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2016-04-20 16:12 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

今回はキャストの感想の続きです。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

●楽屋口で替え歌

 

終演後に楽屋口に集まって、Ich bin Musikの替え歌歌ってきた!キャスト全員着替えて出てきて、ファンが周り取り囲んで歌ったの!みんなで歌ったのも楽しかったけど(早口過ぎw)、キャストが写真や自撮り撮りまくってたのに笑ったw マークメガネでニコニコ、ウード感動。

 

ウィーン再演版モーツァルト!楽日の楽屋裏の様子。キャストが出てきて、ファンが自作の替え歌を歌った!グレー帽子で鼻押さえてるのがウード。

 

ウェーバーママのOelkeさんが髪赤くて目立ちまくる上、最後まで自撮りしまくりww Luciusも撮りまくってた上、終わってから上の窓から顔出して、普段のメスマの人とさらに上から撮るしw こういうの好きだなー。Lucius今日舞台でも弾けまくってたしねw

 

キャストがまた中に戻っても、拍手とヒューヒューと共に、モーツァルト!モーツァルト!コールが自然発生!!!魔笛のシーンの後で叫ぶやつだよ!コールしながら泣いたよ。。ここにいる皆は、私と同じ気持ちで、終わって欲しくないんだなーって。みんなで別れを惜しんだ。

 

●帰宅途中にファン親子とおしゃべり

 

帰りの地下鉄でも、みんながお土産にもらったロゴ入り紙袋を下げてる人がいっぱいいて、あー、みんな、楽屋裏で一緒に歌った人たちかー、と思い出に浸る。シュテファン広場の駅でもいるいるw みんな歌った仲間!

 

さっきシュテファン広場駅で見かけた、お土産のモーツァルト紙袋を持った親子が、私の袋見てホームでスマイルしてきたw 偶然隣に座ったら、そのまま話しかけてきて、ファントーク炸裂ww まさかU1の車内で、見知らぬファン親子とディープな愛を語ることになるとはねww ここはウィーン♪

 

車内のファントークがまた楽しくてニヤニヤ。ピリピリした感じではなく、ソフトに大好きで情報通な親子。私と観劇スタイルが似てるので、お互い引かれないかな?とか、余計なこと考えずに話せたのが素敵だった。また会えたらいいなー!

 

なかなか観劇レポにならないのは、まだ未消化というか、強烈な記憶がまだ煮えたぎってるから。とりあえず、車内の親子の話を先に書くわ。親子とも、観劇の感想は話さなかったな。お互いまだ話せるほど考えられないというか、それほど強烈だったんだよね。。

 

会話の始まりは、お母さんがgeschafft(「やりましたね」)って話しかけてきた事。私もJa(ニヤリ)って言って、「この時間なら、一緒に歌いましたよね?寒くなくてよかったですよね」って切り返したw合言葉のようw「あの後は誰も出て来なかったわね」「最後ですからね」ってツーカーw

 

エビータ見た?って話から、ちょっとレポ聞かせてもらった。Drewはとにかくすごかったって 。客席降りが沢山あるとか。エビータ役の人の声は「
慣れの問題」だってさw全体的には「まあまあよかった」とのこと。

 

娘さんは絵を描く人で、各公演のロゴをB4くらいのキャンバスに油絵で描いて、キャストのサインを集めてるんだとか。見せてもらったけど、かっこいいモーツァルト!のロゴで、周りの黒地の部分に銀色で沢山サインが入ってた。今日は誰も出てこなかったから、書いてもらえなかったって残念がってた。

 

次のシカネーダーのロゴあるじゃん!って、今日もらったフライヤー見せて、このロゴ素敵!って話したw背景は金色にするんだって。サイン入りキャンバスを、自分の部屋の壁にいっぱい貼ってるだってーー!!!いいなーーー!!それも親子観劇なんてなんて素敵♪

 

お二人はモーツァルトは6,7回観劇。私もそのくらい見たかったー!けど、もうこの冬は病気やら他の公演やらで、時間取れなかったよ。。特にこの時期、M!楽、エビータ初日、メサイヤロックス、NYと多すぎだよ。。って話もした。

 

噂話レベルでソースなしですが、聞いた話。エビータは来年4月まで上演して、直後にDon Camilloになるとか。Fendrichの新作はその後だとか。カネーダーの初日と近すぎてもよくないから、エビータ引き延ばすしかないのかも。エビータ1年以上するなら、なんでMあんな短いのよ。。

 

というわけで、エビータ急いで見に行かなくてもいいんじゃない?というお話でした。娘さんが言ってた話で、ホントかわからないけど、一応Fendrichが遅れてる話は信憑性ある。てか、これ当分知名度の殆ど無い作品が続くってことよね?うーむ大丈夫なのかな?

 

●劇場からのお土産

 

劇場でもらったお土産の紙袋の中身。ロゴ入りジャム(もう買って持ってる)、ロゴ入りチョコ、ロゴ入りManner Schnitte(ウエハース)、モーツァルトの伝記、公演チラシ。この伝記がめちゃめちゃいい!ありがとうー!

 

 

●まとめ

 

というわけで、モーツァルト!楽日レポでした。

 

本当に盛りだくさんの楽日ではあったけれど、やっぱり公演期間が短すぎたのはとっても残念。近年珍しく、私の好みドンピシャの演出&文句なしのキャストだっただけに、せめて夏まではやって欲しかった!!

 

セカンドは何とか滑り込みで、アンドレパパ、Marc Clearパパ、Thorstenパパとクリアできたし、Luciusコロレドも見たし、唯一の心残りのMartinシカネーダーはDVDに出るので、とりあえず制覇はしたけど、もっと他の役のセカンドも見て、いい役者さんを発掘したかったなーとか、もっと上の階からアンサンブル中心で見たかったなーとか、色々と心残りはあります。

 

唯一の救いはDVD&ブルーレイ発売なわけですが、これもやっぱり、楽日のアツさや一体感を覚えていると、映像で上書きしたくない気もするんだよね。。

 

しかし本当に、素晴らしい公演に出演してくれたキャストの皆さん、そして楽日スペシャルを企画してくれたファン代表の皆さん、本当にありがとう!!

 

また10年後くらいには再演すると思うので、今度こそ長くゆっくり楽しめますように。。

 


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2016-04-18 16:12 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

前回はキャストの感想でしたが、今回はヴォルフガングの死の解釈に迫ります。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

●安易な道からヴォルフガングの死まで


前回見てから、安易な道を聞き取って、コロレド、ヴォルフにとっての安易な道とは何かを分析したので、今回の観劇はその実践。これがほんとやってよかった!!

 

参考記事:

ウィーン新演出版モーツァルト!コロレドVSヴォルフガング対決新曲 Der einfache Weg「安易な道」日本語訳

ウィーン新演出版モーツァルト!新曲「安易な道」解釈

 

コロレドは相変わらず、民衆のための曲なんか書かずに(=コロレドの安易な道)うちで働かないかと持ちかけるが、ヴォルフガングは距離を保ちながらも、低い姿勢からコロレドを警戒しつつ、自分の選んだ人生が何かをコロレドに説明しようとする。コロレドには全然通じてないけど、私は今回ヴォルフが何をいいたいか全部わかった!!

 

表面的には「自分は雇われた生活(=ヴォルフガングの安易な道)はしたくない。」と就職口の斡旋を断っているだけのように聞こえるけど、その裏には、自分は浮浪者みたいになっても、自由で縛られない生き方をしたい。民衆の歌を作るのも自由だからだ。だから、偉いやつであろうと口を出すな。自分は雇われの安易な道ではなく、フリーランスで綱渡りの人生を自分で選んだんだから、自分の人生の選択の責任は自分で取る、と言っているわけ。

 

これを一生懸命コロレドに伝えようとするが、コロレドは最後までヴォルフガングの言いたいことの意味が全くわかっていない。ヴォルフはコロレドの安易な道の意味がわかっていて、自分の考える安易な道の定義を説明しようとしてるのに、コロレドは自分の考えに凝り固まって理解していない、という図式が見えてくる。

 

この時のヴォルフガングの生き方への必死さや責任の重さが心にズシーンと来て、普段盛り上がるMozart Mozartに全然集中できなかった。この場面のアンサンブルの後ろで、アマデが舞台袖に走ってクッション取ってきて、ヴォルフが長椅子に横になって、色々と準備してるのが見えてしまったからかな。。上の席面白いw

 

そして、盆が回ってヴォルフの死。「死を舌先に感じる」→アマデが腕から血を取ろうとする→「心臓なら血が残ってるよ。そしたら僕も君も死ぬけどね」→アマデペンが出なくてイライラする→「王子は王様になったが、僕には何が残ってる?」「星から降る金を手に入れたが、そのせいで燃えてしまった!(本当に燃えたように、手を見て驚いて飛び上がる)」→「自分をすべて捧げ、犠牲にした。子供時代、若者時代、姉、父、友情、愛。。僕が欲しかったのは。。」(ここで心臓を刺される)→しばらく驚いたように痙攣している→アマデが落ち着いて立ち上がり、ろうそくを吹き消す→ヴォルフ死ぬ。アマデ寝椅子の後ろに隠れる。

 

しばらくして、ヴェーバーママが入ってきて、首の脈を確かめてから体の下をまぐさり、金の入った袋を見つけて持ち去る→ナンネールが入ってきて目を閉じさせ、小箱を開けてPrinz ist fortが聞こえてくる、という流れ。

 

ここでまず印象的なのは、貧乏でぼろぼろなヴォルフ。さっきのコロレドとの対決がまだ頭に残っているので、このボロボロの姿は、彼が雇われを拒否して自由になった代償だってことを実感する。自分の生きたいように生きた結果、ボロボロで貧乏で若く死ぬことになった。自分の生き方の責任をとった。しかしそれは残酷な死に様で、残酷な人生。

 

自分の影から逃れられるのか、と問いかける「残酷な人生」の歌の「影」の解釈に困ってたけど、それは「自分の生きたいように生きようとする選択とそれに伴う責任」ってことじゃないかな。

 

ヴォルフは安易な道を拒否し、あえて茨の道のフリーランスの生活を選んだ(選択)。しかし、人生の選択には必ず責任(影)がつきまとう。結局、フリーランスの生活で貧乏ボロボロになり、その選択の責任を取る形で惨めな死に方をすることになった。

 

「星から降る金で自分自身が燃えてしまった」と言った時の、燃えるような驚き。無気力だったのが急に動く、最後のあがき。もう既にヴォルフは泣いている。金を掴んだ(光)後、その光に燃やされる(影)。

 

更に、犠牲にしたものを羅列すると、今まで見てきた彼の人生が走馬灯のように思い出されて涙が止まらない。

 

それもdir(あなたに)捧げてきたと言っている。ここで唐突に出てくる「あなた」ってだれ?普通に考えたら「神」だけど、「才能」すなわち「アマデ」なんじゃないかな?

 

ヴォルフガングはアマデに全てを捧げ、犠牲にしてきた。人間の世界ではフリーランスの生き方を選択して自由になり、その責任をとってぼろぼろな死を迎える。才能の世界では、音楽の才能を得るために、ヴォルフガングは愛するものを全てアマデに捧げてきた。その結果何も手元には残っていない。

 

「僕には何が残っている?」「僕が欲しかったのは・・」

 

この疑問と終わらない文を心のなかで繰り返してみると、やはり「残酷な人生」の歌がその答えのようにも思える。


今回の観劇で、安易な道から死までの流れを一気に追いかけてみて、やっとヴォルフガングの死に様の意味がわかった。「影」「才能」など、今まで保留にしていたキーワードの役割もピッタリハマった。

 

千秋楽というだけでなく、最後の最後でここまで全てがしっくりくる解釈に落ち着くことができて、ヴォルフガングと一緒に泣くことができて、本当に幸せな観劇体験だった。

 

(楽屋編に続きます)

 


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2016-04-16 16:12 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

今回はキャストの感想の続きです。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

・コンスタンツェ(Franziska Schuster)

 

髪型少し変わった?短いままだけど、まえ見た時より短くなって、赤みが減って茶色っぽい。

 

マンハイムの時点であんなにモーツァルトに近づこうとして、突き飛ばされたりしてたなんて初めて見たわ。前見た時は興味なさそうにしつつ、チラチラ気になるッて感じだったのに。このシーンのヴェーバー家のドタバタっぷりがすごくいいw

 

ダンスはやめられないが、もうこの人のバージョンホント好き。1番のサビはとても不安げに歌うの。生きたい人生を生きられない不安感。2番の前半で、自分のなれたはずの将来の話をした後の2番のサビは、自分が生きることができたかもしれない人生をイメージした、空虚な自信。そして最後は、自分のやりたいことを犠牲にした生き方への決別。

 

この人だって母親に縛られ、家庭に縛られ、自分は違う人生も生きれたはずなのにって思って生活してる。どこかで誰かが踊っているダンスを羨ましがってないものねだりをするのではなく、今からでも自分は変わって、我慢しないで生きたい生き方をする!という歌に聞こえた。

 

・男爵夫人@Ana Milva Gomes

 

星金はいつも、歌を聞きながらパパの表情の変化をオペラグラスで追っているので、男爵夫人とヴォルフガングをじっくり見たのは今回が初めてだわ。すごいよかった。。

 

男爵夫人はピアノの向こう側、ヴォルフガングがピアノの手前で後ろ向き、パパが下手椅子の辺りをウロウロという構図だと思ってたけど、男爵夫人はピアノの向こう側から時計回りに周ってきて、ヴォルフガングのそばに来て語りかけながら歌ってたのねー。

 

2回めのサビで、男爵夫人がヴォルフの肩に触って、ヴォルフハッとする。男爵夫人はヴォルフには優しく応援するような目つきで歌うのに、パパの方は睨むように横目で見るの。そしたら、ヴォルフも男爵夫人に合わせてパパのほうを見て、観客もパパを見るって感じで、とても視線の動きがよく出来てる。

 

Lieben heisst manchmal losslassen koennen(愛は相手を自由にしてやること)っていうところは、パパに話しかけてるんだと思ってたら、二節目で「愛は愛する人と離れること」と歌った時だけ、ヴォルフ見てるの!また続きはパパを見るんだけど、もうこの歌詞でヴォルフを見たことで涙がぶわーって出てきて、最後まで止まらなかった。。

 

パパが子離れするよう説得してるのかと思ったら、ヴォルフにも「愛する人と離れる」という犠牲を説いている。ヴォルフが父を愛しているからこそ言えることなんだよね。。

 

・アンサンブル

 

いつもメスマやってるThorsten Tinnyがレオポルトなので、メスマがCarl van Wegbergだった。メスマだけじゃなくて、メスマ役に付随する役(パリの最後の観客、レクイエムの依頼人など)も。

 

シカネーダーがJakob Semotan(あのちょっと小太りのハンプティダンプティみたいな人。普段のメスマー)だった。

 

アンドレがいなかったので(残念!)、アンドレがアンサンブルの時にやってる役(サイコロの相手、アルコの部下、ヨーゼフII世)はちっちゃくて可愛い人がやってましたが、名前がわからない。。

 

Martin Parschingは相変わらずのサリエリですが、もうなんかサリエリって言うよりLuciusとじゃれまくるMartinでしたww

 

●アマデの動き

 

アマデの動きに今回注目したので、メモしておきます。多分DVDでもここまで映らないはずだし。

 

・Dich kennen heisst dich Liebenのラブソングでアマデが一言だけ声を出すんだけど、最初の一節Engel vorの直後でHalt!って言ってる。それも今日なんだかニャーって聞こえたw

 

この曲のアマデの動きは、コンスが入ってきてヴォルフに追い払われる→後退してピアノを引っ張るように張り付く→舞台奥を元気に左右に歩きまわって注目をひこうとする→無視されてピアノ椅子に腕組んで座る→曲が終わると、パチ、パチ、パチ!と三回大げさに手を叩いて終わり→作曲という流れ。

 

・ウィーンにやってきた父親との大げんかの流れ。父がアマデの持つ小箱を床に投げ落とす→アマデが箱の上に守るようにうずくまる→なぜ愛せないのの間中ピアノの下でうずくまってる→ヴォルフ狂気に→男爵夫人がやってきて歌う→アマデピアノの下から出てきて、夫人の歌声に見せられたように夫人を追う、という感じで、ヴォルフの父親との関係と作曲がどのような関係だったかがわかりやすい。特に狂気の間ピアノの下にうずくまってたのが印象的。

 

・レクイエム注文の人が来て、「レクイエムを書いてくれ」って言った瞬間から、すごい勢いで作曲を始めていた。

 

(ヴォルフガングの死の解釈に続きます)

 


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2016-04-14 16:12 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

前回までで、楽日特有の演出について語りましたが、今回はキャストの感想です。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

●キャスト編

 

楽日だからトーマス以外はファーストキャストなのかとおもいきや、二人もセカンドがいてビックリした(レオポルトとシカネーダー)

 

キャスト表

 

・ヴォルフガング@ウード

 

今日は本当にもう血気迫る歌と表情で、文句なく今までで最高のヴォルフガングでした。もうこんなすごいの見れない。「なぜ愛せないの」と、死ぬところ、二回も泣いてた。めっちゃ目が赤くなってて、私も更に泣いてしまった。。すばらしい。。

 

最初はちょっと緊張してたかなーとは思ったけど、Ich bin Musik終わった辺りから馴染んできたかな(この曲はめちゃくちゃ速かった)

 

「残酷な人生」はほんと素晴らしかった。歌が終わっても拍手もヒューヒューもできずに、この歌を生で聞けて、この満場の拍手の中にいる幸せ感が体の中にジワーっと広がるのを感じていた。

 

コロレドとのケンカのシーンのjetzt .... bin....  ich.....でめっちゃためて、、Freeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeei!!!がすごい伸びて素晴らしかったーーー!!!こういうところがウードの醍醐味だよねーー!!!

 

「なぜ愛せないの」は、もうこの三曲のソロの中では一番壮絶だった。。まさかここで泣くとは。最後の最後のLieeeeeeeeeeeeeeeeebenがすごすぎた。。。。なんというパワー。。。血管切れるかと思ってからも更に相当のばしてた。永遠に伸ばすんじゃないかと思った。音を切ってうつむき、wie ich binの後で顔を上げると。。泣いている。。睨んでいる。。

 

拍手がもちろんショーストップでかなり長引いたんだけど、その間ずっと涙も拭かずに空を睨んでた。そして、少しずつ頭を下げて、目つきが空虚になってきたと思ったら、突然の狂気!!!!もうこの流れが神がかってた!!!

 

狂気のシーンは、自分を否定しちゃうんだろうね。愛する父親とあれだけ喧嘩して、音楽の小箱叩き落とされて、自分を全否定されたんだね。

 

次のシーンでウェーバー家が乗り込んできて滅茶苦茶やった後で、ナンネールが来て父の死を報告するわけだけど、この辺の流れがまた上手いよね。。そして、ナンネールとウェーバー家の女達の6人のコーラスの最後の響きがものすごく美しかった。。


・コロレド@マーク

 

髪型変わった?短くなったのかな?なんか前のほうが聖職者っぽくて、今は若く見える。

 

めっちゃやるき満々のコロレドで、見てて爽快だったよ。メモにはMark Rockt!!!って書いてある。ロックだマーク!みたいな感じw

最初の謁見のシーンとかものすごいロックで、劇場がロックコンサートみたいだった。最後もすごい伸ばすしーー!!!

 

「神はなぜ許される」のTeufelsbraten!の後で、ハアハアするマークが素敵♪さらに、んん~ウント Zauber derって繋がるところが計算され尽くしてますね。。Siiiiiiiiiiiiik!も最強クラスに伸びたし!!!

 

前の曲から客席が盛り上がってたからか、マークの胸筋見て客席から黄色い声がww それにつられてみんなヒューヒュー&拍手で、大歓声wwwみんな純粋に筋肉に拍手してるwwこんなの初めてww

 

ちなみに、マークの腹筋は6パックどころじゃない、くっきり8パックです。けどよく見たら、腹筋が左右対称じゃなくて結構ずれてる。見れば見るほどこのずれ方が気になる。どうやって鍛えたらこんなにずれるの?

 

その後もヴォルフScheiss auf Sieでヒューヒューとか、もう客席マークいじり面白すぎw


・レオポルト(Thorstenセカンド)

 

セカンドはレオポルトがアンドレでもMarc Clear(新ファースト)でもなく、Thorsten Tinneyだった。いつものメスマで、一応パパセカンドではあるけど初めて歌を聞いた。思ったより全然悪くなかったけど、トーマスじっくり聴きこんだ後だし、MMOでMarc Clearも聞いた後だからねー。

 

高音がオペラのテノールみたいにきれいに伸びてました。演技は厳し目の怖いパパで、ケンカのシーンとか本気で怖かった。あんなパパだったら子供萎縮するわ。。

 

けど、最初の方の息子との仲良しソングで、du brauchst michでヴォルフが後ろから肩に手をおいて、その手を触って後ろを見上げ、ニヤッとするところが最高だったよー!それにまた素敵なニヤリで答えるヴォルフがー!ほんと、ずっと怖かったけど、ここだけ笑顔が出て救われたよ。。安心したように父を小突くヴォルフガングもいいね!

 

「心を鉄に閉ざして」は、なんだかレオポルトとモーツァルトの書簡のやり取り(ちょうどこのくらいの年の時)を読んでたので、急になんだか泣けたよ。。

 

厳しくて弾ける子供を押さえつける父親ではなくて、3日に一回は息子の活躍や名声について嬉しそうに手紙を書いていた、あの子煩悩なパパの姿が浮かんで、あんなに息子を愛していたのに、遠く離れて面倒を見れない不甲斐ない気持ち、近くにいてやれないがために心配な気持ちが伝わってきて、やっぱりあの手紙読んでよかったな~と思った。

 

(キャスト編②、コンスタンツェ、男爵夫人、アマデに続きます)

 


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2016-04-05 16:11 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日に観劇した、ウィーン再演モーツァルト!楽日のレポです。

 

楽日らしくスペシャルなことが多かったこの日ですが、6つの楽日スペシャルのうち、③~⑤について語ります。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

●楽日スペシャル(続き)

 

③アンサンブルが異様に多い


楽日だからアンサンブルが多いことは普通に期待してたので、全体的に多かったように思うけど、よく考えたら前上から見たのはプレビューなので、ほんとに多かったのか確証はない。一応数えたけど、最初のシーンは19人、コロレド登場シーンのお付は21人もいた。ここはウィーンも20人いた。DVDと見比べてみよう。

 

しかし楽日はアンサンブルがはじけまくってて大爆笑ww特にLucius WolterとMartin Parschingが激しすぎて、どのシーンでも笑いまくったw

 

プラーターの首切る人ー!でLuciusが指さされて慌ててたり、アンサンブルが集まる賑やかなシーンではぶつかったり小突いたりしてはちゃけまくってたw Martinはコロレド馬車のシーンで汚物入れを空にする役なんだが、手の臭い嗅いでたw後馬車のお付き3人は今日は馬車が揺れまくって大変そうだったw

 

あと本日のメスマーの人(Carl van Wegberg)が、パリのコンサートの最後の一人の観客をやったんだけど、酔っぱらいの上座って寝てて、びくって起きて、椅子に転げそうになって、千鳥足で退場するのがもう大爆笑wwすぐママ死ぬのに、なんという笑かし方w

 

平土間より上の階のほうがアンサンブル全体がよく見える事もあって、ほかどのシーンもアンサンブルがほんと最強で、ほんと見てて楽しかった。明らかにお祭りを楽しんでるのはベテランの3,4人だったけど(たぶん他のキャストは若くて楽日自体緊張してたと思う)、彼らのおかげですごいムードが良くなってた。

 

④普段と違った拍手

 

拍手今回ほんとすごかった!めっちゃ拍手多くて盛り上がって楽しかった!最初の歌のwie wunderbarの直後、赤いコートを着る前でショーストップwなぜここでwその後も大きなソロの後は全部短めもショーストップ。その中でも特別長かったのは星金かなー。

 

更に、あのエレキギターのシーンでは客席から手拍子!これ出たことある日他にあった気がするけど、こんなに最初からみんなやる気なんですごいよ!超盛り上がって、アンサンブルも最初から最後までノリノリ!いつもはちょっとここ引いちゃう時もあるけど、今日はディスコみたいなノリノリ感が劇場全体を包んですごい一体感だった。

 

おまけに、アンサンブルがもう暴れまくって、VWバスの上と横からすごい勢いで横揺れさせて、壊れるんじゃないかと思ったwウェーバー四姉妹のマンハイムの歌の暴れっぷりもすごかったわ。姉妹でぶっ飛ばされたり床に転がったりして、今までで一番ドタバタ激しかったwコンスタンツェヒロインなのにやられすぎwこれと比べるとプレビューは優しかったわw

 

ザルツブルクのシカネーダーの酒場のシーンでもアンサンブル大騒ぎだったし、ピアノも箱もすごい勢いで回ってたw

 

2幕は、後宮からの誘拐と魔笛2回のオペラカテコシーンが有るんですが、このどちらも舞台からだけじゃなくて客席から盛大な拍手!!これいつも拍手したかったんだよねー!本望本望w更に、魔笛の方はモーツァルト!モーツァルト!ってコールがあるんだけど、これも客席参加!すごい一体感!!!

 

更に、神よなぜ許されるの後のヴォルフがコンサートでピアノ引いてるところも影拍手だけじゃなくて、客席も拍手したわ。なんか、同世代人になった気持ち♪

 

⑤長めのカテコ

 

カテコは、1回目のここはウィーン→ひとりずつ登場→2回めのここはウィーン→追い出しの歌で、特にスピーチとかはなかった。あ、舞台にアマデが4人出てきたのと、クンツェ氏が上がってきたのが特別かな。指揮者(Schoots氏)はいつも通り出てきた。キャストはタッチしたり、おんぶしたり、励まし合ったりしてて、すごい雰囲気よかった。

 

後はカテコで、Ana Milva Gomesに巨大な白いバラの花束、他にも女性キャストに花束が投げ入れられてたなー。

 

ウードの時に客席から投げられたものが、舞台上にすごい勢いで散らばってミニパニックw金色の玉ww私の席からじゃよく見えなかったけど、あれモーツァルトクーゲル50個入り箱じゃない?退場の時にキャストが必死で拾ってて、残ったやつをヨーゼフII世がポッケないないしてたw

 

エリザベートの時にあった、監督の挨拶とかはありませんでした。

 

⑥の楽屋裏の替え歌については、最後の楽屋裏のところで詳しく書きます。

 

●気が付いたこと(前回からの変更点)

 

楽日スペシャル以外にも、前回見た12月に気が付かなくて、今回気が付いたことがいくつかありました。

 

特に馬車のシーンの背景は明らかに変更だったので(それもわかりやすくなった変更)びっくりしました。多分DVDではすでに変更された背景が使われてると思う。

 

・Ich bin Musikのラストでウードがニヤッとしてアマデを肩に担いで退場した。

・市場のシーンでナンネールのかごのバラをアルコのお付が落としてしまう→拾ってちゃんと返す(たぶんこれはアクシデント)

・VBバス到着して煙を吹く

・一番下の妹空気入れポンプ持参している

・コンスタンツェがマンハイムの時点でヴォルフガングに結構近寄ろうとしてはぶっ飛ばされてる

・星金で男爵夫人ピアノを時計回りに一周する(いつもパパ見てて気がついてなかっただけかも)

 

・コロレド馬車のシーンの背景が変わった!前は地図だけだったのが、地図が透けてザルツブルクのレジデンツ広場→メルクの修道院→デュルンシュタイン(見きれて見えなかったから多分)と、通過する土地の写真になってる!この方がわかりやすい!!多分DVD前には変わってたかな。その後牛の野原(トイレ)→地図でウィーン表示、となるのは前と一緒。

 

・プラーターのシーン、ブーブー言ってるのは車のクラクションだと思ってたけど、あれママがブブゼラ手に持ってブーブーやってるのね。

・「影を逃れて」の直前のコロレドとの喧嘩シーンが終わった時点ですでにピアノに紐がついていた。上からだとよく見える。

・2幕幕開きの時点で、ヴォルフガングがアマデをハグしてた。これなんか初めて見たけどよかった。


(キャスト編に続きます)

 


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2016-04-03 16:11 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

3月20日惜しまれながら千秋楽を迎えた、ウィーン新演出版モーツァルト!楽日に行ってきました。あんなに待望の再演だったのに、たったの半年で終わったのは残念すぎます!特に、演出、衣装が素晴らしく、キャストも文句なしの最高の布陣でした。

 

6回は行きたかったのに、4回しか行けず。。それも、プレビュー初日、プレビュー最終日、クリスマス直後、楽日と、振り返ったら普通の公演は一回だけ。それだけ濃い観劇体験ができたと思いますが、夏まで延長して、あと2回は見たかった。。

 

(過去のレポや情報は、モーツァルト!Mozart! カテゴリよりどうぞ。)

 

ウィーンミュージカルの人気作品の楽日は、ファンが客席で仕掛けをしたり、替え歌を歌ったりとサプライズがあることがあるのですが、モーツァルト!もしっかりファンが見送り、とてもいい楽日になりました。

 

と言うわけで、当日のつぶやきをレポの形にまとめます。

 

●観劇直後

 

楽日開演前の劇場入口。

 

M!楽日ー!お祭りだー!楽しすぎるww 仕掛けがもうめっちゃドンピシャで客席ガン見ww マーク腹筋に黄色い声ww

 

終わってしまったモーツァルト。。興奮しすぎてうまく打てない。メチャ泣いてしまった。なんで死んだのか、めっちゃわかった。。全部わかったよ。。あーもう最高すぎる。ウード泣いてた。。それ見て更に泣いた。。すごすぎる。。

 

あー最高に素晴らしかったなー!楽日アドリブあったっし、客席もがんばったし、アンサンブルはじけまくりで何度も爆笑したし!楽日スペシャル感すごいあった!あーやっぱり終わって欲しくないなー。もっと見たかったなー!また帰ってきてねー!

 

 

●千秋楽スペシャル

 

今回の楽日には、楽日特有の仕掛けや特別なことがいくつかありました。順にまとめます。

①Wir zwei zusammenでの客席のハート型の紙振り

②特殊なセリフや動き

③アンサンブルが異様に多い

④普段と違った拍手やヒューヒューでの応援

⑤長めのカテコ

⑥楽屋裏での替え歌

 

①ハート型の紙を振った話

 

楽日スペシャルで1番楽しかったのは、新曲ラブソングの時に、前もって配られてたハート型の紙を客席全員で振ったこと!めちゃ盛り上がった!後方席だったから、振ってるのがきれいに見えて、客席がハートの海だったよ!ウードたち客席ガン見ww ラブソングなのに客席ばっかり見てるw

 

これが、みんなで新曲ラブソングWir zwei Zusammenの時に振ったハート型の紙。

 

 

事前に各席に置いてあった紙に、白いハート型の紙が挟んであって、Wir zwei zusammenで振ってくださいって書いてあったから、準備していた。けど、歌が始まってもみんな控え目でなかなか出さない。が!サビからみんな出してきて左右に振り出した!圧観!!!!

 

私は3階席の後列だったので、このハートの海がとってもよく見えて大感動。再演エリザ楽日の白ハンカチ振りもこの辺の席だったので思い出して更に感動。やっぱり楽日は上の階の後列に限りますね。この、客席も全部見渡せるって言う位置は、平土間前列よりずっと面白い。

 

で、ハートの海を見たウードとFranziska、サビ歌いながら固まって、客席ガン見ww 客席もニヤニヤwラブソングなのに、相手から目をそらせる瞬間はそらしてチラチラ客席見てるw特にブランコ乗ってる間は全劇場が見えて見晴らしが良かったのか、すごい嬉しそうに、目に焼き付けるように見てたのが印象的。

 

二人とも若手の大型新人なわけで、楽日に名前のある役で舞台に立ってること自体初めてな上、二人のデュエットでこれをやってもらったら、もう一生忘れられないよね。ものすごいビックリしただろうなー

 

②特殊なせりふや動き

 

特殊なセリフや動きについては、明らかに楽日専用だったのは一箇所。2幕最初のオペラ後に皇帝が「(オペラを)最後に見に来た」とか言ってた。客席ざわざわ。「え?今違うこと言った?」って思ってから書き留めたので、かなりうろ覚えだけど、Ich habe zum letzten Mal zur Referenz besuchtって言ったように聞こえた。

 

再演エリザ楽日のElseさんゾフィーの「謁見をEnglueltig(これを最後に)に終わります」って言うのと同じパターンで、偉い人が最後にってセリフで言うのまで似てる。この後も「作曲家は誰じゃ?」って横のサリエリに聞いたら、アホみたいに挙手するウード、皇帝がよそ見してるので「der da(あれあれ)」みたいにぞんざいに答えるサリエリとの3人のテンポが笑えたww

 

実は他にもいっぱい、今までと違う!っていう点があったんだけど、これが前見た12月からの変更なのか、今日だけの変更なのかがわからない。。かなり目立った違いは、シカネーダーの最後で、シカネーダーが乗った箱が下手手前で退場するとき、5,6人のアンサンブルが将棋倒しになって追い出してた事。こんなの初めて見たw

 

(次回は、楽日スペシャル続き、異様に多いアンサンブルなどに続きます)


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2016-03-19 08:07 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

みなさん!出ましたよ!!

 

あの、当ブログ大絶賛、ウィーン新演出版モーツァルト!のDVD化が決定しました!!!

 

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発売発表と同時ですが、ウィーンミュージカル専門店「ウィーン・ミュージカル・ワールド」では、予約販売を開始いたします。

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 DVD ※予約販売

 

本当はもう少ししてからショップに並べようと思ってたんですが、あまりに嬉しすぎて、少しでも早く皆さんにお知らせしようと、気がついたら品揃えに加えておりました(笑)

 

いやあーめでたいめでたい!!!待望のDVD化です!!それも私の大好きな新演出版で!何度見ても新しい発見があって、キャストも最高、歌も最高、演出も舞台美術も最高です!!!これぞウィーンミュージカル!!ああ、映像にして手元に置いておけるなんて本当に嬉しい。。

 

●収録から発売まで

 

収録は2月26,27日にライムント劇場で行われていました。収録時は「内部のプロモ用」「宣伝用」などと謳われていましたが、始めから販売するつもりだったのか、ファンからの要望があまりに多かったのでDVD化することにしたのか、どちらにしても良いニュースです♪

 

何しろ、収録の時には、既にエビータの稽古のためにレオポルト役を降りていたトーマス・ボルヒャートがその二日間だけ復帰しましたし、かなりの大事になっていました。

 

更に、エリザベートのDVD収録も、閉幕から1ヶ月切ってから行われたこともあり、タイミングがあまりに似ています。

 

一方で、バックステージツアーでDVD化の質問が出た時は「手間がかかる割に収益があまり出ない」という理由で、モーツァルトDVD化はしないという意見も出ていました。

 

こういう色々な背景を考えても、DVD化される方が少し優勢じゃないかなーと思っていたところ、3月20日の千秋楽直前のこの発表です!なんとか楽日に間に合わせたかったんでしょうね。。

 

ソース(公式FB):

Viele von Euch haben es schon geahnt –... - Mozart - Das Musical im Raimund Theater in Wien | Facebook

 

●発売日

 

発売は4月末から5月始めと発表されています。が、今までのウィーン劇場協会のDVDや一部のCDは、発売日が1週間ほど遅れるのはいつものことでしたので、今回もずれ込む可能性もあります。

 

どちらにしてもウィーンミュージカル専門店「ウィーン・ミュージカル・ワールド」では、予約販売を受け付け、ウィーンからいち早く皆様のお手元にお届けします!

 

モーツァルト!ウィーン新演出版 DVD ※予約販売

 

●キャスト

 

ウィーン新演出版モーツァルト!DVD版のメインキャストは以下の通りです。

 

ヴォルフガング・モーツァルト:Oedo Kuipers ウード・カイパース
レオポルト・モーツァルト:Thomas Borchert トーマス・ボルヒャート
ヒエロニムス・コロレド:Mark Seibert マーク・ザイベルト
コンスタンツェ・ヴェーバー/ニッセン:Franziska Schuster フランツィスカ・シュスター
ナンネール・モーツァルト:Barbara Obermeier バーバラ・オーバーマイヤー
ヴァルトシュテッテン男爵夫人:Ana Milva Gomes アナ・ミルヴァ・ゴメス
セシリア・ヴェーバー:Brigitte Oelke ブリギッテ・エルケ

シカネーダー:Martin Parsching

 

●まとめ

 

ああーー!!!!モーツァルト!DVD待ちきれませんね!!!!もう既に映像で確認したいことがいっぱい。。おまけに、まだ見ぬMartin Parschingのシカネーダーを見るのが楽しみ!!(彼セカンドなので見たくても見れなかったんです。。唯一見たくて見れなかったキャスト。。)

 

そして、アウフ・デア・ヴィーデン劇場の客席再現の背景を映像としてどうしても手元においておきたかったので、このシーンだけでも嬉しいです!!

 

日本の皆様には、あの新演出版の衝撃、クールなかっこよさ、シンプルなスタイリッシュさ、お馴染みの曲の新アレンジ、日本版にない新曲(コロレドVSヴォルフガングの対決ソングと、ヴォルフガングとコンスタンツェのラブソング)など、見所沢山です!

 

ぜひ、ぜひ、この素晴らしいウィーン新演出版を見て、これぞ最新ウィーンミュージカル!の世界を存分に堪能してみてくださいね。

 

 

 

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2016-02-06 16:32 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

1月26日の、モーツァルト260回目の誕生日の企画で行われた、ウィーン版モーツァルト!のバックステージツアー番組。

 

 

前半はモーツァルト役のウード・カイパースと男爵夫人訳のAna Milva Gomesのインタビュー。

 

舞台映像はほとんどトレイラーから(一部レア映像もある気が)。結構たっぷり映像出ます。後半は「愛していれば分かり合える」「神よなぜ許される」(この歌うマークの映像は初めてかも?!)「影を逃れて」の舞台歌唱映像も流れます。結構迫力です。

 

まず、ウードとAnaのインタビュー。

Ana「芸術家は、芸術に100%集中するのか、友達や社交は?難しい問題。」
ウード「モーツァルトは『すべての物事には犠牲が伴う』Alles kostet den Preisというが、それは正しいと思う。」

 

(とても短いインタビューですが、またキーワードの解説が来ましたね。かなり深いコメントだと思います。)

 

続いて、二人の普段の一日。

Ana「よく寝る。10時頃まで。友達とランチ、準備、ショー。」
ウード「8時間寝る。歌の練習、ショー、飲みに行く、よく寝る」

 

(ふたりともよく眠るんですね。声のために重要!)

 

バックステージ映像は、バックステージツアーに行った人には見慣れたものかもしれませんが、VBバス、コロレド馬車、ブラックボックス、舞台から客席の眺め、小道具(ビール)、巨大骸骨が映ります。

 

特に、ブラックボックスはツアーで周らないことが多いので貴重!映写幕の後ろにある黒い大きな箱状の部屋で、ここが公演中の着替えルームになります。

 

男性用ブラックボックスでは、ウードによると5人+ウードも時々着替えるそうです。私が行った時は、マークとトーマスの衣装はほぼ全て置いてありました。

 

女性用のブラックボックスも少しだけ映ります。チェチェリア・ヴェーバーの衣装が重たいそうです(笑)。

 

あと、黒い骸骨は2幕に舞台上に有り、これはモーツァルトの近づく死を象徴します。

 

最後は大好きな「影を逃れて」のピアノ引っ張りシーンが出てきます!

(けどこの引っ張りピアノ、実際見てるとかなりびっくりするので、映像でネタバレしないほうがいい気もするけど。。)

 

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2016-02-04 16:39 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

ウィーン番モーツァルト!の千秋楽を3月20日に控え、インターナショナル版トレイラーが公開されました。

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

前回は「星から降る金」の英語歌詞を聞き取って解説してみましたが、今回は「影を逃れて」の英訳と解説です。

 

●「影を逃れて」英語詞

 

I feel a shadow

taking me away

the air to breathe,

I cannot free,

I cannot free,

How can I ? (?)

My shadow always follows me.

 

ドイツ語はこの部分。最後の最後のニーニーパートですね。

Wie kann ich leben,
solang ich nur
dem Schicksal dien?
Kann ich denn nie,
kann ich denn nie,
nie, niemals
vor meinem eignen Schatten fliehn?

 

日本語はこの部分かな?

「運命に従う他ないのか
絶対に
無理なのか
影から
自由になりたい」

ドイツ語は「私が運命に仕えているだけだったら、どうやって(自分の人生を)生きることができるのか?私は、けして、けして、自分自身の影から逃れることができないのだろうか?」

 

英語は「影が私から、呼吸する空気を奪っているのを感じる。私は逃げることができない。どうすればいい?自分自身の影が常に私を追っている。」

 

ドイツ語版は、この歌詞で影=運命っていうのがわかるようになる。影から逃れることが運命から逃れることで、そうすることで初めて自分の人生を生きることができるってこと。

 

(影が何かっていうのは大きなテーマなので、あまり詳しく書かないけど、コロレドや父が象徴する伝統、宗教、過去であり、また、アマデが象徴する音楽の才能であり、もしかしたら、自分自身のだらしない性格であり、結局最終的に、音楽の才能が「影」であったのか「自由」であったのかは結論が出ない感じです)

 

英語版の影はなんか、物理的に追っかけ回してストーカーみたい。空気を奪い、追いかけてくる。ちょっと運命のイメージとは違うんだけどね。。もっと精神的に追い詰めるんじゃないの?

 

それに、独語版は全て疑問文で、どうやって逃げればいいのか?と客席に疑問を投げかけている。それが英語版だと、「ぼく影に追いかけられてるよー」って感じで、ちょっと他人事感が。。

 

独語版と韻を合わせようとしてるのはわかるんだけどね。。(freeとかmeとか)レベッカ英語詞と同じ違和感が。。

 

というわけで、日本語と独語歌詞ではあまり大きな違和感を感じなかったのに英語詞ではあまりに変えまくってて、聞いた時の曲のイメージが全然違う。。英語版に比べて日本語版の歌詞がかなりドイツ語版そのままっていうのがよくわかりますね。

 

 

エリザ再々演の時も、このくらいのタイミングでインターナショナルトレイラーが公開され、この時も英語版歌詞が衝撃でしたね。というわけで、ついでにエリザのインターナショナルトレイラーも。

 

ビデオのタイトルをここに入力します

 

まあ、どちらも海外ツアーや海外公演のプロモーションに使われる映像なので、本当に英語圏で公演されるときには、ちゃんと英語ネイティブの翻訳家さんが直してくれるはずです(レベッカもそうだし)。

 

というわけで、モーツァルト!は次はどこで上演されるんでしょうね?発表が楽しみです。

 

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2016-02-02 16:40 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

ウィーン番モーツァルト!の千秋楽を3月20日に控え、インターナショナル版トレイラーが公開されました。

 

 

動画はウィーン新演出版モーツァルト!新トレイラーとほとんど同じだと思いますが、注目すべきは後半の英語版「星から降る金」と「影を逃れて」。

 

とりあえず聞いてみてください。どう思いました?

 

私の感想は。。英語版歌詞は貴重ではありますが、何かいつものウィーンミュー英語歌詞と同じ妙な違和感。。Youtubeのコメントもそんな感じの人が多いようです。

 

歌詞の変え方や音韻重視な所からして、クンツェ氏訳詞かなー、という気もします。単なる翻訳者だったら、ここまで思い切った意訳しませんよね。。

 

レベッカ英語歌詞でも感じたけど、独語版を聞いて浮かぶイメージと、英語版は違いすぎる。独語版が広い世界を描いた絵画なら、英語版はデッサンやスケッチの様な。音韻と骨子を残すことにこだわり、印象や全体像が全く異なる結果になってる印象。

 

 

それでは、英語歌詞聞き取ってみました。

 

●「星から降る金」英語歌詞

 

Dear to try and

reach out for heaven,

you must become what you are meant to be,

and bring the gold of heaven to the world

 

ドイツ語で

Sein heißt werden,
leben heißt lernen!
Wenn du das Gold von den Sternen suchst,
musst du allein hinaus in die Gefahr!

の部分です。

 

日本語では、

「なりたい

ものになるため
星からの金を求め

一人旅に出るのよ」

って部分ですね。

 

えっと。。まず英語版全然違う部分の訳ですよね?ドイツ語は私の一番好きな「存在するということは何かになろうとするということ、生きるということは学ぶということ。星から降る金を探すなら、危険の中に一人で出ていかなければならない」って意味。ああ、好きすぎて泣けてくる歌詞。。

 

それが英語では「危険を犯して天国に手を伸ばそうとしなさい。あなたがなるべきものにならなければならない。そして、天国の金を世界にもたらしなさい」

 

ぜんぜん違うじゃないですか。。

 

まず、英語版は「星」が「天国」に置き換えられてます。だから、宗教色が増して全然文脈が違う。特にキリスト教会(コロレド)に背を向けたヴォルフガングに言う言葉かな?

 

それに、英語詞は「天国に行って金(きん)を取ってきて世界にもたらす」って言ってる。独語と日本語はどちらも、「星から金が降ってくるのを探しに未知の世界へ」、って話でしょ?

 

英語版は天国に行っちゃってるけど、この曲のイメージは、「遠い誰も行ったことがない所に、空から星が落ちてきくる。それを取りに行くのだ(つまり行き先は地上)」だよね?金がある場所からして違うので、全然聞いた時のイメージが違うんだよ。。

 

 

まあ、日本語も私の一番好きなSein heißt werden, leben heißt lernen!の訳出が半分もできてないけど、それはまあ仕方ないか。あまりにシンプルで意味の深いフレーズだから、これは「なりたいものになる」とするしかないけど、ホントはこの10倍は深いんだよー!

 

ただ存在するだけじゃなくて、「何かになる」ことが重要で、ただ生きるだけじゃなくて「学ぶ」ことが重要なんだよー!英語も日本語も「なりたいもの(なるべきもの)になる」ってあるけど、「無為な人生を過ごすのではなく、成長して変化していくべき」って感じの意味なんだよー!もう人生の指標となるレベルの素晴らしいフレーズなのです。。

 

長くなってきたので、「影を逃れて」の英語詞は次回解説します。

 

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2016-01-24 16:03 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

モーツァルト!のバックステージツアーに参加してきました。

 

「mozart wien musical poster」の画像検索結果

 

それでは、ツアーレポ続き行きます。前の記事はモーツァルト!カテゴリからどうぞ。

 

・映写幕後ろのセット

 

映写幕後ろは、通常セット置き場。エリザとか初演TdVとかは所狭しとセットが置いてあり、エリザではそのセットの隙間を、大きなスカート履いて歩くのが大変だった。M!はセットが少なく裏はガラガラ。ピアノとビリヤード台とソファとVWバスしかない。クリスマスガラのツリーまであったw

 

VWバスは本物の車を改造し、電気で動くようにしたもの。役者(ウェーバーパパ)が舞台上で運転して操作できるようになっている。

 

・小道具

 

小道具は主に左側の袖の棚に置いてある。アマデの楽譜と羽ペン、サイコロ、手紙類、グラスなど。 役者は各自必要なものは自分で取る。

 

・ブラックボックス(上演中着替えスペース)と着替えについて

 

映写幕裏には、大道具以外に、ブラックボックスと言われる更衣室がある。向かって右が女性、左が男性で、上演中の着替えはここで行われる。

 

中には化粧台とワードローブ。マークのコロレド衣装や長いブーツも。トーマスやコンスタンツェの見慣れた衣装も。ウードの服は地下にある。

 

上演中着替えスペースとはいえ、8割がたの主要キャストの有名衣装はこちらにある印象で、このブラックボックスをツアー中に見れるか見れないかはかなり大きな違いがあると思う。

 

控え室は舞台左右に、右が女性、左が男性となってるんだが、ここは開演前に主に使われる。上演中は専ら、映写幕裏で着替え。控室には、カツラや、開演前に着る衣装などが置いてある。

 

エリザの時も映写幕裏で着替えてたけど、こんなスペースなかったので、シシィの早着替え専用だった気が。アンサンブルは廊下で着替えてた。今の方が快適そう。

 

廊下には役者の名前の書いた椅子が置いてあるが、これも着替え用スペース。着るべき衣装が層にして置いてあり、早く着替えができるようになっている。

 

・セットの移動

 

基本的に、夜公演が終わったら、大道具はそのまま放置でスタッフは帰宅する。次の公演日の昼にやってきて、大道具を当日の公演用に移動する。ちょうどガイドツアー中はこの大道具の移動も行われる。

 

例えば、ガイドツアーが始まった時点では、前の晩の公演が終わった状態なので、1幕の大道具(馬車とか)は奈落の地下に置いてあり、2幕の大道具(巨大ガイコツとか魔笛の大箱とか)が舞台上や映写幕裏側に置いてある。

 

これを、ガイドツアー中に入れ替えるので、ツアーが終わる頃には、奈落においてあったコロレド馬車と市場の野菜を、セリに載せて舞台に上げてた。逆に魔笛の箱は二幕で使うので下へ。

 

映写幕(Folie)後ろのあのピアノには、シュッシュ吹きかけて雑巾で磨いてたw 毎日ピカピカに拭いてるのかなー。

 

・見た物リスト(ツアーによっては見られないものも含まれています)

 

マークのコロレド衣装と赤と黒の激長ブーツ(ブラックボックス)、ウードの白い服が全部掛かってるワードローブ(地下)、ベッド、黒い頭蓋骨、カテコのモーツァルト胸像、羽ペン、市場の野菜(地下)、コロレドの馬車(地下)、魔笛の箱(映写幕裏)、トーマスソロの時のシンボル小道具(上手袖)、手紙、楽譜(下手袖)、ピアノ(映写幕裏)、 VWバス、ビリヤード台、トランプ。

 

コンスタンツェのヒラヒラトップス(ブラックボックス)、男爵婦人の青いドレス(女性側衣装室)、トーマスのガウン(ブラックボックス)、アマデのカツラ(右側控室)。

 

トーマスが乗って降りてくるあの金の6の数字のやつは、正式名称「ビショップの杖」。

 

 

・舞台の奇跡

 

この日のガイドのお姉さんは、ものすごい詳しくて、エピソード満載。そんな中でも、過去の公演中に起きた事故の話が抜きんでいた。

 

私たちはいつも完成品の舞台を見てるわけだけど、舞台裏の話を聞くと、毎公演スムーズに行くのは奇跡みたいなものだと実感する。着替えに急ぐ途中転んで肋骨折った役者、オケピに落ちかけた役者、エリザの悪夢で斜めの床のまま沈む盆、真っ暗闇の中動かされるセット、揺れる幕に映される歪んだ映写。

 

ツアーが終わった時には、思わず、自分が見た公演で、誰も怪我することなく幕が下りて、ラッキーだったんだなー、と思った。一つの作品のために仕事をする裏方さんすべてに感謝だ!

 

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    2016-01-22 16:03 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

    モーツァルト!のバックステージツアーに参加してきました。

     

    「mozart wien musical poster」の画像検索結果

     

    今までこの劇場では、レベッカ、エリザベートとバックステージツアーに参加してきましたので、今回が三回目になります。(アンデアウィーン劇場の再演エリザ、Ronacherのプロデューサーズとブロンドの時にも参加しています)

     

    12月16日と26日の2回参加したんですが、係の人によって内容や長さ、回る部屋や順番などずいぶん違います。

     

    今回のレポは16日の時のものですが、通常1時間で終わるはずが1時間半以上かかり、ガイドさんが早口でものすごい情報量だったので、内容的には3倍くらいでした。今まで見たこともない部屋で、触れる距離でものすごい貴重なものを見せてもらい、知らなかったことを山ほど知ることができてものすごくお得でしたが、次の歯医者の予定をキャンセルする羽目に。。

     

    26日のガイドツアーはピッタリ1時間で、内容も見せてもらえる部屋もルートも、再々演エリザの時と同じでしたので、こちらが標準なのではないかと思います。

     

    なお、一つ前の記事で、バックステージツアーの注意事項とルートをまとめています。そちらも合わせてどうぞ。

     

    ●つぶやきまとめレポ

     

    モーツァルト!上演中のライムント劇場バックステージツアーに行ってきた!一時間半しゃべりっぱなしのお姉さんで、内容濃すぎて最高!全部メモとったけど、レポしきれない量だわ。。ライムント劇場のバックステージツアーは三回目だけど、案内人によって毎回全然違っておもしろい!

     

    ・ガイドさんについて

     

    まずは、客席に通され、劇場の歴史を聞きます。普通15分くらいなのに、30分くらい話すお姉さん。。多分演劇史とかの研究をしたことがあって、すごく詳しくて好きなんだと思う。2回目の人はモギリやクロークで働いてる人で、内容も普通だった。

     

    バックステージツアーは、案内人によって内容がかなり違う。回るルートも、最初のトークの内容も、見せてくれる部屋も。エリザの時は撮影OK(拡散NG)だったのに、今日はダメになってた。「舞台美術が理由」とのことだけど、何か機密情報でもあったのだろうか?それともこれも人によって違う?

     

    ・ツアーのルート

     

    今回は、客席→右側から舞台→映写幕後方右(魔笛の大箱)→映写幕真後ろのブラックボックスと呼ばれる着替えスペース(男女)→映写幕後方左(VWバス)→下手袖→下手側控室と衣装質→地下、という流れでした。

     

    この中では、ブラックボックスを見られたのがとても貴重。二回目のツアーでは見せてもらえなかった。あとで解説します。

     

    ・上演作品の話

     

    ライムント劇場での上演作品の話。ちょうどモーツァルトの千秋楽が4月8日と発表され(そのあと3月20日になりましたが)、ウィーンミュージカル界に激震が走った直後だったこともあり、話題になりました。

     

    2016年のモーツァルト!→NY→シカネーダーの流れでは、従業員は作品が変わりすぎて驚いてはいるが、「少なくとも退屈はしないわ」と言っていた。従業員にとっても驚きだった模様。ツアー版NYは演出も初演とは変わるとのこと。

     

    ・アジア公演について

     

    アジア公演について、案内のお姉さんが聞いてもないのに話してた。「アジア公演については、交渉がとてもとてもとてもよく行っていると聞いているから、可能性はかなりあるモゴモゴ(←非公式発言なので誤魔化したw)」とのこと。エリザベートの来日公演でセットを持っていったって話の流れ。

     

    ・ガラコン準備

     

    今日のバックステージツアー、入った時にはMusical Christmasのロゴが映っててびっくり!来週のクリスマスガラの準備してた!これは貴重!スタッフさんはツアーなんて気にせず、音響、照明、映写をチェックしてた。映写の1/4だけ映ってるのなんて初めて見た!

     

    ちなみに、クリスマスガラコンが終わった後の26日のバックステージツアーでは、マークが着たあのクリスマスツリー着ぐるみが、まだそのへんにかけてありましたw

     

     

    ・両側の壁の意味

     

    モーツァルト!バックステージツアーで一番感動したのは、両側の窓空き壁。富と貧しさを表しているんだって!右の壁は窓のところが金色で、左の壁はレンガ。確かにそうだ!

     

    両脇の窓へは、螺旋階段で四つ目の窓まで登れるようになっている。

     

    ・映写

     

    お姉さんの解説によると、映写幕(Folie)の後ろにプロジェクターが4つあり、4つの映像を合成して映写しているとのこと。映写幕自体が風で揺れたりすることもあり、よーく見たらつなぎ目が不自然に見えることもあるそうな。

     

    (次回に続きます)

     

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    2016-01-20 16:31 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

    ウィーン新演出版モーツァルト!を上演しているライムント劇場では、週三回バックステージツアーが開催されています。

     

    通常所要時間は1時間ですが、ガイドさんによっては1時間半ほどかかる場合もあります。

     

    基本的に、ガイドさんが違っても共通部分は以下のようになります。

     

    ・スタート前までに劇場正面玄関入り口に集合

    Raimundtheater, Vienna, Austria.

     

    ・ガイドさんが来て扉を開けてくれるので、フォアイエに入り、コート等をクロークのテーブルのところに置きます(またカギを占めて、内部は劇場関係者しかいませんので、このまま終わるまで放置で構いません。貴重品はご持参ください。

     

    ・劇場入り口で、ガイドツアーのチケットをチェックされます。この時、首から掛ける「ガイドツアー客」のストラップをもらい、装着します。これはツアーの間中外さないでください。

     

    ・まずは劇場客席に通されます。なるべく右通路周辺の前列を確保しましょう。ここで、15分ほど劇場の歴史などのお話があります。(→内容は「エリザベート」上演中ライムント劇場のバックステージツアー①注意事項と劇場の歴史 と同じです。)

     

    ・上記の注意事項では、撮影可となっていますが、今回は撮影は個人での利用も含めて不可になっています。撮影の可否は公演によって違いますので、心配な場合は直接質問したほうが無難です。

     

    ・劇場の歴史の説明が終わると、右側の扉からバックステージに入って行きますので、ガイドさんについて行きましょう。

     

    ・上手側から舞台に上がります。この際、上手袖の舞台監督席の説明がある場合がある場合が多いです。巨大しゃれこうべや、壁の窓に上るための螺旋階段があります。

     

    ・その後舞台上に上がり、客席や照明、音響、大道具の解説があります。

     

    ・バックステージツアー中には、当日の照明や大道具などのチェックや移動が行われています。ガイドさんの指示に従い、離れないように行動しましょう。また、舞台チェックの手順に従って、ツアールートが変更になる場合があります。

     

    ・舞台を見学した後、映写幕の後ろを見学します。VWバスや魔笛の大箱があります。

     

    ・下手側の袖を見学します。ここは小道具エリアで、アマデの羽ペンと楽譜、コンスタンツェの手紙、ビールジョッキなどがあります。

     

    ・この後地下に降りる前に、一旦廊下に出て、左側の衣装室や控室を覗くことができます。これは、前半右側だけを見学する場合もあります。

     

    ・地下に降りる階段から、奈落の見学に行きます。エリザベートで多用された、Drehzilinder(回転するセリ盆)を外側から見学できます。また、物置になっている下の階には、1幕で使われるセット(コロレドの馬車など)が置いてあります。

     

    ・奈落の見学が終わると、そのまま地下一階の廊下に出ます。ドラム類専用オケ別室を覗き、地下のフォアイエに出てきて、ツアーは終了です。(奈落の後で地上の控室を見るルートもあります)

     

    これで、一時間たっぷり、舞台裏を楽しむことができます。

     

    原語はドイツ語ですが、見て楽しむだけなので、ドイツ語ができなくてもガイドさんについて行けば、全く問題ありません。内容がわからない時は、このブログを印刷して持って行ってもいいかもしれません。

     

    それでは次回は、実際のツアー直後のレポに行きます!

     

     

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    2016-01-18 16:08 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

    3月20日が千秋楽に決まったウィーン版新演出モーツァルト!ですが、やっとこさ3回目の観劇に行ってきました。観劇日は12/26です。とあるご縁で知り合いになった、某演劇関係者の方にご一緒して、バックステージツアー→観劇という流れでした。

     

    「mozart wien musical poster」の画像検索結果

     

    キャストは、レオポルトファーストキャストのトーマス・ボルヒャートが来日コンサートで不在のため、セカンドのアンドレ・バウアー(再演エリザのフランツヨーゼフ、レベッカのフランク)。

     

    また、コロレドファーストキャストのマーク・ザイベルトがドイツツアー版エリザベート(彼の最後のトート出演日だったと思います)で不在のため、セカンドキャストのLucius Wolter(レベッカのマキシムセカンド、グラーツ版ドラキュラの三人の男子の一人)。

     

    他のメンバーはファーストでしたが、最も見たかった二人のセカンドを一度に見られて、大満足です。

     

    また、お席も中央ブロック6列目と、普段の私からは考えられない良席でした!あまりの迫力に3回目なのにきょろきょろしてしまいましたw。

     

    (1回目と2回目のレポ―時系列逆になってますが)

    記事の最後にも関連記事リストがあります。

     

    それでは、つぶやきまとめ行きます!

     

    ●つぶやきまとめレポ

     

    このタイミングでウィーン版モーツァルト!見てきました!トーマス不在でアンドレパパ!おまけにマーク不在でLuciusコロレド!見たかったセカンド目白押しで最高!体調最悪だが、知人の観劇に合わせて予定組んでたので、この日に来れてよかった!

     

    それではM!レポ。元々私は別の席で見るはずが、一人キャンセルが出たので、6列目の超良席で見せていただき、私の席(こちらもめちゃいい席にアップグレードされてた!)はウィーン在住の知人に座って頂いた。いい席を無駄にしなくて良かったー!

     

    ・レオポルトのセカンド、アンドレ・バウアー

     

    初演の時の写真しかなかったけど。。っていうか、初演って後ろにモーツァルトクーゲルンが出てきたの?(笑)

     

    パパセカンドのアンドレは本当にステキだった!さすがだ!クリスマスコンでも良かったし、やっぱりいい役だと輝くね。心を鉄に閉ざしてでは、バイオリンと楽譜を息子に見立てて、愛、心配、繊細さの表情が絶品!サビに入ると、世の中から守る様な険しい 表情になり、切り替えが素晴らしい。

     

    星金の時の表情も、息子への愛がある中で、どうしたら一番いいのか、真剣に悩んで考えている。頑なでも、頑固でもなく、どの親でもそうであるように、子どものことを一番に考えている。だから、歌の後で反対するのも、頑固さのせいじゃなく、息子を知り尽くして守りたいから。

     

    トーマスの方が息子より一段上に立つ、権威としての父親で、頑固さの中に心配が見え隠れするという感じだが、アンドレはもっと愛や心配が明らかで、育て方は間違っていないか一つ一つ考えながら育児している。まさにリアルな育児の真髄という感じがする。

     

    ほらいるじゃん、心配しいでおせっかい焼きなお母ちゃん。アンドレはそんな感じなんだよね。息子のことを信じてたのに、ナンネールにお金を送ってこない事で不信感を抱き、とうとう喧嘩になる。トーマスは、自分のいうことを聞かないから喧嘩って感じが、アンドレは信頼を裏切ったから喧嘩って感じ。

     

    ・コロレドセカンドのLucius Wolter

     

    「lucius wolter」の画像検索結果

     

    コロレドセカンドのLucius。あーもう最高じゃないですか!!聞かれてないのに答えるなー!が!!もんのすごいカッコイイ!!マークより全体的に声が深くて、低音がズンとくる♪表情が豊かで噛み付かんばかり!Lucius演技好きだなー。声も歌も好きだ。。特に一幕が良かった!

     

    教えていただいてたように、マークのムキムキ胸はだけは、Luciusは黒シャツ着て胸毛見せてましたw けど怒った顔のLuciusステキ。。 マキシムセカンドも素晴らしかったのよね。。一幕は個人的にはマークより好きだわ。声の深さ、表情、怒り方。音楽に恍惚となる所はマークが好きかな。

     

    二幕はマークの体のデカさが必要なシーンもあったけど、Zauber der Musicの直前、ピアノ上の楽譜を見ていて、急におののいてから、und der... Zauber..der.. Muuuuってところがめっちゃ良かった!siiiiiik!もステキ!

     

    ・アンサンブル

     

    アンサンブルはMartin Parschingがはちゃけまくってて何度も笑ったよww 馬車のシーン、三人のお付のうちの一人で、トイレが済んだ後、汚物入れの中身をわざわざ舞台袖まで投げて、空の入れ物を馬車に乗せたあと、ズボンで手を拭ってるのww

     

    (ちなみに1月9日に、Martin ParschingとWietske van Tongarenの赤ちゃんが産まれましたね。おめでとうございます!)

     

    シカネーダー(ファースト)の歌も良くなってた!緊張が取れてきて、セリフ部分のウィーン弁がきつくなったので、歌が始まる前から笑い取れてた。プレビューの時よりはずっと盛り上がってた!Martinでも見たいなー。

     

    ウェバー一家のVWバス、バックステージツアーを経て見てみると、ほんとにウェーバーパパが運転してるわ!オケピに突っ込みそうw これ、実物のVWバスのモーターを外して、電気で動くようにしたもの。舞台上では実際に運転されます。

     

    ・ヴォルフガングとアマデ

     

    ウードはプレビュー二回に比べてこなれては来ているけど、少しクリスマスパーティ疲れ?って感じはあった。けど、 warum kannst du mich liebeeeeeeeeeenとwie ich biiiiiiiiiinの連続ロングトーンがもの凄かったよーー!

     

    個人的には、アマデは男の子の方が好きだなー。自分の子が男の子だからだと思うけど、やっぱり血を吸われる(?)所は、息子に体力奪われてる自分と重なる。。モーツァルトが才能に命を吸い尽くされた過労死だとすると、育児で風邪が治らない私も似たようなものでは?(笑)

     

    今日は同行者の事もあって、アマデに注目して見てたけど、ほんと出ずっぱりな上に演技が細かい!コンスとのラブソング、最初のフレーズでhalt!って言うんだけど、その後も作曲できないよー、だらだら、つまんないー、ずりずりって感じが可愛い上、最後拍手パチン!って興味なさげw

     

    ==

     

    すみません、あまり詳細のレポではなく、3回目のキャスト感想みたいになってしまいましたが、この日は風邪が治りきらない中、バックステージツアーで通訳→同行者トラブル発生で警察に付き添い→6列目でたっぷり観劇と、かなりハードだったので、帰宅してからあまり書けませんでした。。

     

    というわけで、大満足のセカンドオンパレード、三回目モーツァルト!レポでした♪

     

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    2016-01-12 16:15 | カテゴリ:モーツァルト!Mozart!

    前回の記事で、ウィーン新演出版モーツァルト!で新曲として加えられた、コロレドVSヴォルフガングの対決ソングDer einfache Weg(安易な道)の全訳をしてみましたが、今回はその解釈として「安易な道」とは何か?を考えてみました。

     

    新曲日本語訳などのモーツァルト!関連記事はモーツァルト!Mozart! カテゴリからどうぞ。

     

    <「安易な道」とは?>

     

    この歌で最も重要なのが、「安易な道」の解釈ですね。一回目のサビではコロレドがソロで歌い、二回目にはコロレドとヴォルフガング二人で歌います。コロレドにとっての安易な道とは、そしてヴォルフガングにとっての安易な道とは何なんでしょうか?

     

    3度観劇した後で歌詞を書き起こしてみて、やっとわかりました。

     

    コロレドにとっての安易な(間違った)道:魔笛のような大衆のための曲を書くこと。

    コロレドにとっての困難な(正しい)道:神や教会のための音楽を作ること。

     

    コロレドにとっては、教会の音楽(=真の宇宙)こそが崇高で厳粛な道で、この道こそが真実や神に近づく「険しい道」なのだと言えます。だから、モーツァルトが書いた魔笛のような民衆のための娯楽の歌は、「安易な道」であるゆえに、真実や神からほど遠いと考え、そこから彼を救い出すことが、神や教会のためになると考えています。


    特にこの時代は、音楽は、天文学や数学と同じく、神が作った世界を理解するための学問という位置づけでした。音楽も天文学も数学も、人知を超えた法則が根底に流れていて、この法則こそ神の叡智であると考えられていました。


    神の叡智である法則(音階や和音)に基づいて作曲し、美しい作品を作ることが出来れば、神を理解し、一歩近づいた、と考えられていました。そのため、教会音楽は、単に耳に心地よい音楽を演奏するだけでなく、神の法則を理解し、感謝した上で、その法則に基づいて作られた「美」で神を賛美する、という特別なジャンルであったといえます。


    だからこそコロレドは、優れた作曲家であるモーツァルトをほとんど神と同化し、自分より神に近い人物(だから手元に置きたい)と考えていました。この辺りは「神よなぜ許される」の「今私を馬鹿にした奴が、完璧さ(Vollkommenheit)の域に達した」の歌詞ではっきり現れていますね。


    もちろんモーツァルトにとっての音楽は、神と関係ない、自分の才能(僕こそ音楽)なので、当時知識人の間では当たり前だった、コロレドの考えと完全に食い違います。


    モーツァルトは「自分のゴールは町の人たちが口ずさむ歌を作ることだ」(音楽と神は無関係だ)と反論しているので、二人の芸術論は完全に食い違っていると言えます。

     

    モーツァルトにとっての安易な(間違った)道:コロレドの部下になり、雇われ作曲家になること。

    モーツァルトにとっての困難な(正しい)道:フリーランスで不安定な生活ながら、自由を手に入れること。

     

    当時作曲家はパトロンについて、注文された曲を書くのが出世の道でした。逆にモーツァルトの様にフリーランスで仕事を取るのは至難の業で、モーツァルト自身も資金繰りに苦しんでいました。

     

    やとわれて安定収入を得る代わりに、パトロンの注文通りの曲を書くか、不安定なフリーランスになる代わりに、自由に作曲をするか、この二択を迫られた時、自由を追い求めたヴォルフガングは、もちろん後者を選びます。それが結局彼の命を削ることになりますし、いばらの道であっても、自由のために困難な道を行くのが彼の選択でした。

     

     

    こちらがコロレドパートを歌うマーク・ザイベルト。

    ©VBW / Deen van Meer 2015

    ©VBW / Deen van Meer 2015

     

    こちらがヴォルフガングパートを歌うウード・カイパース。

     

    一回目のサビをコロレドソロで、二回目のサビを二人で歌わせることで、この「間違った安易な道」「正しい困難な道」の解釈が二人で食い違っていることを表現するのは、さすがとしか言いようがありません。こんな二人が意見が一致するわけがないですよね。

     

     

    参考記事:

    モーツァルト!Mozart! カテゴリ

     

    ブダペスト版目次:

     

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