2012-08-29 08:32 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
クリムトは、最初はカンマー、次はLitzenbergに宿を構えましたが、更なる静けさを求めて、愛人エミリー・フローゲのツテで、最終的にはアッター湖の一番奥(モント湖に近い辺り)のヴァイセンバッハ(Weissenbach)の田舎屋に落ち着きました。

その田舎屋を偶然見つけたので、通りがかりながら写真を撮ってみました。あまりに地味で、横に建っている少し豪華な民家の方かと最初思ってしまったよ。。実際にクリムトが描いた絵とじっくり見比べて、こっちってことが分かりました(笑)。

DSC01628.jpg

え?これだけ?って感じの家でしょ?今は誰も住んでいない感じで、建物の斜め前に解説の板が立っていました。よっぽどクリムトに興味がないと、普通に素通りしてしまうでしょう。私だって、3回は素通りしたし(笑)。

で、この二枚がこの家を描いた絵。窓の数を数えてみないと、実際この家かどうかぱっと見では分からないくらい。2階のバルコニーは後からつけられたようですね。以下の2枚目の絵は、右側の張り出した部分の側面を描いた物。

昔はツタに覆われた家だったのねー。今はずいぶん殺風景になってしまって。。

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1914年 ヴァイセンバッハの田舎家

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1914年 アッター湖畔のヴァイセンバッハの田舎家II

他に、この家の庭でみんなで外で食事をしている写真とか、クリムトがここで生活をしていた写真がいくつかあり、かろうじてこの家だと特定できる程度。

クリムトはこの家に泊まって、対岸のウンターアッハの町の絵(前回紹介)を描いていたわけですが、実際には遠すぎて、デッサンすらできません。そのため、クリムトは、望遠鏡を使ったり、ボートで湖上に出て絵を描いていたようです。(ボートに乗っている写真もあります)

ヴァイセンバッハからウンターアッハを眺めて。ズームしてこの距離感。

DSC01630.jpg


さて、クリムト縁のアッター湖の紹介は、今日で一旦おしまいです。また来年アッター湖に行ったら、残りのクリムトの縁の地と、グスタフマーラーの作曲小屋は行ってみたいな、と思ってます。

あと、ウィーンで再演するAndre主演のクリムトのミュージカルでも、アッター湖出てくる気がするので、この辺りの下調べの内容も出てくるといいなー。


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