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え?前見たのいつだっけ?っていうくらいずいぶん久々のダンス・オブ・ヴァンパイアTdVです。初日直後に行って以来なので、9ヶ月ぶりくらいか。急に夜時間が空いたので、空席をチェックしてみたら以外にがらすきだったので行ってみた。正直、チケット完売だと思ってたので、あんなにあまってて逆にびっくり。

●チケットゲット編

今回は非会員の同行者と一緒なので、チケット戦略が微妙に難しい。いっぱい空席があるので、私はラストミニッツの11ユーロでいいとして、会員でない人はラストミニッツも無理なので、事前に一枚だけ購入する必要がある。運良く29ユーロの席が一個だけ空いていたので、ウィーンチケットに電話して「会員なんですが割り引きありますか(普通は1割引なので)?」と聞いてみたら、なんと、会員が当日に予約すると半額になることが判明!!!14ユーロでチケット買えちゃいました♪

さて、自分の分のチケット確保のため、劇場に18時45分到着。ラストミニッツは19時開始なので、あれだけ席が空いてりゃあ余裕かと思って、Ronacherに着いてみると。。なんと、長蛇の列。私の前に50人はいたぞ。こりゃ、無理か。。とかなりあきらめていたんだけど、20分もすると列ははけて、三列目左から3つ目の超良席♪っていうか、あれだけ並んでて3列目って、なんてラッキーな。。。しかし、最終的には100席くらいは余裕でラストミニッツでさばいたっぽいんですが、そんなに売れ残ってていいのか、VBW??お客さんがラストミニッツ期待しすぎると、通常のチケットが更に売れなくなるんじゃ。。。

ちなみに、立ち見は前売り分は売り切れ。当日の立ち見は2時間前から。会場が18時45分なので、その時間になると立ち見の高校生たちが上の階に走っていきましたとさ。

ちなみに、この公演で舞台監督助手みたいな仕事をしているHenrikは、チケットオフィスに入り浸ってた上、幕間には客席をうろうろしてました。客の反応確かめるのも仕事のうち?

●全体の感想

いやあ、TdV3回見て、3回とも前から3列目以内とは、なんてラッキー♪

キャストは、クロロックがThomasだったけど、サラとアルフレートはセカンド(BarbaraなんたらとSebastianなんたら)でした。教授とヘルベルトとマグダとおばちゃんはファーストだったけど、おじちゃんがセカンドだったのかなあ、それとも、ファーストでひげの感じを変えたのかなあ(爆)。

気がついたことを箇条書きに。

・Thomas最高!!!!!もう、かっこよすぎ、セクシーすぎ。歌も素敵だし!!!もう、オペラグラスで3列目からThomasガン見w。やっぱり、あの門の前のシーンで遠い目をしてから、いきなり正気に返るところが地味に面白い。

Unstillbare Gierは相変わらず最高。牙は、よーく見てたら、つけてるシーンとつけてないシーンがあったのが意外。門の前のシーンとか、Unstillbare Gierのシーンとかは暗くてよく見えないのをいいことに、牙なしでした。歌が重要なシーンでもあるので、歌に集中できるためかな。

・アルフレートは1幕かなり怪しげだったけど、2幕Fuer Sarah以降よくなった。Lukasより更にボンボンでダメダメ感が漂う。名づけて、垂れ眉くん。演技はなかなか自己流を追及していて、未完成ながら面白かった。

・サラは、Marjanにいろんな意味でそっくりな女の子。化粧、表情、歌い方など、あまりにもMarjanとそっくりで、時々Marjanかと思ってしまうくらい。ただ、あまりにもそっくりすぎて、演技や解釈の違いはほとんどなかったのが残念。そうそう、最後、アルフレートと歌いながらいきなり牙が生えてバンパイヤ化するのがびっくりだったんですが、よく見てたら、一瞬アルフレートのソロのときにアルフレートの左肩に頭を持たれかけるのね。どうやら、その客席から隠れた瞬間にこっそり牙をつけてるらしい!なんという早業!!!アルフレートも、その後更に噛まれて床を転げ回ってる間にいつの間かつけてる。

・ヘルベルトの人気がすごいw。客席もヘルベルトの時が一番ヒューヒューが多いw。教授にお尻ぺんぺんされた後、負け惜しみでプフ!っていうところが爆笑。ベッドのアクロバットのシーン、ヘルベルトあんなに出てきて歌ってるとは、気がつかなかった。

・しかし、3回目だけど、やっぱりTdVはそれほどリピートしない気がするという印象は変わらないなあ。なんだか、暗いんだよね。。。で、結論や哲学がないんだよね。。って同行者に言ったら「TdVの哲学は、倫理観を捨てて一時の快楽にふけってしまうと、欲望が増大してもっともっとほしくなり、救いは訪れないってことだよ」って言ってた。けど、それってTdVの哲学というより、Unstillbare Gierの哲学だよねー。

・全体的には、初日から9ヶ月たってるので、熟成度が上がってるかと思ったけど、正直言うと、初日周辺とあまり完成度は変わってなかった(くらい、初日周辺の完成度が高かった)。レベッカだと、初日は緊張度(キャストが初心のまま、緊張して演じているので、舞台に緊張感が生まれる)が高い代わりに、完成度が低い(緊張しているが故のアクシデントが起こったり、役者同士の絡みが少なかったり)ことが多くて、それが6-9ヶ月位するとこなれてきて、緊張度は落ちるけど、完成度が上がって熟成してくるんですが、この作品はなんだか、最初から完成度が高くて、おまけに緊張度も高かっただけに、今は緊張度が下がって、初日周辺のほうが印象が強かった気がする。

・TdVって結構単発のシーンが多いので、正直、1幕のDraussen ist Freiheitのアクロバティックダンスと、2幕のTotale Finsternis(額縁が動く)、ベッドのアクロバティック(悪夢)、墓場の行進とUnstillbare Gierだけ見れば満足な気がする。あってもなくてもいいシーン多くない?おじちゃんとマグダの絡みとか、全然別になくてもいいし。。(マグダの人がうまい時は、Tot zu sein ist komischがよかったりするけど、ストーリーと関係ないし)

・個人的に、ベッドの悪夢のシーンはあまり好きじゃないんですが、今回結構しっかり見てみた。やっぱり、あのシーンの違和感は、クロロックダンサーが上半身裸ことだよ(爆)。しかし、この人ダンスはすごい。とんでもない2回転ジャンプがこの世のものとは思えなかった!!!サラダンサーもいつもながらすごいよね。。けど、歌うサラと踊るサラがいるとか、プロデューサーズの「歌うヒトラーはこちら、踊るヒトラーはあちら」って言うせりふ思い出して笑ってしまったw。

・あと、TdVっていまいち面白くない。。。(笑いどころがないという意味で。)一番笑いを取るのは、相変わらず「ユダヤ人のバンパイヤ」って言うところくらいだし。もうちょっと、こう、楽しく笑いたいんだよねー。どうせ、それほど真剣な話でもないんだし(爆)。

・そうそう、客席の反応。っていうか、ウィーンのミュージカルファンはいったいどうなってしまったのだ???100回リピーターがいるはずのカルトミュージカルのTdVなのに、リピーターの存在が希薄すぎる。。。大体公演が始まって6ヵ月後くらいからは、リピーターポイントが生まれてきて、立見席率先して面白い物が見れると期待してたのに、リピーター静か過ぎる!!!!ひゅーひゅーすら、Unstillbare Gierとカテコ以外はほとんどない。それに、拍手のタイミングがまた遅すぎる!!!確かに、初日周辺で行ったときは、歌が終わってすぐにみんな拍手してた!!!それが、今は、歌が終わって、その後のせりふも終わって、伴奏も終わってからやっと拍手。もうそのころには、歌の感動も薄れてるよ。。

・一応、今回もちゃんとバンパイヤ服(ゴス調の服)着ていったんですが、前回に比べてTdVっぽ衣服を着てた人がずっと少なかった!!!!前は、3割くらいは「ウィーンにはびこる現代のバンパイヤ」のかっこしてきてたのに!!!

・アンサンブルは、知った名前がないのでいまいち楽しめないんですが、一応お気に入りは「王様」。額縁のシーンで王様(左下)で、墓場のシーンと舞踏会のシーンでも登場します。なかなか貴族的な顔つきでよさげです。

・アンサンブルといえば、悪夢のシーンのアルフレートダンサー(唇の色が濃いおにいちゃん)が鏡のアルフレートもやってるんですが、この人、カテコのときマイケルジャクソンしてません?サングラスしてるけど、クロロックダンサーとサラダンサーと共に出てくるので、多分この人だと思うんだけど。

・舞台美術のKentaurさんは、実は私のハンガリー人の友達の友達ということが判明。ウィーン版TdVの一番の売りは舞台美術だと思うので、そんな人が以外に身近にいるとは!

●まとめ

というわけで、駆け足で感想でした。まあ、ほんと、別にリピートしなくてもいいんですが、まあ気が向いたらまたいくと思います。Thomasすごい好きだけど、セカンドもちょっと見てみたいしねー。っていうか、ライムント劇場のIch war noch niemals in NYが見たすぎるーーー!!!!!


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