2013-01-07 07:51 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth
(キャスト編シシィだけでどれだけ語るんだ。。って感じですが、シシィのキャスト解説2幕ですー)

次は2幕の私が踊る時♪。もう、パワーアップして大人の女になったシシィは、今まで乱暴だし意味分からないから怖かったトートも、もう怖くない。しかし、後ろから羽交い絞めにして胸触ったりするのは、やっぱりやめたほうがいいんじゃないでしょうか、トートさん。今まで無表情だったのに、いきなり胸を鷲掴みにするとか、むっつりスケベとしか思えん。。何されたら女性が嫌がるかと、口説き方の基本的なところが分かってないんじゃない?(爆)

で、Nichts。やはり2幕はAnnemiekeのほうが少しいいかもしれないけど、Jennekeはまたかなり解釈が違ってて面白い。このNichtsは、Annemieke的には一番いいと思ってる曲なんだけど、Jennekeは頑迷さが目立ってて、また違って興味深い。シシィが、あれはだめ、これはだめ、って言われてる間に、元々自由だった性格がどんどん硬く、頑迷になっていって、その結果自分には何も残っていない、って言う感じ。

自由な少女(けどトートに対しては少しおどおどでFJ守って!って感じ)→頑迷な大人の女(もうトートも怖くないし、FJどうでもいい)っていう大きな変化が、見返り前であったのね。

マラディは少し面白かった。シシィは椅子に座ってからも、すごいくらい不機嫌な声で、他のシシィみたいにふらふらするわーって感じじゃないのがリアル。ほんと、もうほっといてよ、しんどくて機嫌悪いんだから、って感じw。

で、相手がトートって分かったら、いきなりめちゃめちゃ怒ってるw。そりゃ怒るわ、前回会ったときは、許可なく胸揉まれてるんだもんね(爆)。おまけに、「これが最後のチャンスかもしれないから、俺のところに来い」って、どれだけ自分勝手やねんw。

しかし、シシィ今まで気分悪くて倒れてたとは思えない、元気でパワフルな歌声www。トートも押され気味。ほんとこのトートは口説き方が分かってない上に、間が悪いわ。。シシィはトートに一応魅力は感じてるのに、トートの性格がなんか変だし、つきあったら変なことされそうだからそこまでついていけない、って感じw。

この後のシシィは、ほんと「おばちゃん」1幕すごいきれいで若くてイキイキしてたのが、コルフ島とかもう、おばちゃん。。あらら。。(Annemiekeは2幕もきれいで気高かった。Annemiekeの2幕はほんとすばらしいわ。。)けど、このおばちゃん効果、結構嫌いじゃない。ルドルフ拒否の時も普通におばちゃん。声もべちゃっとした平たい声に。

ルドルフ葬式では、魂の声みたいで、すごかった。FJを拒否する時も、全力でぐるっとまわって背中向けるし。そんなに嫌がらんでもw。

トートがやってきて、erloese michって言う絶叫がまたすごかった!Mayaさん思い出したわー。もうたくさん!好きにしてよ!っていう、諦めの叫びが。

で、トートが相変わらず無表情で「nicht so!」って言うのがやっぱりわからん。。あんたむっつりスケベだったら、このチャンスものにするんじゃないの?って感じだがw。拒否る理由が、彼の演技じゃわからん。。

夜のボートでも、ほんとFJもシシィも演技がすばらしくて、もう最高!!!二人が腰掛けるときの、膝が痛そうな演技が(特にFJ)細かすぎて、もう若者二人には見えない!

で、ラストのSchleier faellt。ここのシシィもまたすばらしかった!!刺された後、うつ伏せにばったり倒れる倒れ方が少し面白かったけど、トートが舞台上に登場したら生き返って、少し頭を動かして、そのまま座る姿勢に。

(そういえば、ここはMayaさん版(というか2004年再演版の)の、ルキーニがやってきたら一瞬迷って、死を受け入れる、っていうほうがなんか、シシィが死を選んだ感じがして好き。2012年版は思わぬところからルキーニがやってきて、ドカンと刺されるって感じで、シシィが選んだと言う感じはあまりしない。まあ、史実はそうだったんだろうけど。けど、史実に忠実にするなら、シシィは普通に何メートルか歩いて船まで乗って、そこで倒れたら実は致命傷でした、って感じだったし、第一死んだ時はうつ伏せじゃなくて仰向けだしね)

で、自分の歌の時にブチブチと前を開けて、髪を外すんだけど、いままでのおばちゃんっぷりが、豹変してすごい若返ってるの!なんか、この若返りようは、今までのシシィからしたらダントツ若い!なんか、ほんと死んで若返ったっていうのがすごい分かりやすくて、演技力すごいーって思った。

で、シシィの靴がどうなってるか気になってたんだけど、黒い上着を脱いで立ち上がったら裸足になってたw。で、よく脱ぎ捨てた服を見てみたら、サンダル状の黒い靴が脱いであったので納得。これなら手を使わなくても脱げるね!(プレビューの時はほんと脱ぎにくそうな靴だったので、すごい苦労してた)

で、トートの元に駆け寄るシシィ。愛しそうに抱きしめるトート。ここのトートはなんか良かった。けど、やっぱりMarkはここで、シシィを反り返らせて、首の後ろでタンゴみたいに不自然に支えるのよね。。ここ、ほんとなんか堅苦しいから好きじゃないなあ。もっとOliみたいに自然に、いとおしそうにしておけばいいのに。

しかし、この若返ったシシィ、すごくいい!トートにも、あの怖がってそうな表情じゃなくて、開放された明るい表情で、対等なの!

で、考えたんだけど、このシシィは、元々おてんばで自由が好きで、好き勝手したいタイプだったのが、宮廷で押さえつけられ、自由を奪われ、子供を奪われ、どんどん頑迷になっていったのね(Nichtsのところのキーワード)。もう、あの、私だけに♪を歌っていた、自由が好きなシシィはどこにもいない。自らを頑迷な空に閉じ込めて、自分で自分の自由をどんどん狭めてきた。ルドルフだって、助けようと思えば助けられたかもしれなかったのに、頑迷さを優先して、大事なものを失った。

けど、死によってシシィは、そんな自分で作り上げてしまった頑迷の殻から解き放たれて、再び「私だけに♪」を歌ってた頃のように、自由で若い姿に戻ることができた(私だけにと同じ裸足で、衣装もほとんど同じことに注目)。

うわあ。また新解釈ー。このJennekeさんのシシィ、ほんとよかったーー!!トートが意味不明でも(爆)、シシィだけみてたら話がちゃんとつながったわー。

あと、演技ばっかりであまり書いてないけど、歌もバッチリ!!Annemiekeとほとんど遜色ない!!やっと大好きセカンドキャストが出てきたよ!

(キャスト編、他のキャストに続きます)


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