2013-02-28 09:10 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
●気がついたこと

・1幕最初、オークションの客が通路にたってるのがいい感じ。猿のオルゴールは実際登場。

ラウルが老けメイクとか特にしてないのにOliだから表情がすごくよくて、全然違和感なし。

・2幕最初はマスカレードの客が同じく通路に。迫力ー。

・船を恋で地下室にいくシーン。舞台演出だと、ここで船に実際乗って、ろうそくがともされるところだけど、コンサート版ではスモーク炊いて舞台中央の階段を二人が上っていくだけ。怪人が時々振り返りながら先導していくだけで、全く違和感なく、地下室に降りて、船に乗っているようにもちゃんと見える。何度も書いてるけど高いセットとかなくて、ここまでリアルにできるのねー!

・1幕地下室のシーン、最初はパイプオルガンが大写しになるんだけど、途中からぬめーっとしたCGの赤子の顔が大写しにされるところがあった。怪人の本性=子供を象徴してるんだけど、これがAngel of Music辺りで目を開けたのが怖かったー!で、仮面をとられた辺りで血塗られて崩壊するのがまた怖くて。。

・プリマドンナ八重唱が素晴らしすぎ!!!普通の舞台だと、奥行きも使って皆さんうろうろ歌の間で移動するけど、コンサート形式だったから皆さん手前だけで動き回ってくれたぶん、誰と誰がどのパートを歌っていて、話がどんな風に動いていくのかが追いやすかったわ。

・All I ask of youではパリの夜景を映写しただけで、一気に屋上感満載。スモークを少し炊いて、照明の光の筋を見せることで、月の光も見せていた。うまいなあ。。(その後の怪人独白が狂っててかわいそう。。狂ってるのは怪人のせいじゃないって言うのがまたかわいそう。。けど、あの時点でラウルに頼ってしまうクリスティーヌもわかるし、かといってラウルじゃ役不足なのもわかってしまう)

・カルロッタのゲロゲロで、カエルが映写されてたw。ジャンプのタイミングが絶妙w。

・コーラス指揮者役のスキンヘッドの人がめちゃおもしろかった。暴走ピアンジとの掛け合いが、舞台版と同じ台詞のはずなのに(ローマ、ローマ、ってところ)、断然爆笑で面白かった!

今回、脇役のキャラがすごい立ってて、オペラ座の関係者さんたちが登場するといちいち笑えて、シリアスなシーンとのメリハリがすごくよかったわー。

・ドンファンの勝利でピアノが勝手に演奏するシーン、実際オケのキーボードの人が立ち上がっての「あれ?僕演奏してないのに勝手にピアノが?」って演技してたw。細かすぎw。

・お墓のシーン。父のふりした怪人は、嬉しそう。これがまた狂人。そして、花火が、今まで見たどのバージョンよりもちゃんとしてたw。あの、申し訳程度のひょろーんとした蚊取り線香みたいなのじゃなくて、すごい迫力で怪人かっこよかったー!火花は映写と証明で、実際火は出なかったんだけど、映写とのタイミングがほんとぴったりで、ほんとに火花(というか雷みたいなビリビリ)飛ばしてる見たいに見えた!

・この作品、ハンニバル、イルムート、ドンファンの勝利と、三つのオペラがあるけど、どれも、練習シーンからいきなり本番舞台で喝采浴びてる風にシーンが飛んで演出がむずかしいけど、これも、コンサート番も全く違和感なく仕上げてました。その上、客席にいる私たちがまるで、このオペラの観客であるかのように錯覚させられて、劇中劇万歳!って感じ。

・基本的に、皆さんは、下の写真のように楽譜を手持ちしてるんですが、実際メインキャストがソロに入ると楽譜は見ず、閉じて持って歌うか、そもそも持たずに登場して歌います。オペラの練習シーンとか、演出として使っているという感じかな。それでも、楽譜持って普通に歌う人もいたけど、全然違和感なかったから、みんなちゃんと歌いこんでたんだと思う。

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●まとめ

というわけで、私のオペラ座の怪人歴(あまりないけど。。)の中では、文句なしに最高でした!!それもこれも、CAMuellerの絶妙な演技と歌声、Lisa Antoniの屈託のない演技と完璧な歌、Oliのオボッチャマさ、脇役のキャラの濃さ、舞台上にオケがあるのに、冴えまくってた演出と、もちろんコンサートを支えたすばらしいオケと、その全てが私の期待を軽く超えてきてくれたから!!!

これがたった10回公演とかもったいなすぎる!世界中このメンバーと演出で回って、このすばらしさをみんなに見てもらいたいよ!上演DVDとかCDとか出して欲しいけど、ないみたいだし。。CD出してくれたら全力で売るよ!(笑)

けど、ほんと、こんなすばらしいものが見れて最高です!ウィーンミューはコンサートが舞台を上回ることもあるというなんて、なんという質の高さ!!!2013年も恒例クリスマスコンの変わりにこういうのやってくれそうな気がするので、期待してます。


ウィーン版オペラ座の怪人。Goebelさまのファントムはセクシーで聴き応えあり!



ドイツ語吹き替え「オペラ座の怪人」サウンドトラック。あのUweがオペラ座の怪人を歌っています!



ミュージカル・テナーズ。今回のファントム役Christian Alexander MuellerがMusic of the Nightを歌ってるCDです。マーク・ザイベルト、パトリック・シュタンケ、ヤン・アンマンと売れっ子ミュージカルスターの競演CDで、他にも聞き所いっぱい!



ルドルフウィーン版全曲ライブCD。今回クリスティーヌだったLisa Antoniがマリーヴェッツェラ


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