2017-04-10 16:39 | カテゴリ:国際ニュースの報道比較

もうめちゃくちゃブーム過ぎ去ってますが、一応、オーストリア関連のニュースとして、これは後からでもまとめておいた方がよさそうかなーと思ったので、遅ればせながら記事にします。

 

トランプ大統領がアメリカ・ファーストとか言い出した辺りに、オランダで「オランダ・セカンド」と言う動画が作られ、一世を風靡しましたね。

 

オランダ・セカンドの動画

 

私はオランダに結構長くいたことがあり、オランダ人の友達も多いので、この手のオランダジョーク、すごい共感できます。オランダ人って独特のユーモアがあるんですが、それがいい意味で活かしきれたこのパロディビデオ。すばらしい出来ですよね。。

 

そして、このオランダ・セカンドに続いて、各国競うようにパロディ動画をアップロードしまくって、一時期Youtubeは大騒ぎになっていましたね。

 

オーストリアのは最初に出たのがちょっと笑えなかったため、なぜか二種類出ました。この記事では時系列に紹介しますが、一個だけ見たい人は、二つ目の動画の方がお勧めで、一般受けすると思います。

 

こちらが、ORF(オーストリア国営放送)作成した、オーストリア・セカンドの動画。

 

 

私はオーストリアの内輪ネタわかったから大体笑ったけど、オランダは内輪ネタわからなくても爆笑したのが、オーストリアはわかってもクスっと笑う連続で、爆笑ってことはなかったなー。それにオーストリアの方が品がない。。まあ、面白いけど。。

 

一応内輪ネタのネタバラシ。

 

・最初の二度のトルコ包囲は、オランダのVSスペインの更にパロディでかなり面白いw

・スキーできないとかw

・あと二度の世界大戦始めたのも確かにw

・難民ウェルカムはキツイわ。

・世界一の村にFxxxingは有名な話だから英語圏の人なら大体知ってるエピソード

・娘と付き合ったところで顔が映るのは、8年くらい前に娘を地下に閉じ込めて近親相姦しててニュースになったFritzl。多分墺人じゃないと顔覚えてない。

・世界一の美女コンチータはみんな知ってるね。

・モーツァルトの次に出て来るのは、イタリア人シュラーガー歌手アンドレアス・ガバリエー

・無謀なことをしているのは、冒険家バウムガートナー。こないだ宇宙から落ちてた人ね。

・レッドブルは有名。

・右翼ポピュリズムで映るのは、ハイダー(故人元BZOe党首)、シュトラッヘ(シュトラッチw、自由党党首)、ホーファー(大統領選でファンデアベレンに負けた自由党候補)

・世界一クールな外相クルツ

・燃えても死なないのはニキ・ラウダ。

・鍛えても死なないのはシュワルツネッガー

・元スキー選手の歌手はハンジ・ヒンターゼアー。髪型素敵w。

・最後は、オーストラリアじゃないよ!オーストリア・セカンドね、って。

 

やっぱり、オランダの方が面白いわ。。w 色んなバージョンが出てるみたいだけど、オランダを超える国はあるかw

 

まあ、ORFで流したんなら、オーストリア人向けで、国内で内輪ネタで笑うために作ったんだな。オランダのはもっと、アメリカ人や世界中に見られることを意識してた。同じ小国でも、海の国オランダと山の国オーストリアのメンタリティの違いが出てる気がする。

 

 

===

オーストリア・セカンドの第二段映像。こっちの方が断然面白いし、オーストリアを知らない人でも笑える。Plus4の番組が作ったんだね。第一弾よりこっちの方がお勧め。

 

 

・ナレーションがヘタクソすぎるw棒読みwそれ以外はかなりおもしろい。

・スロヴェニアの件触れてほしかったw

・壁<<<<アルプスっていうのもいいわーw

・ヒトラーの件を重ねてる!これぞオーストリアならではw国をグレートアゲインにすると約束したけど、ダメだったのところ上手いw

・音楽家コーナーも、モーツァルトクーゲルちゃんと二種類出て来てる。

・ベートヴェンはドイツ出身だけどオーストリアで有名に。ヒトラーはオーストリア出身だけど、ドイツで有名に。いいことはオーストリアの、悪い事はドイツのものにしちゃうんだ☆マーケティングパワーハウスw

・スキー映像までアホwこのスキー愛w。

・トランプタワーとルグナーシティ、私もめっちゃ思ってたwトランプとルグナーってなんか似てるwルグナーは大統領選挙一瞬で負けたけどw

・更に畳みかけるように、素敵なヘアスタイルはハンジ・ヒンターゼアー(やっぱり出たw)

・バウムガートナーもやっぱり出たw愛されてるわwレッドブルが翼を授けた唯一の人間wって。

・更に、私がブログでめちゃくちゃ書いてた、不在投票送付用封筒の糊のせいで大統領選挙がやり直しになった件!「我々は選挙の世界チャンピオンwwww」好きこのジョークwまさかの、ダメ押しの糊映像w

最後の人w笑い所が多すぎて解説wまずアクセントwロシア人にメリークリスマスを強調する謎発言wこの人はチロル極右自由党のお偉いさんで、大晦日の暴行事件について露の番組で発言した時の映像。この人大丈夫か?ってことで新聞記事にもなってた。https://kurier.at/politik/inland/fpoe-politiker-johann-ueberbacher-blamiert-sich-mit-russia-today-interview/240.102.176…

 

 

というわけで、オーストリア・セカンドの二つの動画を見比べたら、民法のPlus4が作った方が、国営放送ORFのものより面白かったという結果に終わりました。

 

まあ、二つ目作ってやっと名誉回復した感じか。。

 

ちなみに、ジャパン・セカンドもあります。後半結構下品だけど、前半は思ったより面白かったので、興味がある人は検索してみてください。

 

 



エリザベートウィーン版DVD

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 DVD

 

ロミオ&ジュリエット ウィーン版 スタジオ収録全曲CD<2枚組>

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2016-08-20 16:02 | カテゴリ:国際ニュースの報道比較

このブログには、オーストリアの新聞やメディアについて時々記事が出てきますが、ウィーンでよく見かける新聞とその方向性をまとめておきます。

 

日本と大きく違うのは、同じニュースでも新聞によって、分析の角度や内容、取り上げる紙面の大きさが全く違うことです。これは、ヨーロッパの新聞の多くがそうであるように、各紙の購読者の違いが、各紙の特徴を決めているからです。

 

保守的な考え方をする人はAという新聞を購読し、ソーシャルな考え方をする人はBという新聞を購読する。結果的にA新聞を読む人は保守的な党に、B新聞を読む人は社会党に投票する傾向にある、というふうに、購読する新聞と考え方、投票する政党がつながってきます。

 

という点を踏まえて、新聞の名前と、高読者数の考え方、支持政党をまとめておきます。(とは言っても、公式には購読者が一人ひとりがどの党を支持してるかなんて、このご時世調べきれないので、以下はオーストリア人一般が持っているイメージをまとめたものです。)

 

Die Presseは保守(国民党寄り)。

Der Standardは左(社会党寄り)。

Wienerzeitungも保守(国民党寄り)。

Salzburger Nachrichtenはやや左(社会党寄り)。

 

この四紙は比較的まともでインテリ向け。

 

Kurierは、支持政党ははっきりしないが、高所得者に読者が多い。

 

大衆紙の王様は読者数最多のKronenzeitung。一応新聞の体裁はしてるし、日本のスポーツ新聞ほどではないけど、内容はセンセーショナルでチープ。曲がりなりにも新聞なのに、人名など間違いもめちゃくちゃ多い。

 

Kronenzeitungは購読者に支持政党の偏りがあるわけではないが、内容からして低学歴低所得者層をターゲットにしている。外国人の犯罪などをセンセーショナルに書き立てる傾向もあるし。そして、今のオーストリアの低学歴低所得者は極右自由党に投票する傾向がある。

 

他に地下鉄駅でもらえる無料新聞にHeuteösterreichの二紙がある。無料だしチープで軽いけど、さらっと目を通しやすい。内容は無料だから酷くても許せるw 個人的にはHeuteの方がレイアウト的に読みやすいと思う。大衆紙には男女どちらのニーズにも合う軽いセクシー写真も。

 

また、ここに挙げなかった地方紙の中には、Kleine Zeitungのようにウィーンでは発行されていないが、結構高読者数の多いものもあります。

 

と、ここまで書いたところで、Wikipediaのオーストリアの新聞のページに、購読者の割合まで書いてあったことに気がついた。 購読者とか企業名とか地方紙とかについて知りたい方はこちらへどうぞ↓

 

Liste österreichischer Zeitungen – Wikipedia

  

 

おまけ。オーストリア国営放送ORFは中立であるべきだが、再選されたトップは左(社会党支持)の人。極右自由党をおちょくったインタビューをしたり、ほんの少しだけ左寄りの報道姿勢らしい。

 

 

まあ、保守の国民党と左な社会党の二大政党制がほとんど崩れた今となっては、上記の新聞購読者数と支持政党がそこまで一致してはいないと思う。けど、もし知り合いになったオーストリア人がどういう考え方をする人か知りたかったら(移民排斥派か、制限派か、受け入れ派か、など)購読している新聞を聞いてみるのも一つの手かもしれません。

 

 

 

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2016-08-15 16:02 | カテゴリ:国際ニュースの報道比較

前回に続いて、「天皇陛下お気持ち表明」のメディア比較のツイートまとめ記事です。

 

 

近くのパン屋カフェで、複数のオーストリアの新聞の「天皇陛下お気持ち表明」記事を読んでみた。

 

まず、カフェにおいてあった四紙にはすべて天皇記事が2-5面に。記事の長

さや見出しは新聞の個性が出てて面白い。ついでに独語圏での「天皇」の呼び名と「お気持ち」の独語訳にも注目してみた。

 

●保守紙Die Presse

 

まずお上品な方から。保守紙Die Presseは天皇皇后両陛下の写真と共に、かなり長い記事。見出しは「カイザーアキヒト退位を求める」。大見出しはKaiser、下の見出しにTenno。

 

presse

Presseの長い記事の前半は昨日のお言葉の引用と、立場や背景の説明。長い後半は後継者の選択肢について。使ってる語彙もなんか高尚。

 

●Kurier紙

 

高所得者に読者が多いKurier紙。こちらもかなり記事は長く、Presseと似て前半は昨日のメッセージの引用と意味すること、後半は後継者の選択肢について。二行目の見出しにTenno。本文中にjapanische Kaiser。

kurier

 

●Kronenzeitung

 

お次は急に下がって(笑)タブロイドに近いが購読者数最多の大衆誌Kronenzeitung。「ラストエンペラーはもうやりたくない」とかいう目立つだけで内容空っぽ(国すら違うw)なアホ丸出しな見出しw 本文も「世界最後のカイザー」とかw それを言うなら「世界最古のカイザー」でしょうが。。

 

krone

 

まあKronenzeitungの記事はいつも恐ろしく間違い多いし、こういうレベルなんです。呼称はJapans Tenno Akihito, Kaiser。der letzte Kaiser(ラストエンペラー)連呼で苦笑w しかしごっちゃにしてる人が多いことも事実。

 

 

●無料新聞Heute

 

さらに落ちてw、無料新聞でもちろんタブロイドレベルのheute。2面ながらメチャ小さくて笑ったw Tenno表記あり。退位の理由はkein Kraft mehr(もう力(元気)がない)って、要約しすぎw

 

heute

 

●オーストリア国営放送ORFのウェブサイト

 

あと紙面じゃないけど、オーストリア国営放送の記事。

Übersicht

 

「前のローマ教皇も退位した」と比較しているのはこの記事だけ。見出しにKaiser、本文にTenno.

 

●独語圏での「天皇」の呼び名

 

ちなみに独語圏では、自国のカイザーと区別するため、日本の天皇はJapanische Kaiserと呼びます。イギリス女王はKoeniginではなくそのままQueenと呼びます。

 

あと、オーストリア人に聞いたところ、ドイツ語でTennoという表現は、普通にみんな知ってると思うよ、とのこと。日本に興味なくても多分知ってる、と言ってた。英国女王をクイーンと呼ぶように、天皇陛下はテンノーでも通じるっぽい。無理してカイザーと呼んで間違った印象を与えるより、テンノーと呼ぶ方が誤解は少ないのかも。

 

これを踏まえてまとめると、四紙全てにTenno表記あり。つまり、昨日の話通り、オーストリア人は一般的にTennoという単語の意味を知ってる。記事内に(japanische) Kaiserもアキヒト表記も必ず出てくる。カイザーアキヒト、テンノーアキヒト表記も呼び捨てもある。

 

内容的には、必ず入っているのが、国民へのメッセージは在位二回目であること、退位理由は「任務遂行のための体力不足」、法改正が必要なこと、象徴としての立場から個人的希望を述べるにとどまったこと。後継者に関して書いてたのはPresseとKurierのみ。

 

●「お気持ち」独語訳

 

次に「お気持ち」という曖昧な日本語の独語訳。どの新聞も表現に苦心している様子。

 

Presseはsich anwenden(希望を伝える)、KurierはWunsch(希望)を使い、「退位の希望と解釈される」と見出しに。PresseのWeb記事はAnzeichen(示唆)と表現。

 

KroneはAnliegen(希望)、heuteとドイツのSpiegelウェブ記事はandeuten(示唆する)。

 

ORFは日本の「お気持ち」を無理やり訳した鍵カッコ付きで「Gefuehl」(気持ちより気分やフィーリングってニュアンス)と表現。

 

 

CNNはwishだったし、「お気持ち」はGefuehl(英訳feeling,emotion)とは全然違うよね。けど、希望と言えない大人の事情があるのだね。ORFはHinweis(示唆)としてたし、「希望を示唆」くらいが妥当か。各紙苦労してるねー。

 

●まとめ

 

当訳で、今回の紙面比較でわかったことは、

 

①「天皇陛下のお気持ち表明」は全ての新聞で取り上げるほどのビッグニュース

②オーストリアの新聞は購読者によって紙面の大きさや言葉の選び方、精度が大きく異る

③オーストリア人はTennoという言葉を知っている

④「お気持ち」という言葉の訳は、各紙非常に苦労していて、ほとんど同じ表現はなかった

 

ということで、朝刊をざっと見るだけで、ものすごい勉強になったし、改めて紙面の特徴を掴むことができて、興味深い体験ができました。

 

もうオーストリア人に質問攻めにされても、準備万端!(笑)

 

 

 

 

応援クリック ありがとうございます!

 

2016-08-12 16:01 | カテゴリ:国際ニュースの報道比較

「天皇陛下のお気持ち表明」がメディアに流された8月9日。ちょうど英語独語日本語のニュースのタイムラインを追っていて、色々と興味深いことに気が付きました。備忘録代わりにつぶやいていたら、RTがものすごかったので、記録としてブログの方にもまとめておきます。

 

私がツイッターでフォローしている英語ニュース(CNN,BBC)と独語ニュース(オーストリアの新聞や国営放送)で、このニュースがどのように扱われたかを、リアルタイムで検証したツイートのまとめです。

 

(相変わらずのツイートまとめなので、字数の関係でですます調でなかったりバラバラですが、そのへんはお気になさらず。。)

 

●各国比較してみた動機

 

ちょっとしたきっかけがあり、一つのニュースをいろんな国のメディアがどう書いているかを比較したら面白いなーと思って、その一つの例で今回「お気持ち」記事を日独墺英米で読んで見たら、色々とその国の事情が垣間見れて面白かった。

 

もう一つの動機は、「現地人からの質問攻め」への対策。日本絡みの英独語記事は目を通しておかないと、後で現地人に聞かれて「それ初めて聞いたよ!」と答えるのは大変恥ずかしいし、がっかりされる。英独記事を読んで質問者の前提知識を確認し、日本語記事で豆知識を蓄える戦法w

 

●BBC記事

 

「天皇陛下お気持ち表明」BBC記事

Japan's Emperor Akihito hints at wish to abdicate - BBC News

 

ほぼ日本のニュースと同時に、声明の引用、背景 歴史についてきれいにまとめてある。声明の英訳読むだけでもなんか泣きそうなくらい、うまく訳してある。英語圏の読者用になぜ譲位ができないか、今後の後継者など基礎知識もまとめてある。

 

このBBC記事、速報より内容が増えて、さらに読み応えがアップ。天皇家家系図とか、写真付きで詳しくてなんか嬉しい。英国人興味あるのかw

 

 

●BBCの「天皇陛下について知っておきたいこと10選」まとめ記事

 

BBC「天皇陛下について知っておきたいこと10選」が面白いw

 

1. 世界最古の世襲君主で、2歳から両親と離され育てられた

2. 伝統破りの結婚はテニスコートロマンス

3. 菊の紋章と長期に渡る神道式即位式

4.国の象徴で神ではない

5.ブッシュ父に2度テニスで勝った(その夜ブッシュは宮沢喜一首相の膝に嘔吐した)

6.二度手術した

7. 女子高生にツイッターに写真を載せられたが気にしなかった

8.2011年の地震後重要な役割を果たした 

9.戦後処理的に日本を先に進めた

10. 魚に名前が付いている

 

●CNN記事

 

CNNの「天皇陛下お気持ち表明」記事

 

BBCとトーンがかなり違うし、アキヒトと呼び捨てで連呼されるのなんかカチンとくるw 内容も、BBCが言葉を選んで、丁寧に背景や今後の動きを説明していたのに、CNNは「これは異例!どうなる日本!」みたいな雰囲気を感じたなー。

 

「アキヒト天皇(ハッシュタグ付w)って誰?」と題した、CNNのまとめ映像。

Who is Japan's Emperor Akihito? - CNN Video

 

前半戦後のことに重点を置いてて、CNNだなあと。BBCは戦争のことに触れてなかったし、そもそも戦後相当経ってから即位したよね?後半はうまくまとまってて、「アキヒト」の読み方が和風で好感度アップw

 

CNNの記事と映像はどちらも無理やり戦争や戦後のことを突っ込んでる気がするのは私だけ?BBCやPresse(墺紙)は「天皇がテレビを通して国民に話す二度目」と書いてるのに、CNNはわざわざ「玉音放送を含めて3回目」と書いてる。CNNの映像も尺の割に戦争映像入れすぎじゃない?

 

アメリカで終戦以来天皇のことがあまり話題に上がってなかったとしたら、天皇といえばまず戦争というイメージなのかも。欧州は皇室が身近だし、結構話題になるから、イメージ違うのかなー。

 

●ドイツの週刊ニュース誌Spiegel

 

独語ソースでは初めて目にした天皇陛下のお気持ち記事。

 

 

Spiegel(独)の記事はTennoと書いてる!初めて見た。。「世界最古の世襲君主」と見出しにも書いているし、かなり詳しい人が言葉を選んで書いた印象。「譲位する」は独語でAbdanken、英語でAbdicate。並べるとほとんど同じ。

 

この時点では、フォローしてるオーストリアの新聞PresseとStandardは天皇記事なし。

 

●オーストリア保守紙Die Presse

 

とうとう来たオーストリアのPresse紙の「天皇陛下のお気持ち表明」記事。中身はBBCとほぼ同じ。日本語ソースではなく英語ソース見て訳したっぽい雰囲気の引用独語訳。APAとあるし、特に特徴のない淡々とした記事。天皇の独語訳は一貫してJapanische Kaiser

 

●海外在住者的日本ニュースの読み方

 

こういう日本のニュースが海外メディアに載ると、海外在住者は現地人から質問攻めに合うので、早めに答えを用意しておくといいですよー。なぜ簡単に譲位できないのか、国民はどう思ってるのか、そういえば女性天皇の話はどうなったのかとか聞かれそう。

 

皇室の話はオーストリア人は好きなので、普段から色々聞かれるけど、呼び捨てNGとか、世界最古の世襲君主って話したら結構感心されるなー。皇室が続いてるって事は、オーストリア人の本心は羨ましいんだろうなー。皇帝がいたら大統領選三回もしなくていいんだしw

 

(次回は、翌日のオーストリアの長官に載っていた、「天皇陛下のお気持ち」記事比較と「天皇」「お気持ち」の独語訳についてです)

 

 

 

応援クリック ありがとうございます!