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2005-11-21 19:41 | カテゴリ:オペラ
土曜にオペラ座で椿姫(La Traviata, Verdi)を見てきました。

当日の午後にいきなり友達が「オペラ座にラ・トラビアータを見に行くけど、来る?」って!遠隔地にいたのでダッシュでウィーンまで戻ってきて、何とか間に合ったよ。。

●チケット購入編

TadWの出待ちしてたので(爆)立ち見の列に並ぶのがちょっと遅れた。。けど、友達が18時から並んでいてくれたので、列に入り込めてよかったよ。。

●ウィーン国立オペラ座の座席の仕組み

1.平土間(日本でいう1階席)
Parkett(前半分)とParterre(後ろ半分)に分かれています。一番高い席で、公演によって220-157ユーロ。平土間の後ろ部分にはParterrestehplatzの立見席あります。

2.Loge(2階席の高さ)
ボックス席になっています。各ボックス5人座れますが、サイドのボックスでは一番前でなければ舞台は半分くらいしか見えません。
一度すごく安いLogeの後ろの席で、いすの上によじ登って見た記憶が。。

3.Balkon(3階席の高さ)
Mitte(中央)部分のみ座る席があり、両サイドにはBalkonstehplatzの立見席があります。

4.Galerie(4階席の高さ)
これもMitte(中央)のみ座る席があり、両サイドにはGaleriestehplatzの立見席があります。

●立見席について

立ち見の種類は3種類。
・Parterrstehplatzは平土間後ろの立見席で、1万円払ってる人たちの真後ろの席です。ありえないくらいよく見えます。3.5ユーロ。

・BalkonstehplatzはBalkon(3階席の高さ)のサイドにあります。眺めは、一番後ろの列だと舞台の半分くらい。ただしオケがよく見える!値段は2ユーロ。

・GaleriestehplatzはGalerie(4階席の高さ)のサイドにあります。まだここから見たことがないので景色はよくわからないけど、友達によると音はすごくいいらしい!これも2ユーロ。

立見席の買い方は、オペラ座向かって左側の立ち見の列に並びます。(外に並ぶこともあるので注意!)

開演80分前から立見席の販売が始まります。
500席くらいあるらしく、列の後ろのほうでもちゃんと購入できるそうです。

よく立ち見を買う友達によると、開演90分前から並べば、大体Parterrestehplatzが買えるそうです。今回は有名作品の上、土曜日だったので、Balkonstehplatzだったけど。。

●作品タイトル編

まず、情けないことに、ラ・トラビアータが椿姫だと知らなかった私!!!!もう、それだけでも情けなさすぎです。ごめんなさい、ヴェルディ、ごめんなさい、デュマ息子。。

だって!!こちらではラ・トラビアータっていうんだもん!!それに私オペラ詳しくないんだもん!!!それに、当日見に行くことになったので下準備全然してなかったんだもん!!ただ、ラ・トラビアータは有名でみんな見に行きたがってるって知ってたので、見たかったの。

劇場で友達としゃべっていて、Kameliendamen(「カメリア(花の名前)の女」)というデュマJrの原作ってことまではわかってたのに!!そこまでヒントもらって椿姫ってわからない私もどうかしてるよ!!!

ちなみに、イタリア語の題名「La Traviata」は、「道を踏み外した女」という意味で、第3幕でヒロインが自らをそう呼ぶことから付けられたそうです。

●物語編

というわけで、椿姫と知らずに見ていた私。でも感動した!!!2幕の最後(ヴィオレッタがアルフレードに別れを告げるところ)と4幕の最後(ヴィオレッタの死)ではやっぱり泣いちゃったよ!!!

しかし、それよりも印象に残っているのは、アルフレードと分かれるようにヴィオレッタを説得するアルフレードのパパ!!!ありえん!!!あんな言い方ひどいよ!!息子と分かれろと言っておきながら、ヴィオレッタが別れると決心すると「かわいそうな子だ。。何か手を貸せないだろうか」って、自分が別れさせたんじゃないか!!無責任な!!と、パパにぷんぷんしてたわけですよ。

ストーリーは自分で書くのめんどくさいので以下からどうぞ。
http://www.tvz.com/opera/tubaki/tubaki.html

===

●キャスト編

Dirigent: Marco Armiliato
nach einer Inszenierung von: Otto Schenk
B?hnenbild nach Entw?rfen
von: G?nther Schneider-Siemssen
Kost?me: Hill Reihs-Gromes
Chorleitung: Ernst Dunshirn

Violetta Val?ry: Luz del Alba
Alfredo Germont: Miroslav Dvorsk?
Giorgio Germont: Renato Bruson
Flora Bervoix: Stella Grigorian
Annina: Ǻsa Elmgren
Gaston: Shalva Mukeria
Baron Douphol: In-Sung Sim
Marquis d'Obigny: Clemens Unterreiner
Doktor Grenvil: Dan Paul Dumitrescu
Giuseppe:

今んとこ、キャストを書いてもミュージカル役者のように自分でどうこうわかるってわけじゃないんですが、そのうち役に立つかもしれないので。。

ヴィオレッタのLuzさんはすごいよかったです。ウルグアイの人だとか。あと、ここには書いてませんが、Komissaer役で日本人のHiro Ijichiと言う人がでてました。しかし、キャスト表見てるとミュージカルもオペラもほんと国際的。。名前見た感じだけでも、オーストリア人の可能性のある名前は10人中3人くらい。アジア系の名前が2つ、スラブ系の名前が3つ、ラテン系の名前が2つ。みんな共通語は英語なのかな?

●オペラって。。

いや、何度も言いますが、私オペラは初心者なんです。
未だにオペラを見るときにミュージカルの視点で見ちゃうんだけど、何か正しい見方はあるんでしょうか?誰か、オペラ詳しい方教えてください。。

ちなみに、見たオペラは魔笛二回(Wien Staatsoper 2001,2005)、ラ・ボエーム(Wien Staatsoper 2004)、ドン・カルロス(Wien Staatsoper 2005)、ファルスタッフ(Wien Volksoper 2000)と今回の椿姫。

ミュージカルファンの視点で見たオペラの印象はこんな感じです。

・セットの入れ替えが幕の数しかない。
ミュージカルがシーンごとにセットを作り変えたり、目まぐるしく変わるのに比べて、オペラは幕ごとにしかセットを入れ替えません。その代わり、セットは絵のように美しい!!!今回の椿姫でも、ラ・ボエームでも有名な舞台設計の人を招いて絵を描いてもらっているようです。

・役者が動かない
歌いだすと舞台の真中で歌いつづけます。それも、ミュージカルのように短い歌ではなく、もう長い長い!!立ち見とかで真中がちょうど見えないと、歌ってる間中全然役者が見えません。でも、R&JのDie Angstみたいに、ソロでばんばん聞かせているLukasを不安の精が邪魔するみたいなことがないので、フルパワーで安心して聞けます。

・オケが広い
TadWのオケの3倍はあります。TadWのオケの人がかわいそうになってきたよ。。みんなひじとかごんごんあたってるんじゃ。。オペラ座は、もうみんな自分の周りにゆったりスペースがあります。

・ダンスが少ない
オペラにはバレエがつき物なんですが、なんか、椿姫はバレエがほんのちょっとだった!!いや、たぶん有名なシーンで、テクニックもすごかったんでしょうが、舞台上にいっぱい人がいるので、踊るスペースが狭い!それに男女5人ずつだと、やっぱりちょっと迫力に欠けるか。。

・モダンな演出のオペラは意味不明
ドレスを着たご婦人方が出てくるオペラはいいですが、モダンに演出したものでいいものは見たことがないです。ジーンズで登場したり、携帯で話してたり。だれか、モダンな演出のオペラの楽しみ方を教えてください。

・いつも悲劇
なんか、オペラってもう、悲しくって悲しくって!!!ラ・ボエームでも椿姫でも薄幸な美女が死んじゃうし!!!それも、なんか、後がないっていうか、カーテンコールも地味だし、見終わった後、「あー。死んじゃったなあ。。」って感じ。

アンチラブストーリー、アンチバッドエンド派の私としては、あんなにみんな死んでしまうのはどうかと。。

もちろん、ハッピーエンドのオペラもあります。(魔笛とか)だれか、こんな私が好きそうなオペラを教えてください。

・字幕が便利!!
オペラってイタリア語とかのことが多いので、国立オペラ座の立見席に字幕が備え付けてあるのが便利!重宝しまくりです。でも、周りの人と字幕を共有しているので、英語設定かドイツ語設定かが自分で選べないのは辛い。。ほとんどの人はドイツ語字幕派なので、私も仕方なくドイツ語字幕で見ます。。まあ、最近ドイツ語字幕でもほとんどわかるけど、わからない単語だけ首を伸ばして英語版を見たり。
歌の内容がわからないだけに、オペラは大体字幕読んで泣きます(爆)。

●まとめ

あー。オペラの見方がいまいちまだわかってないので、椿姫の感想っていうか、オペラ全体の感想になってしまった。。来年のMozartjahrに向けてもっと勉強します。。
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