2015-09-21 06:39 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

欧州難民流入問題についてのつぶやきまとめがしばらく続きます。

 

難民問題は欧州難民流入問題・移民政策カテゴリにまとめています。

 

・個人でできることは?

 

難民関連の国際機関をざっと見てきたけど、個人レベルで何ができるか?もちろんオーストリアにいたら選択肢は多い。もう駅の物資は足りてるけど、赤十字でもカリタスでも、ネットバンキングで寄付してしまえば完了!チャリティコンサートに行ってもいいし、難民通訳などのボランティアをしてもいい。

 

今回の難民流入に関して、ドイツはとばっちりの自然災害の被害者みたいなものなので、個人的には、気の毒なドイツの国家に寄付金をあげたいくらいの気分。国に寄付金って無理だよね。。けどホント難民受けて入れてない国は(特にシリア隣国)、少なくともドイツにお金くらい渡すべきだと思うんだけどね

 

ドイツはギリシャもあんなに助けてたのに、また今度も、自分は悪くないのに、他人のためにすごい犠牲払ってる。今ドイツがキレたら世界終わるよ。

 

・寄付先もよく選ぼう

 

さて、ドイツに寄付できないからどこに寄付するか。日本にいたら、さっき挙げた国連専門機関の日本寄付金集めNPOに寄付するくらいしか方法がない気がする。国連UNHCR協会や日本ユニセフ協会みたいなやつね。ただこれらの協会に寄付するときにいくつか注意点(震災の時にも結構言われたよね)。

 

注意点1。この手の国連寄付金集めNPOは、国連と冠しているけど組織としては別で、先進国に窓口を持って、本体国連機関のための募金広報活動を行う非営利団体。寄付金から人件費や広報費が引かれ、残りがユニセフなど国連専門機関本体に行き、任意拠出金と合わせて各プロジェクトの予算となります。

 

つまり、寄付した内の幾らかは、駅とかで「UNHCRにご協力お願いします!」とかやってる人たちの人件費になるわけで、全額国連に渡るわけではありません。それはまあ、広報と募金集めが目的の非営利団体なんだから当たり前。25%は広報人件費と、本体機関との間で取り決められています。

 

日本ユニセフ協会は80%強を、日本UNHCR協会は75%ぴったりを、本体に送っています。ちなみにそれぞれの年間募金額は、日本ユニセフ協会が130億円くらい、日本UNHCR協会は80億円くらいとかなり差がある。本体機関の予算としてはほぼ同じ600億円なのに、知名度の差かな。

 

注意点2。これらの日本窓口に寄付した場合、国やプロジェクトを指定することができない。寄付したお金は全てまとめて本体機関に送られるので、基本的には「ドイツにおけるシリア難民の援助に使ってください」と言っても、実現はしない。(そもそも圧倒的に途上国で使われる)

 

なので、シリア難民を救うためにアップアップで頑張っているUNHCRに、今回1万円を日本UNHCR協会に寄付しても、7千5百円がUNHCR本体に送られ、そこから大きな予算プールに入れられてしまい、結局自分のお金はどこに役に立ったのかピンと来ない事になる。

 

それでもUNHCRやユニセフの活動に賛同して、プロジェクトを選ばずに寄付するなら、もちろん寄付は素晴らしいことです。偽善とか、額が少ないとかごちゃごちゃ考えず、お金があって活動内容に賛同したら、スパッと寄付するのがかっこいいと思う。税金控除も受けられるし(笑)。

 

・赤十字のへ寄付方法

 

今挙げた先進国向け寄付金集めNPOを持っている国連専門機関とは異なり、赤十字はもうちょっとプラグマティック。震災の時にもまずは赤十字社!って言われてたけど、今回調べてもそう思った。赤十字社は、寄付の時点で人件費や運営費に回すか、地域やプロジェクトを指定して寄付するかを選べます。

 

国内の義援金だったら寄付したものは全て現地に送られるし、海外でもその地域の赤十字社による救援活動に使われます。現時点では「中東人道危機救援金」という名前で、シリア難民も含めた救援活動を支援できます。今年の4月にスタートして、4ヶ月で1200万円ほどが集まっているようです。

 

ちなみにオーストリア赤十字社では、もっと選べる海外の救援活動の種類が多く、南スーダンやエボラ、ウクライナなどの様々な寄付目的が挙げられ、1ユーロから寄付できるようになっています。日本のサイトより、お買い物気分で気軽に寄付先を選んで、1分もあれば寄付が完了してしまう感じ。

 

ちょっとオーストリアと日本の赤十字社の寄付のシステムを見比べてみたんですが、オーストリアのはホーム画面から「寄付する」→「Xユーロオンライン寄付」→クレジットカードナンバー入力画面で、三クリックで寄付できてしまいます。寄付を考えなおしてる時間はありませんw

 

日本の赤十字社は、寄付する→インターネットで寄付→中東人道危機救援金に寄付→ログインして寄付→金額と支払方法の選択→クレジットカード番号の入力と、たらい回し。おまけに最低金額もオーストリアは1ユーロ、日本は2000円。もっと一瞬で手軽に寄付できるようになったらいいのになー。

 

というわけで、なんだか話が色んな方に飛んだけど、難民を援助する国連機関とお金の関係、そのお金の出処(国家、個人)と使われ方のお話でした。一応開発畑の人ではありますが、難民や緊急援助はそれほど専門ではないので、間違ってるところがあったらすみません。。

 

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2015-09-19 21:39 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<難民問題に対して国際社会、個人は何ができるか?>

 

さて、この難民問題に対して国際社会は、そして個人は何ができるのか?そろそろそんな記事も出始めてますので、先手を打って考え始めてみました。国際社会の対応はこれからだと思うので、今から書くことも結構すぐに時代遅れになるかもですが。

 

・国連、国際機関

 

まずは、国際機関。難民移民関連の国際機関は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、IMO(国際移住機関)、UNFPA(国連人口基金)、ICMPD(国際移住政策開発センター)くらいかな。更にユニセフやWHO(世界保健機構)、WFP(世界食糧計画)などの国連専門機関に、赤十字などの人道支援団体もなども関わってくる。(ぱっと思いつく物を挙げたので他にあるかも)

 

で、UNHCRが難民危機で予算が枯渇し破たん寸前という記事(http://www.theguardian.com/world/2015/sep/06/refugee-crisis-un-agencies-broke-failing?CMP=share_btn_tw)を読んだわけですが、相当大きな予算のある緊急援助系の国連専門機関が破たん寸前って結構酷い話。(この記事の後ろの方に、各機関の今年の予算のグラフがある)

 

 開発の仕事してると、やっぱり難民とか紛争とか、写真や物語で被害状況を感情的に訴えかけることのできる分野は、予算を取って来やすいっていうアレがあるんですよ。だからユニセフやUNHCRは、開発系機関の中では比較的予算が集めやすいとされてる。なのに財政破綻とか、相当アップアップな状況。

 

おまけに国連専門機関っていうのは、国連本体と予算が別。国連本体は各国の分担金(毎年国家が払うお金)で賄われてるけど、専門機関では、分担金で払えるのは職員の給料くらいで、それぞれのプロジェクト予算は、ほとんど分担金とは別の一回限りの任意拠出金で賄われてる。

 

今回のシリア難民のケースで言うと、シリアから逃げてくる難民をギリシャで迎え入れるUNHCRのキャンプがコス島にあるけど、ここを運営する予算は任意拠出金(国家から分担金とは別に拠出されるが、UNHCRの場合募金も含む)から来てる。で、この任意拠出金が足りない状況にある。

 

じゃあどうするか?普通に考えたら、同じ国連なんだから、国連本体の分担金から融通して、難民関連のプロジェクトの重点的にお金を出してあげればいいじゃないかって思うよね。それか、もちろん任意拠出金や募金でプロジェクトを動かすお金を都度工面するか。

 

国連本体も分担金は既に割り当ててるだろうから簡単には廻せないにしても、専門機関に全部仕事させて、国連本体が今のところ何の声明も出してないのは今までの事務総長ではなかった感じがする(ローマ法王ですら声明出してるのに。)ここで国連本体がささっと基金を作ったりしたらかっこいいのになー。

 

あと、日本主導の開発コンセプト「人間の安全保障」ドンピシャ案件なので、ここに沢山予算をつけて関連案件に拠出するっていうのは外せない。私だったらまず難民プロジェクト作って、人間の安全保障基金に予算貰いに行くな(今国連職員たちはせっせとそういうプロジェクトを書いてるはず)。

 

まあ、どっちにしても、国連を通した援助はだいたいドイツの難民ではなく、途上国やシリア隣国での難民が対象になるわけだけど、そこでうまく難民を受け入れられたら、ドイツまで来る必要もないわけだしね。

 

シリアは長く内戦やってるし、国連は相当前から現地で活動してるけど、この突然の欧州難民流入にすぐに対応できるわけでもない。まずプロジェクト作って、どこかからお金を引っ張ってきて、人員や物資を配置して、ってしてると、今回の難民流入みたいな問題にスピーディーに対応できるわけじゃない。

 

そこんとこ、国連に期待しすぎないほうがいいかも。今回はそもそもEUやドイツもいるし、国連が出てこなくてもリーダーはたくさんいる。ドイツはやっぱり気の毒だけど、国連はヨーロッパみたいな比較的豊かな所ではなく、もっと助けの来ない途上国や紛争地での仕事がメイン。あ、もう一つ国連機関思い出した。

 

ILO(国際労働機関)もかなり関わってくるよね。スマグラーとか人身売買系はILOかなり専門だったはず。実際東欧でのスマグラーと人身売買のプロジェクトやってた人知ってるし。あとUNODC(国連薬物犯罪事務所)も国境を超えた組織犯罪に強い。

 

・功労者は赤十字とカリタス

 

じゃあ、今回みたいな欧州難民流入でスピーディーに動けるのは誰かって言うと、今回すごかったのはカリタスと赤十字だね。流石と言わざるをえない。どちらも受け入れ国の日々の生活に根付いた援助活動をしているから、こういう時人員も物資も持ってる。

 

カリタスはキリスト教系の慈善団体で、街角に衣類の寄付を募るリサイクル箱を設置したり、引っ越しの時に安く家具を引き取ったりして、貧しい人に分け与えている。だから、難民対応も慣れたもんだったんだね。赤十字社はご存知。国際的なネットワークとノウハウがすごいね。

 

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2015-09-18 06:38 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<9月7日(月)>

 

(バイエルン州の首相が「世界中からヨーロッパに集まる難民のほぼすべてを、ドイツだけで受け入れるのは不可能だ」と述べ、難民らの受け入れを決めたメルケル首相の対応を批判したことを受けて)

こうやって批判が出るのが普通なんだって。ドイツもオーストリアも、基本移民には厳しい条件を付けるし、移民排斥の運動も激しい。だからこそ、土曜日の極限状態で政府が人道的決断をし、市民が援助したことに大きな意味があるんだってば。あの日は世界がひっくり返ってた。

 

別にドイツもオーストリアも移民ウェルカムなワケじゃない。労働者は職を奪われ、エリートは治安の悪化を恐る。普段の本心はみんな、なるべく来ないでくれって感じ。だからこそ、土曜日にそんな普段の恐れや嫌悪感に、人道を重んじる精神が打ち勝ったのが奇跡みたいなものだった。

 

ドイツもオーストリアも、この難民たちが全員帰るなんて思ってないし、一定数移民となって定住し、今以上の移民問題を引き起こす事は目に見えていて、それでも目の前の難民に手を差し伸べずにはいられなかった。難民の人道支援と移民問題は常に秤に乗っている。

 

<9月7日昼ごろ 難民割り当てと各国の反応>

 

ブダペストウィーン間の列車の通行も正常化し、オーストリアのファイマン首相も「緊急事態フェードアウト宣言」を出した。週末には2万人がオーストリアからドイツに入り、オーストリアで難民申請したのは100人強。 https://twitter.com/TheLocalAustria/status/640797502724308992

 

オーストリアで難民申請が少ない理由は、記事によれば、ドイツはどこからEUに入ってもシリア難民をの難民申請を受け入れると言ったが、オーストリアで申請したらハンガリーに追い返されると、難民が恐れているから(この辺りはデマだったり誤解だったりが含まれてます)ドイツは今年、去年の4倍の80万人の難民を予測している。

 

水曜にEU難民割り当ての新計画が出るが、その数値はRT記事の下の方参照。ドイツは最多で3万、フランスが2万4千、スペインが1万5千、オーストリアは3500人(少な)。ここにはないけど、イギリスも2万人取る。

 

あと、「難民問題を元から断つ」とかいう理由で、イギリスとフランスがシリア空爆の準備を始めたというニュースもあり。ドイツはそれどころじゃないし、そもそも空爆して解決するのか? https://twitter.com/DiePressecom/status/640508552214253568

 

これ恐ろしい地図だな。もちろん0の国がね。そして、ツイッターのTL上で上のほうが切れてるけど、ちゃんとクリックして開けてみたら、トルコがすごいことになってることに気がつくよ。トルコすごい頑張ってるよ。180万人だよ。 https://twitter.com/Amazing_Maps/status/640975452824322049

 

<オーストリア援助の指針>

 

独語だけど、ウィーンやオーストリアのどこでどんな援助が必要か一目で分かる超いい記事!どの駅でどの団体が活動していて何が必要か、難民に宿泊を提供したい人や、自らを労働力として提供したい場合はどこへ連絡するか、寄付はどこにできるか等 https://twitter.com/viennaonline/status/640872343762546688

 

何か助けになりたいと思う人は、この記事を見て自分にあった何らかのアクションを取れる様になってる。現場ではカリタスや赤十字、複数の救急隊(民間の救急隊を含む)が一丸となって援助活動を行い、現時点では物資の援助は倉庫が満タンのため一旦停止し、銀行振込による募金を募っている。

 

<ウィーン・フィルなどオーストリア文化界のチャリティ運動>

 

ウィーンフィルが難民チャリティーコンサート開催。素早い! RT DiePresse_Kult: Wiener Philharmoniker geben Benefizkonzert fr Flchtlinge http://bit.ly/1XB253f

 

ウィーン・フィルの難民チャリティーコンサートは9月28日コンツェルトハウス似て。演目はモーツァルトのジュピター、ワーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集等。指揮者はChristoph EschenbachソリストはElisabeth Kulman。

 

更に同じ記事によると、他のオーケストラも次々とチャリティ活動を行っている。通し稽古を解放してチケット代を募金したり(ウィーン交響楽団、アン・デア・ウィーン劇場)、劇場で募金活動をしたり(国立オペラ座)。チャリティコンは準備が大変でも、プローベを開放するってナイスアイデア。

 

音楽劇よりストプレのほうがフレキシブルなため、多くのストプレ劇場で難民に関するプログラムが組まれている。難民や活動家に関する演目を上演したり、識者を招待して講演会をしたり。国立図書館でも難民関連の展示を準備中。ミュージカル界も何かしようよ!

 

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2015-09-17 21:38 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<難民の定義>

 

難民(英:refugee 独:Fluechtlinge)は、政治犯として訴えられているか、戦争から逃げてきた人達。移民(imigrant/migrant)は難民を含む、より良い経済状況を求めて国境を越える人達。 今回はほとんど難民だが、移民も混じっている。

 

あと、厳密には難民申請して難民ビザが出た人が「難民」なので、行き先までの移動中や、申請してから申請通るまでの人たちは「難民申請者(英:Asylum seakers, 独:Asylbewerber)」といいます。当初はこちらの表現が使われていましたが、ブダペスト駅閉鎖事件あたりから「難民」に統一されつつあるようです。

 

また、新聞社の内部コードによって、特に英語圏は「難民申請者」の段階では「移民」と統一しているところもあるようです。

 

BBCは一貫してmigrant(移民)を使っているが、これはBBCが難民申請が通るまでの人達をmigrantと呼ぶと、社内で定義しているから。migrantが難民申請して、戦争から逃げてきたと認められれば難民に、経済的目的で来たならmigrantのままの呼称となる。 

 

まあそれはBBCの定義な訳だし、登録関係なく、この状況見てると、難民8割移民2割(適当)って感じじゃないかな。難民は自国が帰国できる状態になっても受け入れ国に居続けたら、それは経済的目的なので、移民化したことになる。

 

移民は平時にもちょよちょろ来るが、難民が発生するのは大抵大規模で緊急事態。国内で難民状態のIDP(Internally Displaced People)というカテゴリもある。震災で日本国内で避難所とかにいる人達はこれに当たります。

 

<移民の定義>

 

移民の定義。UNFPAの定義では、出生国の外で12ヶ月以上滞在している人は全て移民。海外で仕事をしている、定住目的などであればなおさら。短期で帰国予定の出稼ぎ外国人労働者は含まない場合が多い。海外で仕事をしている人は、経済的移民というカテゴリになります。

 

移民は定住目的で外国にいる人を指すので、外国の皇族に嫁いだエリザベート皇后(シシィ)や、ザルツブルクが嫌で、当時隣の国のウィーンで仕事をしたモーツァルトだって、今の定義でいえば移民。オーストリアに住んで育児と仕事をしている私も、移民の自覚あります。滞在許可証あるし。

 

難民は移民の一種。経済的目的で移民となるのとは違い、戦争から逃げてきた人。移民申請をすると滞在許可証(期限付きで更新)が発行されるが、そこに就労可・不可とか、条件が書いてある。学生とか難民は、基本就労不可。配偶者とか就労者は就労可。

 

経済的移民は移民先で仕事を探すわけだけど、これが一番の難関。現地人の能力を超えてないと採用されないから。現地人と外国人が同じ能力を持っている場合、現地人が採用される。そして、採用した会社が書類を出さないと、就労ビザ付き滞在許可証は下りず、国外退去となる。

 

例えば日本人ならEUに3ヶ月(国によっては6ヶ月)は滞在許可証なしで、観光客扱いで留まることができる。その間に就活して、会社に書類を出してもらい、滞在許可証の申請をする。時間的には相当厳しい。学生とかで長期滞在中だと、ゆっくり就活できるけどね。

 

ビザっていうのは、滞在許可証の種類と思ってもらったらいいかな。学生ビザ、配偶者ビザ、就労ビザ、難民ビザ、観光ビザ(不要な国も多いがロシアとか数日でもビザ必要)など。それぞれお金も必要書類も待ち時間も結構する。移民局が発行するが、あまり行って楽しい場所ではない。

 

現時点では就労不可の滞在許可が出るであろうこの難民たちも、ゆっくり就活して就職先を探し、現地人との不利な競争を勝ち上がって採用され、会社が書類を用意してくれたら(結構めんどくさいから嫌がる会社が多い)、その人の滞在許可は難民ビザから就労ビザに格上げになる。そしたらその人は定住目的で経済的移民になったことになる。難民と移民の差は、紙一重ならぬ「滞在許可証一重」。

 

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2015-09-16 06:38 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<9月6日昼 指導者の発言>

 

この記事とても良くまとまっていて、読みやすくておすすめ。 European migrant crisis: Austria, Germany near capacity - CNN.com

 

ローマ教皇は、すべてのカトリックの教区で難民を分担して受け入れるべきだと表明。カトリック国(イタリア、オーストリア、ドイツの一部、フランス、スペイン)辺りへのメッセージ。バチカンでも受け容れるとのこと。

 

欧州に来た難民は、比較的裕福で体力もある人達。貧しい人や弱者は、現地から動けない。紛争地の隣国に難民受け入れ施設を作り、そこで行きたい国に難民登録するシステムを国際機関主導で作るのはどうか。墺クルツ外相の提案 https://twitter.com/DiePressecom/status/640443159734960129

 

<9月6日夕方>

 

オーストリアのファイマン首相「超法規的手段を用いる緊急事態は終わり、法の支配の元に戻る時が来た」と非常事態収束宣言。ブダペストからの電車も動き出したし、混乱なく難民が動けるようになった感じ。 https://twitter.com/DiePressecom/status/640535797003874306

 

別に難民が落ち着いたわけではなく、まだまだ押し寄せてはいる。今週末でハンガリーをオーストリアの国境を越えたのが1万五千人。うち一万三千人は既にドイツへ向かった。ドラマチックな展開は終わり、難民の流入すら日常になっていくのかな。

 

(ミュージカルスター夫婦がブダペストまで支援活動に行った話のフォローアップ)

 

Annさん男前過ぎる。。ほぼすっぴんで、この寒いのにタンクトップ。Drewがファンの男の子みたい(笑)あんなに背が高いのに、なんでこんなに小さく見えるの?(笑)とにかく、難民支援お疲れ様でした!

 

RT @DSarich What a day yesterday!! We got to know Hungary in a very unexpected way! Met and helped wonderful people!

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複数の方が、私の難民関係のツイートをまとめて下さっています。本当にありがとうございます。自分でもブログにまとめるつもりですが、少し先になるかもしれず、タイムリーさには欠けると思うので、素早くまとめていただいた方々には感謝しています。

 

しかしかなりの量の日独英の新聞記事を斜め読みして、要旨をつぶやいてるので、細部まで正確じゃなかったらすみません。育児の合間のスピード勝負だったので。。しかしこの二日、寝不足が酷いよ。。

 

<車列とスマグラー>

 

車列で難民を迎えに行くのは、違法スレスレだし、スマグラーとして逮捕されてもおかしくないので、慎重にって言われてたのに、実行したんだ。。政府がバスや電車を走らせる動機にはなったと思うけど、これは微妙。 https://twitter.com/nekoya_3/status/640529698037080064

 

あと今RTした記事(https://twitter.com/DiePressecom/status/640535797003874306)に、ちょこっとだけ車列のこと書いてあった。150台弱の車がハンガリーとの国境を超えたが、拾えた難民の数は少なかった(nur wenig)とのこと。警察発表のみの一パラグラフ。

 

スマグリングは「人や物の密輸」の事なので、国境を越えなければスマグラーではないという定義になります。シェンゲンでパスポートチェックがなくても、密輸は密輸なんですね

 

スマグラーに詳しい法律関係者にきいた所、車列はグレー過ぎて賛成できないとのことです。今日オーストリアのファイマン首相も「超法規的手段を用いる緊急事態は終わり、法の支配の元に戻る時が来た」と発表していますしハンガリーとの外交関係が冷えきっている中、刺激するのは得策ではないかと。。

 

ほかに交通手段がなかった時は、画期的かと思われましたが。。一応警察が警備はしたようですが、不思議にオーストリアのメディアで全く取り上げていないです。後追いを避けるためかと。

 

政府が「車列みたいなグレーなことやられたらややこしいから、先手を取ってバスを出そう」というきっかけになったのではと、私は勘ぐっています。バスや電車が動いている中、車列にどの位のイニシアチブとしての影響力があるのかわかりませんけどね。

 

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2015-09-15 06:38 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<9月6日(日)朝 今回の緊急事態を振り返って。>

 

(日本語圏の皆さんが難民に対して否定的な意見が多いと聞いて)

なんかこれ、昨日母とラインしてて感じたんだよね。難民が来て、お金とか仕事の世話とかどうするの。治安も悪くなるし心配って。あー、遠いからピンと来てないんだなって思って、住民の感覚を伝えたら、何とか理解した模様。

 

三週間くらい前の欧州もそんな感じで否定的なこと言って他人事だった。お金、仕事、治安。そんなの受け入れたら大変に決まってる。けど、もう欧州は受け入れないという選択肢はない。80万人が押しかけてきたら、物理的にどう頑張っても、扉を閉めて追い返すことなんてできない。欧州にとってこれは自然災害みたいなもので不可抗力。歴史が外から変えられた瞬間。

 

100万人規模の大都市(神戸や京都サイズ)に大規模な自然災害が起きて、全員が陸続きの東京や大阪に押しかけてきたとする。その時、「住む場所ないし帰れ」って対応できる?これだけの人数が押しかけたら、後の負担が気になっても、腹をくくって受け入れるしかない。言語文化国籍の問題以前の話。

 

そして、自国民だから受け入れて、他国民だから受け入れない?実際80万人が扉開けろと押しかけたら、それが自国民でも他国民でも、もうどうしようもない。選択の余地は、受け入れ側には全くない。「ドイツは気の毒」その通り。大災害に見舞われたと思うしかない。

 

そんな中、迅速に人道的に冷静に行動している国民や政治家は、尊敬に値する。対岸の火事でも、そのドイツの気の毒さと高潔さに対しては、少なくとも敬意を払ってしかるべきだと、私は思う。私は昨夜オーストリア人に直接、敬意を言葉にして表現した。昨日の対応、私は感動して心を動かされた。

 

今回の気の毒な「欧州難民流入災害」は、現時点で一部の国の高潔さが唯一の救い。ドイツは今回受け入れることで、後々の移民問題がどれだけ頭の痛い問題か、日本に言われなくても経験済み。ジワジワ効いてくる毒薬を、口をこじ開けられて、文句も言わずに、笑みさえ浮かべて飲み込んだんだ。

 

そんな決断に対して、批判したり否定的なことを言ったりする時じゃない。日本が今できることは、今回対岸の火事であり、ドイツのような立場にいないことを、超ラッキーだと思うべき。そして、今回は欧州に任せて、もしアジアで難民が発生した時に、高潔に迅速に対応できるか、じっくり考えるべき。

 

フランスやイギリスの受け入れ枠が少ないわけじゃないと私は思う。だって難民はドイツに行きたいんだもん。フランスもイギリスもオーストリアでさえ眼中にない。この問題は欧州の問題ではなく、ドイツの問題なのを、少しでも負担を減らそうとしてあげているように、私には見える。

 

今回ドイツに起きたことは、どこの国にでも起きうること。だから欧州各国は負担を分担して、自国がドイツの立場になった時に助けてもらえるよう、布石を打っている。東欧諸国が受け入れを拒否したのは、外向的暴挙と言わざるを得ない。東欧の方が紛争地域に近いのに、何贅沢言ってるんだか。

 

<日本ができること>

 

日本にだって難民が押し寄せる可能性は十分にあるよね。隣国関係でいうとドイツよりずっとリスクが高い。日本は震災に対してはあんなに落ち着いて対処できるのに、難民流入は来てからパニくって対処して、ハンガリーみたいに笑い者になりたいの?

 

今回対岸の火事であることを感謝しつつ、しっかり研究してケースごとにシミュレーションし、マニュアルを作り、一方でルールより人道を優先するべき緊急事態が来た時に、どうやって国民と世界を納得させるか、考えておいた方がいいんじゃない?政治家だけじゃなく、国民皆が自分の心に問う問題だよ。

 

日本はただでさえ難民移民に慣れてない。まず自国にいる外国人で移民政策を最適化して、移民も日本人も居心地のいいインフラが必要なのかも。ドイツやオーストリアは、移民排斥派と国際社会の狭間で、いろんな制度を試してきたからこそ、今回迅速に動けた。移民の酸いも甘いも知り尽くしてる。

 

<ドイツ、オーストリアの移民政策>

 

ドイツやオーストリアは移民受け入れてるけど、普段は厳しいよ。ドイツ語テスト必須だし、現地人の能力を超える分野でないと採用されない。就労ビザがないともちろん帰国。けど、犯罪者の7割は外国人。手厚い子ども手当は外国人にも流れ、移民排斥の党は、外国人に職場を奪われた労働者に人気。

 

もちろんまだ移民政策は試行錯誤だけど、ある程度落としどころができて、国民もまあ納得した段階での、今回の難民流入。国民も、政府が苦労してきたのを知ってるから、これから大変なのを分かってても、援助物資を届けて、難民を歓迎したんだよね。政府の毒杯を国民が分かちあった形になる。

 

安易な難民移民賛成反対ではなく、実際努力していい政策を作ろうとしてきた姿勢が、国民や国際社会の評価につながり、今回のような事態で、政府と国民が一丸になれた。ドイツはこれからどうしたらいいか、頭を抱えてるとは思うけど、昨日の高潔な決断を批判だけはしたくないと思う。

 

そして、外から不可抗力で問題が押し寄せてきた時に、日本の国民や政治家が、ハンガリーのようになるのか、ドイツのようになるのか。それは、この事件を見た日本人全員が、自らに問いかけ、答えを準備しておく事べきだと思う。

 

言いたいことはまだいっぱいあるけど、この辺で。なんか今回の難民流入はあまりにドラマチックでエモーショナルなのもあり、私も相当アツくなってる自覚はあります。けど、そういう時に感じたこと、ちゃんと書き留めておきたい。状況は変わるかもしれないけど、後で読み返すための、長い自分メモです。

 

あと、ドイツに住んでる日本人は沢山いるし、情報も入ってくると思うけど、オーストリアからあまり日本語の発信がないなーと思って。結局素通りされちゃってるけど、受け入れる気満々だったオーストリアがいた事も覚えておいてくださいな(笑)

 

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2015-09-14 06:37 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

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<難民登録について追記>

 

難民登録について詳細。難民登録と言ってはいるけど、通常の滞在許可申請のこと。書類を提出し、申請が通ると、その国に住む許可が与えられる。通常1-3年の期限付きで、定期的に再申請。選挙権などはなく、市民権や国籍とは別物。配偶者ビザ、就労ビザと同じ扱いで難民ビザなだけ。

 

ハンガリーで滞在許可なかなか出ない(拒否されたら強制送還)と言われている(真偽不明だが、政府が移民反対なのでありうる)。さらに、ハンガリーは経済規模が小さいので、移民先として好まれていない。首相も移民反対で、「少し入れたら際限がない」等の発言をしている。

 

ルール通り一旦ハンガリーで滞在許可を申請して発行されて、そのあとドイツに移動も可能だが、ドイツに住みたければ、ドイツで再び滞在許可申請からやり直しとなる。まあそれが正規の手続きなんだけど、通常滞在許可申請って書類揃えるのめんどくさいし、ビザが出るまでに数日かかることも。

 

<9月5日午後>

 

難民ニュースアップデート。大局が動いたのは昨夜から今朝にかけてなので、今は残りのニュース。オーストリアには4千人が到着し、ほとんどがドイツへ向かった。オーストリアで難民登録したのはたった10人程度。少なすぎる。。素通りでもいいけど、いい国だよ、ここは。。

 

この週末で1万人の難民がオーストリアに入ると見られる。ウィーン西駅と旧南駅は援助物資で溢れかえり、カリタスなどの援助組織の活動が賞賛されている。難民たちもオーストリアに感謝のコメント。

 

ブダペストからはハンガリーも難民バスを出したらしいが、国境前で降ろされ、オーストリアまで歩かされたとか、オーストリアのバスが止められたとか、細かい不親切が見られる。東駅ではもうバスの迎えが来ないと言われ、第二陣の千人が歩き出したという話も。

 

この記事が各国対応の違いに詳しい。オーストリアとドイツの対応は正しく迅速だった。 http://derstandard.at/2000021770417/Wien-und-Berlin-haben-rasch-und-richtig-gehandelt?dst=t.co

 

記事による難民各国対応評価。

オーストリア:迅速かつ丁寧で適切な対応。政治的には目的地ではなく通過国なので、決断は比較的楽。

ドイツ:こちらも迅速かつ適切な対応が賞賛されるべき。目的地なので負担は多大な中、メルケルは東独出身者として思うところがあったのか。

ハンガリー:EUのルールを守ろうとしたにしても、対応がずさん過ぎる。駅や避難所での混乱や暴力を放置し、非人道的に扱い、自国に溜まる難民を、EUから補助金を引っ張るための人質にした。そのうえチェコ、スロバキア、ポーランドと共に難民割り当てを拒否。

 

要は、緊急事態にはルールや規則より、人道を重んじる対応が、後後賞賛されるってことだね。これは今回の事件から、政治家や外交官など決断する立場の人が学んでおくべき事かも。

 

現時点で6500人の難民に対して20人の申請 RT DiePressecom: Live-Ticker: 6.500 Flchtlinge, aber nur 20 Asylantrge in sterreich: http://goo.gl/XuJlQt

 

Drew一家はウィーンを出てハンガリー方面に車で移動してるっぽい RT DSarich: Wir fahren vom Amerlinghaus richtung Pannonhalma! Ich checke mein feed stndig!

 

<9月5日夕方>

 

今日の締めくくりのテレビのニュース。ほぼ私がツイートしたことだが、ブダペストからの第二陣の徒歩組は今夜も歩いている模様。寒くて雨だが、ハンガリー政府の態度は変わらず。オーストリアとハンガリーの外交関係は冷えきっている。両国とも大使を呼び出す厳しい状況。今夜バスで迎えに行けるのか。

 

ニュースの映像では、オーストリア人がウィーン西駅で水や果物を手渡し、難民たちが喜びほっとする姿を映す一方、ブダペスト東駅で悲惨な様子の難民たちの映像も。対比させたつもりはないだろうが、対応の違いが天国と地獄。

 

今日は歴史の動いたドラマチックな日だったが、これで終わりではなく、いつまでこれが続くのか予測ができない。こんな日々が日常になるのかもしれず、難民流入も段々ニュースから消えていき、事後処理に追われることになるだろう。けど、今日味わった感動は忘れないようにしよう。

 

夕食の席でにオーストリア人に「今日の政治的及び西駅での救援という英雄的行為は素晴らしかった」と思ったままを述べたら、「あの状況で動かない訳にはいかなかった」と謙遜しつつも喜んでいた。後々ややこしい事を抱え込む事になっても、今日の行為はそれとは別に賞賛されるべき。よくやった。

 

ハンガリー首相の態度についての話。オルバン首相は右派だが、ライバル政党は極右。オルバンが外国人に強硬な態度を取らなければ、票は極右に取られてしまうというジレンマ。まあそんな内政の揉め事、どこの国でも多少はあるわけだし、今回のマズイ対応が正当化されるわけでもないが。

 

<スマグラーについて>

 

スマグラー(難民や移民から大金を取って非合法に移動を手伝う人達)の話。トラック事件後オーストリアでは大量のスマグラーが逮捕されたが、彼らの裁判の難しさについて。トラック事件だけを取ると、スマグラー=71人見殺しと言うイメージがあるが、逮捕された中には善意のケースもあるかも?

 

証拠提示や証人探しの難しさ、スマグラーの定義(お金を取ると言ってもガソリン代は?運んでる中身を知らなかったら?オーストリア国鉄の難民特別列車の運転手は?)など、考慮するべきことも多い。

 

今の世論はスマグラー=大悪人だけど、司法の現場では冷静にならなくては、というお話。特に今回は、難民登録をスキップしてドイツへ行ってもいいという超法規的ルールが適応されてる、例外的な事態。そんな中、難民登録されてない人達を運んで対価をもらったことで、証拠不十分な中、どんな判断ができるのか?法的にも難しい問題。

 

 

 

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2015-09-12 06:37 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

欧州難民流入問題についてのつぶやきまとめがしばらく続きます。

 

難民問題は欧州難民流入問題・移民政策カテゴリにまとめています。

 

<9月4ー5日(土)深夜から早朝にかけて。人道危機に奇跡が起きた>

 

徒歩移動難民のニュース。ブダペストからウィーンへの直通電車が止められた中、昨日一台だけ動いた列車が30キロほど進んで止まった。乗客は列車に残る組と徒歩で国境を目指す組に別れた。徒歩組のウィーンまでの距離は180km。車で三時間、自転車で三日の距離。

 

徒歩組は1000人ほどと見られ、昨日午後中ずっと徒歩で国境を目指していた。そんな中、金曜夜にオーストリア政府がバスを出して迎えに行くことが決定。早朝までにはオーストリアに入ったとのこと。電車組もハンガリー国内の難民施設に収容。

 

なんか昨夜遅く、オーストリアとドイツの首相でパッパッと臨時対応を合意して、対処した感じでスピーディーさは良いのでは。ハンガリー首相にも相談しようとしたが、「土曜の朝まで連絡つかない」と言われ、今朝9時に電話会談するらしい。ハンガリー色んな意味で大丈夫か?

 

ウィーンから有志が日曜朝に車列で迎えに行くイニシアチブもあるが、こちらはハンガリー政府からもオーストリア政府からも警告を受けていた。このイニシアチブが違法スレスレなので、オーストリア政府が急いでバスを用意したとかいう流れなのかな?(車列イニシアチブについては、日曜日にアップデート有り)

 

<難民バスがオーストリアに到着。土曜朝7時頃。その後ウィーン西駅に到着>

 

ハンガリーからの難民バス、オーストリアに到着の第一報。ブダペスト東駅と、徒歩移動組(1200人)どちらも迎えに行って、最初の7台のバスがオーストリア入国。バスは50台を超えると見られる。ハンガリー国境近くの野外フェス会場に一旦落ち着き、食料や水を渡したとのこと。

 

ハンガリー首相とも連絡がつき、「ドイツと相談して決めたからね」と伝えたとのこと。この件ハンガリーは被害者なんだかなんなんだか。ドイツとオーストリアはええかっこしいで、それがどういう負担につながるか。皆さん決断の背景が苦難に満ちてる。

 

この野外フェス会場行ったことあるけど、ハンガリー国境からすぐで、フェス期間以外は広々としたあ平野。地元の警察も、大規模なテント集団にも若者が荒れるのにも、ある程度慣れてるから、現時点では最良の選択かと。すぐキャパオーバーになると思うけど。

 

最初のバスが迎えに行ったのが夜中の2時(6時間前)、その二時間後にオーストリア野外フェス会場に到着。次の6台のバスが到着したのが朝6時(二時間前)。オーストリア人寝ずに仕事してる!ハンガリー首相起きてみたらビックリだろうな。

 

バスの運転手だけじゃなく、キャンプ地の準備する人達も、寝ずの仕事だからなぁ。日本は国内の災害だけでも大変だけど、陸続きの国がないことはあまりにもラッキーだなあと、難民流入を見てて思う。 同国人の被災者にはできても、言葉も通じない遠い国からの難民にも同じように対応できるのか?

 

難民流入問題、怖くないの?言われたら、多分ヨーロッパ人は、足元がガラガラ崩れていくような気持ちで居ると思う。心理的地震のような。ユーロ下落が本音。そんな中、何とか困ってる人達を助けて、問題を押し付けあわず、引き受ける覚悟でいる。政治家が毅然として建前を守る姿勢も必要。

 

バスでオーストリアの野外フェス会場に運ばれた人達の第一弾は、既に4:30と5時の特別列車でウィーン西駅とザルツブルクへ移動したとのこと。合わせて450人が早朝から移動してる。多分徒歩組の一部。それぞれにすごいドラマがある。ドイツとオーストリアの決断力と行動力の速さに驚嘆。

 

難民の是非とかちんたら議論する前に、とにかく立ち往生を解消し、人間らしい扱いをして、イライラと悲惨さを取り除くのが先。とにかく現状を落ち着かせるのが先って、腹が決まった様子。普段から移民問題について毎日のように議論してるからこそできる、この潔さ。

 

「ウィーンは完全に難民受け入れの用意ができている」夜の間に800人がハンガリーから来てドイツに移動した。今後3000人規模が予想される。ウィーン市は西駅と旧南駅周辺に受け入れ態勢と宿泊施設を準備。赤十字やカリタスが模範的受け入れ体制を取っている。なんて心強いウィーン市の受け入れ態勢。

 

「皆さんドイツに行きたがり、駅を出ないので、宿泊施設は必要になるかわからない」とのこと。反面今後どれだけ増えるかわからないので、いま余裕こいてても後で大変かも。ウィーン市側も寝ずに準備したのね。。みんな偉いよ。。

 

けど、ハンガリーで二日止まってる間に、ドイツとオーストリアは観念して、覚悟を決めて、落ち着いて準備する時間が取れたとも言える。ハンガリーは何かと損な役回り。

 

安易な移民受け入れ反対な私ですら、何とかしなきゃ!って強く感じるこの数日。もうこれからどうなるの?とか、じゃなくて、いま目の前の大きな問題を受け止め、混乱や暴力なく解決策を行動に移すしかない。後のことは後で考える。緊急事態の政治のイニシアチブの重要さを感じる。

 

この(Flüchtlinge gehen zu Fuß von Ungarn nach Österreich – 10.000 erwartet - Österreich - Vienna Online)記事の下に付いてた、西駅からのボランティアによるライブツイート、ざっと読むだけで胸が熱くなる。「ガス抜き水、白パン、果物、離乳食が必要」「カリタスの倉庫はいっぱいになりました。ありがとう」「電車に乗るお金が不足」などのツイートが行き交う。

 

一方、服にくるまれて安心して眠る子供や、「ありがとうオーストリア人、ダンケ」と書いた紙を掲げるシリア人青年の写真(http://cdn1.liveticker.russmedia.com/2015/09/COIGW5LWIAA7WWB6.jpg)も。

 

 

「これが僕のオーストリアだ」ウィーンの学生が、ウィーン西駅に大量の水や食料をカートに載せて運ぶ現地人大勢の姿を写した写真をツイート。私はこの写真を見て思わず涙が出ました。

 

Das ist mein Österreich. #Westbahnhof

https://twitter.com/MatthiasRousavy/status/640082224705052672

 

 

 

 

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2015-09-11 06:36 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

欧州難民流入問題についてのつぶやきまとめがしばらく続きます。

 

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<9月4日(金)ブダペスト駅閉鎖>

 

難民ニュースを追いかけてると、フェーズがあることに気がつく。

 

まず、国内の難民施設がいっぱいらしい(他人事)→東欧が壁を作り出す(ちょっとやり過ぎじゃ。。)→トラック事件(突然事の大きさを認識)→ブダペスト駅閉鎖(これ異常事態だわ!)→難民個人に焦点を当てた記事が出だす(これ他人事じゃないかも)→身近な人が難民救援物資を届け出す(私にも何かできないかな?)←イマココ 

 

難民を大群として見た時と、個人として見た時の、自分の心の動きが違って、その戸惑いも興味深い。


難民は全体としてみたら、場所もコストもかかるし、テロリストも混じってるだろうし、治安悪化の要因となり、長期的には移民として職場を奪う。けど、個人としてみたら、さっきまで普通に働いていた、中小企業の社長さんやサラリーマン、弁護士までいる。数年前まで観光地だった普通の町の人達。


こうやって自分の住んでる国に、これだけの難民(と一括りにされる普通の人達)が流れこんできたら、それを拒否するか受け入れるか、全ての国民が自分に問うことになる。国際経済や国際法の授業で受けたこととは別次元の心の動き。ちゃんとニュースを読んで、自分で考えなくては。


難民って汚くてたむろしてて飢えてるイメージがあるけど、それも長い道中でいろんなひどい目に合ってきて、もちろん体も洗えてないし、清潔な服も食べ物もないからで、仕方ない。自分が被災者だった時も、毎日同じ服着てお風呂入ってなかった。他国に逃れるか逃れないかだけの違いなのかも。

 

かと言って、日本が難民受け入れるべきかは、私にはまだなんとも言えない。欧州はなんだかんだ言って難民受け入れ慣れてるし、難民が結局移民となって残るリスクも経験済み。他に受け入れる国があるかぎり、日本は慣れないことして、みんなを不幸にしなくてもいい気もする。

 

難民だって、ハンガリーやイタリアに残ればいいのに、道中辛くても、お金かかっても、ドイツとスウェーデンを目指す。行きたい国があるんだし、どこでも受け入れればいいってわけじゃなさそう。オーストリアも人気無いけど、日本はどうなんだろう。ピンときてないんじゃないかな。

 

ドイツ語圏ミュージカルスターDrew Sarichの奥さんで、こちらも大スターのAnn Mandrellaさんがブダペストに支援物資を届けに行った話を聞いても、なんだかジンと来るんだよね。あそこも男の子二人いて、小学生くらいだったかな。

 

今私にできることって、なるべくいろんなサイドからの情報を日本の皆さんにRTするくらいしかできないけど、このウィーンの「他人ごとじゃない感」をちょっとでも共有できればな、と思います。これからどっちの方向に進んでいくのか誰もわからないけど、受け入れ側も信じてみようと思ってるところ

 

<徒歩組ハンガリーからオーストリアへ向かう>

 

数百人の難民がブダペスト駅を出て、徒歩でオーストリアに向かったとのニュース。現在ブダペストでは2000人ほどが足止め。オーストリア側では、ハンガリーとの国境近くで、お迎えの電車が待機している。ハンガリーとオーストリアの温度差が大きい https://twitter.com/TheLocalAustria/status/639761975912857600

 

あとこの記事では、ウィーン発の車やバスの車列が、日曜朝9時にプラーターを出発し、ブダペストまで難民を迎えに行く計画があるとしている。ぼったくって依頼者の命を危険にさらすスマグラーと異なり、善意のボランティアだが、誤解によりハンガリー政府に捕まることもあるとのこと。(続報&訂正有り)

 

オーストリアのクルツ外相(あの若いイケメン)は、オーストリア政府と会談し、早まったことをしないよう要請している。「組織的人身売買業者(スマグラー)は人々を死の危険にさらしても金を儲けようとするが、そうではなくただ援助しようとしている人もいるのだ」とのこと。

 

多分オーストリア的に大きな懸念は、難民を受け入れるか否かではなく(これは受け入れで決定)、国際的な人身売買組織(スマグラー)が、この難民の移動でがっぽり儲けるのが人道に反すると考え、人身売買組織の台頭を抑えようとしているというところだろうな。もう既に相当儲けてるだろうが。

 

あと、ハンガリーでは、難民はハンガリーで登録しなさい!と言ってるらしいが(ハンガリーで捕まったらシリアに強制送還という話もあったが)、そうすると希望する他の国(ドイツ)での登録が難しくなるため、難民はハンガリーで足止めを食らったり捕まったりしたくない、とのこと。(←ちょっとこの情報はあとで訂正入ります)

 

EUの決定が雲の上過ぎて、うまく現状が対処できていない(デマが流れる、対応が劣悪)のもあるかもしれませんね。それぞれのアクションが違法か合法か、善意か悪意かなど、判断基準が複数あるのも混乱の原因でしょう。

 

<難民登録のルールと現状について>

 

難民の登録と行き先についてまとめます。まずルールとしては、難民は到着した初めてのヨーロッパの国で難民登録をしなければならない。登録して、身分証明などの書類を提出し、難問申請が通れば、難民としてその国に留まれる(別の国に行きたければ、また申請やり直し)。

 

申請が却下されれば(例:テロリストだとばれたり)、本国強制送還。申請が通る確率は、国によって違う。ドイツは去年6%の拒否率。ハンガリーは不明(基準の異なるデータしかない)。いま難民がブダペストで止まってるのは、この登録待ち。

 

しかし、ルール通りハンガリーで登録すれば、難民はハンガリーに居住許可が出るが、難民は一様に「ドイツかスウェーデンに行きたい」と言い、その為にはハンガリーでの登録はやり過ごしたい。何とかして登録なしでドイツにたどり着き、ドイツで登録したいと考えている。

 

皆さんハンガリーの居住許可を得てから、ドイツでの申請をするという手順を追いたくない模様。シェンゲン内なので、難民は自由に移動はできるが、居住するためにはそれぞれの国の許可が必要で、申請はやり直しになる。

 

正直なぜ難民が「ドイツへ行け!ほかの国はダメ!」思い込んでるのか謎。難民にとってドイツがハンガリーよりずっといいわけでもないので(ハンガリーとドイツは結構差がありますが、シリアと比べたらどちらも天国では。。という視点で)、ただのドイツブランドの過信?しかしこのせいで、ルールを守らないで勝手にハンガリーを脱出して、オーストリア経由でドイツへ向かう難民が多数いる。

 

それに、ハンガリーもとばっちり。ホントは最初のEUの国なら、ギリシャ、マケドニア、セルビアも通ってきてる筈なのに、これらの国は登録作業は面倒で、難民たちを素通りさせた。ハンガリーはある意味まともな国だからこそ、登録にやる気を出して、そのせいで面倒をかぶってる。

 

つまり問題は、難民たちの目指す行き先と、難民登録のルールがズレていること。ドイツはこれだけの人達の最終目的地になってる事態に恐れを抱いてるだろうし、他の国にも負担してもらいたいだろうけど、難民達はどういうわけか、ドイツに行くと決め込んでる。

 

超簡単に言うと、ハンガリー政府「ルールだから登録させてくれ!それまで電車止める!」難民「素通り対象は興味ない。さっさとドイツまで行かせてくれ」って感じ。

 

今現在、ブダペストからウィーンまで、何百人と言う人たちが歩いて移動している。車で3時間の距離。この人達も、ハンガリーで登録されたくない、ウィーン経由でドイツに行きたいと、インタビューで口々に言ってる。これだけの人数がウィーン目指してるのも壮観だが、ウィーンは素通りらしい。

 

オーストリア人にまとめて聞いた話、ドイツの討論番組での話、BBCでのブダペストからのレポートなどをまとめたものですが、なんか間違ってたらご指摘ください。私も全部の報道を読む時間なくて、誤解や誤報があったらすみません。。

 

なんかユーロすごい下落。月曜まで余談を許さないが、これはどこまで落ちるのか。

 

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2015-09-10 06:35 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

さて、欧州難民流入問題についてのつぶやきまとめがしばらく続きます。

 

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<9月1日難民問題が世界的に取り上げられるようになる>

 

(ドイツ国境でミニバンが発見された事件を受けて)

この1-5歳の子供三人を含むミニバン事件、ブラウナウだって。ドイツとの国境からすぐ。シリア人、アフガン人、バングラデシュ人が乗ってて、運転手はルーマニア人。子供達はほぼ意識不明だったのに、家族ごと失踪。

 

ユーロがジリジリ下がってるのは、やっぱり難民流入が理由?1,2ヶ月前から難民関係は毎日テレビでやってるけど(Traiskirchenの難民収容施設が満タンとか)、やっぱりヨーロッパ以外で話題になりだしたのはオーストリアのトラック71人遺体事件からだなー。

 

RTしたNYタイムズの難民問題まとめ、わかりやすいなー。こないだの日曜版でもこんな感じの地図があったけど、この地図一枚で全貌が見えてしまうhttp://www.nytimes.com/interactive/2015/08/28/world/europe/countries-under-strain-from-european-migration-crisis.html?_r=0

 

ちょっと前までは、ハンガリーで壁?セルビアも?どうしちゃったの?って感じだったし、日本語ソースで難民問題がニュースになることもなかったのが、オーストリアのトラック事件で急に危機レベルや関心がぐんと上った感じ。ニュースが国境を越えるタイミングって、こんな感じなのね。

 

難民系記事をRTしまくってますが、ドイツ語ソースが極端に少ないのは、私のフォロー対象が悪いから?2つの新聞とウィーン市ニュースもフォローしてるのに、なんで入ってこないんだ?英語はBBCとCNNとオーストリアローカルニュースの3つフォローで十分なのに。

 

今までは、入ってきた難民をどうやって収容するか(収容所の人数、熱波への対応)がメインだったのが、キャパを超えた2週間ほど前から東欧の入り口で壁を作るようになり、トラック事件以降、大規模人身売買組織の存在が明らかになったことで、中欧の入り口での取り締まりが強化されたって感じか。

 

当時を知らないけど、ユーゴスラビア紛争のあった頃(1991)も、こんな感じで難民が流入してきたのかな。その時の子供達が住み着いて、今30代位になってるはず。15年後には、今のシリア難民の子供達が、うちの子と同じ高校に行ったりするのかしら。難民移民ってその時だけの事じゃないんだね。

 

(オーストリアでの状況を質問され)ハンガリー等と比べると落ち着いている方だと思います。難民流入より、取り調べて逮捕の方がよく聞きます。難民はもう一ヶ月くらい毎日ニュースで言っていますし。知人の旦那さんが、ブダペスト出張から帰宅できなくて困った話なら聞きました。

 

しかし、なぜ難民が、近くて失業率の低いオーストリアより、ドイツに行きたがるのかが謎です。知名度低いからでしょうか?オーストリアのマイナーさが、微妙にましな結果になるのかもしれません(苦笑)。しかし知人の旦那さん撮影のブダペスト東駅の写真は凄まじかったです。その後閉鎖されたそうです。

 

<この辺りで以下の記事を読み、衝撃をうける>

 

この記事を読んで相当衝撃を受ける

ドイツまで歩いたシリア難民の証言 : 中東ウオッチ by 川上泰徳

 

こちらもシリア難民の足跡

[FT]遠い欧州 あるシリア人エリート夫婦の足跡  :日本経済新聞

 

シリア人弁護士が難民となり、ドイツやスウェーデンを目指す道すがら、ブダペストの駅で足止めを食らうお話。日経がFTを買収して、こういう記事が上がるようになったね

 

<9月3日(木)から4日(金)ブダペスト駅の状況が悪化する>

 

もうなかなか記事読む時間もないけど、難民系記事RTはする。匿う側の話も興味深い。

 

在ウィーン大使館からは、難民問題に関する注意喚起の緊急メールが。ブダペストウィーン間の直通列車は事実上停止。ブダペストになるべく行かないように、行くなら迂回ルートを取ること、国境を越えるときは検問があるので時間的余裕をみること、難民の集まるあたりに行かないように、とのこと。

 

11年住んでて、ブダペストがこんなに遠いのは初めて。冷戦時代はこんな感じで、ブダペストなんて用事がないと行かない別世界だったのかも。最近行けてないけど、私の精神的オアシスのブダペストに気軽に行けないという状況は奇妙な感じ。

 

一方で、東からの電車がどの駅に何時に入り、それぞれの駅でどんな難民救援物資が必要かが一目でわかるサイトも(http://www.refugee.at)。英語と日本語のママさんネットワーク両方で、難民ボランティアのリストも回ってきた。すごいイニシアチブだなー!

 

ウィーン西駅の様子ライブ RT viennaonline: LIVE: So ist die momentane Situation am #Westbahnhof. http://fb.me/3vk2VkiwP@fu8el

 

こんなのあるのね。 RT TheLocalAustria: Have you taken a refugee into your home in #Austria? Please contact us - we want to hear your story

 

一日で2円も下がったの?!目を疑ったよ。両替しようと思ったら明日金曜日だし。。(翌営業日に入金のため、週末挟むと状況が読めない) RT 1ユーロ 133.51円

 

<ミュージカルスターAnn MandrellaとDrew Sarichが動き出す>

 

Drew Sarichはアメリカ人で、ドイツ語圏ミュージカルスター。奥さんのAnn Mandrellaさんも有名作品で主役を張る大スター。この二人はこの後、ブダペストに援助活動に向かいます。

 

DrewのRT!? RT jamesmatesitv: Railway station in #Budapest reopening. 2 day stand off ending. Hundreds flooding in.

 

Annさん何かしたのか? RT DSarich: I married Joan Of Arc. I'm proud. And nervous.

 

Annさんブダペストへ難民ボランティアに行ったって!そうではないかと思ったけど、偉い! RT DSarich: My badass wife is off to Budapest to save some lives, and I hope she comes back ok!

 

「私の妻はジャンヌ・ダルクだ。誇りに思う。そして心配」ブダペストに支援物資を届けに行くと決めた妻Ann Mandrellaについてドイツ語圏ミュージカルスターDrewのツイート。 https://twitter.com/DSarich/status/639524052995080192

 

「俺のケシカラン妻は、人の命を救うため、ブダペストに行った。無事戻ってきてくれるといいけど!」ちょっと乱暴な言葉遣いの中に、妻を送り出す夫の気持ちがにじみ出ている、Drewのツイート。Annさん本人はどこにもこの事を書いてない。 https://twitter.com/DSarich/status/639548424078106624

 

(今後もAnn&Drewツイート、ちょこちょこ出てきます。まさか難民事件とミュージカルが結びつくとはw)

 

 

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2015-09-09 06:34 | カテゴリ:欧州難民流入問題・移民政策

難民問題についてつぶやきまくっていたら、沢山RTされ、いろんな方にまとめていただくようになったので、私も重い腰を上げて、自分でまとめてみました。

 

難民問題が風化する前にスピード重視で書いているので、時の経過とともに時代遅れになったり、誤解や間違いを含むことも有りますが(その場合はだいたい後で正しい情報を書いています)、そのあたりはご容赦ください。

 

私が真剣に難民問題のツイートを始めたのは、9月5日(土)から。この日は、ハンガリーのブダペスト駅で難民が足止めを喰らい、人道的緊急事態ということでオーストリアがバスを出して国境を超えさせた、あの歴史的な一日。

 

それまでは、オーストリアのブルゲンラント州で見つかった、71人遺体トラック事件のこともつぶやいていましたが、その時はここまで難民問題をフォローすることになるとは思ってもいませんでした。

 

<8月28日トラック事件>

 

ブルゲンラント州の事件の詳細記事。ひどい事件。

Über 70 tote Flüchtlinge im Burgenland: Mikl-Leitner will Anlaufstellen an EU-Grenze - Ziel Europa - derStandard.at › Panorama

 

ハンガリーとの国境近くの高速の路肩で、難民20人以上の遺体が入ったトラックが発見された事件。正確な数や国籍はまだ不明で、多くとも50人。ParndorfとNeusiedlの間って、よく行くあたりだし、車通りも多い。明日遺体は病理学研究所に運ばれる。


水曜日にブダペスト付近を出発し、早くとも木曜日朝にはオーストリアに入っていた。トラックにはスロバキアの会社のロゴがあり、この会社が中古車として売った十数台の一つ。車はハンガリー中部の街でルーマニア人によって登録されたもの。運転手は行方不明。


70名以上の遺体が発見されたとのこと。。病理学研究所の保存室に入りきるのか? RT cnnbrk: More than 70 bodies found inside a truck on an Austrian highway. http://cnn.it/1JAxPLw


「移民と見られる」ってあるので、まだ誰なのかはわかってないのね。Smugglingって今までもこんな形で行われてたとしたら、ものすごい数になってそう。Traiskirchenの収容所もいっぱいで、ほんと移民問題(移民というより難民だな、これは)どこへ向かうんだ。


71名分の遺体が発見され、三人が逮捕 RT CNN: 3 arrested after 71 bodies found in a truck in Austria. http://cnn.it/1InZv5l http://pic.twitter.com/3iqkFAJl6A


71人のうち60人男性、八人女性、子供三人(2,3,8歳)。 トラックの保冷室で窒息死した模様。トラック内にシリアの旅券があったので、シリア難民の可能性が高い。逮捕されたのはブルガリア人三人、アフガン人一人。ブルガリア-ハンガリーの人身売買ネットワークの存在も。


男女の割合がバランス悪すぎる上、二歳と三歳のいる車内って。。今年だけで欧州に入国した難民は30万人とのこと。この十年でもこんなひどい流入は初めて。それに絶対大規模な人身売買ネットワークあるよね。UNHCRだけじゃなくて、UNODCの出番だよー!


なんでオーストリアの新聞社とCNNとで、ニュースの内容がズレてるんだろう。それもCNNが最新って。情報源は同じ警察の記者会見のハズなのに。墺国のニュースで特定されてないことがCNNで特定されてる。墺国ではKronenzeitungが遺体の写真を掲載した事で非難轟轟。


オーストリアの難民流入問題(これ日本語で移民と訳されてるけど、現時点では難民だよね)、ずっと追っかけてるけど、全貌がわかりにくくてまだあまりつぶやけてないなー。とりあえず関連ニュースはRTすることにする。そのうちまとめてつぶやきたいと思ってます。

 

難民問題は欧州難民流入問題・移民政策カテゴリにまとめています。

 

(今日から暫く難民事件を取り上げた記事を投稿します。予約投稿となっているため、記事がアップされた時点でもうタイムリーではない可能性がありますが、一度に上げるとあまりに長くて読めないのと、ブログ更新のタイミングがしばらく取れないため、細切れですがご了承ください)

 

 

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