2012-07-31 08:18 | カテゴリ:その他ウィーンミュージカルレポ
ウィーンでナンセンスが見れるとはねえー。それも、良キャストで、演出と振り付けが大好きな人たち。かなり気になってたの!ぎりぎりだったけど見に行けてよかったー。

Nonnen2.jpg
オフィシャルサイトより。

今のところ、観劇は週に1回ペースなんですが、旅行とかあったりしてなかなかこのペースは難しい。けどこのペースじゃないと、見たいのを見逃してしまうー。(観劇したのは6月下旬)

さて、このナンセンス、モーツァルト!のコンスタンツェでお馴染みRuth Brauer-KvamとUweマネージャーMarika Lichterが出演中。演出は最近VolksoperでよくやってるWerner Sobotkaで振り付けがRamesh Nairと組んだ作品。このコンビ好きなので、どうしても見たかったのー。

劇場はKammerspiele.。町のど真ん中にあるけど、小さな地下にある劇場。前ここでキャバレーを見に来て、こんなかわいらしくてちゃんとした劇場が町のど真ん中にあることに驚いたんだった。

座席は前々日に予約した、見切れ席10ユーロ。前回はこの値段でものすごくよく見えたけど、今回はバルコンの後ろの席で1/3見切れるかなー。けど、立って乗り出せば結構よく見えました。二幕は、前に座ってた人がいなくなったので、前に移動して、普通によく見えました。

今回のお目当ては Ruth Brauer-Kvamなんだけど、よく名前を聞くMarika Lichter(私は苦手。。)も出演中。こんな小さな劇場で、こんな有名な人たちが二人も出てる!


Youtubeからオフィシャル映像

それも、Ruthはもう最初っからスターの貫禄!!!アンサンブル的な出番でも一番光ってるし、表情も豊か!芸が細かくて、ずっと見てても楽しい!もちろんソロは、後述するけど、人間業とは思えないすごさ。。

作品のペースに慣れるまではは、どんなもんかと思ったけど一気に鳥肌ものにすごかったのが、Ruthのソロ。って言うか、腹話術もどきw。ああ、すばらしかった!!!!

それに対して、苦手なMarikaおばちゃん。歌はいまいちなくせに図々しくて、いいイメージなかったんだけど、今日は見直した!!!ほんと、すばらしかった!!!今まで私が見てた役が単に合ってなかっただけなのね。。ちょっとダークなジャズ調の歌がドンピシャ!

他のキャストもすばらしかったし、こんな小さい劇場でこんなレベルが高いなんて、やっぱりウィーンの舞台は層が厚いわ。。


●あらすじ

まあ、あらすじからしてナンセンスなんですが(爆)、とりあえず、一言で言うと、5人のシスターの、資金集めのための素人丸だしのショー。

この5人は以下の通り。

Schwestern-Kastner-Brauer-Mendt-MacDonald-Niedetzky-DSCN1642.jpg
批評サイトより、カテコ写真。修道院長は違う人だけど。。しかし、きらきら衣装はシスターアクトがパロってるね。。


・修道院長:ちょっとワルで俗っぽいけど、迫力満点。

・二番手シスター(Hubert):二番手だけどかなり目立ちたがり。隙あらば修道院長に取って代わって、舞台で目立とうとしている。ソロはないが、すごい映画パロディ物まねシーンがある。あと、ビデオカメラの件で修道院長を責めすぎw、

・記憶喪失シスター(アムネジア):自分の名前も思い出せない。ほかにもいっぱい大事なことを忘れる。一応主役っぽい。クイズ、腹話術、迫力のソロナンバーと、芸達者。最後は名前を思い出す。

・バレエシスター:一番若くてかわいらしい。バレエダンサーになりたかった。後半、料理修道女の死のバレエがすごい。

・代役シスター:多少影が薄い、年齢不詳のシスター。修道院長のカバーで、修道院長が出演できない時しか舞台に上がれない。ほんとはスターになりたい。

この5人のシスターの所属する修道院で、料理担当だったシスター・ユリアはとんでもない料理ばっかり作り、おかげで食中毒で50人くらいシスターが死んでしまう。

その埋葬費を捻出するため、チャリティーグリーティングカード事業で大成功を納め、全員を埋葬できるはずだったが、修道院長が個人の趣味でビデオカメラを買ってしまったせいで資金が足りなくなり、結局4人が埋葬できずに冷蔵庫で仮保管中。この4人の埋葬資金のために5人のシスターがショーをすることになった、というストーリー。

舞台上では、5人のシスターが自分の得意分野で脈絡のないショーを繰り広げるわけだが、合間の会話は素人丸だしの割に、ショーがめちゃくちゃレベル高い。このギャップがまたすてき♪

まあ、あまりストーリーはないんだけど、最終的に記憶喪失シスターが名前を思い出すとか、修道院長が妙な小瓶の匂いを嗅いでラリってしまうとか(そのおかげで代役シスターが大喜び)とか、予定外にバレエシスターが超ブラックな「料理長シスターユリアの死」をリアルに演じるとか、いきなりクイズ・ミリオネアや腹話術ショーが始まるとか、二番手シスターがスゴい映画パロディーを上演するとか、盛りだくさん!最後は「あなたはどんな聖人よりもホーリー!」と踊り狂うw

しかし、シスターアクトといい、サウンド・オブ・ミュージックと言い、ナンセンスと言い、修道女系のミュージカル多いねー。まあ、ナンセンスは結構古い作品で、シスターアクトはパロディっぽいシーンも結構あったけど。

あと、この作品ドイツ語ではNon(n)sense。英語版はNun(n)sense。

(キャスト編に続く)


シスターアクトウィーン版


モーツァルトウィーン版

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2012-07-30 07:38 | カテゴリ:記事紹介
少し遡りますが、7月頭に阪急交通社、現地情報ブログで掲載された記事です。暑くて暑くて、水に飛び込むことばかり考えながら書いたんでした。。(笑)

↓↓↓記事はこちら↓↓↓

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ノイジードル湖(Neusiedlersee)は、ウィーン人にとっては、気が向いたらフラッと行ける海みたいなものですよねー。私もこの湖でセイリングの免許を取ったり、カイトサーフィンをかじったりしたんでした。Mole Westでセレブ気分でまったりするのもいいですが、自然にぶつかってスポーツするのも楽しいですよー。

湖畔ではホイリゲに立ち寄りながらのサイクリングも楽しいですし、こうのとりが巣を作るルストという町はとても魅力的。

そのほかに、オペラの野外劇場St Margaretenもあれば、湖上オペレッタで有名なメルビッシュもノイジードル湖畔。

そのうち記事にしますが、ヨーロッパピクニックが開催され、東西冷戦終結の発端となったのも、この近くでした。

ノイジードル湖は世界遺産なだけじゃなく、スポーツ、歴史、文化的に様々な見所がある、なかなか見ごたえのある地域です。


(セイリングと言えばレベッカですが、あんなお嬢様のレベッカがセイリングの名手だったなんて、ちょっと信じられません。。それも、海のセイリングって湖よりずっと難しいのに。。)


ウィーン版レベッカ全曲ライブ2枚組



ウィーン版レベッカキャストアルバム


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2012-07-29 07:25 | カテゴリ:料理・酒
全然ミュージカルと関係ない話題ですが、リクエストが多かったので、今日はお酒のお話。

青梅を入手することすら難しいウィーンですが、今年は何とか青梅をゲットして、梅酒を漬けてみました。

●青梅ゲット!

青梅は普通ウィーンでは売っていないので、自力で収穫するしかありません。庭に梅の木がある人は、6月中ごろに青梅を収穫しましょう。我が家はハンガリーの別荘に果樹園があるので、そこから青梅を1.5キロほど収穫しました。

IMG_3587.jpg

ちなみに、オーストリアのドイツ語では、梅はPflaume(プフラウメ、英語で言うプラム)とZwetschke(ツヴェチケ、小さめの濃い紫色の梅の一種。プルーン?)の二種類があります。よく質問を受けるのですが、ZwetschkeではなくPflaumeのほうを使ってください。

300px-Plums_hanging.jpg
熟したZwetschke

300px-Zwetschge.jpg
熟したPflaume


まだ熟していない状態で見比べてみたら一目瞭然。Zwetschkeの青梅は小さくてしずくのような形をしています。Pflaumeの青梅は、丸くて細かい毛で覆われていて、日本で見た青梅と同じ外見です。

●シュナップスと蒸留果実酒のお話

どのお酒を買うべきかと言うお話をする前に、オーストリアの蒸留酒のカテゴリのお話から。

シュナップスにはHimbeerやBirne(洋ナシ)やNuss(くるみ)など何種類もありますが、カテゴリ的には大きく分けて二種類あります。その二つは、BrandとAngesetzt。

Brandというのは、原料の糖分を利用してアルコールを作ったもの。穀物を原料にしたり、フルーツ(りんご、洋ナシ(Williams)、プラム(Zwetschke)、チェリー(→Kirschwasser)、アプリコット(Marille))を原料にする。フルーツを色々混ぜたObstlerも有名。

これに対して、Angesetztのシュナップスは、既にBrandとして出来上がったシュナップスに、他のフルーツを漬けて風味を足したもの。ラズベリー(Himbeergeist)やくるみ(Nussschnapps)などがメジャー。

ちなみに、胡桃のシュナップスは青梅と同じ6月ごろに収穫した、まだ青い胡桃を使います。

今回作る、梅酒もこのAngesetztの蒸留酒の仲間で、風味の付いていないシュナップスに青梅と砂糖を漬け込む形となります。このようなやり方で蒸留果実酒を造ることをansetzenと言います。この風味の付いていないシュナップスはKornと呼ばれ、穀物(小麦やライ麦)を元にして作られます。

●材料をそろえる

さて、青梅をゲットしたら、スーパーで梅以外の材料を買います。今回は時間がなかったので、Westbahnhof(西駅)で1時間ほど駆け回って全部ゲットしました。

梅酒の材料は、青梅と砂糖と酒。砂糖もどんな種類で試してみてもいいですし、酒も基本的に何でもありですが、日本で梅酒を漬けるときには氷砂糖をよく使いますよね。お酒は「ホワイトリカー」と言うものが日本で使われてると聞いたんですが、こちらでは、上記の果実酒用の無味のシュナップスを使います。

・砂糖

日本でよくある氷砂糖が見つからなかったので、黒い氷砂糖Kandiszucker Braunを購入しました。購入したのはWestbahnhofのMerkur。

4438.jpg

中身はこんな感じ

zucker crop
黒い氷砂糖。

そのほかに、飲み比べのために家にあった黒砂糖を使いました。これはWeltladen系列のお店で買えるMascobadoという黒砂糖も用意しました。

更に、家にザラメも置いてあったので、こちらも比較用に使ってみました。

・酒

上記の説明の通り、梅酒を漬けるシュナップスには、Kornのシュナップスが必要です。このKornは大体どこのスーパーでも置いていると思います。アルコール度は32%のものを使用しました。

korn crop


このほかに、日本酒でも漬けてみました。日本食スーパーで帰る安い日本酒です。

・漬けるための瓶

これを見つけるのが一番苦労しました。Einmachglaeserという名称なので、色々な店で聞いて回り、結局Intersparなどでは見つからず、DepotやInterio(どちらもインテリアショップ)で見つかりました。あまり大きなサイズではないですが、なんとかなりそうです。Metroに行けば大きいのがありそうですが、買いに行く時間がなかったので。。

●レシピ

さて、上記の品を以下の量で用意します。

・青梅(Pflaume) 1kg
・氷砂糖(Kandiszucker)600g(ザラメ、黒糖も可)
・蒸留酒(Korn)又は日本酒あわせて1.8l
・瓶3つ

今回は、瓶のサイズの関係で、全体の量を3つに割り、梅333g, 砂糖200g, 酒0.6lずつで作りました。

1. 梅のヘタを取る(爪で簡単にとれる。竹串も可)。よく洗い、1時間水に漬ける。ゼリーのようなものが出てきたのは捨てる。

DSC00800.jpg
へたは結構簡単に取れます。

DSC00798.jpg
水に漬けています

2. 瓶を熱湯消毒してよく乾かす。
3. 梅をよく拭いて、水分を取る。
4. 梅と砂糖を交互に瓶に入れ、最後に酒をそそぎ、蓋をする。(蓋がきっちり閉まらないことがあるので、ラップをかませる)
6. 2週間に一度くらい気が向いたら瓶をゆすってやる。
5. 3か月後から飲める。長い方が美味しい。
6. 1年経ったら梅を出す。出した梅は煮てアルコールを飛ばし、砂糖と煮てジャムに。

DSC00801.jpg



漬けてちょうど一ヶ月くらい経ったので飲んでみましたが、既に相当おいしくて、あと2ヶ月経つのが楽しみー。
1ヶ月経つと、梅がしわしわになって、液体部分がく黒っぽい色になってきます。砂糖はまだ完全にとけ切っていないらしく、ゆすると液体が混ざっていく感じ。

残った梅で、炊飯器で梅ジュースを作って飲みました。梅ジュースは青梅じゃなくて、スーパーで売ってる梅で作ったら、梅シロップとコンポートになってもっとお徳かも。

うまくできたらまた梅酒レポしますー。楽しみ♪




Volksoper版サウンド・オブ・ミュージック



ザルツブルク版サウンド・オブ・ミュージック


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2012-07-28 08:09 | カテゴリ:WMW ウィーン・ミュージカル・ワールド
こちらのブログでも発表した、ウィーンミュージカル専門店のネットショップ「ウィーン・ミュージカル・ワールド」ですが、6月の開店以来新着商品が既に第三弾まで出ています。



今日はこの新着商品を一挙ご紹介します!

一番最近入荷したのが、以下の5つの楽譜です。



   


エリザベート

全曲収録楽譜


エリザベート

楽譜


レベッカ

楽譜


 ダンス・オブ・
ヴァンパイヤ
楽譜


ロミオ&ジュリエット

楽譜


この中でも特に人気なのはエリザベート全曲収録楽譜。入荷前からお問い合わせをいただき、入荷後もオーダーが沢山入っている売れ筋商品です。私のボイトレの先生は、エリザベート出演者(前回と今回)なのですが、この楽譜で稽古をしているそうです。出演者も使っているものなんですねー。

他の4つの楽譜は「ソングブック」と題し、主要曲12-14曲が収録されています。この中でも、ロミオ&ジュリエットは来日公演の影響か、売れ行きが特に好調です。

キャストアルバムも3点入荷しています。





サウンド・オブ・ミュージック 

ザルツブルク版CD


エリザベート

ドイツ2011/2012年

ツアーキャストCD<2枚組>


エリザベート 

エッセン2001年版

キャストアルバム


サウンド・オブ・ミュージックのザルツブルク版は、ウィーンではレベッカでお馴染みのウーヴェ・クレーガーとヴィツケ・ヴァン・トンゲレンがトラップ大佐とマリアを演じます。

このCDについては、以前の記事「ザルツブルク版サウンド・オブ・ミュージックCD視聴と歌詞」で視聴ができるほか、歌詞の書き起こしもしています。


エリザベートのCDのうち、ドイツツアーキャスト版は、今回のウィーン再演と同じ主要キャストですので、ウィーン版の予習にはぴったりです。2001年エッセン版のCDはウィーン初演と同じウーヴェ・クレーガーとピア・ダウエスの、更に円熟した歌声が楽しめます。


そして、3枚のソロCDもラインナップに加わりました。



 



Marjan & Lukas

Luft und Liebe


Mark Seibert

Live in Concert


Mark Seibert

Musicalballads -
unplugged



最初の一枚は、日本でも来日公演などでお馴染みマージャン・シャキとルーカス・ぺルマンのドリームカップルのデュエットCD。全曲オリジナルのポップ・シュラーガーなノリのいい曲で、二人の息の合った歌声が楽しめます。

このCDについては、以下の記事でビデオクリップや二人のインタビュー書き起こしをご紹介しています。
Marjan&LukasのソロCDプロモ映像
Marjan&LukasのCDインタビュー映像書き起こし①
Marjan&LukasのCDインタビュー映像書き起こし②
Marjan&LukasのCDインタビュー映像書き起こし③

残りの2枚は、ウィーン版エリザベート再々演でトートを演じる、人気急上昇中のMark Seibert(マーク・サイベルト)のソロCDです。ロミオ&ジュリエットからの成長が楽しみです♪

これからも時々、新着情報をこちらでもお知らせさせていただきますね。

ご意見、ご要望、お問い合わせはWienMusical@gmail.comまで!




エリザベートウィーン版2枚組CD



エリザベート ウィーン初演版CD



エリザベートウィーン版DVD


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2012-07-27 08:48 | カテゴリ:記事紹介
しばらくこちらのブログでお知らせするのをサボっていましたが、隔週で記事を書かせていただいている阪急交通社さんの現地情報ブログが更新されましたので、お知らせします。

今回の記事は
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オーストリア/ザルツカンマーグートを一望!シャーフベルク登山鉄道
=================================

と題して、映画サウンド・オブ・ミュージックにも登場した絶景シャーフベルク登山鉄道を写真入でご紹介しています。

現地情報ブログは写真と文字数に制限があるので、ハイライトのみの紹介になっています。そのうちこちらのブログでもフルバージョンを書けたらいいな、と思っていますが、いつになることやら。。

これから、紹介しそびれていた過去の現地情報ブログも折に触れてご紹介できたらと思います。



Volksoper版サウンド・オブ・ミュージック



ザルツブルク版サウンド・オブ・ミュージック



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2012-07-26 08:39 | カテゴリ:WMW ウィーン・ミュージカル・ワールド
お気づきの方もおられるかもしれませんが、2週間ほど前からこのブログの右上に小さなロゴが登場しています。
構想2年、やっと形になったので、このブログに来てくださる皆さんにもお知らせさせてくださいね。

ウィーンミュージカル専門ネットショップ「ウィーン・ミュージカル・ワールド」をオープンしました!
ウィーンミュージカルのCD,DVD,グッズを日本のミュージカルファンのみなさんにお届けします♪

↓↓ショップサイトはこちら↓↓
「ウィーン・ミュージカル・ワールド」
banner-small.jpg
www.shop-online.jp/wienmusical


ターゲットは、日本語でウィーンミュージカルを検索してきてくれるみなさん。日本だと海外ミューのCDがめちゃくちゃ高いので、もうちょっとお手軽に楽しんでもらえたらいいな、と思って立ち上げました。

あと、ミュージカルCDデータベースでも、出演者や曲目情報がちゃんと載ってないことが多いので、「ウィーン・ミュージカル・ワールド」では、出演者情報と曲目はきっちり網羅するようにしています。マニアの私も使えるデータベース化、目指してます(笑)

●品ぞろえ

ウィーンミュージカルのCDとDVDは全部そろっています。出演者のソロCDやウィーン以外のミュージカルを合わせると、全部で100枚くらい。メジャーなのからマニアックなのまで!

エリザベート、モーツァルト!、レベッカ、ダンス・オブ・ヴァンパイヤはもちろんのこと、オペラ座の怪人やキャッツ、レミゼラブルなど昔の公演のものや、最近上演されたプロデューサーズやニューヨークに行きたい!!なども取り扱っています。ソロCDはウーヴェ・クレーガー、ルカス・ぺルマン、マージャン・シャキ、マヤ・ハクフォート、マテ・カマラス、トーマス・ボルヒャート、ドリュー・サリッチ、アンドレアス・ビーバーから、最近ならマーク・サイベルト(次期トート)も扱っています。

それ以外に、ウィーンで上演された作品の他国語版(ドイツのエリザベート、フランスのロミオ&ジュリエット、ハンガリー(予定)など)も、ウィーンミュージカルファンが気になりそうなものはお店に並べさせていただいています。日本では入手できない、ウィーンミュージカルの楽譜も取り扱っていますよ。

定期的に新作やグッズも増やしていきたいと思っています。次の入荷予定は「シシィの星」アクセサリ。これは日本から買えるのは当店のみ!

それ以外にも、ウィーンミューグッズ(リブレットや公演グッズなど)も順次入荷予定です。特に、エリザベートが始まったら、グッズはほとんど全部取り扱う予定ですので、お楽しみに!

●ショップ運営とか

開店したばかりなのにすでに沢山のオーダーを頂いていてうれしい限りです。軌道に乗るまで半年くらいかかるだろうなあ、と思ってたのに、既に見つけてオーダーしてくださってる方がこんなにいらっしゃるのはとても嬉しいです。

このサイトを出演者のデータベースとして利用するのも大歓迎です。ショップにないけど買い付けてもらえますか?っていうお問い合わせもお待ちしております。

また、商品は未購入だけど、新作が出たら教えて欲しい!って方は、WienMusical@gmail.comまでメールでお知らせください。新作追加のメールを定期的に送らせていただきます。

こちらのブログでミュージカルがらみの記事を書くときには、CD紹介でリンク貼ったりもしています。もし記事を読んでCDに興味を持ったら、是非ショップの方も覗いてみてくださいね。

それでは、ウィーン・ミュージカル・ワールドをこれからもよろしくお願いいたします♪

「ウィーン・ミュージカル・ワールド」
banner-small.jpg
www.shop-online.jp/wienmusical





エリザベートウィーン版2枚組CD



エリザベート ウィーン初演版CD



エリザベートウィーン版DVD


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2012-07-25 08:09 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
さて、バードイシュルに来たら、ここに立ち寄らないと気がすみません(笑)。皇帝御用達カフェ、ツァウナー(Zauner)。

DSC06626.jpg

お店は街中の本店とエスプラナーデ沿いのテラスカフェがあります。前回テラスカフェのほうに行ったので、今回は本店でお土産のお買い物。

IMG_6750.jpg
本店のほうの看板には、ロゴの下に「当時の皇帝御用達ケーキ屋」と書いてあります。


IMG_6773.jpg
内装はこんな感じで、皇帝フランツヨーゼフの絵が飾ってあったりして重厚な感じです。

このお店の看板スイーツはツァウナーシュトーレン。

IMG_6761.jpg

IMG_6763.jpg

不思議な形ですが、チョコでコーティングされたお菓子で、中身はナッツなどの風味が豊かで食べ応えあり。20センチほどの普通サイズの他、3センチくらいのミニサイズや切り売りもあります。独特の味わいですので是非一口お試しあれ。

他にも、こんなかわいいチョコ菓子が並んでいました。

IMG_6767.jpg
カイザーヴィラを象ったお菓子

IMG_6768.jpg
レハールのオペラにちなんで、Schoen ist die Welt(世界は美しい)と楽譜つきで書いてあります。

オリジナルのツァウナーシュトーレンは、8.50ユーロと値段もお手軽で、オーストリア人へのお土産やプレゼントにはとても喜ばれますよ。



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2012-07-24 07:47 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
さて、カイザーヴィラシリーズもやっと完結し、あとはバードイシュルの町を散策してみます。

カイザーヴィラの駐車場から町はすぐ側。1時間もゆっくり歩けば全部見て回れます。

IMG_6748.jpg
トラウン川沿いのレハールヴィラ。メリーウィドウなどで有名なオペレッタ作曲家フランツ・レハールが晩年を過ごした家。

DSC06628_20120721080345.jpg
トラウン川。川沿いの道はエスプラナーデという散歩道があります。前回記事にした、シシィとフランツヨーゼフのお見合いと婚約式が行われた、ゾフィ持ち家はこのエスプラナーデ沿い。

IMG_6744.jpg
レハールヴィラのそばの皇后エリザベート橋

IMG_6740.jpg
巨大な敷地内の会議場兼劇場。毎年夏にバードイシュルで開催されるレハールフェスティバルの会場でもあります。

ここは元皇室の迎賓館として、舞踏会などが催されました。お見合いの後フランツヨーゼフに誘われてシシィが踊ったのもここなのかもしれません。

IMG_6777.jpg

これもなぜか巨大なトリンクハレ(温泉の水を飲む施設)。バードイシュルはやっぱり「なぜか巨大でなぜか立派」な建物が多くて、セレブの温泉地と言った雰囲気満点です。

IMG_6779_20120721075422.jpg
トリンクハレ正面から。温泉水を飲む施設と言うより、もうお城のようです(笑)

IMG_6775.jpg

その奥にある、これまたなぜか立派な郵便局。

(バードイシュルの皇室御用達カフェへ続きます)



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2012-07-23 06:59 | カテゴリ:エリザベート(シシィ)の歴史
バードイシュルのカイザーヴィラレポ、シシィとFJのお見合いと婚約に解する通説を覆します!

●シシィとフランツヨーゼフのお見合い会場の真実

カイザーヴィラがシシィとフランツヨーゼフのお見合い会場で、ここでヘレネと婚約するはずのFJがシシィの手をとったんだと、ずーーーーっと思い込んでた!!思い込んでただけじゃなくて、エリザベートのリブレット見てみても、そう書いてある!歌ではルキーニが「バードイシュルの夏は暑い♪」と歌うけど、リブレットにはVilla Eltz in Bad Ischl(Villa Eltzはカイザーヴィラの元の名前)って書いてあるし!!!

カイザーヴィラのガイドツアーで「このカイザーヴィラはシシィとFJの結婚のお祝いに贈られたもの」というフレーズを何度か聞いたので、「それじゃ、二人のお見合い会場はここじゃなかったんですか?」って軽く聞いてみたら「結婚祝いで贈られる前は、カイザーヴィラは二人とは無関係でした。実際お見合いが行われ、婚約式があったのは、ここではなくて、バードイシュルの街のホテルです。」とのこと。一瞬耳を疑う。ホテルですか?

ホテルでお見合い&婚約式って日本じゃあるまいしw、って一瞬思ったけど、これは場所を聞かないわけには行かない!ガイドさんは「今はそのホテルは、バードイシュル市立博物館になっています。Esplanade沿いですよ」と教えてくれた。これは是非現地調査だ!

とりあえず、現地調査結果を発表する前に、まずはお見合い&婚約を時系列で追ってみましょう。

1853年8月16日、シシィ、ヘレネ、ルドヴィカ(母)はバードイシュル到着。シシィ15歳。ヘレネ18歳、フランツヨーゼフ23才の誕生日の二日前で、即位して5年。(余談だが、お葬式の帰りか何かで、喪服のまま遅れて到着。ゾフィーに服のことを怒られ、「着替えます」と言ったが、既に遅刻していたため皇帝陛下を待たすことができず、そのままでお見合いした。ミュージカルで「変な服」「着替えます」のくだりと、シシィがウィーン版で黒い服なのは史実に基づいている)

8月17日 ゾフィー主催の舞踏会でフランツヨーゼフはシシィとcotillionを踊った

8月18日 フランツヨーゼフの23歳の誕生日(FJは1歳から80回の誕生日をバードイシュルで祝っている)。家族の昼食でシシィを隣に座らせた。誕生日のお祝いのあと、母親ゾフィーに、ルドヴィカからシシィの婚約申し込みに対する反応を聞き出すように頼んだ。シシィは大喜びで承諾し、ルドヴィカは書面で承諾の旨をゾフィーに知らせる。皇帝一家はこの返事にとても喜んだというゾフィーの記録がある。

8月19日 両家は11時に聖ニコラス教会まで徒歩で行き、ミサに臨んだ。ゾフィーは教会の入り口でシシィに道を譲り、先に教会に入らせた。この行動で、次の皇后が誰になるかが周りのものにははっきり分かった。ミサの最後にハイドンの皇帝賛歌Gott erhalte...が歌われると、フランツヨーゼフはシシィの手をとり、神父の元へ行き、「祝福してください、神父様。彼女が私の妻です」Ich bitte, Hochwurden, segnen Sie uns, das ist meine Brautと言った。同じ日に、婚約式が執り行われた。

翌年4月24日、二人はウィーンで結婚式を上げた。

上の5つの出来事(お見合い、舞踏会、誕生日の昼食会、ミサ、婚約式)の会場は、カイザーヴィラ(当時のSchloss Eltz)ではありません。ミサは聖ニコラス教会とあるからいいとして、そのほかの四つの出来事のうち、お見合いと婚約式は、例の「ホテル」で行われました。(舞踏会と昼食会もその可能性が高いですが、ソースがありませんでした。舞踏会は当時のKurhaus、現在の会議場&レアーフェスティバルの劇場が会場だったかもしれません。)

また、この4日間のどこかの時点で、当時のTallachini’s Grand Hotel、後のHotel Kaiserin Elisabeth、現在のResidenz Elisabethにて、エリザベートがフランツヨーゼフのプロポーズを受けました(おそらくこれは、18日のルドヴィカから打診されたときのことかと思われます)

●プロポーズの地の現地調査

それでは、このお見合いと婚約式が行われた、例の「ホテル」に行って見ましょう。現バードイシュル市立博物館と言うことで調べてみると、言われたとおり川沿いのEsplanade散歩道沿いにありました。

IMG_6783.jpg

入り口にはStadtmuseumとありますが、上には大きくHotel Austriaと書いてあり、シシィ関連の展示をしているようです。

IMG_6784.jpg


そして壁に書いてある来歴を読んで更に納得!

IMG_6785.jpg


以下は、もう少し詳しい、博物館ウェブサイトの建物の来歴と合わせて要約したもの。

===

ここはトラウン側の塩の積み下ろしをしていた船の船着場だったこともあり、この建物は、元々塩精製業者Seeauer家のものでした。ここから精製された塩はトラウン側を下って運ばれました。

1834年にここが温泉地となってから、この建物はフランツカール大公とのその妻ゾフィーの所有となりました。

1853年には皇帝フランツヨーゼフとエリザベートの婚約式が行われました。

この建物は1878年から1982年までHotel Austriaとして営業されました。その後1989年には、バードイシュル市立博物館となりました。

(博物館のウェブサイトの説明による。建物前のプレートは年代がそれぞれ2,3年ずれているが、内容は同じ)

===

つまり、お見合いがあったときは、この建物はホテルではなくて、ゾフィーの持ち家だったのねー。普通に自分の家で自分の息子と従妹の顔合わせをやったってことで、かなり自然な流れになってきた。

と言うわけで、カイザーヴィラでやったと思い込んでたお見合いと婚約式、ホテルかと思いきや、実は皇帝のお母さんの別荘で、従妹を招いてっていう、妙に内輪なお見合いだったことが判明。そんな家族内の婚約も、外に出てみたら世界を揺るがす大ニュースなんだもんね。大変だなあ。。

IMG_6778.jpg

あと、シシィとの婚約が公になった聖ニコラス教会はこんな感じ。街のどこからでもかわいらしい尖塔が見えます

というわけで、色々調べてみたら、やっぱりお見合い&婚約が行われたのは、カイザーヴィラではなく、ゾフィー夫婦の持ち家(その後ホテル・オーストリア→現バードイシュル市立博物館)でした!ミュージカルの脚本に間違いがあるとは信じたくないけど、現地で通説を崩すことができてちょっと楽しかった♪

参考サイト
http://www.kaiservilla.at/de/eine-heirat-wird-geplant.html
http://www.kaiservilla.at/de/kaiserliches-ischl-heute.html
http://www.stadtmuseum.at/hg_seeauerhaus.php

●まとめ

というわけで、カイザーヴィラにいてものすごい勉強になった!二つも思い込んでいた誤解が解けたよ!やっぱり、ガイドツアーで色々聞いてみるもんだねえ。しかし、コピーかオリジナルか聞きまくる変な人だと思われただろうなあ。。いいけどw

カイザーヴィラ内部は、シシィファンじゃなかったらそれほど豪華でもないし、どちらかと言うと質素な方だと思うので、絶対中を見ないといけない!って訳じゃないですが、逆にシシィファンはここじゃないと見れないレアものが沢山!ドイツ語が分かって色々質問したい人には、現地にいる強みで、色々知らなかったことを教えてくれるので価値ありです!


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2012-07-22 06:38 | カテゴリ:エリザベート(シシィ)の歴史
バードイシュルのカイザーヴィラレポがどんどんシシィの飼い犬の細かい話になってまいりました。。(笑)

●シシィの犬の写真と実物大の像

シシィの犬の写真のオリジナルがここにあると聞いて、もう何年も実物を見たかったの!あと、シシィの犬の実物大の像まであるんだとか!

で、お目当ての有名なシシィが犬を連れた写真を発見。

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もう一枚あります。(同じ衣装で同じ犬で撮った写真は10枚くらいあるようですが、カイザーヴィラにあるのはこの2枚)

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普通の写真サイズで思ったより小さい。それも、さっきの加工写真と同じショーケースに入ってるので、この写真が捜し求めたオリジナルなのか、またコピーなのかちょっと見分けが付かない。

ガイドのお姉さんに聞いてみても「これもコピーだと思うけど。。。」って。「いや、オリジナルの写真がここにあるって聞いてわざわざ来たんです!」って言うと、「ちょっと詳しい同僚に聞いてくるわ」って言って、もう一人連れてきてくれた。

で、その詳しい人がちゃんと「この写真はオリジナルよ!」って言ってくれたので、その場でガッツポーズ(笑)。おまけに、部屋の奥にある犬の置物が「これがこの犬の実物大よ」って。結構大きな犬だったのねー。

で、この犬はシシィの一番のお気に入りのシャドウだと知ってたんだけど、一応名前を聞いてみたら「ホースガードよ!」って。

いや、シャドウのはずだけど。。ともう一度聞いてみても、この詳しい人は絶対的に確かに(そして、今まで何度も聞き返されてきたけど、私は本当のことを知っているのよ的な反応で)「ホースガードよ!」って。もう、あなたが間違っているとか言えないくらい自信満々だったので、もしかしたらシャドウ情報の方が間違ってた?と思って帰って調べてみた。


●シシィの犬検証。一体誰がシャドウなの?

そしたら!ほんとにこの白い犬、シャドウじゃないよ!っていうか、この白い犬がシャドウといわれているのはデマだよ!もうこの5年くらい信じてたし、そう信じてる人のほうが多いと思う。日本語ソースのシシィの犬情報ではどれもシャドウって書いてあるからそう思ってた。。

結論から言うと、このシシィと写ってる有名な白い犬はウォルフスハウンド(アイルランドの犬種)で名前は「ホースガード」でキマリ。カイザーヴィラのお姉さんが正しかったんだわー。ちゃんと調べてよかった。

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一番皆さんが混乱してしまった理由は、Wikipediaの写真()の説明のせい。これに間違ってシャドウって書いてあるから、みんなつられて間違うんだよ。。


けど単純に考えたら、シャドウって名前ってことは黒い犬ってことでしょ?ここで昔ちょっと疑問に思ったんだった。

シシィお抱えの画家が全ての犬の絵を描いたんだけど、その中にちゃんとシャドウがいる。それもちゃんと黒い犬。犬種はグレートデーン(Dogge)で、こちらが「シシィ一番お気に入りのシャドウ」のホンモノ。

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「シャドウ、皇后の一番お気に入りの犬」、とタイトルが書いてある。

シシィとシャドウの写った写真
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何匹も犬を飼っていたシシィですが、シャドウが一番のお気に入りって言うのは確か。ゲデレにお墓まで作ってもらった唯一の犬です。

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シャドウのお墓。没年は1875年。

他にも黒プードルのPlutoとかもいたし、もっともっと犬を飼ってた。

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黒プードルのPlutoとシシィ

ただ、写真としては白い犬ホースガードと写ったものの方がずっと有名なので(1866年に一連の写真が撮影され、実物大の像が作られた)、名前が有名なシャドウと写真が有名なホースガードがごっちゃになっちゃったのねー。

というわけで、日本でもドイツ/オーストリアでもシシィファンはずいぶん混乱して誤解してる人も多いみたいだけど、カイザーヴィラのお姉さんが正しかった!

白い犬はホースガード、黒い犬がシャドウが正解でした!

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これがホースガード

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これがシャドウ

●おまけ

余談ですが、犬の専門家がのしシィファンの人が、犬種、写真について詳しく論じたシシィフォーラムのやりとりが一番参考になりました。このやり取り自体はドイツ語なんだけど、リンクとして貼ってあったシシィの犬検証サイトはチェコ語とハンガリー語で、ものすごい情報量!全部読めたらもっと他の犬のことも分かったかも。。しかし、ドイツ語でこのことをちゃんと調べたサイトがなぜないんだ。。

参考サイト
http://www.sissi.de/forum/viewtopic.php?p=17763
http://erzsebet-kiralyne.blog.cz/0905/psi-cisarovny-alzbety
http://erzsebet-kiralyne.blog.cz/0809/sissi-i-vii-dil

(次は、シシィとFJの婚約の真実にせまります!またもや通説覆る!)


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2012-07-21 06:24 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
バードイシュルのカイザーヴィラ見学レポの続きですー。

●狩りの獲物コレクション

執務室に戻って、もう一つの隠し扉は廊下へ。この廊下は飾りもない細い通路で、大臣の控えの間と執務室に裏から入るための廊下。両側の壁には大量の狩猟の獲物の角が飾ってある。

この廊下を突き当たると、細く急な家族用階段があり、吹き抜け部分には大量の獲物展示が。これはひそかにすごい。

フランツヨーゼフは通算5万頭ものの動物を狩ったそう。鹿とかGamsとかよくある動物だけじゃなくて、一番奥には灰色のクマが、上には巨大な鷹?が、下にはモノノケ姫に出てくるようなイノシシが。クマはロシアで、イノシシはハンガリーで仕留めた物。ここまで持ってきたとかすごいなw。

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階段を降りると剥製が並べてある。これはルドルフがお勉強に使った剥製なんだとか。自分専用の動物や鳥の剥製(50匹分くらい)があるとか、なんという個人授業w。

この下の階の部屋は小さくて、更にFJが仕留めた2000頭目のGams(かな?ヤギの大きいヤツ)とか、けんか中で角が絡まったまま狩られた羊の頭骨とか、ルドルフの28歳の時の絵とか、同じくFJ28歳の時の小さな絵とかがあった。


●エリザベート盛りだくさんの部屋

で、とうとう最後の部屋。ここはシシィのものを一挙にまとめて公開!執務室の次に興奮した!

このカイザーヴィラ訪問の一番の目的は、あの有名な、エリザベートが犬を連れた写真の実物を見ること!この写真がここに!

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もう一枚ありました。(っていうか、同じ衣装で同じ犬と撮った写真は10種類くらいある)

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あと、同じ犬の実物大の白い像もありました。犬の像を作るとか、どれだけ犬好きだったんだか(笑)。

この犬の話は次回詳しく検証していきますー。

この部屋にはシシィのデスマスクが置いてあります。60歳で亡くなった時のもの。見てみたら、40歳の彫像とあまり変わらなく、美しい!どうやらしわとか全部伸ばしたデスマスクらしいんですが。。

あと、同じ部屋にはシシィがバイエルンから嫁入りに出発した時の白地に緑の縁取りの衣装のレプリカが。あと、奥の壁にはシシィが髪をといて前で結んだ絵(レプリカ)。

この部屋の奥には、豪華に飾り付けされた食卓が。他の部屋が結構地味だっただけに、この部屋に豪華さが逆にちょっと不思議な感じ。

あと、シシィは42歳以降写真を撮らせなかったので、新聞記者たちがいかに苦労してシシィのリアルタイムな写真を捏造したか、って言うお話。今で言うフォトショップ加工で顔はめしちゃってたらしいんですが。シシィの若かった時の写真の顔に最近の衣装の写真を貼り付けたり。うまくやったらかなりリアルで、本物と加工とだとちゃんと加工の方が(同じ顔なのに)年とって見えるのが不思議。

(シシィの犬の詳しいお話に続く。通説を覆します!)


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2012-07-20 05:56 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
●皇帝執務室と寝室

そして、次の部屋がわくわくのフランツヨーゼフの執務室。まあ、他の部屋より多少家具が豪華だけど、だからといってこれがあの巨大なハプスブルク帝国の皇帝の、世界を動かす執務室とは思えないほど質素。

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しかし、この部屋、実は面白いものがいっぱい詰まってて、やっぱりカイザーヴィラのハイライト!

まず、この部屋が歴史的に非常に大きな意味を持つのが、この執務室の机(当時のまま)で第一次世界大戦のきっかけとなる、オーストリアからセルビアへの宣戦布告がサインされたこと。(執務机においてある書類はコピー)

この文章がサインされたかされなかったかで歴史が変わったかもしれない!って思うと、なんだかどきどき。

ちなみに、フランツヨーゼフがこの書類にサインをしたのが1914年。この年が彼がカイザーヴィラに来た最後の年で、その二年後にウィーンで亡くなります。

あと、執務机で注目すべきは、シシィの15歳の時の像。これをずっと置いて仕事してたのねー。けど、さっきの40歳の時の像と比べたら、40歳の方が断然美人。。。

あと、この部屋にはフランツヨーゼフが使ってた電気製品がいくつか展示してある。電気は嫌ってたはずなんだけど、結構ちゃんと色々あったよ。使用人を呼ぶ呼び鈴、扇風機(シーメンス製)、暖炉の温風を部屋に送るための扇風機と、葉巻ライターの四つ。(FJは葉巻派でパイプは吸わなかった)

あと、この部屋にそぐわないのが、扇風機の横においてある二つのひょうきんな小人人形。オーストリア皇帝は一般人の職業訓練を受けなければならないことになっていて、FJは本の制作と家具屋の見習いをやったことがあるそう。この二つの小人人形はその二つの職業を象徴している。

あと、説明にはなかったけどおかしかったので気になったんだけど、机の左側にリアルなコグマがいるの!(犬の剥製かと思ったw)よく見たらゴミ箱を抱える形になってて、こんな微妙にリアルなコグマゴミ箱を普段使ってたFJがなんかよく分からない趣味だわw

あと、マリーヴァレリーの子供たちが写ってる写真(絵?)が壁にかかってたんですが、一番左の男の子を指差してガイドさんが「この人の子供の子供が私の上司です」って言ってたのが面白かった。

さて、この部屋は突き当たりに見えるんですが、実は隠し扉が二つあります。一つはフランツヨーゼフの寝室につながっています。

ホーフブルクでもそうだけど、フランツヨーゼフの寝室ってものすごい質素だよね。この部屋は更に輪をかけて質素で、あれだけ激務だったのにこんな殺風景な部屋でほんとによかったんだろうか。。って思ってしまうくらい。

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フランツヨーゼフ自身は一兵卒の生活を目標にしてたらしいけど、一兵卒と言うか、修道女の部屋みたいだよ。。(爆)

何の飾りもない、洗面器を二つ置いただけの鉄製の洗面台。ギシギシ言いそうな簡易鉄製ベッド。擦り切れたじゅうたん。。

この擦り切れたじゅうたん部分は、フランツヨーゼフが朝3時半に起きてから、お湯の入ったお風呂を持ってこさせて、ここに置いて入浴してたから擦り切れたんだって。で、4時15分から執務開始。朝ごはんも机で食べたんだとか(シシィがいる時は朝食は別の部屋で一緒に食べた)。

(シシィ関連コレクションに続く)



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2012-07-19 08:23 | カテゴリ:エリザベート(シシィ)の歴史
●ガイドツアー

ツアーの時間ピッタリにお城の中央入り口に行くと、ガイドツアーのお姉さんが民族衣装で待っててくれた。ツアーは合計5人。ドイツ語ができるのは私たちだけらしい。一応日本語の解説のシートも貸してもらう。

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エントランスホール

内部は写真撮影禁止なので、内部の写真は私がオフィシャルサイトとかから借りてきたものです。撮影禁止で残念だったけど、おかげで説明に集中できたよー。

カイザーヴィラは中央部分が最初に建てられ、その後に両翼が作られた。左側(だったかな?)は今でも持ち主(シシィの末娘マリーヴァレリーの息子の息子、サルヴァトーレ公)が住んでるんだとか。

入り口を入ると、まずは上に登る階段から。階段の上り口は、手すりの付いた椅子と手すりの付いた電話ボックスくらいの箱が。これは男性用と女性用の移動用御輿。フランツヨーゼフの前の代くらいで使ってたもの。

階段を上がって左が灰色の間、右が赤の間。まずは灰色の間から。灰色の間の左奥には人一人は入れるくらいの小さいチャペルが。中には、エリザベートがジュネーヴで暗殺された時に最後に頭を休めた枕が展示してある。白地に赤い刺繍でかわいい感じ。

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チャペル内部

その上には、婚礼のハンカチもあると説明書きに書いてあったんだけど、実物がなかったので聞いてみたら、今は日本に行ってるんだと(笑)。

その向かいの小さい部屋は、シシィの勉強部屋。この部屋以外のシシィの部屋は公開されてないので、結構貴重。ここでシシィは詩を作ったりギリシャ語やハンガリー語を勉強してたとのこと。

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シシィの勉強部屋。縦長で結構狭い。

赤の間に入ると、ここは謁見用の控えの間。赤の間から続く5つほどの部屋は全部控えのまで、一番奥にはフランツヨーゼフの執務室と寝室がある。

赤の間は男性用の控えの間だけど、使っていない時はシシィの運動ルームとしても使われた。特に両側に鏡のある窓側(今はシシィの像が置いてあるところ)がお気に入りだったとか。

次の部屋が女性用の控えの間。エリザベス女王から贈られたソファーがある。

次の小さい部屋が馬の間。シシィが乗った28頭(だったかな?)の馬の絵が飾られている。

その次の間が大臣の控えの間。大臣は謁見に優先権があったので、一般人の控えの間を飛び越えて、隠し扉からこの控えの間に入って待っていたんだとか。

最初の赤の間とこの大臣控え室にはシシィの超美人な真っ白な石膏像が置いてあります。どちらもシシィ40歳との時のもの。特に赤の間の像は真正面から見えるようになってるんだけど、超美人で、こうしてみたらロミ・シュナイダーにそっくり!あまり今まで似てると思ったことないけど、すごい似ててびっくりした。

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横から見るとそれほど似てないけど。。

控え室の像は台座に乗っていて、台座と合わすとシシィの実際の身長が分かるようになってますが、身長172センチって相当高いよねー。で、体重が50キロ。腰周り45-50センチ。人間離れしてるよ。。

一般用だろうが大臣用だろうが、控えの間は結構普通。今でもちょっと古風なウィーンの街医者の待合室ってこんな感じ?っていうイメージ。皇帝の謁見の待合室がこんなに地味だったのねー。

(歴史的な皇帝執務室へ続きます)


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2012-07-18 08:04 | カテゴリ:エリザベート(シシィ)の歴史
バードイシュルに来るのはもう7回目くらいなんですが、今回はエリザベートとフランツヨーゼフの夏の離宮、カイザーヴィラの割引券が手に入ったので(笑)、初めて内部を見学してきました。

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いやあ、カイザーヴィラ高いよ。。庭が3.5ユーロで庭と内部見学セットで13ユーロ。2人で1枚チケットの割引権がなかったら永遠に行かないくらい高いよ。。

大昔にバードイシュルに来たときは、内部がこんなに色々あるとは知らず、庭だけ散策したことはあったんだった。それでも、ここをシシィが散歩した!ってだけで結構興奮したのを思い出したわ。

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庭園の地図

実は、カイザーヴィラには、かなり貴重なシシィ関係のオリジナルの品(絵、像、写真)があるんです。調べれば調べるほど、ここの内部は宝の山ということがわかったので、中を是非見てみたくなってきたの!しかし、ガイドツアーでシシィ関連の彫像や絵や写真ほとんど全部「これ、オリジナルですか?コピーですか?」って聞きまくってたので、よっぽど変な観光客だと思われたよ。。。(苦笑)

あと、このカイザーヴィラ、シシィと(ヘレネと)フランツヨーゼフのあの有名なお見合い(思い通りにうまく運ぶわけがない♪)の会場になったと信じ込んでたけど、実は違ったの!このことについても後でちゃんと検証しますのでお楽しみに。

更に、シシィが犬と写ってるあの有名な写真のオリジナルがここにあるんですが、犬の名前がシャドウと言うのは間違い!こちらも通説がくつがえった!

●なぜかAmbrosとWatzmann

今回は最後のツアーのタイミングに合わせて、その10分くらい前に到着。普段と違うのは、カイザーヴィラの目の前に巨大な野外ステージが組んであって、なんだか大きな音で歌ったり音楽が鳴ったりしてる。そのくせ客席には2,3人しかいないので、集客ミスったお祭りか?と思ってた。こんなに静かな庭園でこんなにうるさくしてるので、ちょっと変な気分。

庭園を散歩してると、同行者が急に「この声、Ambrosじゃないかなあ」って言い出す。え?オーストリアで三人の有名おじさん歌手の一人、Wolfgang Ambrosが何でこんな田舎で空っぽの客席を前に歌ってるの?けど、特徴的な声だから、そんな気もしてきた。

で、どうやらAmbros主演のWatzmannというミュージカルが、ちょうど今晩ここで上演されるらしい。で、ちょうどリハ中だったんだったと!同行者は見たいなあ、と思って一応チェックしてたんだってさ!見たいなら見たいって前もって行ってくれてたらチケット取ったのに!Ambrosのミュージカルだったら、かなり見てみたい!

まあ、とりあえずリハーサルでAmbrosの声聞けたので超ラッキー。もう一人有名な歌手もその辺を歩き回ってたし、結構すごいことだったみたい。

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庭園を歩くとこんな感じ。これはシシィのティーハウスへ向かう階段。ってことは、ここを普通にシシィが歩いてたんだよねー。


●シシィのティーハウス「大理石の城」

とりあえずツアー開始まで10分あるので、急いでシシィのティーハウス「大理石のお城」Marmorschlossへ。庭園の丘を上がっていくと(急げば5分くらい)、大理石でできたミニお城があります。ここがシシィのために作られた「ティーハウス」。今は写真博物館となっています(シシィが写真収集が趣味だったため。そういえば、ミュージカルの宝塚版でも、シシィが色んな美人の写真を集めてたってエピソードあったよね)

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まあ、写真博物館の内部までは見なかったけど、このお城、ツタに覆われて結構どんよりした雰囲気。。当時の写真を見たらツタがなくてかわいらしい感じだけど、今行ったらちょっと一人じゃ入りたくない感じ。。

(内部のガイドツアー編に続きます)


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2012-07-17 07:59 | カテゴリ:ザルツカンマーグート
ご要望があったので、今回サンクト・ヴォルフガングで買ったものをご紹介。

一つは、前回ご紹介したベビー服の赤いやつ。もう一度行ってみたら、サイズが15ヶ月まで着れるものも合ったので、購入してしまいました。

そしてもう一つは、このハンドバッグ。
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ディアンデルに合わせたハンドバッグを持ってなかったので、サンクト・ヴォルフガングの民族衣装屋さんで購入。しかし、なにより、これ10ユーロ!めちゃくちゃ安い!他にも、もうちょっと大きめで15-20ユーロくらいであったけど、カメラと携帯と財布が入れば十分だし、踊ったりする時には邪魔なので、できるだけ小さいのを買いました。

普通民族衣装にあわせたバッグって、なぜか日本で言う幼稚園バッグみたいなのばっかりで(爆)、なかなか使えそうなのがなかったんだよねー。こんな安く手に入ってよかった♪



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