2013-02-26 09:08 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
・クリスティーヌ

Lisa Antoniはルドルフのマリーヴェッツェラ役でDrewの相手役として遜色ない素晴らしい安定した歌声の持ち主。ただ、クリスティーヌとしてはちょっとおてんばっぽいかな?と思ってたけど、素晴らしい演技で私の中の新しいクリスティーヌ像になりました。

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上の解釈でずいぶん書いたから、あまり詳しくは書かないけど、今まで押しに弱くて逃げ回ってたクリスティーヌが、The point of no returnで急に舞台上でセクシーになったのが目から鱗。ここでは怪人がすり変わって相手役になったってまだ気づいてなかったっぽいんですが、それでもセクシーにくねくねするのが、今までと違って成長を感じさせた。

で、怪人がすり変わったってわかると、一瞬はっとするんだけど、そのまま演技と歌を続けるのが、大人になった証拠。もう、悩んで逃げ回ってた人に頼ってても解決できないって心を決めたのがここ。

クリスティーヌは、そのまま演技を続けて、すり変わった怪人を歌と体の動きで女として「誘う」。それを見て、当初すり変わって計画通りで自信満々だったファントムは、急に困惑に変わる。主導権は怪人じゃなくてクリスティーヌに移った。怪人が再び自信を取り戻すのは、地下室でラウルを(ダンサーが後ろから首を絞めて)動けなくしたときになってから。それまではクリスティーヌのペース。

そこからのクリスティーヌはかっこよかった!もうラウルなんて見向きもしないw。助けに来ても「なに邪魔しに来たのよ、足手まとい!」みたいなw。最後一緒に去るのも、ラウルが死にそうにゲホゲホしてたからかわいそうになって、って感じで、そうでもなければ怪人のもとに残っていそうな雰囲気ですらあった。怪人が「行け!」って言っても戸惑ってたし。

さっきも書いたけど、怪人人にとってはクリスティーヌによって解放され、自由になったためにクリスティーヌを行かせた(彼女のことは好きだけど、自分のもとにおいておけない気持ち)から、振られたようには見えなかったけど、逆にクリスティーヌは怪人の魅力に気がつき、欠点も含めて彼と生きていく決心をした矢先に「行け!」って、まるで彼女が振られたかのよう。ああ。。大人な関係だわ。。

・ラウル

Oliラウル!事前では、この人くらいしか注目キャストがなかったんだけど、怪人が素晴らしすぎてかすんじゃったくらい。

いや、ラウルって恋人の片割れなのに、キャラ薄いよねw。もう上に書いたけど、売れっ子キャリアウーマン、クリスティーヌの悩みを、あまり深いところで理解せず、けど、僕頑張って悪者倒す!敵なw。

しかし、最初のオークションの時の表情からして、期待できまくる!!!ラウルってソロないのが残念すぎる!!!All I ask of youもなんて甘いんだ!

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製作発表の写真だけど、ラウルとクリスティーヌ。

しかし、あの演技のOli。ラウルはボンボンで、最善を尽くしてもあの程度ってよくわかってて、そんな演技をしっかりしてるのが好感。オペラ座の警備するところとか、墓場でやられるところとか、へなちょこすぎてかわいい。。w

しかし、また数少ない怪人とクリスティーヌとラウルの3重唱が至福の瞬間過ぎた。作品通して一番もう一度聞きたいのは、この3人の三重唱パート。墓場の後とかすごかったよーーー!!!

最後、「え・ら・べ」でダンサーに首絞められるOliが素敵すぎるーー!!ダンサーもムキムキタンクトップで、軽々と首閉めてるんだけど、祖の腕をつかんでで苦しくて仕方ないような演技するOliがけなげすぎる!

普通だったら、そんなので動けなくなるわけないやん、ちゃんと抵抗したら逃げられるって、リアリティないなあw、って突っ込みたくなるところが、あの程度でOliがあまりに苦しがるので、普通にリアリティがあったわ。その後解放されて、クリスティーヌと去っていくところまでへろへろだったしw。

・カルロッタとピアンジ

現役オペラ歌手を使うなんて、なんて贅沢な!!!普通にこの二人が歌ってるときは、オペラ歌手のコンサートに行ってるようだったよ。お得すぎる。。

それもカルロッタ、めちゃめちゃ歌うまい上、演技も大袈裟で目立ちたがりで、もう最高に楽しかった!ピアンジと仲がいいどころじゃなくて、どっちが目立つかで勝負してるとこあるしw。

ピアンジもすごく歌がうまくて、そのくせコーラスの先生にしょっちゅう突っ込まれては直せないし、もう面白すぎw。

・支配人たち

片割れはLucius Wolterだよ!こんな脇役もったいなすぎる。。それも、どうやらこれは代役出演だったらしい。ラッキーすぎる!!!

この支配人2人、キャラた立ってて、めちゃおもしろかった!!フィルマンの方はことなかれ主義でオペラには興味がないから、結構騒ぎはどうでもよくて、早く治まって欲しい感じ。逆に、アンドレはオペラにはちょっと詳しいせいで色々好奇心があって首を突っ込みたがる。

結局アンドレが「いいじゃないですか」とか言って、めんどく下がるフィルマンを説得してしまうとかw。この二人の動きがいい意味で不器用で、怪人慣れしてない様子がまたほほえましい。

・歌の先生の奥さんMartinaさん

前回のエリザベートやレベッカ、TdVに出演していた、歌の先生の奥さんMartinaさん。TdV時代に妊娠して、JCS紺には出演できずしばらく育児に専念しる私のママ友さんなんだけど、このコンサートで舞台復帰だね!

(気づいたこと編に続きますー)


ウィーン版オペラ座の怪人。Goebelさまのファントムはセクシーで聴き応えあり!



ドイツ語吹き替え「オペラ座の怪人」サウンドトラック。あのUweがオペラ座の怪人を歌っています!



ミュージカル・テナーズ。今回のファントム役Christian Alexander MuellerがMusic of the Nightを歌ってるCDです。マーク・ザイベルト、パトリック・シュタンケ、ヤン・アンマンと売れっ子ミュージカルスターの競演CDで、他にも聞き所いっぱい!



ルドルフウィーン版全曲ライブCD。今回クリスティーヌだったLisa Antoniがマリーヴェッツェラ


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