2013-04-13 09:38 | カテゴリ:オペラ
ワーグナーのオペラ「パルジファル」Parsifalをウィーンの国立オペラ座で見て来ました。結構オペラ久しぶり。ワーグナーはさすがに、長時間立見は厳しいので、できれば座って見たいところ。

特にパルジファルは5時間!けど、終わってみたらあまり長さは感じず、集中して見れたと思う。やっぱりワーグナーは内容が濃いから、長くても考えながら見てしまうから、時間が経つのが早いわー。

こないだ一眼で撮影した、豪華なオペラ座内部の写真の写真をどうぞ!

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それでは、観劇後のつぶやきをまとめておきますー。

オペラ「パルシファル」見てきた。 5時間の超大作!ストーリーが難解で頭使ったー。残念ながらヨナス・カウフマンは病気で代役。キャストはみんな良かったー!指揮のヴェルサーメスト氏も飄々と良かった。

オランダ人以後のワーグナー10作品のうち、トリスタンとジークフリート以外の8つ見たことに。パルシファルが最長。座って見れて良かった(笑)。2rang,loge4左だったので、多少見切れたけど、三幕は前列に座れてラッキー。

難解な作品で、ストーリーも宗教がかってたり、聖杯伝説に基づいてたりで、哲学的。考えれば考えるほど解釈が色々で面白い!もちろんアーサー王の聖杯探求の荒野の城や不治の傷の王など、モチーフが重なってるので、知れば知るほど奥が深い!

一幕、二幕はワーグナーらしくテキスト沢山、内容盛り沢山、字幕読んでは発見の連続で長さを感じさせない。三幕はなんか音楽が多くて歌詞が少なく、急にテンポが落ちる。魂の救済もあれだけ引っ張った割に、サラッと流されたりで、多少消化不良。

一幕は最後の晩餐、三幕はKarfreitag(聖金曜日、イースター直前の金曜日で、キリストが磔にされた日)の話なので、聖金曜日前日の今日にシーズン初日なのは狙ってやったのね。今年はワーグナー記念の年だし。

一幕はなんと脱衣所が舞台(笑)。不治の傷を負った王様が温泉に入るんだけど、騎士たちも半裸で出てきて服の着せあいっことかw。パーシヴァルが白鳥虐めるとか、無垢な英雄か?色々でアホ過ぎな主人公w野生児なのね。部下のおじさんが出ずっぱりで頑張ってた。

一幕後半は王の城。死にかけ先王と血まみれ王がすたボロ。最後の晩餐的に、騎士たちがパンとワインで晩餐。聖なる槍(ロンギヌス)に不治の傷を負わされた王は、キリストと重ねてる?巨大セリを多用した、迫力の人海演出。

二幕はスキンヘッドの悪役Kringsorの館。独裁者的な演出がよかった。悪女Kundryは神を笑った罰で、聖杯探求者を誘惑しては探求できなくさせるのが仕事。パーシヴァルが攻めて来ると大量の女達が誘惑大会wここのコーラス迫力だったー!Kundryの歌も感情的ですごい!

パーシヴァルはKundryに誘惑されてキスしちゃってから、王の苦境を理解する。王も似たように誘惑されて、聖なる槍を手放しちゃって刺されたんだよね。自業自得故のいえない傷。無知な野生児だったパーシヴァルはここで知識と同情を得る。

スキンヘッドが投げた槍を空中キャッチする演出がどうなるかと思ったら、スキンヘッドが光る槍を投げるふり→暗転→パーシヴァルが似た別の槍を掲げる、の流れで、槍を投げたことにしてた。子供騙しすぎて笑ったw

三幕は音楽が長くて内容薄い。前半が、今日は聖金曜日で荒地にお花が咲いたね、後半が先王の死から王や悪女、騎士たちの救済。間のオケの低音迫力!救済のところはなんか消化不良気味。聖杯も引っ張った割に、二つに割れたゴムの植木鉢だし、よく意図がわからん。。

ワーグナーが宗教祝祭劇にしたかったらしく、一幕後は拍手禁止(バイロイトとウィーンのみの伝統)。拍手がかなりあったけど、ワグネリアンが激しくシーシー言って拍手禁止をアピールしてた。別にいいじゃん。。エリザのHassだってそこまで厳しくないんだし。

かなり特別な公演だったので、客席にセレブもちらほら。国民議会議長(女性)、往年のフィギュアスケーター、ORF社長など。入口階段では、総監督のドミニク・マイイェー(カタカナではこんな感じで呼ばれてる(笑))が常連に挨拶してたわ。

しかし、パーシヴァルのお話はいろんなバージョンや説があって奥が深いー。ローエングリンはパーシヴァルの息子だしね。聖杯を見つけたのもガラハッドじゃなくてパーシヴァルと言う本もあるし。


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Parsifal
Richard Wagner

Franz Welser-Möst | Dirigent
Christine Mielitz | Regie
Stefan Mayer | Bühne
Stefan Mayer | Kostüme
Simone Monu | Kostümassistenz
Katja Schindowski | Bühnenbildassistenz

Tomasz Konieczny | Amfortas
Kwangchul Youn | Gurnemanz
Christian Elsner | Parsifal
Evelyn Herlitzius | Kundry
Andreas Hörl | Titurel
Wolfgang Bankl | Klingsor
Stephanie Houtzeel | 1. Knappe
Ulrike Helzel | 2. Knappe
Wolfram Igor Derntl | 3. Knappe
Marian Talaba | 4. Knappe
Benedikt Kobel | 1. Gralsritter
Janusz Monarcha | 2. Gralsritter
Ileana Tonca | Erstes Blumenmädchen 1.Gruppe
Olga Bezsmertna | Zweites Blumenmädchen 1.Gruppe
Margarita Gritskova | Drittes Blumenmädchen 1.Gruppe
Anita Hartig | Erstes Blumenmädchen 2.Gruppe
Caroline Wenborne | Zweites Blumenmädchen 2.Gruppe
Zoryana Kushpler | Drittes Blumenmädchen 2.Gruppe
Monika Bohinec | Stimme von oben



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