2012-08-16 07:24 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
それでは、このすばらしいウィーンミューコンの出演者をご紹介ー。

●キャスト編

・Mayaさん

もうソロコンも何度も見てるけど、こういう競演者のいるコンサートもまた違っていいわー。ソロコンでも歌わない歌を歌ってくれるしね。デュエットも違う人と歌ったらまた感じがぐんと違うし。

それも、位置付け的に大御所って感じだったので、余裕の雰囲気。好きな歌を好きなように歌わせてもらう、って感じで、大人の貫禄たっぷりでした。(ソロコンは全部自分でするので、慌てたりお茶目だったり色々あるからね。)

Mayaさんが特に良かったのは、ジキハイのSomeone Like You♪と、JanとのデュエットのEin gefaeriches Spiel♪。どちらも超余裕で、それでいてものすごい聞かせる!!Someone Like Youは感情がとても入っていて、繊細!Ein gefaeriches Spielは、Janのオセオセフェロモン(爆)に対して火花バチバチ。二人ともオトナで、ほんと危険なムード満点だったわー!

レベッカ♪も前馬車博物館の無料ソロコン(一年半くらい前?)に聞いた時からずいぶん成長してる。前はまだSt Gallenのレベッカに出演する前だったので、多少荒削りというか、Mayaさんの明るい人柄が前面に出ちゃって、ダンヴァース夫人の冷たさがあまり感じられなかったけど、今回聞いたらかなり怖い感じになってました。まあ、それでもSusanよりはマイルドな感じだけど。やっぱりいくらMayaさんでも、ダンヴァース夫人はやっぱり私はSusanが一番だなあ。。

最後はもちろん「私だけに」歌ってくれて、それは大感動!しっかり聞くのは結構久々かも?半年くらい前に行ったソロコン(レポまだ書いてない。。(汗))では子供たちとの合唱で大感動したけど、あまりMayaさん一人で歌ってなかったからねー。

衣装もソロコンとは違って、登場ごとに着替えてて、それがまたどれもすごい素敵だったー!カラフルだったり、シンプルだったり、セクシーだったり。髪型も肩までの茶色の髪(少し染めた?)を下ろしたり上げたり、役によってかなり雰囲気を変えてきてました。

あと、客席に二人の息子さんがいたらしく、カテコに二人とも上がってきてました。大きいほうの子はもうかなり大きくなったのねー。小さいほうの子(こっちがジェイソンだったかな?)はもう4歳くらい?に見えたけど、抱っこしてもらって嬉しそうw。みんなで「闇が広がる」の大合唱でした♪

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カテコでMayaさんの横に入るのが子供。片手で抱っこしてるのが小さいほうの子

・Oliver Arno

Oli--!!エリザ来日公演でルドルフ見て以来じゃないかー!まだ一度しか見てないけど、あの頃からずっと注目してたんだった。ウィーンのエリザに出演してくれて嬉しいよー!!そして、出演がてら、稽古の合間を縫ってこんな風にコンサートに出てくれて嬉しいよー!

Oliの何が好きかって、歌が上手い上、どの曲も歌いこんで、自分なりの解釈をしっかり入れて聞かせてくれること。それほど主役級の役も付いたことがなく(セカンドはあるけど)、どちらかというと「売り出し中」の位置づけなんだけど、これだけ演技ができて歌が上手いと、この先楽しみー!

私もこれまであまりウィーンで見かけたことがないので、Oliの歌ってくれる歌は全部新鮮で嬉しかったー!いきなりWarum kannst du mich lieben wie ich bin?(M!)歌ってくれて超嬉しかったよー!好きな歌を好きな役者で、新解釈で聞けるとかー!

あと、Fuer Sarah(TdV)も嬉しい!これはかなり演技の力量が問われるけど、しっかり歌いこんで、見慣れたLukasとはまた変えてきてくれました♪

後、思わずガッツポーズだったのがVerona(R&J)!!!まさかOliのVeronaが聞けるなんて!ちょっと背が小さめなので、アンサンブルに埋もれてたけど、楽しそうに歌ってました♪

そしてもちろんエリザから、Schatten(闇が広がる)歌ってくれたんだけど、Jan Ammannとのペアは結構レアかも。それもかなり火花散りまくりで、楽しかったー!!!一応演技上はJanトートにやられてる感じにしてるけど、歌としては俺のほうが先輩!負けてない!って感じがかわいかったよー!歌い終わって、Janとにらみ合うところ、Janに指差して挑戦してるみたいにしてたのが、戦友って感じで素敵ー!(この二人共演歴とかあるのか?)ああー!舞台で彼のルドルフ見るのが待ちきれないー!(そしてトートで見たい!)

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OliとJanとMayaさん(MayaさんFBより)

・Marika Lichter

色々複雑な思いのあるおばちゃんですが(爆)、今回はソロは4曲のみで、司会をめちゃがんばってました。

Marikaおばちゃんは、歌がハマったらメチャ上手いんだけど、外れた歌は聴いてられないんだよね。Marikaおばちゃんによく合うのは、いわゆる「どすの利いたおばちゃん」の歌w。ところが、時々バラードとかきれいな歌を歌おうとしちゃうから、合わないんだよー。(星から降る金とかさ。。)

ちなみに、Marikaおばちゃんの出演作は、エリザベート初演ルドヴィカ/マダムヴォルフとか、美女と野獣のタンス夫人とか、レベッカのヴァンホッパー夫人(後半)とか。

というわけで、今回はマダムヴォルフ歌ってくれました!!!これがもう大興奮!!なにせ、あの何百回と聞き込んだエリザベート初演CDの声の人だよー!!!そして、この歌で、私の「初演エリザベートのオリキャスが歌う歌を全て生で聞く!」という目標達成ー!

(エリザオリキャス生への挑戦の軌跡w
・Piaシシィ:ベルリンエリザ
・Uweトート:ベルリンエリザ
・Ethanルキーニ:ハイチコンでキッチュ
・Viktorフランツヨーゼフ:こないだのMayaさんコンで夜のボート(これが超レア!まさかあの国民的有名人Viktorが、それも、ミュージカルに出演しない宣言したViktorが夜のボートをうたってくれるなんて!)
・Elseゾフィ:再演エリザも出演
・Denisマックス:菜園エリザも出演
・Marikaルドヴィカ:WM夏コン)

あと、Marikaおばちゃんは星から降る金とか美女と野獣(Oliとのデュエットw)歌ったけど、これはどちらもノーコメント。あと、ヴァンホッパーを歌ってくれたのが結構思ったよりよかった。舞台で見た時は、やっぱりCarinさんと比較しちゃって物足りなかったけど(それも足を悪くしてたので動けなかった)、今回はなんだかノリノリでよかったと思う。

あと、Marikaおばちゃんは司会がめちゃくちゃうまい!観客との駆け引きが上手で、こういうの向いてると思うよ!結構毒舌で図々しいから感じ悪いかと思いきや、その辺りは紙一重で上手いことサバサバしてました。

曲目紹介や歌手紹介を間違ったりしたけど(せっかくのOliの出番なのにすっ飛ばして、JanとMayaの紹介したり。。)、フォローも上手(さっきの紹介間違って、Oliがでてきて○○歌ったけど、皆さんのことだから、私よりよく分かったでしょ、とか)。観客が自分よりモノシリって分かってて、ちょっと頼ってる感じが嬉しかったw。

あと、観客との掛け合いが絶妙!R&J初演の日付を一日遅く言っちゃったんだけど(VBWからもらったカンペにそう書いてあったから)、客席一列目の女の子が二人「2月24日!」って大声で訂正したの。一日ずれてただけなのよ?すごいよね、ファンって(人のこといえないw)。そしたら、Marikaおばちゃん「やっぱりあなたたちWikipediaだわw。明日は正しい日付で言うわね。ところで、2月24日って何曜日かまで分かるかしら?」って言ったら、その女の子たちは分からなくて黙っちゃったんだけど、かなり後方席から、野太い声でおっちゃんが「ドーーーナスターーーク!(木曜日!)」ってwwwおっちゃんwwwもう客席爆笑ww

このおっちゃん、もう一度大活躍するんだけど、プログラムも後半に入って、後はエリザベートを残すのみ、ってなったとき、Marikaおばちゃんが「さあ、これでコンサートはおしまいにしようかしら。あら?だめ?何か足りなかったっけ?」ってとぼけたのね。そしたら、客席からはみんな控えめに「エリ。。エリ。。」ってざわざわしてる時に、またあのおっちゃんが野太く「エーーーーリザベーーーーー!!」ってシャウトwwwいや、そんな大声で言わなくてみんな知ってるしwwww

というわけで、観客とのやりとりとか、すごい楽しくてテンポのよい司会で、ほんとうまくやってたと思います。

・Jan Ammann

なぜか主役が一番最後のご紹介ww。いや、よかったのよー。けど、基本的に好みじゃないっぽいww

Jan Ammann見たことない人も多いと思うので、軽くご紹介。この2,3年急に名前をよく聞くようになった人で、最近の代表作はStuttgartのマキシム@レベッカとかベルリンのクロロックとか、そうそうたるもの。ウィーンミューばっかり行ってて、ドイツ事情に疎い私ですら耳に入ってくるんだから相当のスターです。

ただ不思議なのは、急に最近名前を聞くようになった割りに、いきなりすごい役(それもおじさん役)にどんどん抜擢されてること。普通ミュージカルスターって、若者役をしばらくやってからおじさん役するでしょ?(ルドルフ→トートとか、Mark Seibertだってティボルト→トートみたいな)それが、Jan Ammannは若い頃の評判が全くなくて、いきなりおじさんとして人気が出てるので不思議なの。

ただ、キャリアを見てみたら納得。今37歳くらいなんだけど、32歳までドイツやアメリカでひたすら歌の勉強をしてたので、若い頃は舞台に出てなかったのねー。で、2007年くらいからドイツで活躍を始める。バリトンなこともあって、いきなりおじさん役からのスタート。ただ、甘いマスク(笑)と深い美声ののおかげで、今年のドイツのミュージカルスター人気投票1位らしい。

で、実際聞いてみて。。。納得。うん。こりゃドイツで人気出そうだわ。ウィーンだとどうかわからんが。

まず、見た目が!甘いマスク!超長身!とろけるようなスマイル!目が細くて、女たらし系の顔なの!(爆)五木ひろしと郷ひろみの間くらい顔!それも、実は押しが強くて男らしいけど、表面上は優男で傷つきやすいのを装ってる感じがする。俺、体が大きくて怖がられやすいけど、実はガラスのハート☆みたいなw。そういうギャップやもろさを武器に女を落とす、みたいなタイプ(←分析しすぎwwそれも、本人よく知らないのにww。今回歌った歌の演技と、共演者への態度とかからの類推だし。ほんとは全然違うかもしれないけど。。)

いや、何でそんなことを言うかというと、こういう性格が持ち歌の端々に垣間見れるのが面白くて。基本的に演技はというより、美声で響かせるタイプなので、私はそれほど面白いとは思わないタイプなんだけど、既に舞台上で長年歌いこんでいる歌のうまさは超一流。繊細な顔つきとは裏腹にものすごい体力があるらしく、声量も大きいし、いくら歌ったり伸ばしたりしても疲れない、パワーと迫力の持ち主。そういうパワーで押すタイプの歌は、そりゃあもう、聞き応えあり。

特に、Unstillbare Gier(TdV)はそりゃすばらしかったよ。。。Thomasが一番(いや、Steve Bartonが一番か。。そういえば、MarikaもSteve Bartonレスペクトな発言してたなあ)だと思ってた私も、JanのUnstillbare Gierはかなり感動した。前半の付き合ってきた女の話も、なんだか本人が女たらし風なので説得力あるw。後半の「神を信じる人もいれば、宗教や英雄や愛を信じる人もいる」って所も力強い!もう、最後のタメがすばらしすぎる!!!これはほんといいもの聞かせてもらった!

あと、愛せぬならば@美女と野獣も似た感じのパワーで押す系で、ラストがすばらしかったー!!もう、大声美声で伸ばす伸ばす!いやあ、この二曲はほんと凄かった。。ファンが沢山付く理由もよくわかったよ。。

けど、歌いこめてない曲(Wie kann es moeglich sein@M!とか)はなんかカクカクして微妙だった。上手い曲が凄いので、ちょっとギャップが違和感。そのせいで、前半はちょっとイメージ悪かった気が。。いや、でも、もう彼のUnstillbare Gier聞けたから満足だよ!

このためにわざわざStuttgartのレベッカの休暇をとってきてくれたので、Janにとってはウィーンは次のターゲットなのかな。それか、やっぱりウィーンで何か主役狙ってて、営業に来たのかな。

(曲目編に進みますー)




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