2012-07-31 08:18 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
ウィーンでナンセンスが見れるとはねえー。それも、良キャストで、演出と振り付けが大好きな人たち。かなり気になってたの!ぎりぎりだったけど見に行けてよかったー。

Nonnen2.jpg
オフィシャルサイトより。

今のところ、観劇は週に1回ペースなんですが、旅行とかあったりしてなかなかこのペースは難しい。けどこのペースじゃないと、見たいのを見逃してしまうー。(観劇したのは6月下旬)

さて、このナンセンス、モーツァルト!のコンスタンツェでお馴染みRuth Brauer-KvamとUweマネージャーMarika Lichterが出演中。演出は最近VolksoperでよくやってるWerner Sobotkaで振り付けがRamesh Nairと組んだ作品。このコンビ好きなので、どうしても見たかったのー。

劇場はKammerspiele.。町のど真ん中にあるけど、小さな地下にある劇場。前ここでキャバレーを見に来て、こんなかわいらしくてちゃんとした劇場が町のど真ん中にあることに驚いたんだった。

座席は前々日に予約した、見切れ席10ユーロ。前回はこの値段でものすごくよく見えたけど、今回はバルコンの後ろの席で1/3見切れるかなー。けど、立って乗り出せば結構よく見えました。二幕は、前に座ってた人がいなくなったので、前に移動して、普通によく見えました。

今回のお目当ては Ruth Brauer-Kvamなんだけど、よく名前を聞くMarika Lichter(私は苦手。。)も出演中。こんな小さな劇場で、こんな有名な人たちが二人も出てる!


Youtubeからオフィシャル映像

それも、Ruthはもう最初っからスターの貫禄!!!アンサンブル的な出番でも一番光ってるし、表情も豊か!芸が細かくて、ずっと見てても楽しい!もちろんソロは、後述するけど、人間業とは思えないすごさ。。

作品のペースに慣れるまではは、どんなもんかと思ったけど一気に鳥肌ものにすごかったのが、Ruthのソロ。って言うか、腹話術もどきw。ああ、すばらしかった!!!!

それに対して、苦手なMarikaおばちゃん。歌はいまいちなくせに図々しくて、いいイメージなかったんだけど、今日は見直した!!!ほんと、すばらしかった!!!今まで私が見てた役が単に合ってなかっただけなのね。。ちょっとダークなジャズ調の歌がドンピシャ!

他のキャストもすばらしかったし、こんな小さい劇場でこんなレベルが高いなんて、やっぱりウィーンの舞台は層が厚いわ。。


●あらすじ

まあ、あらすじからしてナンセンスなんですが(爆)、とりあえず、一言で言うと、5人のシスターの、資金集めのための素人丸だしのショー。

この5人は以下の通り。

Schwestern-Kastner-Brauer-Mendt-MacDonald-Niedetzky-DSCN1642.jpg
批評サイトより、カテコ写真。修道院長は違う人だけど。。しかし、きらきら衣装はシスターアクトがパロってるね。。


・修道院長:ちょっとワルで俗っぽいけど、迫力満点。

・二番手シスター(Hubert):二番手だけどかなり目立ちたがり。隙あらば修道院長に取って代わって、舞台で目立とうとしている。ソロはないが、すごい映画パロディ物まねシーンがある。あと、ビデオカメラの件で修道院長を責めすぎw、

・記憶喪失シスター(アムネジア):自分の名前も思い出せない。ほかにもいっぱい大事なことを忘れる。一応主役っぽい。クイズ、腹話術、迫力のソロナンバーと、芸達者。最後は名前を思い出す。

・バレエシスター:一番若くてかわいらしい。バレエダンサーになりたかった。後半、料理修道女の死のバレエがすごい。

・代役シスター:多少影が薄い、年齢不詳のシスター。修道院長のカバーで、修道院長が出演できない時しか舞台に上がれない。ほんとはスターになりたい。

この5人のシスターの所属する修道院で、料理担当だったシスター・ユリアはとんでもない料理ばっかり作り、おかげで食中毒で50人くらいシスターが死んでしまう。

その埋葬費を捻出するため、チャリティーグリーティングカード事業で大成功を納め、全員を埋葬できるはずだったが、修道院長が個人の趣味でビデオカメラを買ってしまったせいで資金が足りなくなり、結局4人が埋葬できずに冷蔵庫で仮保管中。この4人の埋葬資金のために5人のシスターがショーをすることになった、というストーリー。

舞台上では、5人のシスターが自分の得意分野で脈絡のないショーを繰り広げるわけだが、合間の会話は素人丸だしの割に、ショーがめちゃくちゃレベル高い。このギャップがまたすてき♪

まあ、あまりストーリーはないんだけど、最終的に記憶喪失シスターが名前を思い出すとか、修道院長が妙な小瓶の匂いを嗅いでラリってしまうとか(そのおかげで代役シスターが大喜び)とか、予定外にバレエシスターが超ブラックな「料理長シスターユリアの死」をリアルに演じるとか、いきなりクイズ・ミリオネアや腹話術ショーが始まるとか、二番手シスターがスゴい映画パロディーを上演するとか、盛りだくさん!最後は「あなたはどんな聖人よりもホーリー!」と踊り狂うw

しかし、シスターアクトといい、サウンド・オブ・ミュージックと言い、ナンセンスと言い、修道女系のミュージカル多いねー。まあ、ナンセンスは結構古い作品で、シスターアクトはパロディっぽいシーンも結構あったけど。

あと、この作品ドイツ語ではNon(n)sense。英語版はNun(n)sense。

(キャスト編に続く)


シスターアクトウィーン版


モーツァルトウィーン版

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