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2016-07-03 16:13 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

それでは、ウィーン新作「シカネーダー」キャスト発表記者会見の時に、作詞作曲家Stephen Schartz氏本人によって披露された、「シカネーダー」のあらすじと英語曲のサワリを書き起こしました。ストーリー解説と弾き語りをそのまま文章でお楽しみください。

 

※実際のウィーン公演はドイツ語で上演されますが、弾き語りは英語になっています。

 

(「シカネーダー」関連記事は シカネーダーカテゴリからどうぞ。)

 

●作詞作曲家のStephen Schartz氏自らが解説する「シカネーダー」あらすじと弾き語り5曲

 

最初にシカネーダーとエレオノレが出会う歌が披露されました。これは、最初に書いた曲でもあったとのことです。

 

WHEN YOU ARE YOUNG AND BEAUTIFUL

 

When you are young and beautiful, it's easy to forget,
You won't be young and beautiful forever

the years will take their toll, you will turn into troll,

so do not let your chances pass you by
()

 

We are only young once,

We are only young once,
take pleasure if you see
you got to carpe dieum

 

The truth to confront
we are only young once,
it is a very short dream.
When you are young and beautiful

 

自信満々に、シカネーダーがエレオノレを口説く歌。口説くと言っても付き合うというより、一緒になんかやろうぜ、と言う感じらしいです。

 

2438

シカネーダーとエレオノレの初対面、こんな風に口説いてたんでしょうか。。

 

二人はカップルになってすぐに結婚します。しかしシカネーダーは浮気性。それを悲しむエレオノアの歌。

 

LOOK THE OTHER WAY

 

He smiles at some new pretty miss,
And tells you there is knott in this

Off with some actress in her prime,

he swares he just lost his track of time,

 

and slowly surely day to day,
you learn to look the other way

 

悲しそうな曲。浮気する夫に少しずつあきらめていく妻の心情がしみじみとした歌詞になっています。

 

schikaneder-vbw02-c-rafaela-proell

浮気がバレてしょんぼりなシカネーダー、こんな感じでしょうか。。

 

 

そこへハンサムな若い男Johan Fridlが現れ、エレオノアが傷ついているのを見て、一緒になろうとい言う歌。

 

WOMAN LIKE YOU

 

A women like you should be treated with royalty,

should be placeed on a thrown

should be showerd with rose petals

and thats what I'd do if you were my own


シカネーダーがバレリーナのマリアアナと付き合い、エレオノアはJohanと付き合う。エレオノアはウィーンに行き、自分の劇団を作り、自らアウフ・デア・ヴィーデン劇場のトップになる。

 

 

シカネーダーは、妻が出て行っても別に構わないという様子を見せて、次の歌を歌います。

 

PLENTY OF FISH IN THE SEA

 

There is plenty of fish in the sea,
Pleny of women to go out willing,
Plenty of chances for light romance, promiss of ()

 

Plenty of fish in the sea,

Plenty of nights that can be thrilling,

so let her go

why treated so over-emotionally
Oh when there is plenty of fish in the sea

 

曲の調子は何となく酔っ払ってヤケクソって感じ。女性の共感は得られなさそうな人ですねw

 

 

別れたらトラブルが沢山。どちらのカップルも問題を抱える。

一緒になって、劇場を救わなくてはならない状況になるが、二人は徹底的にビジネス上の付き合いにとどめる事にする。

 

STRICTLY BUSINESS

 

This is strictly business keeping it purely professional

()

()

Let's keep it strictly business

 

CiVvr4FUgAEoHe6

ビジネス上の付き合いから、どんなふうに仲直りするのかが見せ場のようです。

 

「この後段々仲良くなり、魔笛に続きますが、この部分は秘密。全て史実で面白いお話です。」と言うことで、このあらすじ紹介&弾き語りは締めくくられています。

 

 

と言うわけで、主役二人のデュエットと同じくらいかそれ以上に予習に必須のこの書き起こし!二人が魔笛に向かってどんな風に歩み寄っていくのか、とっても気になります。

 

(次は、色んなシカネーダー比較ですー。)

 

 


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2016-07-01 16:13 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

5月10日に行われた、ウィーンミュージカル新作「シカネーダー」のキャスト発表記者会見の前半では、作曲家のStephen Schwartz氏のインタビューと、弾き語り5曲を含むあらすじ紹介がありました。

 

2517

公式サイトより。Schwartz氏は左から三番目。

 

Schwartz氏はウィキッドの作曲家で、オスカー3回、グラミー3回、ゴールデングローブ賞受賞。ミュージカルファンならお馴染みの作曲家&作詞家ですね。

 

以前の記事でご紹介した新曲デュエット一曲だけではあまり予習になりませんし、ストーリーと歌がどのように進むのかは、作曲家と脚本家本人たちにご紹介いただくのが一番ですので、この部分を切り出して要約してみました。

 

(「シカネーダー」関連記事は シカネーダーカテゴリからどうぞ。)

 

●Schwartz氏インタビューの要約

 

まずは、脚本を担当したStruppeck氏が、

 

二人は若く結婚して、愛し合い、けんかし、別れ、再び一緒になった。この仲直りがなければ魔笛はなかった。

 

とストーリーを簡単に説明します。一言でまとめるとこんな感じですね。

 

続いて、Stephen Schwartz氏の短いインタビュー

 

・(ウィーンはいかがですか、と言う質問に対し)ウィーンの街は美しい。ワークショップで何度か来た。ウィーンで絵画を購入してアメリカで飾っている。

 

新しいミュージカルを書くときに重要なのはストーリー。登場人物が面白いか。

 

・この作品に関しては、一年間ストーリーについて話合ってハッピーエンドを模索した。それからStruppeck氏に何シーンか脚本を書いてもらい、登場人物、ショーの特徴を読み取った。

 

・チームが十分に話し合わなかったら、ショーは失敗する。同じヴィジョンを共有しているつもりでも違ったり。リハの時点で話し合いが足りなかったことがわかったりしたらまずい。このショーでは沢山話し合ったから大丈夫。

 

・曲を書く順は、最初から書くわけではなく、イメージがクリアなシーンから書く。この作品は珍しく、ストーリーの最初から書いた。

・最初に書いた歌は、主役の二人が初めて会う歌。

 

2438

シカネーダーとエレオノレの初対面、こんな感じで口説いてたんでしょうか。。

 

 

この記者会見映像は、http://livestream.musicalvienna.at/で見ることができますが(たぶんそのうち消されます)、全体の1時間強の映像の中で、インタビューが5分ごろから、あらすじ解説が15分ごろからです。

 

●ストーリーと曲目の紹介

 

ここから、Schwartz氏がグランドピアノへ移動して、ストーリー解説と弾き語りが始まります。ライブストリーム映像15分から7分間ほど。

 

この作曲家本人によるストーリー解説と弾き語りセッションは、ストーリーの予習にピッタリです。実際の舞台はクンツェ氏翻訳のドイツ語ですが、この場ではSchwartz氏本人が英語で歌います。

 

聞き取りやすかったのと、予習に必要かなーと思って気が付いたら、歌詞書き起こしてました。。早口だったりして不明の部分は()のままですが、こんな感じです。

 

曲名もご丁寧にStruppeck氏が付け足してくれてますので、ストーリー解説と弾き語りをそのまま文章でお楽しみください。

 

 

(あらすじと弾き語りをこの続きに書こうと思ったのですが、長くなったので次の記事にまとめます。)

 

 

 

 


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2016-06-29 16:57 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

5月10日に行われた「シカネーダー」のキャスト発表記者会見では、この作品のためにStephen Schwartzが作曲した、シカネーダーと妻エレオノアのデュエットが披露されました。

 

 

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記者会見会場で新曲を披露したマーク・ザイベルトとMilica Jovanovic。

 

タイトルはTräum groß「大きく夢見る」です。シカネーダーと妻のエレオノアが、「大きく夢を見てでっかいことをやり遂げようぜ!」という、強気な歌です。

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

聴いたらすぐわかりますが、ウィンナーワルツです。アメリカ人の作曲家のStephen Schwartzが新曲披露でウィンナーワルツのデュエットを持ってきたということに気合を感じますねー。

 

こちらが、後日公開された、Träum großのPV風のトレイラー。二人のスタジオでの歌唱風景、オーケストラ、スタッフとの打ち合わせ風景などを取り混ぜた素敵な映像ですので、必見です!

 

 

私が特に気に入ったのは、Milicaの視点からマークを見上げる映像が多用されていること。ちょうどマークのあごひげの辺りがよく見える角度なんですが、なんだかマークのとなりでデュエットしている気分が味わえる気分が味わえる映像になっています(笑)

 

曲調はベターなウィンナーワルツw作曲家のSchwartz氏、狙ってるとしか思えないよねw。かと思うと、現代的な軽いワルツの中に、モーツァルト時代のようなテイストが見え隠れしてて、あ、歴史的な話だった、と引き戻される感じ。

 

あと、最初に紹介した舞台上での歌唱映像、同じ曲ですが、顔のアップの映像もありました。マークファンの方はこちらもどうぞ♪

 

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

次回はこの新曲デュエットのサビ部分を聞き取ってみます。

 


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2016-06-26 16:50 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

さて、ウィーンミュージカル「シカネーダー」開幕は9月末と迫ってきていますが、そろそろストーリーを予習しておいた方がよさそうですね。要約しておきます。

 

(シカネーダー関連記事は シカネーダーカテゴリからどうぞ。)

 

●あらすじ(中盤のネタバレを含みます。ラストはネタバレしませんが、常識の範囲内の情報はあります)

 

若くて広く才能あふれる役者で歌手で詩人で演出家で劇場支配人のエマヌエル・シカネーダーは、舞台上でもカリスマと魅力を発揮し、女性にも大人気。しかし、彼の心は妻エレオノレのもの。

 

シカネーダーは舞台上だけでなく数々の仕事でのし上がっていく。劇団の仲間とアウグスブルクとウィーンの間を行き来し、喝さいを浴びる。シカネーダーは、自分の舞台人としての夢をかなえるために、演出家も兼ねるようになる。

 

ここで夫婦のの仲に暗雲が指す。浮気性のシカネーダーを見限ったエレオノレは、劇団員ヨハン・フリードルと共にウィーンに向かい「アウフ・デア・ヴィーデン劇場(注:アン・デア・ヴィーデン劇場の前身の劇場で、3筋程離れた場所にあった)」の支配人の座に着く。

 

しかし、この試みは失敗に終わる。エレオノレは劇場をまだ夫であるシカネーダーに返し、共に劇場の成功への道を探ることにした。

 

二人の愛は試される。エレオノアが夫の信頼を勝ち取って二人で協力しなければ、過去の舞台上の栄光は勝ち取れないのだ。許しと信頼のバランスゲームが始まった・・・

 

 

公式のあらすじ紹介はここで終わっています。おそらくこの先で、魔笛上演があって、大成功!ちゃんちゃん!って感じになるんだと思います。

 

あらすじは公式サイトやプレス資料(https://www.vbw.at/media/file/88_Pressemappe_Schikaneder_EV.pdf)から要約。

 

●キャストインタビュー

 

それでは、実際の記者会見の場面で、キャストにインタビューしつつシカネーダーとエレオノレの性格や位置付けを説明した映像もご紹介します。

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

エレオノレのMilicaニコニコでとても素敵な感じ。エレオノレは女優志望→舞台監督になったキャリアウーマンで現代的な女性

 

シカネーダー役のマーク・ザイベルトはコンサート、クロック、記者会見と行ったり来たり。「この役を演じることは光栄に思います。 」とのこと。

 

シカネーダーの人物像は、ヴィジョンを持った人で、劇場だけでなく、広い視野で制限なくなんでもやりたいタイプ。私生活は女性が沢山で問題もいっぱい。自信満々で魅力的ではあるがクセもある人物。

 

 

と言うわけで、シカネーダーとエレオノレの性格や関係性、だんだんわかってきましたでしょうか?次回はもっと細かく、登場人物を脇役に至るまで詳しく解説していきます。

 

(おまけ)

 

シカネーダー、公式の記者会見映像。

VBW: Schikaneder-Cast im Raimund Theater - Wien Holding TV

(Schwartz氏がピアノで弾いている映像もあります)

 


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2016-06-24 16:50 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

ウィーンミュージカル新作「シカネーダー」のPV風トレイラーが公開されましたので、サビの部分を聞き取ってみました。

 

(シカネーダー関連記事は シカネーダーカテゴリからどうぞ。)

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

歌の趣旨は、マーク・ザイベルト扮するシカネーダーが、妻は素晴らしいと褒めつつ、自分も偉いぞ、夢は大きく持とう、と歌い、二番から妻のエレオノアも加わって、二人で夢は大きく、でっかいことを成し遂げよう!と言う勢いのいい歌です。

 

CiVvr4FUgAEoHe6

 

サビは1回目はシカネーダーのソロ、2,3回目はデュエットとなりますが、毎回歌詞が違うので、三回分訳しておきます。ちょっと自信のない部分や間違ってる部分あるかもです。。まあ、趣旨がわかればとりあえずOKってことで。。

 

1回目(マークソロ)

 

Dann träum groß, dann träum Kühl (?)
Und vielleicht etwa was wir unmöglich schien,
denk ganz neu, denk grandios,
macht dich von der Fressen der Wirklichkeit los,
und träum groß

 

訳:

大きく夢を見よう。クールに夢を見よう。

不可能に見えることも

新しく考えよう。壮大に考えよう。

現実の縛りから解き放されて

大きく夢を見よう。

 

二番の真ん中あたりからエレオノアが掛け合いに加わるようになり、二回目のサビは二人で。

 

Ich träum groß (ich träum groß)
so wie ich (und wie ich)
und Nein ist kein Antwort für mich
Wir sind stark, wir sind frei
Nicht zu niemand hält uns zurück
Träumen groß

 

訳:

僕は大きく夢見る(私も大きく夢見る)

僕みたいに(私みたいに)

僕(私)の答えはナインじゃない。

僕らは強い。僕らは自由だ

誰も僕らを止めることはできない。

大きく夢見よう。

 

三番の最後の方はだんだん盛り上がっていくので、1,2番から少し変則的になります。

 

Ich träum groß, ich will mehr
Was gibt es nicht weiß man erst Hinterher
Wir sind hoch(?), nie zurück
Haben wir mal Pech, wir glauben als Glück

 

Lass Sie sagen ich wäre total Rücksichtslos
Was die anderen sagen, lachen wir bloß

 

Und wenn wir verlieren, verlieren wir grandios
Wenn wir zwei träumen groß

 

訳:

大きく夢を見る。もっと欲しいものもある。

足りないものの事なんて後で考えたらいい。

高みに上がり、後戻りしない。

不運なことがあっても、幸運だと思おう。

 

僕は向こう見ずだと言いたいやつは言わせておけばいい

他の人が言うことなんて笑い飛ばせばいい。

 

僕らが敗北する時は、壮大に負けてやろうじゃないか

僕ら2人が大きく夢見るのならば。

 

 

(ひとこと)

 

まず歌詞にStarkとかFreiが出てくるのが、まさにクンツェ氏でニヤリとしてしまいます。あと「現実の縛りから解き放つ」とか、言いたいやつには言わせておけばいいとか、答えはナインじゃないとか、結構クンツェ氏らしい歌詞が出てきますねー。

 

Schwartz氏の英語版を聞く機会は今のところなかったんですが、彼の英語詞も時々ひねりがあって面白いので、ぜひこの歌、英語でも聞いてみたいです。

 

(ちょこっとネタバレ注意)

 

2437_thumb1

 

あとはこの歌が、全体のどの部分で出て来るかですねー。二人は結婚して、別れて、またくっつくんですが、多分結婚したての希望にあふれた時に一回歌って、またくっついた後のラストでリプライズでじゃじゃーんとハッピーエンド的に歌うのかなー。

 

(次回は、あらすじ紹介です。)

 


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2016-06-22 16:26 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

さてお待ちかねです。ウィーンミュージカル新作「シカネーダー」は、マーク・ザイベルト主演、ミリツァ・ヨヴァノヴィッチがその妻役で9月30日にウィーンで初日を迎えます。

 

前回の記事(→シカネーダー Schikanederカテゴリ)でこの二人のビジュアルをご紹介しましたが、なんとトレイラーまでできています!これがまた突貫工事で作ったとは思えない素敵さ!!

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

ドイツ語の文字が出てくるので、訳しておきます。

 

ウィーン1791
傑作が生まれた

天才の男(←シカネーダー)
素晴らしい女性(←妻の事)


劇場の魔法に魅せられ

気高く深い


嵐のようでいて情熱的な
結婚


不滅の愛

 

 

キーワードだけ並べるとなんだかよくわかりませんが、まあ、色々あったけどやっぱり好きなのは奥さんだけ、って話なんでしょうねー(笑)

 

 

ちなみに、このトレイラーは、キャスト発表記者会見があった日の午前中に撮影されたわけですが、その時の撮影風景の映像が1週間だけネットに上がっていました。もう消されてしまってありませんが、その映像の内容で気になったことがあるので、ご紹介します。

 

==見た直後のツイート==

 

映像の後半で、実物のシカネーダーの肖像画とマークの顔が重なるところがあって、「これって美化じゃ?」ってツッコまれて爆笑してるマークが面白すぎるw「僕もこの肖像画を見て、女たらしと聞いたので、何か女性をメロメロにする特殊な魅力があったんじゃ?って思った」ってw

 

「僕に役が回ってきたってことは、これは『我々のバージョン』のシカネーダーだね」ってw実物がブサイクで自分がハンサムってこと認めてるけど、カラッと笑い飛ばせるくらいこの二人は月とスッポンw

 

====

 

と言うわけで、私もそう思ってましたが、実物のシカネーダーの肖像画とマークがあまりにも似ても似つかないのでびっくりなんです。その辺りの比較も今度記事にしてみますねー。

 

 


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2016-06-17 16:26 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

前回の記事では、ウィーン劇場協会新作「シカネーダー」の記者会見で発表されたキャストをご紹介しました。今回は、クリエイティブスタッフとセカンドキャストを解説しますね。

 

(前記事を含む「シカネーダー」関連記事は シカネーダー Schikanederカテゴリからどうぞ。)

 

Schikaneder Old Logo_thumb[3]

 

 

 

●スタッフ紹介

 

この作品のクリエイティブティーム(製作スタッフ)をご紹介します。

 

Kreativteam

    Musik und Liedtexte        Stephen Schwartz
    Buch        Christian Struppeck
    Deutsche Fassung        Michael Kunze
    Regie        Trevor Nunn
    Choreografie        Anthony van Laast
    Bühne und Kostüme        Anthony Ward
    Licht        Paul Pyant
    Sound        Gareth Owen

 

2517_thumb[4]

 

作曲家のシュワーツ氏は左から三人目。

 

・作曲&作詞:スティーブン・シュワーツ

 

アメリカ人。ウィキッドの作曲家。Godspell、ピピン、The Bakers Wife等の代表作品も。アカデミー賞散開、グラミー賞4回受賞。

 

・脚本:クリスティアン・シュトルッペック

 

現ウィーン劇場協会ミュージカル部門総監督。脚本家としては、「ニューヨークに行きたい!!」「貴婦人の訪問」に続いてのVBW作品。

 

・独語訳:ミヒャエル・クンツェ

 

ウィーンミュージカルでは言わずと知れた、エリザベート、モーツァルト!、レベッカの作詞、脚本家。そのほかにもオペラ座の怪人、エビータ等数々のALW作品を訳してきた。ミュージカルに限らず数々のドイツ語圏歌謡曲(ウド・ユルゲンスなど)の作曲を手掛ける。

 

・演出:トレヴァー・ナン

 

イギリス人。ロンドンミュージカル界では知らない人のいない超有名演出家。キャッツ、スターライトエクスプレス、レミゼラブル、チェス、アスペクツ・オブ・ラブ、サンセット大通りなどの演出を手掛けた大御所中の大御所。

 

・振り付け:Anthony van Laast

 

イギリス人。マンマミーア、ヨセフと不思議なドリームコート、JCS、ヘアーなどの振り付けを担当。ドイツ語圏では、三銃士等の演出も。映画版マンマミーア、ヨセフ、JCSのフィル付けも。

 

・舞台美術、衣装:Anthony Ward

 

イギリス人。イギリスで主に活躍する舞台デザイナー。ミュージカル(マイ・フェア・レディ、チキチキバンバン、スウィーニー・トッドなどを手掛ける。

 

・照明:Paul Pyant

 

イギリス人。主にヨーロッパのオペラ作品を手掛ける。

 

・音響:Gareth Owen

 

世界的に活躍する音響デザイナー。最近では北米版ノートルダムの鐘、BW版春のめざめ、リトルマーメイド、シスターアクト、美女と野獣、等々。

 

(ひとこと)

 

スティーブン・シュワーツにトレバー・ナンとか凄過ぎませんか!といまだに信じられない感じなんですが、こうやって全部見てみると、トレバー・ナンがイギリスから舞台美術、衣装、照明、振り付けとビジュアル面のチームを率いて、スティーブン・シュワーツがアメリカから音響の人を連れてきて、英米墺の共同作品と言った感じか。

 

スタッフにドイツ語話す人が脚本家のStruppeck氏と翻訳者のクンツェ氏しかいないというのが、めちゃくちゃ違和感あるけど。。

 

そして、こんなに英米のスタッフ巻き込むなら、やはりBWやWE進出本気で考えてる?けど、シカネーダーって人物がマイナーだからな。。別の題材だったらもうちょっと話題性あったかもなのに。。

 

●セカンドキャストを含む全キャスト

 

何と、ワクワクのセカンドキャスト情報も上がってました!!!と言うわけで、気になる所だけご紹介。

 

    Emanuel Schikaneder        Mark Seibert,
(Ricardo Baudisch Frenzel)
(Oliver Floris)

    Eleonore Schikaneder        Milica Jovanovic,
(Marle Martens)←ドイツツアー版エリザベートでシシィやってました。ルキーニ役のクロシュの彼女。
(Franziska Schuster)←モーツァルト!のコンスタンツェで、本作ではBarbara Gerlの本役もやってます。

    Johann Friedl        Florian Peters,
(Andreas Bongard)
(Tobias Joch)

    Anna Maria Miller        Katie Hall,
(Lillian Maandag)
(Andreja Zidaric)

    Josef von Bauernfeld        Hardy Rudolz,
(Fernand Delosch)←お馴染みサルキーニ!再演版ルキーニセカンドからレベッカなどずーーーっとアンサンブルにいる。
(Ulrich Talle)

    Franz Moser        Hardy Rudolz,
(Jon Geoffrey Goldsworthy)
(Ulrich Talle)

    Karl Marinelli        Reinwald Kranner,
(Fernand Delosch)
(Stefan Poslovski)

    Barbara Gerl        Franziska Schuster,
(Karoline Gable)
(Jana Stelley)

    Benedikt Schack        Armin Kahl,
(Andreas Bongard)
(Stefan Poslovski)

    Josepha Hofer        Katja Reichert,
(Daniela Braun)
(Jil Clesse)

 

    Ensemble       

Ricardo Baudisch Frenzel
Oliver Floris
Marle Martens
Tobias Joch
Andreas Bongard
Lillian Maandag
Andreja Zidaric
Ulrich Talle
Fernand Delosch
Jon Geoffrey Goldsworthy
Jana Stelley
Karoline Gable
Daniela Braun
Jil Clesse
Stefan Poslovski
Peter Kratochvil
Jill Tessa Brockhoff

    Swings       

Shari Lynn Stewen
Rebecca Soumagné
Livia Wrede
Shane Dickson
Ronnie Veró Wagner
Stef van Gelder

 

musicalzentrale - Schikaneder - Raimund Theater Wien

 

(次回はお待ちかね!キャストのビジュアル紹介です。)

 


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2016-06-15 16:26 | カテゴリ:シカネーダー Schikaneder

ライムント劇場にて、新作ウィーンミュージカル「シカネーダー」のキャスト発表記者会見が5月10日にありました。

 

かなり前から、主役でタイトルロールのシカネーダー役はマーク・ザイベルトに決定していましたが、この記者会見の場でそれ以外の全キャストが発表され、主役カップルのラブソングが披露されました。

 

1001_thumb1

かなり前にマークのシカネーダー役だけ発表された時に使われた写真。魔笛初演の上演案内の紙を指さしています。マークの顔の横にあるのは、本物のシカネーダーの肖像画。

 

それでは、主要キャストのご紹介から。まとめるとこんな感じです。

 

Emanuel Schikaneder – Mark Seibert
Eleonore Schikaneder – Milica Jovanović
Johann Friedl – Florian Peters
Maria Anna Miller – Katie Hall
Franz Moser/Josef von Bauernfeld – Hardy Rudolz
Karl Marinelli – Reinwald Kranner
Barbara Gerl – Franziska Schuster
Benedikt Schack – Armin Kahl
Josepha Hofer – Katja Reichert

 

Ensemble
Andreas Bongard, Daniela Braun, Jil Clesse, Fernand Delosch, Shane Dickson, Oliver Floris, Ricardo Frenzel Baudisch, Karoline Gable, Jon Goldsworthy, Tessa Jill, Tobias Joch, Peter Kratochvil, Lillian Maandag, Marle Martens, Stefan Poslovski, Rebecca Soumagné, Jana Stelley, Shari Lynn Stewen, Ulrich Talle, Stef Van Gelder, Ronnie Veró Wagner, Livia Wrede, Andreja Zidaric

 

2517_thumb[2]

左から、Florian Peters, Milica, 作曲家Stephen Schwartz、マーク・ザイベルト、Katie Hall、Reinwald Kranner。ソースはVBW公式サイト。

 

Pressekonferenz SCHIKANEDER

 

●キャストと役柄ひとこと紹介

 

完全新作な上、ウィーン以外、モーツァルトファン以外には無名の「シカネーダー」と言う人物。役柄の設定も合わせてご紹介しますね。(詳しい設定は次回以降の記事をお楽しみに!)

 

・エマヌエル・シカネーダー:Mark Seibert マーク・ザイベルト

 

本作の主人公。モーツァルトの「魔笛」のプロデューサーでパパゲーノ役を演じた歴史上の人物。役者、歌手、詩人、演出家、劇場支配人。魅力的だが気まぐれで女好き。

 

演じるマーク・ザイベルトは、来日でもおなじみのウィーンミュージカルの顔。ロミオ&ジュリエットのティボルト役、ウィーン再々演エリザベートのトート役、再演モーツァルトのコロレド役などを歴任し、今やドイツ語圏ミュージカルに欠かせない役者となっています。

 

・エレオノア・シカネーダー:Milica Jovanovic ミリツァ・ヨヴァノヴィッチ

 

エマヌエル・シカネーダーの妻で本作のヒロイン。歌手、女優、プロデューサーで、気まぐれな夫エマヌエルをうまく操る魅力的な女性。

 

演じるMilica Jovanovicは、ウイーンのラブ・ネバー・ダイズコンサートのクリスティーヌ役で注目を集め、その後ザルツブルク版サウンド・オブ・ミュージックのマリア役、ウィーン版メアリーポピンズのバンクス夫人役を務め、今回満を持しての大役。優しそうで知的なルックスと、透明感のある安定した歌声が魅力。

 

・ヨハン・フリードル:Florian Peters

 

金持ちの実家を抜け出したシカネーダーの劇団員。

 

Florian Petersはモーツァルト!のヴォルフガング役のセカンドを演じていたが、その前はほぼ無名なので、新人枠?

 

・マリア・アナ・ミラー:Katie Hall

天然な劇団の女優で、シカネーダーの愛人

 

Katie Hallはイギリスでは結構有名らしく、WSSのマリア、オペラ座の歌人のクリスティーヌ、レミゼラブルのコゼットなど。レミゼラブル25周年コンサートではコゼット役を演じ、映画「レミゼラブル」でもTurningの曲で女性アンサンブルとして参加している。ウィーンデビュー。

 

・フランツ・モーザー/ヨーゼフ・フォン・バウアーンフェルト:Hardy Rudolz

 

一人二役。フランツ・モーザーはシカネーダーの師匠。バウアーンフェルトは金持ちの魔笛の出資者。

 

Hardy Rudolzはベルリン、ミュンヘン、ハンブルクで主に活躍する役者で、ウィーンでの出演は20年ぶり。ドイツでは有名らしく、レミゼラブルのジャヴェールやバルジャン、ラカージュのジョルジュ、キャッツのガスなどの数々の大役を大きな劇場で演じてきている。また、セサミストリートなどの声優としての出演作も。

 

・カール・マリネッリ:Reinwald Kranner

 

イタリア人劇場支配人でシカネーダーのライバル。

 

Reinwald Krannerはウィーンミュージカルファンにはおなじみですね。メアリーポピンズのバンクス氏を演じ、プロデューサーズでもアンサンブルにいました。初演エリザベートのフランツ・ヨーゼフ役のセカンドでもあったとのことです。ダンス・オブ・ヴァンパイヤの初代、再演版教授訳Gernot Kranner氏は兄弟。


・バーバラ・ゲァル:Franziska Schuster

 

エレオノアの親友役。

 

Franziska Schusterは再演版モーツァルト!でコンスタンツェ役に抜擢された実力派新人。モーツァルト!の前の出演作はマンマミーアのソフィのセカンドやシスターアクトのメアリーロバートのセカンド。彼女はエレオノアのセカンドキャストなので期待度も高い。

 

・ベネディクト・シャンク:Armin Kahl

 

シカネーダーの親友役。

 

Armin Kahlはドイツ語圏で人気急上昇中の中堅役者。ウィーンではキューティー・ブロンドのパパ役、ラブ・ネバー・ダイズの道化役など脇役が多いが、貴婦人の訪問のアルフレート・イル役、メアリーポピンズのバンクス氏などの主要な役のセカンドも務めている。

 

・ジョゼファ・ホーファー:Katja Reichert

 

シカネーダーの劇団のスター女優で歌手。

 

Katja Reichertはウィーン近郊(バーデン、グラーツ、ミュンヘン、クラーゲンフルト)で主にオペレッタで活躍する歌手。ウィーンでの出演はフォルクスオーパーのオペレッタ作品が主で、VBW系ミュージカルは初出演。

 

(参考記事)

記者会見時のプレス向け文書。

https://www.vbw.at/media/file/88_Pressemappe_Schikaneder_EV.pdf

 

Pressekonferenz SCHIKANEDER

"Schikaneder"-Musical: "Das weltweite Interesse ist riesig"

 

(ひとこと)

 

ウィーン劇場協会12本目の新作。主要キャストは、ウィーンお馴染みの人は少な目(マーク、ミリツァ、Reinwaldさん、Franziska、Armin Kahlあたり?)な印象。何となく見慣れない人、VBWデビューの人が多くて、ちょっと役のイメージが掴みにくいかなー。

 

何故ドイツ語を話せない(と思われる)イギリス人のKatie Hallを主要な役に持ってきたのかちょっと不明。それもおバカな天然ちゃんの役なので、ユーモアとか呼吸のテンポとか、慣れてない言語で大丈夫かな?

 

しかし、主役二人はとてもお似合いで、安心して見れそう。マークがコミカルで懐の深い役どころをどう演じるかが勝敗を分けるな。いつも気難しくて人間離れした怖い役が多いので、これ系の人間味ある役は初めてっぽい気がする。ミリツァの演技力は全然心配してないから、後はマーク次第!

 

あととても重要なのが、モーツァルト役がいないってこと!魔笛が思いっきり登場するのに、モーツァルト役いなくて大丈夫なのか?そこはセカンド経験者Florian Peters辺りに後ろ姿だけでもやってもらったら?(笑)

 

けど、このメンバーで最終的に魔笛を上演することになりそうなので、だれがどの役をするのか想像するのも楽しい。(ってキャスト詳細説明の記事でネタバレしますが)

 

まあ、シカネーダーの事は魔笛とアン・デア・ウィーン劇場絡みの話でしかよく知らないので(まさにあの辺りに昔住んでたんだが)、この話の予習で少し勉強してみようかなー。

 

あ、すっかり書き忘れていましたが、この作品初日は9月30日ライムント劇場です。

 

(次回はスタッフとセカンドキャスト紹介です)

 


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