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ほんとは、ウィーンに戻ったらもっと週一くらいで劇場に通うつもりだったんですが、3週間くらい前に映画に行ったときにひどい腹痛(わき腹の引きつり)に襲われ、ほんと途中で退場したくなっていら、ちょっと映画や劇場は遠慮してたんです。

けど、ほんと、ここまできたら、子供に楽しい音楽聞かせてあげるしかないよねー、と思い立って、少し気分がいい日の大学の帰りにオペラ座横のチケットオフィスで当日券を買い求めてみました。

しかし、やっぱりこの作品は楽しくなりたいときにいいねー。元気になれる♪

今回キャストは結構残念だったんですが(リザとフレッドがセカンド。。)、その分アンサンブルめちゃ注目してみてました。Andreがあまりに面白くて大爆笑!!

●妊婦の当日券戦略

VBW会員の特典が最近ずいぶん変わったのと、妊娠で立ち見に気軽に行けないので、ずいぶん当日券予約の戦略が変わってしまいました。今までは当日3時くらいに残席チェックして、たくさんあればラストミニッツに並ぶ、あまりなければ立ち見を予約、って感じだったんですが、立ち見の選択肢がない上、ラストミニッツが11から18ユーロに値上がりしたので(一人当たり2枚まで)、それなら13時以降の当日券会員半額を利用したほうが、ラストミニッツより安く座れることになります。

座る席の一番安いのは、10ユーロ(かなり見えない上、数が少ないので売り切れ)、次が29ユーロ。この29ユーロのが売れ残ってれば、会員の半額割引で14.50ユーロで座れる!ラストミニッツより安い!というわけです。(その上の45ユーロくらいの席になるとラストミニッツのほうがお得だけど、ラストミニッツの列に並ぶのは厳しい。。)

なので、とりあえずオペラ座横のチケットオフィスに行って「TdVでもNYでもどちらでもいいので、29ユーロのチケット余ってるほうください」と言ってみると、TdVは45ユーロチケットしかなかったので、NYに決定。

ただ、ちょっと戦略間違ったのは、ライムント劇場の下の階はかなり久々だったので、あのニックキ柱の存在をすっかり忘れてたこと。。Ronacherだと平土間後ろでもかなりよく見えるんですが、ライムントの平土間後ろ半分はずいぶん見えにくいよね。。

まあ、右端後ろから3列目くらいだったので、柱からは6列ほど後ろだったけど、それでも思いっきり柱が目の前でした。隣が通路だったので思いっきり身を乗り出したら大丈夫だったけど。


●客層

ただ、平土間って上よりはるかに平均年齢が高い。。いや、もともとおじいちゃんおばあちゃんがターゲットの作品なので(笑)覚悟はしてたんですが、しかし、平土間に若者が全然いない。。こんなにおじいちゃんおばあちゃんばっかりの劇場なんてめったにお目にかかれないぞ。。(苦笑)

それも、やっぱり笑いのつぼとか世代で違うし、上の階のほうが気が楽で楽しいよー。ゲイゲイしいシーン(水平さんとか、男ストリップとか)、周りの人引いてるし。。それはゲイゲイしさを笑うところなんじゃ。。

なので、Ehrenwertes Hausで保守的な住民にゲイカップルがアパートを追い出される歌では、まさにここに来てる皆さんが「追い出す側」なんだろうなー、と思うと、不思議な気分に。けど、この曲の替え歌ほんとあまりに絶妙なので、結局みんな最後ノリノリで、ちょっとゲイ見直したか!って思ったww。

まあ、高齢者層がターゲットって言うのは、VBW的にはほんと成功の秘訣だったと思う。やっぱり若者ターゲットだとみんなラストミニッツ&立ち見狙いで、高いチケット売れないもんね(TdVがいい例。だからラストミニッツ代があがったんだと思う)。その点、高齢者層は必ず座るし(笑)、団体バスで田舎から徒党を組んでやってくるので、がっちりグループで予約してくれる分、プロダクション側も売れ行きを予想しやすいよね。

この作品、ウィーンのミュージカルファンは「絶対コケル!」と見てたわけですが、高齢者層にウケたがために予想以上のロングランとなってるわけです。(私個人的にはUdo Juergens(元歌歌ってる人)の曲がもともと大好きだったので、ロングランして欲しかった♪)マーケティングっておもしろいねえー。

●キャスト

いやあ、本気で、今回はもう、Andre主役気分で見てました(爆)。

Lisa: Caroline Frank
Axel: Andreas Lichtenberger
Maria: Linde Prelog
Otto: Helmut Wallner
Fred: Nobert Kohler
Costa: Gianni Meurer
Florian: Gerald Reinhard
Kapitaen: Andre Bauer
Frau Grabsteindl: Birgit Wanka
Frau Menzel: Natalia Bogdanis
Steward: Georg Prohazka
Kellner: Patrick Schenk

Ensamble: Kathleen Bauer, Lorna Dowson, Daniella Foligno, Sabrina Harper, Fanny Hoffmann, Rita Sereinig, Nicola Gravante, Frid Halim, Dominik Hofbauer, Kai Peterson, Steven Seale, Manuel Stoff

Swings: Kevin Hudson, Max Niemeyer, Wolfgang Postlbauer

Dirigent: Michael Roemer


この時期に全員ファーストは無理だとしても、フレッドはAndyがよかったなあー。前回もセカンドの人だったし。。コスタの人も好きだからいいし、セカンドのフレッドもテンションとかかわいさとかは結構好きなんだけど、歌は格段にAndyのほうがいいしなあ。特に、Ehrenwertes Haus(アパート追い出しの歌)が大好きなんですが、この曲フレッドソロめちゃくちゃ多いね!!にぎやかな曲なので、セカンドの人は声が時々掻き消えてしまうのが残念。。。演技はすっごいかわいいからいいんだけどねーー。次回はAndyで見たいなー。けど、彼のサイトは出演日載ってないなー。

あと、リザがセカンドでした。ファーストのAnnがかっこよすぎ&好きすぎなので、かなり最初残念だと思ってたんですが、全然Annと違うところでよかった。Annは文句つけようがないほど、演技、スタイル、歌ともう完璧だし、ほんとめちゃかっこいいんですが、Annは演技はちょっと控えめなので、自己主張がちょっと弱めでした。スタイルはAnnとなんだか違うので、同じ衣装着て登場するんだけど、Annaだと「おおおーー!!ファッションショー!!」って思うところが、普通の人がセクシーな服着てる感じで、ちょっとインパクトが弱い感じ。ま、これは体系が違うんだから仕方ないよね。。そして歌。聞かせどころの曲(特に最後の曲)は、Annのほうが声域があっていて、迫力がある。けどね!!!意外にセカンドの人がよかったのが、Aber Bitte mit Sahne。この曲、この人の音域にぴったり合ってて、Annよりよかったかも!!っていうか、Annで見てたときは、この曲こんなにリザのソロがあるって気がつかなかったくらい。ほんと、セカンドの人、低音にドスが利くので、この曲ノリノリで大成功!!!!

おじいちゃんおばあちゃんは、オットーのほうが見たことない人でした。マリア(おばあちゃん)は多分ファースト。けど、マリアのほうはまあ、普通。歌もちょっと不安定なくらい。オットーは、いつものおじいちゃんが結構かくしゃくとしてて、おちゃめでかわいいんですが、今回の人はドンくさそうだったので、ちょっと心配してたんですが、この人すごいよ!!めちゃめちゃ歌うまいよ!!!!!おじいちゃんってソロ少ないんだけど、ほんともっと歌ってほしかった!!!すばらしい歌声!!!

あ、あと、アクセルがおなじみのファーストキャストの人でした。この人、最初見たころはちょっと心配だったんですが、どんどんうまくなって安定してるし、歌も演技も格段によくなってる。もう安心して見れます♪。ドイツ訛も少し抜けて(笑)、オーストリア弁を結構使いこなせてるのが自然でいいわ。Raaaaaaaaaaaumのところの演技と、Merci Cherieがもう、ほんと面白すぎ。(リザのほうの受け答えが多少残念だったけど。。)この人、この公演が終わったらドイツに帰っちゃうのかなー、ウィーンに残ってほしいなー。ちなみに、フロリアンは結構大きい子で、せりふのほうは声変わりしてました。

あと、スチュワードの二人が素敵過ぎる!!!特にKoestlich!って言うほう(目立ってるほう)が、もう、ほんと突っ走りすぎて大好きです。アンサンブル的に目立たないところでもこっそり気取ったりしてて、じーっと見てても飽きないよ!

はい、さて、では、今回の主役(爆)Andreに参ります(爆爆爆)。いや、ほんと、Andre探しで一幕は最高に楽しませてもらいました。Andreのポイント挙げていきます。

・テレビ局のシーンの大臣。リザにインタビューされる大臣で、打ち合わせでちょろっと出てきます。これは普通にわかりやすいし似合ってるけど、この大臣のメイク&付き添いの人が、奥さんのKathleen Bauerさんだ!!!!ものすごい付きまとってるから誰かと思ったwww。

・Tut Gutのシーンでも、実はアンサンブルで踊ってます。確か大臣の衣装のままだったはず。左端のほうで、気がついたときは思わずびっくり。踊るAndreなんて。。。(踊りものすごいへたくそなことで有名なんですが。。ww)

・旅行会社のシーンでは、左側のロケット(チラシ立て)のところにカップルで立ってます(今度は奥さんじゃない)。オットーとマリアの旅行代金を聞いて、恐れをなして退場。

・そして!!!!Andreファンなら絶対に見逃せない大爆笑ポイント!!!!ニューヨークのシーン!!!!このシーンすごく好きだし、アンサンブルのSteven Sealeを注目してたので、今まであまりAndre探しはしてなかったの(っていうか、まさか1幕こんなに出てると思ってなかったので。。)。けど、このシーン、Andreもう面白すぎる!!!!!!!ポイントはアフロ!!!!!

アフロで蝶ネクタイの指揮棒振ってる人がAndreです。一度見つけたら目が離せないくらい挙動不審だからwww。アフロ指揮者www。いたるところで出てきます。地下鉄にも乗ってるし、気がついたら後ろのほうで踊ってるし。最後のアイラブニューヨーク♪では、ちゃんとロケットまがいに足上げてるし!!!っていうか、ダンサーじゃない人がこんなに振り付け覚えて踊ってるなんて、すごいねー。多分今までAndre探ししてきた6年(笑)で、こんなにAndreが踊っているのを見たのは初めてかも。もともとリズム感が結構怪しいので(Serkanとかにもブログで名指しで「ひょろひょろダンスが笑える」って書かれてるくらいw)、ここまでまともにダンサーに混じって(むずい振り付けはしないにしても)体動かしてるのを見るのは新鮮だわー。っていうか、アフロが面白すぎる。。。

・そして!!!!!!!さらに爆笑ポイントが!!!!!!!!まさか、まさかの、Andre水兵さん!!!!!信じられん、水兵さんで出てたなんて。。今まで気がつかなかったなんて。。。(真ん中のSteven Sealeばっかり見てました。。)あの、ゲイゲイしい水兵さんだよ!!!ほんと、多分この作品で一番好きな振り付けシーン(笑)。それも、あの平和なゲイスマイルを、Andreも浮かべてそのまま固まってるとか!あの、波が小さくなるウェーブ参加してるとか!フン!って言って腕相撲してるとか!隣のダンサーと抱き合うとか!!!ゲイゲイしすぎてもう、素敵!!!!

それに、その後もしばらく水兵さんが後ろをうろうろするシーンがあるんですが、この間もほかの水兵さんと一緒にいっぱいふざけてます。Andreファンはほんと、目が離せません!!!

・このシーンの後は、ハネムーンスウィート以降船長役なので、急にまじめになります。オペラグラスはしまってもいいでしょう(笑)。

・ただし、Schoene Gruesse aus dem Hoelle(1幕ラスト)の曲で、上の階で二人のスチュワードと一緒に踊るんですが、ここ、以前は振付けなくて、3人は所在なげにふらふら踊ってたんですが、振り付けが決まったらしく、Andreを真ん中に3人きっちり下のダンサーと合わせて踊ってます。この方がAndreのリズム感のなさが目立たなくていいわー。って言うか、全体的に、振り付けが決まったらAndreでもちゃんとアンサンブルの一人に見えるって言うのがびっくり。そこに気がついて振り付けを追加した振り付け師がすごいわ。

●まとめ

というわけで、今回も柱の後ろだったり、セカンドが多かったりしたんですが、それなりにめちゃくちゃ楽しませてもらいました。カテコも、ジュークボックスミュージカルの中では一番好きかもー。ほんと、大好きな作品です。落ち込んだらまた見に来るぞー!!!けど、終わる前にTdVもあと最低2回は見たい!!!
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