2012-10-18 08:54 | カテゴリ:美術館・博物館
●コルフ島のシシィ@王室家具博物館

さて、次はバイクで家具博物館へ。ここも私の大好きなミュージアムの一つ。すごい歴史的なものがありすぎて、何度来ても興奮する!今回はここで「コルフ島のシシィ」という臨時展をやってるので見たかったの。家具博物館自体は好きだけど、この展示はなんとなく、入場料を払う程でもないかな、けど興味はあるな、って感じだったので。

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王宮博物館も近代建築でかっこいい。

シシィは人生の後半(1888年)にコルフ島にアキレイオンという宮殿を建てる工事に着手し、何年か工事の進行を見に来たあと、工事の終わったアキレイオンに長期滞在したの(-1896)。この展示はそのアキレイオンの内装品やシシィの生活、往復の旅程に使われた道具などを展示してあります。

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展示してあったものと勉強になったこと
・「コルフ島のシシィ」の絵。但しこれはシシィの死後に描かれたもの。家具博物館所蔵。
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・シシィの旅行用黒い衣装。リーヴァイ夫人からのレンタル。
・シシィはMiramarなど3席の船(どれも蒸気船)を自由に使うことができ、これを使ってコルフ島に行っていた。Miramarのミニチュアあり。
・シシィの電車の個室車両は電車博物館にあり。
・旅行用化粧道具など。爪切りセットなどあり。
・バッグは革製で地味だけど、この全てが職人の手作りですごい品質いいんだろうなー。
・旅行用銀食器。銀器博物館所蔵。こんなのいちいち旅行するたびに持ち歩いてたんだ。。
・アキレイオンの写真。アキレスがテーマで、瀕死のアキレスの像があった。
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・シシィの旅行用の靴、ストッキング、杖、手袋、パラソル、ベルト、ショール。これはマリー・ヴァレリーに相続され、なんとか財団の所蔵。ストッキングは結構興奮した。靴もすごい小さくて履きなれた感じで地味ながら可愛かった。
・シシィの白地に赤い縁取りのガウン。アキレイオンで使っていたゆったりした部屋着のようなもの。
・シシィのコルフ用ドレス。明るい色合いで白と薄ピンクの細いシマシマのスカート。すごいかわいい!
・コルフ島ではシシィは「笑うイルカ」のモチーフを使っていて、食器や家具などに、王冠とイルカのモチーフを刻ませた。この絵がまたかわいいのー。いろんな種類の笑うイルカがいるんだけど、なんかどれもマンガチックで。
・イルカはギリシャの伝説で、イルカと友だちになって海で死んじゃった男の子と、それを悲しんで一緒に陸で死んだイルカの話を元にしてるんだって。イルカは海と陸、生と死をつなぐもの、という意味がある。
・シシィのお絵かきセット(水彩画用)。紙にはシシィの落書きが描いてあるが、これが漫画みたいで超可愛かったw.ドラゴンボールの悟空みたいな男の子の絵とか。
・シシィはアキレイオンのそばで毎日泳ぎまくりだったらしい。
・Christianoとか言うギリシャ人(元はウィーンでシシィのギリシャ語の先生、ギリシャでは通訳)とIrmaさんとよくいたらしい。このChristianoさんはシシィの死後は結構悲惨な人生で、ギリシャに残ってほぼ一文無しで亡くなったんだとか。
・シシィの遺言が展示してあった。アキレイオンはマリー・ヴァレリーに譲る、という内容。
・アキレイオンは娘ギゼラの持ち物になったあと、フランツ・ヨーゼフが自由に使っていいことになった→ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の所有になり、家具や像が置き換えられた→ギリシャに没収され、病院→インフルエンザ流行時の避難場所として使用され、2階部分がカジノとして使われていたこともあったあと、現在は博物館に。

というわけで、いつかコルフ島に行ったらアキレイオンにも行くつもりで、結構しっかりと展示を勉強してきました。シシィはギリシャでは結構やりたい放題で楽しかったんじゃないかしら。


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