2012-09-14 07:24 | カテゴリ:エリザベート Elisabeth
プレビューに続いて、一般公開初日の公演を見てきました。キャストはほぼ同じでファーストキャスト。席は2Rang6列目右より。

前回1. Rang席後方で音響が悪かったので、今回は念願の2.Rang!今回はたっぷり大音量を堪能してやる!!

●チケットゲット編(前回とあわせて)

元々、半年ほど前に、当時の一般公開初日である9月8日のチケットを予約して、ほくほくしていたんですが、友達の結婚式が入ってしまい、ピンチに!そうこうしているうちに、プレビュー公演(9月4日)と一般公開初日一日前倒し(7日)の発売が初日1週間前に発表!それも、会員は40%オフ!(未だになぜ割引したのかよく分からん。ファンなら絶対欲しいチケットだから売れないわけないのに。。)

というわけで、とりあえず発売日に並んで9月4日プレビューのチケットを確保したあと、8日のチケットを7日に変えてもらおうとしたら、その日はチケットオフィスが混雑していてゆっくり対応できないので、2,3日してからまた来るように言われる。仕方がないので出直してくると、なんと、8日のチケットを7日に変えてもらえただけではなく、10%オフで買った8日のチケットを40%の7日に振り替えた差額10ユーロ強はチケットクーポンにしてもらった!すごいぞウィーン劇場協会!

●2回目ツイートまとめ

とりあえず、当日観劇中(幕間)と観劇後のツイートをまとめておきます。

・キャストはプレビューと同じ。今日見たらセカンドが育つまで当分見ない予定なので、目に焼き付けておこう!エリザ以外にも見たいの目白押しなウィーンなのです。

・今日はプレビューよりずっといい!!残念なところが一つもない!主要三人も全然良くなって、ノビノビ演じて歌ってる!これなら大丈夫!自信を持ってお勧めできる!

・あー。なんか、あの本来のエリザベートが帰って来た感じがするー!あの濃さ、あの細かさ、あの深さ!見るたびに新しい発見が!なんて言うか、我が家に帰って来たーって感じがするw

・メモ。黒天使ベジータバンパイヤw。結婚前の甘々セット。シェーンブルン宮殿の庭!小さい可動式盆故障中断。最後通牒で歩いて登場トート。シシィムハ!kein lieben ohne tod.黒い王子を恐れない云々。動く牛。星12個。

・今回は最後のダンスも私だけにも全然ok!シシィとルキは演技もしっかりしてきた。トートは歌がグンと良くなったが、演技はまだカチカチ。ルキはほぼ完成系か?!なかなかいいし、まだ良くなりそう。フランツヨーゼフは前以上!!もう、格段に素晴らしい!!全体的に満足!!

・あぁ。至福の時でした。プレビューの5倍はよかった!!これなら安心してオススメできます!今日見に行ってよかったわー。一般公開初日。ファンもいっぱいで盛り上がったー!キャストの緊張が取れて、イキイキしてたし、ストーリーが自然に流れてた。

・annemiekeは演技が良くなってて、操り人形じゃなくなってた。歌も好みだけど、なかなか迫力もあって感動した。mayaさんとはまた違うけど、彼女なりのシシィがあるみたい。ルキーニは歌も動きもいいよー!serkanとは比べず、彼のルキーニができてた。

・markは、歌は格段に良くなって、音量もよかった。ところどころ囁き過ぎだけど。歌はまあ満足。ただ演技が。。眉間にしわ寄せたまま最後まで。何考えてるのかサッパリだよ。愛してる?なんだろ、なんか、時々登場して歌うだけ、って感じなんだけど。

・franziskusのfjは前から更にパワーアップ。間違いなく私の史上最高fj。歌の響き、演技、声の表情ともに、期待をかるーーく超えてきました。もうこの話の主人公fjでいいよ。。(笑)悪夢だってfjの悪夢なんだし。fjの人生が裏番組で進行してて、そっちに泣けた。。

・そして、antonルド。こちらも個人的史上最高ルド。歌、演技ともに素晴らしすぎて目が離せない!闇広はもうルドルフソロ状態!!鏡はシシィ見る暇なし。今までルドルフ運悪くて、殆どルド見てもいなかったよだわw死のキスの直前、銃を向けられた時の表情が凄すぎる。。体が震えた。。

・メモ。精神病院のウサギ、医者のカバン、カフェラストルキーニ首吊、マダムヴォルフレジ上広告、コルフの椅子、nichts、ルドのボタン、靴はいてた?脱いだ?、ボートのfj、ベラリア、hass拍手なしで靴音。

というわけで、ザーッと読んでいただいても分かるように、プレビューよりずっとずっと満足の行く仕上がりでした!プレビューで結構がっかりモードだったので(特にキャストに。。)、今回は挽回してくれて嬉しいです♪

変な単語の羅列の「メモ」が1幕と2幕で一回ずつありますが、これは気がついた点で解説しますー。

●全体の感想

プレビューよりずっとずっとよくなっていました。プレビューはなんだか、まず私が久しぶりってことに緊張して、お!ここは違う!ここは同じ!ってことばっかりチェックしてたのが、今回はリラックスして、もっとお任せモードで見れた気がする。それと、これは他の批評サイトも言っていたけど、やっぱりプレビューはキャストの皆さんがカクカク(特に主要三人)で、ストーリーを語ったり追ったり、って言う演技の状態ではなかったのね。「マリオネットのようなトートとシシィ」「狂言回しのはずのルキーニがストーリーに振り回されていた」といった批評も後から読んで、まさにその通り!って感じだった。なんだか、プレビュー見た時は、場面ごとのロジックがイマイチつながらなかったせいで、エリザベートでは珍しく、1幕も2幕もかなり長く感じたよ。。

それが、今回はもう、1幕も2幕も短い短い!全然プレビューと感覚が違う!もう1幕終わり?!って思ったよ。やっぱり、キャスト皆さんがものすごいノビノビして、演技も細かいところまでちゃんとできてた。っていうか、プレビューの時のシシィは全くでくの坊だったってことがよく分かったくらい、一般公開初日は演技がしっかりしてました。ルキーニもノビノビ演技できてたし、歌声もずいぶん飛んできてた。これがKuroschのフルバージョンか!これならなかなかいいではないか。

Annemiekeシシィは歌声はやっぱり私の好みからは多少外れてるけど、それでもあの演技のしっかりした細かさは好感度大。もう何度か見てみたくなる気分。それに、歌も苦手な声の割りに結構楽しんで聞けた気がする。Mayaさんと比べず、これはこのバージョンと思って聞けば、なかなかいいです。「私だけに」はまだまだ、って感じだけど、Nichtsがなかなかいいよー!

というわけで、ルキーニとシシィがぐんとよくなったので、ストーリーも追いやすくなったし、ずいぶん楽しんで見れました。トートも歌はかなり良くなっていて、こちらも苦手な割りにいい感じ。ただ、トートの演技だけはまだカクカクで、一体何考えてるのか全然分からん。。

あと、FJとルドルフがもう絶賛しまくってるけど、すばらしかった!ルドルフがもう!!!後半ルドルフ主役でいいよ!って感じでw。闇が広がるも、今までFritz VS Robとかだと、ルドルフ全く見てなかったけど(爆)、今は逆で、トート全く見てないわ(笑)。これなら、もうルドルフのソロでもいいよ(爆)。

前回同じくカクカクだったゾフィーがまたよくなってた!!!ベラリアもなんか心にしみたわー。

というわけで、皆さんプレビューよりずっと吹っ切れて、イキイキノビノビ歌って演じてたので、その分ずいぶん見やすくなって、満足できるレベルに仕上がってきてると思います。最近のプレビューは完成形で見せる、って言うのが定番だったけど、エリザに限って言えば、皆さんプレビューはまだゲネプロの続き、みたいな気分だったのかな?

●キャスト編

上で結構語っちゃったわけですが、もう少し詳しく。。

・Annemiekeシシィ

とてもよくなってました。演技は色んなところが細かくなってて、これなら安心して見れます。プレビューの時は、結婚式のワルツですら、なんだかカクカクと踊ってただけだったけど、今回はかなり暴れてました(笑)。そう来なくっちゃ!

おてんばっぷりも結構増強されていて、パパみたいに♪でもカバンをなかなか返さなかったり(プレビューではほんと、すぐ返しちゃってがっかり)、Ich will mein Kind!のところもしっかり主張してた。ここをしっかりやってくれないと、話がつながらないんだよね。。

私だけには、なんだかまだ改善の余地がある気がするけど(それでもずいぶんうまかった。特に、感想の後で右上で体育座りして歌うところの表情が好き)、Nichtsはもう最高!!!Mayaさんはもう絶望の真っ只中、って感じで救いがなくてそれはそれで好きだったけど、AnnemiekeのNichtsは、まだたくましさがあるというか、「手元に残ったものは何もない!けどこれからどうにかしてやるのよ!」みたいな気迫が感じられた。(結局どうにもならないわけだけど。)なんだか、空回り人生がちょっとかわいそう。

あと、前も書いたけど、やっぱりマラディのシーンの衣装と首飾りはおかしいと思う。。体操してたのにあんなビラビラな服で、それもあんなジャラジャラ首飾りつけて。。なんでズボンにしなかったの?しかし、首飾りのキャッチは二回とも完璧だった!

ルキーニに刺される瞬間が実は結構好き。一瞬格闘する感じの緊張感がなんともいえない。Mayaさんはあっけなかったしねー。しかし、実際ジュネーブの現場を歩いてみた幹事では、あんなふうに「刺された!死ぬ!」って女官が叫んで消えちゃったりはしないんだけどねw。

そして、Schleier faellt!あれ?プレビューでは確かに、トートが歌ってる間にぶちぶち!って黒い服を脱いで、髪をばっさと解いて、両靴を脱いでた気がするのが、今回はLass die Welt versinken♪でぶちぶち!って脱いで、髪を解いて(ここはMayaさんと同じタイミング)、そのままはだしのままで立ち上がった!え?靴は?もしかして、死ぬ前から靴はいてなかった?そんな気はしたんだが。。

いくらKultur-channelで「黒い靴を脱ぎ捨てるのがおかしい」って書かれてたからって、靴なしで登場もどうかと。。けど、Mayaさんのときみたいに靴履いたまま死ぬのもおかしいし。。ううむ。。やっぱりはだしがいいのかな。。

・Markトート

ううむ。。上にも書いたけど、歌はずっとうまくなってた!これならまあ、安心して聞けます。後は好みの問題w。河村隆一風に声を裏返すのが私は苦手ーー!!(笑)けどそれはそれでネタで面白いからいいけどw(Flext Martinとかさw)。まあ、歌はもう大丈夫として、演技がまだ全然意味が分からん。。っていうか、全然演技してないんですけど。。一体これは何事?

愛と死のロンドだって、なんかあっちの方向いてるし(爆)、最後通牒で拒否られてもあまりショック受けてないようだし、ルドルフのお葬式のゲーーーだって、いきなりなんで要らないとか言ってるのか、全然わからないし。おまけにSchleier faelltでやっとシシィが腕の中に飛び込んできたと言うのに、トートの考えてることといえば、シシィをかっこよく見える角度で背中を支えることくらい?(これ毎回「この角度でOK!」みたいな表情するのw)最後のキスも、なんか無表情でいきなりブチュって!でシシィが息絶えても、また無表情。。ああ。。わからん。。

・Kuroschルキーニ

あまり細かくまだ見れてないんですが、歌がいい感じになってきた!それに、舞台を所狭しと走り回る感じがイキイキしていい!ミルクのラストでシャウトするところとか、プロローグの最後でトートとエリザベート合戦するところとか、とてもいい!!!Serkanがものすごいこだわってた、夜のボートの直前とかは普通目だけど、かなりSerkanと違う感じで、それはそれでいい演技や歌になってきてる。これはまだ成長すると思うし、楽しみ!

・Franziskusフランツヨーゼフ

ああ。。ほんとすばらしすぎる。。。無表情カクカクトートと比べて、このFJの表情豊かなこと。。それも、感情を抑えた演技で、実はすごく感情があふれ出てくるのが絶妙だ。。歌声も深くてすばらしいし、声の表情がまたすごい!こんなにフランツヨーゼフって奥の深い役だったのね。。

1幕で、シシィに厳しくするところ(私だけにの直前とか)の厳しさも、びしっとしてるし(当時まだゾフィーの影響下にあったから)、そこから最後通牒でシシィに柔らかさを見せ、1幕ラストでシシィに全面降伏するあたりが!どんどん、前半の威厳があって手の届かない皇帝から、シシィへの愛ゆえに(惚れた弱みでw)どんどんなよなよになっていく感じがーーー!すばらしいーーー!

で、二幕。出番少ない割りに、やっぱりちゃんと約の解釈がつながってるのー!ルドルフとの対決シーンはもう疲れきって頑なになった老人(シシィもせっかく自分が折れたのに、結局遠くにいっちゃっていないし)。ルドルフのお葬式では、最後のチャンスでシシィに手を差し伸べるけど無視されるし。夜のボートとか、もうかわいそ過ぎるよーー!!あんなにママ服従だったのをシシィ服従に切り替えたのに、結局シシィにも置いていかれるフランツヨーゼフ。。あなたの人生って、尽くす相手を探して終わっていくんじゃ。。あんなにFJで泣きそうになったのは初めてだよ。

おまけに、悪夢のシーン!あれ、よく考えたらFJの悪夢なんだよねー!その直前で、ルキーニが「ちょっとごめんよ、これ持ってて」って言って双頭の鷲のエンブレムを手渡すのが、微妙にくすっと来る。だって、隣にいるおっちゃんにぽいと渡してみたら、渡された方はFJだったんだもんね♪歴史ってそういうものなのかも。。

で、ちょいと渡されてしまったぼろぼろの双頭の鷲を重そうに一人で抱えながら、船を操るFJ.民衆やら殺されていく縁者が転げまわる中、必死で立ってがんばってるのに、ヤスリの上からはトートが横恋慕でギャーギャー言ってるし。そりゃ、FJにとっては悪夢でしょうよ。。。

もう、このストーリーの主役は、シシィじゃなくてFJでいいよ。。こんなに重要な役回りで、シシィよりも悲劇的な人生を送ってきてる(それもシシィみたいに旅に逃げず、義務を果たしてきた)んだから、もうFJのほうがかわいそうだよ。。

と、ものすごいFJに肩入れしてしまうのも、今回のFJがあまりにすばらしすぎるため。もう、一度完全にFJ視点で通してみてみようと思います。

・Antonルドルフ

そして、こちらもすばらしいルドルフーー!!ルドルフ運の悪かった私に、とうとう運が向いてきたー!歌も最高、演技も理想どおり(それ以上!)。もう、後半の主役はルドルフでいいよ。。(さっきからそればっかw)

闇が広がるは、もうトートの影薄いし、ルドルフがすばらしすぎる!!ラストの手を振り切るところも、もう絶妙!!今までのやられっぱなしルドルフ(LukasとかFritzとか)からしたら、もう、この抵抗っぷりがすばらしい!!!

ママは僕の鏡だから、も史上最高!!!Mama, ich brauch dich。。って言うせりふがもう。。。鳥肌ーーーー!!なんか、今までのルドルフは、ママに甘えてるって感じだったのが、Antonルドルフは、一人前の男として、政治の世界でにっちもさっちも行かなくなったから、もう最後の手段としてシシィにとりなしをお願いに来た、って感じで、息子と言うより政治家といった風格。

そして、死のワルツ!!!うわーーーー!!!もう、ここ泣きそう!!!トート(女装じゃありませんw)につかまって、銃をこめかみに向けられた時のルドルフの表情は絶対オペラグラスで見てみて!!!恐怖の表情で銃→トート→銃→トートって視線を動かせて、最後はトートを嘆願するように見てる最中に、無表情のトートにキスされるの。で、倒れ方がまたばたっとあっけない。。ああ。。。ここはあの死ぬ直前の表情だけで泣ける!!!

(気がついた点に続きます)



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