公演だけ追加公演をします!」とのことで、大慌てでチケットを抑えたんです。見れてうれしい!!

 

●岩舞台について

 

会場近くの村に着くと、見渡す限りのひまわり畑の隣の空き地が、即席駐車場になっていて、ここに適当に車を止めます。

 

そこから廃墟のほうに向かって歩いていくと、ちょっとしたお祭りみたいなところに出ます。これが、劇場でいうフォアイエ部分で、屋台が立ち並んで、ワインやちょっとした軽食を楽しめるようになっています。

 

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このエリアを超えると、向こうは舞台!!

 

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到着時はまだ明るいので、こんな感じに見えます。山の上にあるのは、本物の古城の廃墟。その下のお城の形をしているのが、今回美女と野獣で使われる舞台(の書割部分)です。

 

今回は、何と左ブロック最前列だったので、私の席からは、こんな風に見えました。

 

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こちらも、山の上には廃墟が見えます。向かって右のお城のセットが、野獣の城として使われます。バルコニーのようになっている部分は、ベルの部屋ですが、エレベーターのように上下します。

 

最上階の壁は後半で開いて、図書館となります。最後野獣が死ぬ(?)のもここです。

 

基本的に、野獣の城の出来事は舞台上、町の出来事は地面で演じられるので、現実と魔法の世界の区別がわかりやすくなっています。

 

また、映っていませんが、右側には野獣の部屋があり、あの「バラ」もガラスケースに入れてあります。

 

ベルの自宅は、このパン屋と八百屋の間の地味な家ですが、パパは本物の!自作自動車(?)に乗って左側から現れ、右側に向かって出発します。

 

なんと、ものすごく感動したことに、この舞台、このまままっすぐ右に行くと、本物の森があるんです!!野外劇場ならではの、本物の森で迷子になるパパが見れて、ちょっと泣きそうになりました。

 

上の写真の手前部分は、最初のシーン「ベル」のシーンで使われます。

 

よく見ると、パン屋さんとか細かい!

 

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もちろん、パン屋と言えば「マリー!バゲット!」ですね(笑)

 

2幕が始まるころには日も暮れていて、休憩から戻ると、舞台はこんな感じで幻想的。

 

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2幕始め、オオカミの出てくる直前に、城が青く光りました。

 

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(観劇直後のつぶやきまとめ(実質レポ)に続きますー)

 

ジーザス・クライスト・スーパースター Staatz版2004年キャストアルバム

 

スカーレット・ピンパネル オーストリア初演Staatz版キャストアルバムCD

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