2010-09-26 00:52 | カテゴリ:フォルクスオーパーVolksoper作品
Volksoper二日連続。今日はハロードーリー!の初日!!!!初日なのにチケットが取れてしまった。それも5ユーロのLoge(ボックス席)。これは行くしかないでしょう!!!

○初日の醍醐味♪

初日と言うのは、千秋楽と並んで、やっぱり特別なイベントなわけですが、VBWだとVIPチケットしかないので、一般の人は普通その場に居合わせることができません。それが、Volksoperでは普通に買えるとか、太っ腹すぎるんですけど。。(笑)

しかし、行ってみたら、すごいすごい!初日はやっぱりセレブだらけだ!!!私はミュージカル界のセレブくらいしか知らないんですが、Kerstin Ibaldさんがいた!(←レベッカのベアトリス、エリザのエステルハージー)すごい背が高かった。。。あと、Teleringのインド人(Nemeshなんとか。AmstettenのHairとかに出演。今はウィーンのミュージカルの振付師をよくやってる)がいた!!!!SMSスパム詐欺のTeleringめ!金返せ!(笑)

Volksoperは他の劇場と比べて、お一人様が多くて、お一人様同士フレンドリーに挨拶を交わしたりするんですが、今回は同じLogeの安い席に居合わせたおばちゃんと仲良くなって、色々と話してました。このおばちゃんによると、同じLogeに有名俳優の妻(すごい白髪のおばあちゃん。一人できてました)が、となりのLogeにはブンデステアター系の有名俳優が座ってたそうです。ま、私もVictor Gernot(初代フランツヨーゼフ)のコンサートで、VolksoperのJohanna Arrouasと同じLogeだったし、結構いるもんなんですよ、その辺に。

しかし、終演後に出て行こうとすると、フォアイエでORFのアナウンサーが客席をバックに作品の解説をして、ビデオ撮ってた!これはきっとそのうちニュースになるんだろうなー。そういえば、カテコのときこれまたORFのビデオカメラが入ってたんですが、私のいる方向のLogeをめちゃくちゃ写してたぞ。これはSeitenblickeかWien Heutedeきっと映るな。。。(笑)

○作品について

まあ、古いミュージカルってことはわかると思うんですが、1960年代だったかな。驚いたことに、このお話の原作の原作は、オーストリア人劇作家ネストロイなのだ!びっくり。ラカージュと同じ作曲家です。BWではバーバラ・ストライザンド(だったかな?)が主役もやったことがあるそうです。ルイ・アームストロングも出演してたとか。

さて、こないだ偶然Volksoper音楽監督のRobert Mayerのインタビューをラジオで聞いてて、色々と情報収集したんですが、Volksoperはやっぱり、VBWと重ならないように、古いミュージカル(1970年以前だったと思う)を専門にしてるのね。こういう古い作品のリバイバルをやってくれると、ほんと嬉しい。VBWもいいけど、オリジナルや最新作ばっかりだと、時々古いのを見たい気分になるもんね。ほんと、前からVolksoperはよくやってたけど、Robert Mayerになってからミュージカルに力を入れだしたし、作品の質もぐっと上がった気がする。っていうか、Robert Mayerはみんな大好きだけど、私も好きだよ。

音楽監督なんですが、自分も出演してくれるのが嬉しいところ。元ブルクテアター役者なんですが、VBWのスピンオフ公演にも出演してるし、歌も普通にうまい。もちろん演技もすばらしい!マイフェアレディーのイライザのパパとか、ほんとすばらしかった!!!!

タイトルロールのドリー役は、Sigrid Hauser。これも、ウィーン人なら誰でも知ってる役者。ガイズアンドドールズで一生結婚できない女(彼氏が結婚したがらない)の役を、超コミカルに芸達者に演じてくれた。この人が出てたら、確実におもしろい!という安心して任せられるおばちゃんです。

ストーリーは、かなりオペレッタ風(笑)。ドーリーは仲人を進んでやってる気のいい未亡人のおばちゃん。今回の仕事は、気難しいおじいちゃんホレースの妻を見つけてやること。しかし、実はドーリー自身が彼の妻になりたいと思っているのですが、亡くなった夫からの「ゴーサイン」を待っていて、最後の一歩が踏み切れません。ドーリーはホレースに妻候補を紹介するため、ニューヨークへ連れて行きます。

ホレースの店で働くコーネリウスとバーナビーは、ボケとツッコミ的な男の子たち。こちらもニューヨークに行き、ホレースの妻の第一候補アイリーンが働く帽子屋にたどり着き、コーネリウスがアイリーンと、バーナビーがその助手と恋に落ちます。

ホレースの姪は、しがない画家と付き合っていて、おじのホレースに結婚を許してもらえません。ドーリーのアイデアで、ニューヨークで歌手としてデビューすれば、結婚を許してもらえると考え、これまた二人で家出してニューヨークへ向かいます。

この4カップルが、ドーリー御用達高級レストランで鉢合わせし、すったもんだの挙句皆さんくっつきます。ドーリーが最後まで待っていた、亡き夫のゴーサインは、ホレースの家の玄関の模様替えを自分が思っていた通りに、ホレースがしたのを見た時にもたらされ、ホレースとドーリーもめでたく結婚します。

というわけで、オペレッタは普通3カップルできるんですが、このお話は4カップル!!!それも、悪い人は一人もいなく、みんな単純でいい人たちばかり!なんとも後味のよい、楽しめる作品です。

(演出編、キャスト編に続く)

○演出など

演出は、実は見切れ席で舞台の半分以上見えてないので、あまりちゃんとしたことはいえません(笑)。盆を多用したスムーズな演出でしたが、特にものすごいすごいシーンとか、度肝を抜かれるようなことはなかった気が。演出家はガイズアンドドールズと同じ人なんですが、ガイズアンドドールズのほうがすごい演出が多かった気がする。

今回はどちらかと言うと、登場人物同士の会話のウィットとテンポを強調した展開で、そこに派手なダンスとコーラスをちりばめたと言った感じで、オーソドックスな演出ながら、作風にあってた気がします。

盛り上がったシーンは、1幕はニューヨークに電車で旅立つシーンとパレードのシーンかな。2幕はやっぱり、主題歌ハロードーリー!で、高級レストランのボーイさんたちがドーリーを取り囲んでもてはやす歌がすばらしかった!!!あと、ドーリーのソロはどれもすばらしく、前幕前でシンプルに展開されるドーリーがホレースを振る歌、アデューはもう、熱唱!!!!!あと、裁判所のシーンもなかなかおもしろかったぞ。アンサンブルの皆さんの動きが!

あと、気になったのが、歌うアンサンブルと踊るアンサンブルがいるということ!細かく言うと、バレエアンサンブルとミュージカルアンサンブルと言ったらいいのか。ミュージカルアンサンブルは、ミュージカルらしいダンスをして、コーラスでも歌う人たち。バレエアンサンブルは、コーラスの中に混じってても口を動かさない妙な人たちwww。ただし、ダンスのシーンではミュージカルの人たちとは全然違うバレエの動きが珍しくて美しい!なんだか、こういう混ぜ方はVolksoperならではだなあ、と思った。

そうそう、あと、最初のオーバーチュアのときに登場人物の顔が幕に映写されるんですが、これが動き出すのがびっくり!それも、動き出した後のドーリーとホレースの表情がものすごいいい!!!!!演技がうまい人はほんと、見てて安心できるわ。。

しかし、Volksoper、かなりVBWを意識してるっぽい演出があって、かなりほほえましいと言うか、がんばってる様子がいい。まず、幕への動画の映写。これはレベッカ以来だよね。あと、カテコの後でお客さんが帰るときにオケがもう一曲演奏するのも、VBWが最近始めたことだよね。

○キャスト編

* RegieJosef Ernst K?pplinger
* B?hnenbildSam Madwar
* Kost?meRainer Sinell
* ChoreographieRicarda Regina Ludigkeit
* ChoreinstudierungThomas B?ttcher
*
* DirigentJohn Owen Edwards
* Mrs. Dolly Levi, geborene GallagherSigrid Hauser
* Horace VandergelderRobert Meyer
* Irene Molloy, HutmacherinKatja Reichert
* Cornelius HacklDaniel Prohaska
* Barnaby TuckerPeter Lesiak
* Minnie Fay, Verk?uferinNadine Zeintl
* Ambrose Kemper, K?nstlerJeffrey Treganza
* Ermengarde, Vandergelders NichteJohanna Arrouas
* Ernestina MoneyDagmar Hellberg
* Rudolph Reisenweber, OberkellnerPrevin Moore
* Mrs RoseAnna Veit
* RichterGerhard Ernst
* MusicalgruppeStefan Bischoff
* MusicalgruppeFlorian Claus
* MusicalgruppeClaudia Kraxner
* MusicalgruppeStefan Reil
* MusicalgruppeChristian Schleinzer
* MusicalgruppeTina Sch?ltzke
* MusicalgruppeAnna Veit
* MusicalgruppeAndreas Wanasek

タイトルロールのSigrid Hauserは文句なしのすばらしさ!!!!彼女はほんと芸達者だわ。。。コミカルなシーンもおもしろいし、演技がすばらしいし、歌もうまい!!!アデューのソロは本当に、超迫力ですばらしかった!ホレースが好きなのに、本人の前ではおくびにも出さない様子とか、亡き夫に話しかけるときとか、ほんと、それだけで泣けてくるの!!

ホレース役は音楽監督のみんな大好きRobert Mayer。ソロとかはほとんどなかったので、出番としてはマイフェアレディのほうが多かったくらいなんですが、絶妙な演技力が素敵でした。

この二人の次に重要なカップルは、コーネリウスとアイリーン(帽子屋)なんですが、まあ、この二人はソロもあるけど、まあまあ無難で特に印象には残らない感じ。アイリーンはすごくきれいな人でした。

ただし!もっと大事なのがバーナビー!!!!!VBWのミュージカルファンにはおなじみ、Peter Lesiakだ!!!!!!!(エリザ来日公演のラウシャー、R&Jマキューシオセカンド、プロデューサーズでレオセカンド)まさかVolksoperで仕事してるとはwww。この人ほんと表情がいいし、見てて飽きないので好きなの。かわいいし。ちなみに、この役のセカンドキャストがOliver Arno(エリザ来日のルドルフ)とは、これはいかに?二回見ないと両方見れないじゃん!!!

しかし、Peter Lesiakほんとかわいいよ!!!これは、かなり必見だよ!ソロがあまりないので残念なんですが、ミニー(彼女役)ともうラブラブなの!誰も見てなさそうなところの演技がすばらしい!裁判のシーンとか、コーネリウスとアイリーンのデュエットなのに、きっちり後ろでラブラブしてるの!

あと、他の名前のあるキャストは踊れない人たちなんですが、Peterだけはめちゃくちゃ踊りうまいwww。

4つ目のカップルのホレースの姪役は、フォルクスオーパーの歌姫Johanna Arrouas!!!この子ほんとかわいいし、オーラがあるし、歌うまいし、いいよね。。。マイフェアレディではイライザやってた人ね。今回はソロなしのちょい役でしたが、変な衣装着てかわいかった。。その彼氏役は歌がへたくそな役なので、ソロあったけどわざとへたくそでした。なかなか美形。

あと、なんと、アンサンブルに見た顔が!!Tinaさんがいたよーー!!!!ああ、びっくりした。すごい久しぶり。エリザのアンサンブルの人だよー!!!「僕はママの鏡だから」のシーンでシシィの髪を梳いてる人だよー!(←聞いた感じすごいマイナーっぽいけど、一度見たら忘れない顔です)

○まとめ

というわけで、舞台は半分しか見えなかったけど、全員ファーストキャストで見れて、セレブいっぱいというのは、さすが初日!!!おまけに、同じロージェだったおばちゃんが私と似たような趣味の持ち主で、観劇は安いチケットでたくさん見るぞ!3日に一回上等!って感じの人だったので、話が盛り上がって楽しかった♪おばちゃんはストレートプレイによく行くらしいので、ブルク劇場の安いチケットのコツとか教えてもらいました。またそのうち会いそうな気がする(笑)

なんだか、私もテレビに映ってそうな気がするので、しばらくメディアチェックしてみようかな。。しかし、初日万歳!そして、Volksoperでミュージカル上演、応援します!!!!!
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